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日脚伸び 今日の散歩の 遠くなり

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 さぬき市地方は気圧の谷の接近で雲が広がり、雨が降っている。2日は、気圧の谷の影響で雲が広がり、未明には雨となるらしいが、午後からは次第に晴れるというう予報だった。気温は1度から16度までに上昇、湿度は62%から84%。風は1mから4mの微風だった。

 

 さて、早くも1月が終わって2月に入った。そこで、寝室に飾ってあったカレンダーをめくってきた。ご存じの方もいるかも知れないが、「出光」の妙なカレンダー。

 

 これを使っての作業になる。ま、一番、使いやすい場所を使えばいいのだが・・・。このピンクの部分を使うことにした・・・。

 

 本文の方は、A4版二つ折りでA5版に追って、スッテプラー止めしてある。カレンダーをそれ用のサイズに切って、折って、表紙を作る訳だ。折り返しは1センチくらいでいい。それをのり止めしておく。この時、表表紙+背の幅+裏表紙をきちんと計算しておく。

 

 次に、A4 用紙を二つ折りにして表紙にのり付けする。これが「舌」になる。表表紙・裏表紙ができたら、背中や腹にのりをつけて、本文をここに挟み込んでしっかりと固定する。金槌があれば便利だ・・・。

 

 すると・・、こういう本の形になる。

 

 最後に、「題せん」というものを印刷して貼り付けたら、「マイ・俳句集」が完成する。

 

 そんなことをやっていたら、午前11時を過ぎてしまった。大慌てで、ここでおうどんを食べて・・・。ここはご存じ、さぬき市大川町富田中にある「手打ちうどん杉本」である。

 

 今日は時間がないので、かけうどん小に、揚げ(80円)を載せて、300円だった。

 

 11時半前にようやくに市民病院に滑り込んで奥方と交代。東病棟の322号室は特別室。一日の利用料金が6800円・・・。げげげ・・・である。

 

 当然かどうか、シャワーもあるし、トイレ、洗面台もあるし・・・。

 

 テレビも冷蔵庫も使い放題・・・。一般の病室は、それ用のプリぺード・カードが必要であるらしい・・・。

 

 さっちゃんも退屈らしいが、私らも、できれば早くに退院できたらありがたいかなぁ・・・と思ったりはするが・・・。ま、退院したからと言って、病状がよくなることはない。自宅で介護するだけのことだから、緩和ケアをどうするか・・・という話になってくる・・・。

 

 ということで、担当医師の回診があるかと思って、私も夕方まで待機していたのだが、回診はなくて、今週の退院はなくなった・・・。

 

 さすがに四日目になってくると、けいこばぁも私も、私たちのお財布にも疲労の色が見えだしてきた・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「寒いけれど 梅も桜も 芽が出てる」というもの。今はまだまだ寒いけれど、梅も桜も春が近いのを知ってちゃんと準備万端。私たちも寒いとばかり言っていなくて、新しい明日の準備をしなくては・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


潰された 万年筆に 朝の霜

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 さぬき市地方は気圧の谷の影響で雲が広がり、朝は雨が降っていたせいか、妙に蒸し暑い朝になった。朝の気温が10度で、湿度は85%もあった。お昼には16度まであがって初夏のような気温になった。風は1mから3mの西北西の弱風だった。

 

 昨日はテレビ放送60周年だとかで懐かしい番組があって、ああだこうだと楽しんだせいか、今日は少しばかり眠たい朝。「春眠暁を覚えず」にはまだ少しばかり早いが・・・。

 

 今日は、ノートPC持参で病院へ行くかなぁ・・・と、準備中のところへけいこばぁが戻ってきた。聞けば、今日は弟のよっくんが病室にいてくれる・・というので、今日は私らは休養日になった。

 

 ということで、今日はけいこばぁの作ってくれた「たないわ亭」のかけうどんになった。この、我が家のあるあたりの古い地名で「棚岩」というらしい。だから、近所にあるお不動さんは「たないわのお不動さん」というている。だから、我が家も「たないわ亭」と言い習わしてある。最近の住宅地図にも「たないわ亭」と表記してあるし、ちなみにgoogleMapで、「さぬき市たないわ亭」でも表示するようになった。

 

 お昼前には娘家族四人もやってきて、さっちゃんのお見舞いに寄ってくれたらしい・・。

 

 お昼からは初夏のような日差しになってきたので、我が家の周囲の片付けをやった。畑仕事用の野道具やら肥料類があちこちに置きっぱなしになっているのを片付けたり、山の旧宅の物置に片付けたりと・・・。ついでに神棚にそのままになっている「松飾り」を外したりと・・・。

 

 気温が高くなったので、お山のお猿さんも広い畑に出てきてひなたぼっこ・・・。その数十数頭・・・。

 

 ボス猿だろうか、カメラを向けると威嚇してくる。どちらが住人だかわからんようになっている。

 

 ついでにこれだ。「ニホンザル捕獲用」のオリに捕まっているもの・・・。猫のようだが猫ではない。棚岩墓地の畑の中に仕掛けてあったオリに捕まっている。朝の散歩ではカラだったのだけれど・・・。

 

 タヌキだろうか・・・。体長は50センチはありそうな大きなもの・・。最初はイノシシかなと思ったが顔つきがまるで違う・・・。それにおとなしい。

 

 夕方になったら、またもけいこばぁは病院へお泊まりのために出かけて行った。ま、お泊まりしなくても、病院でちゃんとお世話してくれるのだけれど、最後のご奉公からだと出かけて行ってくれる。

 

 今日の掲示板はこれ。「二度とない人生 一日一日が宝です」というもの。未来のために現在があるのではないし、現在のために過去があったのでもない。明日のために今日があるのではない。老後のために青春があるのではなく、大人になるために子どもがいるわけではないのである。それぞれが初めての今日、私の今日を生きているのである。かけがえのない今日を生きているのである。悔いることのない、輝ける今日でありたいものである。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

酌もない 鬼も見逃す 一人酒 

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 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていたが、気圧の谷が接近するため、夜遅くには雲が広がるとの予報。気温は2度から9度、湿度は74%から58%、風は1mから3mの微風。おだやかな一日になった。

 

 午前中は主婦業・・・というか、主夫業で、洗濯したり、洗濯物を干したり、お布団もベランダに干したり、掃除機をかけたり・・・、お風呂の掃除から生ゴミの処理とか・・・。奥方が毎晩、夜勤(!)で不在だから、できることはやっておかなくては・・・。

 

 ぽちの散歩で、捕獲用オリに捕まっている「アライグマ」を確認してきたが、元気そうにしていた。聞けばこのあたりに相当数のアライグマが生息しているのだとか・・・。で、家庭菜園の野菜などを襲って食べて荒らすのだとか・・・。

 

 で、午前10時半に我が家を出て、病院に向かうが、その途中で、さぬき市津田町に出て、国道11号線沿いになる「道の駅津田の松原」に立ち寄って、その構内にある「松原うどん」でのお昼になった。

 

 ここも一応はセルフうどんなんだが、プチセルフ形式。テボを使って麺をシャカシャカ暖めたりはしない。ほぼ完成品がカウンターに出てくる方式。料金前払いの食器自己返却方式。店員さんが厨房からは出ない・・・というお約束ごとがある。

 

 で、ここのお勧めの「肉うどん小」をお願いした。これで400円だからお安くはないなぁと思ったりする。

 

 私は小食なもので、肉うどんの小で十分。でも、肉うどんの大にいなり寿司とおでんをチョイスしたら、千円近くにはなりそうな気がする。

 

 で、11時前には市民病院に着いて奥方と交代。確かにここに何もせずにじっと病人に付き添っていると、眠たくて眠たくて仕方がなくなるのも道理。奥方がとにかく寝かせてほしい・・・というので選手交代。

 

 平日には混み合う病院も日曜の午後ともなればがらぁぁん・・としたもの。まるで眠ってしまったような建物である・・・。

 

 母のさっちゃんも薬が効いているものか寝たきり・・・。昼食もほとんど食べずに寝てばかりいる。お見舞いの人も誰も来ない・・・というか、親戚・友人・知人もすっかりいなくなってしまったし・・・。

 

 で、痛み止めの薬を張り替えたり、看護師さんの点検とか確認事項が終わったので、16時過ぎに帰宅して奥方のけいこばぁと交代。もう、記憶もあいまいになってきたし、会話の内容もおかしくなってきている。これは薬のせいらしい・・・。明日のドクターとの話し合いで、帰宅するかどうかが決まるらしい・・・。

 

 とにかく痛み止めの薬さえ処方してくれたら、在宅で看取るしかない状況。入院していても在宅でも同じことをやるだけしかない。けいこばぁにしてみれば、在宅の方が、家事なんぞができるのでありがたいし、入院費用もばかにはならないし・・。

 

 さて、明日からの一週間が大変だな・・・。私の京都行きも微妙になってきている・・・。

 

 これも、ここに何回も出ているかもしれない。今日は世の中は「節分」なんだろうが、我が家にはそんなことなんぞどうでもいいこと。とにかく、明日の「立春」を待ちわびるだけである。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

 追伸

  昨日来の捕獲用オリは空っぽにされていて、また、新しいえさにつけかえていた。明日の朝が楽しみだな・・・・。

梅咲いて 今日の一歩を 確かめる

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 さぬき市地方では気圧の谷の影響で雲が広がり雨の降っている所があったし、ほぼ、一日中曇ったまんまだった。気温は6度から11度、湿度は72%から84%、風は0mから3mの北北東の微風・・・。山沿いではもやがかかったような状態が続いていた。

 

 朝方は、仙台へ送る荷物造りのために山の旧宅に行ってきた。みかん箱二個に籾殻を詰めて、一旦は丸亀市内へ郵送し、そこからさらに仙台に向けて送るらしい・・・。その作業に1時間ほど。

 

 朝方は雨が降っていたが、やがてには雨も上がって晴れ間も覗くようになってきた。そういえば、今日は立春か。立春らしくはないが、気温的には暖かい・・・。

 

 今日の朝食兼昼食はここになった。さぬき市志度にある「セルフの店・亀城庵・志度店」。

 

 この張り紙に引きつけられるように、しっぽくうどん小を注文した。小の一玉で350円。

 

 お野菜の具材もたっぷりで、しかもやわらかく煮込んであって食べやすかったし、野菜の出汁もおいしかったし・・・。

 

 で、今日も11時過ぎから市民病院に行ってきた。奥方のけいこばぁがお泊まりでさっちゃんの面倒をみているもので、その交代要員として、いわゆる「付き添い」ということで行ってはいるが、本当のところは何もやってはいない。ただ、そばに居る・・・というだけ。

 

 とにかく、痛み止めの薬が効いているので、ずっと、寝てばかりいる。ときたま、わけのわからん事をいうので返事はするが、どうしようもないことが多い。「おなかがすいたので、ご飯をしかけて欲しい」とか、「汗でシャツが濡れたから着替えたい・・」とか。はなから、病室に炊飯器も米びつもないし、部屋が暑いのでシャツなんぞ着せてはいないのだし。

 

 私は、その間、本を読んだり、俳句集の校正をやったりするばかり・・・。「おまえは、私がこんなに痛がっているのに、そんなことばっかりやっとるんかぁ」と、うなされて大声を出してみたり・・・。「はいはい、すみませんねぇ」・・・。

 

 そうそう、今日、高松の栗林公園で白梅の開花を確認したそうで、平年より15日遅く、昨年より31日遅いのだそうだ。ようやくに梅の開花らしい・・・。

 

 今日のドクターの回診では、まだ、痛みコントロールが完璧ではないので、当分、退院は無理・・・ということだそうだ。ということは、私らの生活もこういうことがしばらく続くと言うことか・・・。明日で入院一週間。さらに一週間続くと、少しばかり体調がおかしくなりそう・・・。

 

 とにかく、暖かい病室で、ぼぉぉっとしていると、オツムがばかになってしまいそう。だからといって、何の病原菌がいるかわらない病院内を歩き回ったりもできないし・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「確かな一歩の積み重ねでしか 遠くへは行けない」というもの。多くの人は目標に到達する前に諦めてしまうか、到達したことに満足して歩みを止めてしまう。しかしイチローは目標を通過点を捉え、過去10年間必ず201本目をその日もしくは翌日に打っているらしい。イチローが出演しているCMで、「確かな一歩の積み重ねでしか遠くへは行けない」というフレーズがある。本当にその通りだと思うし、「イチローはなぜ、同じ毎日を繰り返しているのに未来につくれるのか。」という思いにも考えが行き着く。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

すぐそこに 梅の花あり 六地蔵

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 さぬき市地方は気圧の谷や低気圧の影響で雲が広がり、肌寒い一日になった。山間部では雪だという予想だったが、我が家には雪は降らなかった。今夜から明日の朝にかけては雪になるのかもしれない。気温は10度から7度で晴れのち曇り。湿度は66%から70%、風は3mから1mの北北東の風の弱風・・・。

 

 朝から小猿が木の上で騒がしい・・・。仲間をまねて木の枝に登ったのだろうが、動くに動けなくなったらしい・・・。どんくさいやつやな・・・と思いつつも、私もどんくさいほうで、どうにもならない・・・。

 

 この時期、東かがわ市引田(ひけた)では、讃州井筒屋敷 母屋「讃州井筒屋敷 雛人形展」というものが行われている。日時は2013年2月4日から3月20日まで。

 

 引田の豪華な雛飾り「引田飾り」や、旧井筒屋に伝わる明治時代の御殿飾り、江戸末期の歴史ある内裏雛や道具、明治期の丸平大木人形店の内裏雛などの展示。大正6年の丸平大木人形店の7段飾りを今年初公開するらしい。引田ひなまつり期間中は、瀬戸内交流・室津のお雛様などを展示する。入館料は大人500円、小人200円(中学生以下)。

 

『讃州井筒屋敷 雛人形展』のチラシがご覧いただけます。→ チラシを見る

 

 そんなことをしていたら時間が遅くなってしまった・・・。「急がなきゃ、遅れるわ、おしゃれしなくっちゃ!」

 

 とりあえず、さぬき市大川町まで戻ってきての昼食になった。いつものセルフのお店の「まるたけ」さん。ここは朝の7時からやってるもので、朝が早くても大丈夫。ただし、ここは水曜日が定休日なので要注意。

 

 今日は時間がないもので、カレーうどんになった。いや、一番簡単なものは「かけうどん小」なのだが、それでは、天ぷらも載せぇの、ご飯ものも選びぃぃのしてたら、かえって高くつくものだからと・・・。これで、350円だった。

 

 病院には11時前に着いて、奥方のけいこばぁと交代。まぁ、こういう総合病院だから、居ても居なくてもいいものなんだが、「お母さんの最後を世話すると愛着もわくし、思い出にもなるのよ」と、奥方が言うものだから・・・。子供の頃にはお世話になったんだから、そのお返しだな・・・。

 

 で、ノートPCを持ち込んでのお勉強兼お遊び・・・。とにかく・・・することは何もないのだし。昼食のお膳を受け取って、それを食べさせて・・・お膳を片付ければ、私の仕事は終わったようなもの。食べさせるというても、全体の一割ほども食べられない・・・。食欲もないし、おいしくないと口を開けなくなったし・・・。

 

 「おかゆには梅干しがおいしいから、そこの引き出しにある梅干しを取ってくれ」とか、「しょうゆがないと、こんなものは喰えん・・・」とかと、なんだかんだと言いながら・・・何も食べては暮れない。私のわがままは、この母親ゆずりなんだなぁと妙に納得する。

 

 今日もドクターの回診はなかった・・・。いつまで、ここに居なければならないんだろうか。私の体調までもがおかしくなってきそうなこのごろ・・・。私の方が先にダウンしてしまいそうな気がする今日このごろ。

 

 今日の掲示板は、いつもの赤松先生のお寺にあった掲示板。「自分に都合の悪いことを様々な鬼に仕立て上げる私」というもの。「あれは、誰だれさんのせいだ・・」、「あれは、Bさんがやれというからやったまでだ」、「あのことは、Cさんが勧めたからこうなったんだ・・」と、自分の都合の悪さを他人様に転嫁していくことが多い私たち。私の心がたくさんの鬼を作り出している現実・・・。

 

じゃぁ、また、明日、きっと、会えるといいね。

猿だんご 弾けて畑は 運動会

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 さぬき市地方は気圧の谷の影響で、雲が広がっている一日になった。このあたりでは雨にも雪にもならなかった。湿度は92%から62%、風は1mから5mの西北西の風が吹いて冷たい一日になった。

 

 この前のニホンザル捕獲用のオリには何も入っていない。ああいうオリでは猿は入らないだろうし、イノシシやタヌキやハクビシンは近づかないような気がする。たまたま・・・アライグマらしきものが入ったのだろうけれど、その警戒臭が漂っているのかもしれない・・・。あたりは静まりかえっているばかりだ。

 

 ということで、我が家は通常通りの「ルーティンワーク:routine woark=日常的な、決まり切った仕事」の明け暮れ。6時前に起きて雨戸を開けて回り、コーンスープや日本茶で水分補給をしてから迷犬ごんの朝の散歩・・・。

 

 10時半まではネットサーフィンで過ごし、時間が来ればお出かけ・・・。今日は電機屋さんでUSBハブを買った。どうにも抜いたり指したりを繰り返していると金属疲労を起こすんだろうか、認識が甘くなって機能しなくなることが多くなってきた。それとか本屋さんで仏教書をのぞいてみたり・・・。

 

 今日も町内の「手打ちうどん・すぎもと」でのお昼になった。ここ当分は遠くへも出かけられないので仕方がない。来週あたりに母のさっちゃんが退院できたら少しは余裕ができるのかもしれないのだけれど・・・。

 

 マンネリだと言えばマンネリだな・・。とにかく、お昼前には病院に入らなければならないもので、近くでさっぱりと食事を・・・となると、こういうことで落ち着いてしまう。

 

 例によって、例のごとくの「しっぽくうどん小」で400円。考えてみたら、このあたりにはレストランだのラーメン店だのというものがない。寿司屋さんもなければ牛丼屋もお好み焼き屋もない。だから・・・高校生や中学生は、「農協さんの購買部でデートする・・・」みたいなこともあったが、近年は大型スーパーの出現で少しは「さぬき市」らしくはなったけれど・・・。

 

 で、今日も市民病院でお昼の当番。当番たって、昼食の世話くらいなもので、あとはそばにいるだけ。今のところは「現状維持」。現状維持っていうことは、「自然後退」ってことだ・・。良くはならずに悪くなる一方・・・。高齢と言うこともあるし・・・。

 

 ただ、耳がよく聞こえるし、頭の回転が速いから、少しの会話にもすばやく反応するから油断ができない。「さっき、320番が呼ばれたから、そろそろ、私にもお迎えが来る・・・」とか、「大勢の足音がするが、私をあの世へ引っ張っていく気らしい・・」とか・・・。それだけ元気があれば大丈夫なのだが・・・。

 

 とにかく、最近の病院では本人に病状を説明してあるから、自分がどんな病気で、どこまで進行していて、どんな治療をするのか・・・みたいなことを知っているものだから・・・言葉の掛けようがない・・・。私らにすれば、ごまかしようがないし、ウソや気休めは通らない・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「苦しいときはじっとがまん 楽しい時はじわっと感謝。」というもの。苦しいときにはじっと我慢するしかないというもの。悲しいときにもじっと我慢だ。つらいときにも、いやなときにもじっと我慢するしかない。ところが・・・、楽しいときには感謝なんぞしないもの。「いけいけどんどん」で飛び回って喜んでころこんで走り回って大喜び・・・。たまにはじっと、感謝してみることもしてみるといいね。

 

 おやまのお猿さんは感謝なんぞするんだろうか・・。感謝なんぞしないんだろうね。それではお山のお猿さんと一緒だな。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。
 

俳句集のハードカバー版を作ってみた。

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 さぬき市地方は晴れている所もあるらしいが、気圧の谷の影響で雲が広がっているところが多い。気温は6度から12度。湿度は76%から52%、風は1mから5mで西の風が少し・・・・。

 

 さて、例の俳句集「はいくる・じぃじぃ」の校正が終わったので正式版を作ることにした。

 

 修正した原稿をプリンターで印刷して点検して・・・製本する。100ページほどだからステップラーで製本する。いわゆる「ホチキス」というものだが、これはメーカー名らしい。ホチキス社の製品である「ステップル打ち機」・・。

 

 

 A4版の半分折りだからA5版になる。その大きさの厚紙、板目紙などで、おもて表紙、裏表紙、芯背を切り分ける。

 

 表紙に使う布か和紙を探してきて、その上に切り出した表紙の芯紙を載せて調整する。

 

 これがのり付けしたところ。ここに裏表紙を貼りつける。

 

 これは、前回のカレンダーを使った表紙と同じ。つまり、前回のカレンダーの表紙の中に固い厚紙が入っただけ・・・。

 

 ひっくり返すと、表はこうなっている。

 

 で、芯背の部分や、裏表紙の奥側にのりをつけて、本文を差し込んで接着するのも前回と同じ。

 

 これで、ハードカバーの俳句集が完成した。題せんを貼ってもいい。

 

 これで午前中のお仕事はおしまい。これから病院に行って来るとしよう・・・・。

じゃぁ、また、あとで・・。

 

静けさを 突き刺している おでん鍋

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 さぬき市地方は晴れている所もあるらしいが、気圧の谷の影響で雲が広がっているところが多い。気温は6度から12度。湿度は76%から52%、風は1mから5mで西の風が少し・・・・。今日、高松市内でひばりの初鳴きが聞こえたそうだ。平年より4日早く、昨年より2日早いのだと聞いた。

 

  で、今日のおうどんはここになった。さぬき市長尾東の「うどん亭いわせ」に行ってみた。いつもは奥方のおごりなのだが、今日は一人でのおうどんになった。

 

 たまにはこっそりもいいではないか。で、注文したのは天ぷらうどんで700円。

 

 ここに来るのも久しぶり・・・。お値段するから一人ではなかなか・・・。でも、上品すぎてね。

 

 11時前に病院に行くと・・・さっちゃんはお風呂に入っているとのこと。へぇ・・、寝たままで洗えるのか・・・。お風呂なんて、一ヶ月ぶりくらいじゃなかろうか。圧迫骨折してからは寝たきりで、身体をお湯で拭くくらい。足湯は何回かやったけれど・・・。

 

 お風呂に入って気持ちがよかったのか、昼食のおかずは食べてしまった。おかゆは味が薄いので梅干しが欲しいというが、そんなものはないというと、「こんなものが食べられるか・・」とそっぽを向いたので返却したら、「おかゆをもっていかれた・・」と大騒ぎになって・・・。

 

 それを3時になっても4時になっても「おかゆを持って行かれた・・」といい通しで・・・。4時過ぎに肉まんを電子レンジで「チン」すると、むさぼるように一個を食べてしまった。そうなると、夕食がまた入らないんだろうなぁ・・・。

 

 明日の午後には「サービス担当者会議」があって、退院後の処置について話し合いをするが、今週末から三連休になるので、退院は12日の火曜日になるらしい・・。その日には、私が京都に出かけるのだが、なんとかしてくれるはず。

 

 そんなこんなで、「いんぐりもんぐり」、「ごじゃはげ」の来週だけれど、どうにもならんので、なんとか乗り越えるしかない。

 

 今日の掲示板はこれ。「過ぎ去りし日は私の深さであり 来たる日は私の広さとなる 今 このひとときを丁寧に生きよう」というもの。出典はわからないが、過去は過去。未来は未来として、今ある、このひとときを大切に、丁寧に生きてゆきたいものである。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


うたた寝の 夢の静けさ やぶ椿

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 さぬき市地方は冬型の気圧配置が続くため雲が広がりやすく、昼過ぎにかけて雪のちらつくことがあった。9日の土曜日は、高気圧に覆われて概ね晴れるらしい。気温は-2度から4度で、曇りのち晴れ。湿度は52%から70%。風速は4mから6mの西北西の風で、冷たい一日になった。

 

 さて、鬼の居ぬ間のなんたら・・・で、昨夜は2次会がメインになった。夕食はおでんに缶ビール3缶がメインになったが、17時からの1人おでんでは調子が出ない。で、20時からの「木曜八時の火曜コンサート」の2時間バージョン・・・ということで、日本酒を熱燗にして飲みながらの歌謡ショーに夢中になった。

 

 そのせいかどうか、日常の肩こりが貯まってきたものかどうか・・・、朝、目が冷めたら7時半過ぎだった。これは、近くのダムで訓練をしている香川県の防災ヘリの「オリーブ号」。

 

 朝方は曇っていた空も昼前には明るくなってきた。でも、空気は冷たくて、厳しい冬の研ぎ澄まされたすさまじさを感じさせている。

 

 で、時間的に、今日はここでお昼になった。さぬき市長尾西になる「笠堂や」というセルフのお店。ここもマンネリだが、時間帯が朝の7時からというのが嬉しい。だから、10時過ぎにやってきてもOKだというのがラッキーなのだ。

 

 で、ここのお店の名前を冠した「笠堂うどん小」をお願いした。昔懐かしいふるさとの味、おばあちゃんの味だということで。これで300円だった。

 

 今日は午後から「サービス担当者会議」が行われるので、10時半前に病院に行った。どういう予定で行われるのかの確認のため。そこで奥方のけいこばぁと交代、奥方はお食事のために外出、私が母のさっちゃんの昼食の介護。まぁ、よく食べたが、おうどんが細切れになっているのが不満だったようで、10分の6は食べた。ま、良かろう。

 

 午後から「サービス担当者会議」が行われた、けいこばぁ、ケアマネさん、訪問看護士、訪問入浴サービス会社さん、この病院の担当看護士、訪問治療の看護士、それに担当ドクターら。さっちゃんの症状発生からの履歴の共有化、治療履歴、入院履歴などを共有化、これまでの治療の報告、その問題点の把握など。

 

 本人からの「手術などの治療拒否」「点滴などの延命治療拒否」などを尊重して、「在宅での看取り」を行うこと、退院時期は来週12日午後。その後のペインコントロール(痛み制御)の方法、薬剤の種別、投与数量などの共有化など・・・。あと、訪問入浴の注意点などの話し合い。とにかく、本人の意志の尊重、いわゆる「尊厳死」を確認すること。これからは「終末医療」、いわゆる「ターミナル・ケア」に入る。

 

  訪問看護は二週間に一度、訪問入浴は毎週金曜日午後、訪問介護は特にお願いしたとき。あとは、けいこばぁと私で日常介護を行うが、まだまだ、頭脳や聴力はしっかりしているし、血圧・脈拍・体温は正常・・・。当分は心配なく、私は京都に行ってこられると思う。

 

 今夜にも、京都に送る荷物の梱包などを済ませて、明日にはコンビニから発送しておかねば、土日・祝日でうまく届くかどうか・・・。「急がなきゃ遅れるわ、おしゃれしなくちゃ」

 http://www.youtube.com/watch?v=bGnbNrcpTcw

 

 今日の掲示板はこれ。睡蓮の葉っぱや花は水面に浮かぶが、蓮の花は水面から高い場所にあって花開いている。「散るときが 浮かぶときなり 蓮の花」

 昔、京都伏見に、たいへんよく働く八百屋がいた。百両もの大金を持っていたので、盗られはせぬかと、夜もおちおち眠れないほど心配でたまらない。ある晩、仏さまが八百屋の夢枕に立って告げられた。「こりゃ八百屋。近いうちに大盗人がやってくる。そのときは、ハッキリと答えてやれ。命はやるが金は渡さぬとなァ。そう言えばだいじょうぶじゃ」

 八百屋のおやじ、冷汗びっしょりで目がさめた。すると案の定、ある晩、大盗人が入ってきた。「こりゃおやじ、生命がほしけりゃ、金を出せ」 夢のお告げを今じゃと思い出し、八百屋のおやじはたんかをきった。 「生命はやるが、金は渡さぬ」

 盗人は、ほうほうのていで逃げうせた。捕まった石川五右衛門は、?オレは生涯、恐ろしいと思ったのは、あのときだけだった?と、述懐したという。生命をかけて達成できぬことはない。

 散るときが   浮かぶときなり   蓮の花  

 飛びこんだ   力で浮かぶ   蛙かな

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

藪つばき この一日が 長すぎる

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 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は−2度から5度。湿度は50%から68%と乾燥気味。風力は1mから5mの西風がやや強かった・・・。

 

 朝方は霜がおりていたし、犬の水飲み桶にも「寒氷」が張っていた。とにかく冷たい朝になっていた。だから、昼間には暖かくなるのかなぁと思ったが、案外と気温は上がらなかった・・・。

 

 今日から世の中は三連休になるらしい・・・。そこで、京都行きの荷物をミカン箱に詰めて宅配便で送ることにしたが、郵便局はお休みで「ゆうパック」は使えない。どうしたもんじゃろうかと思案をしたが、運良くコンビニでも扱ってくれるというので送ってもらった。これで一安心。

 

 で、久々にここに行ってみた。さぬき市志度にある「こがね製麺所志度店」。「一日一麺」というわけでもないのだが、とにかくおうどんを食べないと落ち着かない。

 

 そうそう・・・内緒なんだが、今朝も不思議と7時半まで寝ていた。ふと気がつくと周囲が明るくなっているのでびっくりして飛び起きた。昨夜、寝たのは10時半だったと思うのだけれど・・。

 

 で、今日は「しっぽくうどん小」で390円だったような記憶が・・・。春眠暁を覚えず・・・でもないのだろうが、最近はやけに眠たくてたまらない・・・。

 

 で、11時前には病院に着いて、けいこばぁと当番の交代。最近、ご飯を食べなくなったらしい。で、合間におにぎりとかを要求するが、それも一口か二口程度・・。薬剤のせいか、意識がおかしくなってきている。だからと言って、いい加減に応対すると「バカにしとるんか・・」と反撃が来る。

 

 今日は、本人が亡くなっている気分で、「挨拶は長々とせんでもいい。お礼だけを丁寧に」とか、「葬儀費用にはお金をかけなくてもいい」とか、「お念珠がないとかっこうにならん」というので、私のお念珠を渡すと、「こんな男ものは不細工で恥ずかしい。私の瑪瑙の念珠が引き出しにはいっているから・・」とかと・・・とにかく・・・しゃべり通し・・・。

 

 でも、郵便局でも病院でも・・・「週休二日制」だし、今日からは「三連休」になるらしい・・・。病院は24時間体制かと思ったのだけれど、案外と、のんびりとしたものになっている。病気やけが人は休みがないと思うのだけれど・・・。

 

 ま、11時から16時までが私の当番時間だけれど、しなければならないお仕事はない。昼食を受け取って、食べさせて、食器を返納すればいいのだが、今日のように何も食べない時には、それこそ何もすることはない。ただ、話し相手になっているだけのこと。

 

 だから、暇つぶしにノートPCで遊んでいるしかないのだが、これも毎日になると退屈してしまう。図書室があるので推理小説なんぞを借りてきて読んでもおもしろくはない。

 

 とにかく、今日は、お葬式の話ばかりで、「湯灌は何時にするのか」とか「お通夜は何時を予定しとるのか」とか「私のお化粧は誰がするのか」とか・・・。「お世話役の大隅さんや忠夫さんに相談はすんどるんか・・」 すっかりと、自分は「亡くなったつもり」、それで、生きた私に命令をしている・・・。「リンスもして欲しいんやけど、とみ子には連絡してくれたんか・・」などと。

 

 段取りのよい方ではあるのだが、そこまで指図しなくてもいいと思うのだけれど。自分の葬儀の段取りまでしてくれなくても・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「暗い夜から目が覚めて 明るい日差しがさしました もう春ですね 希望の春へ」というもの。でも、我が家はこれからが冬・・・。いつまで母のさっちゃんの体力が持つものか・・・。早く希望の春が来て欲しいし、まだまだ、冬が続いても欲しいし・・・。複雑な今日このごろ・・・。

 

じゃぁ、また、明日、きっと、会えるといいね。

黄水仙 旅の支度と 丸坊主

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 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は−1度から+9度、湿度は58%から76%。風速は1mから3mの弱風で西北西の風。比較的暖かかった一日だった。

 

 毎日、我が家と病院との往復ばかりなものだから、少しはメリハリをつけないと・・・ということで、東かがわ市引田の町に行ってみた。天気もいいことだし、とりたててのご用もないし・・・ということで。ま、気分のリフレッシュだ・・・。

 

 ここが、「讃州井筒屋敷」で、江戸時代から昭和中期まで栄えた「井筒屋」さんのお屋敷である。旧引田町(現、東かがわ市引田)の醸造業を語るとき、井筒屋をのぞいて語れない。井筒屋の歴史は古く、元禄の時代から、引田醤油の名を広めていたし、酒は、大正二年(1913年)から合名会社酒造井筒屋を設立。清酒の醸造を開始し、大正九年には焼酎、みりんの製造を開始した。最盛期には、清酒五百石以上、焼酎四十石、みりん五十石、白酒十石などを製造し、引田随一の地主・商家として繁栄した。

 

 昭和八年(1933年)個人組織を合名会社井筒屋に改め、翌九年には、酒造部も合併した。醤油、酒、ともに順調にその業績をのばしたが、企業の大量生産化等のあおりをうけて、醤油は大川醤油工業協同組合で共同製造、酒は他社に委託生産させる状況となった。

 

 平成九年頃からは、旧井筒屋に住む人はなく空家となり、建物の傷みも目だって、存在すら危ぶまれる状況となった。「貴重な財産をなんとかしたい」という住民からの請願により、平成十三年末に、旧引田町は本宅・倉庫部分の家屋敷を取得するにいたった。

 

 市では旧井筒屋を歴史的な古い町並み景観を活かした観光交流の拠点とし、地域経済の活性化及び地域文化の継承を図ることを目的に再生・創造の改修事業を行った。(「引田町史 近・現代」より)

 

 このおひなさん、ものすごく大きな「かまど」が置いてある。その横にはいくつものお膳が並んでいる。こういうおひなさんも珍しい・・・。

 

 この御殿飾りは、このおうちにあったもので、昭和の後期まで飾られていた七段飾りだが、最上部には御殿飾りが乗っている。七段飾りというのは、女の子の「七つの難を防ぐ」とか、「女性の七つの節目」という意味もあるらしい。

 

  その翌年の14年から始まった「引田ひなまつり」も昨年で10回を過ぎて、今年はいよいよ11年目を迎えることになった。今年も例年通りに2月27日から3月3日までの開催となる。

 

 で、11時前には市民病院に到着、けいこばぁと交代。今日は打って変わって眠ってばかり。昼食も食べずに寝息をたてて眠っている。昨日とは違う薬を貼り付けたとか。でも、看護師さんが言うていたが、「世の中、便利になって、こんなものを胸に貼るだけで効果があるなんて、誰が考えたのかしらんね。私ら、注射だけしかやらなかったけど、そら、大変だったのよ〜」。

 

 今日も食べる量は少なかったが、脈拍・血圧などは正常。意識もしっかりとはしているが、麻酔薬の影響で乱調は幾分かは認められる。食べないからか尿や便の量は少なく、これで体力が維持できるのか・・・と思うのだが、本人はいたって元気そのもの。

 

 今日は旧正月。中国などでは「春節」というらしいが、そういう風習は我が国ではほとんどみかけない。地方に行けば、まだ、残っているのだろうか。しわく広島の茂浦集落では、「ももて神事」が行われたのかどうか・・・。今年はそんな余裕さえないことだった。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

山道を ただ一筋に 梅の花

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 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていたが、低気圧が四国の南海上を東北東に進むため、次第に雲が広がってきた。夜には雨が降るのかも知れない。気温は0度から8度、湿度は50%から74%、風は1mから3mの弱風で西北西の風だった。

 

 今日は、私の弟が母のそばにいてくれるというので、けいこばぁは10時前には戻ってきた。私は灯油を買ったり、母の部屋を片付けたり、エアーマットに電源を入れたりしておいた。

 

 ついでに、お昼もいつものおうどんを食べて置いた。

 

 とにかく最近は遠くへ出かけられないので、今日もさぬき市志度の「セルフの店 亀城庵・志度店」になった。これでも遠くへお出かけの部類に入る。

 

 麺はいつもの「しっぽくうどん小」で350円。冬場はどうしても野菜不足になるもので、こうしたおうどんは有り難い。讃岐うどんのお店で「野菜」というと、野菜天か野菜かきあげか・・・。サツマイモ、ニンジン、ナス、カボチャ・・・・などだろうか。タマネギとかもあるか・・。

 

 けいこばぁは戻って来るなり、朝昼兼用の食事を食べて、缶ビールを二本飲んで、そのまま・・・お休み・・・。とにかく・・夜中にさっちゃんが起き出して大声でしゃべるので寝ていられないのだと。それが午前0時から2時過ぎまで・・・。朝昼が逆転するのはどの病人でも一緒。私も経験があるな・・・。

 

 奥方が目を覚ますのが15時。それまでは、睡眠を邪魔しないように私は別室で読書とかラジオを聞いたりして過ごしている。なにせ、私のパソコンのある書斎が暖かいからとそこでお昼寝をしているもので・・・。その間はパソコンには触れない・・・。ノートPCを持って下りるような用事もないし・・・。

 

 そうそう、退院用にフル・フラット車いすを折りたたんでけいこばぁの車に積み込みをしておく。私は明日の朝には京都に向かって出発するので、さっちゃんの退院には手伝えない。そのかわりに「介護タクシー」さんにお世話になる。うちの車では「寝たまんま・・」では運べない。それ専用の車でないと・・・。

 

 今夜のお泊まりが終われば、今度はけいこばぁの長い一日が続くことになる。ま、そうは言うても、我が家にいれば、空いた時間に掃除やら洗濯も昼寝も可能だ。とにかく、胸に痛み止めの薬さえ張っておけば大丈夫。ただ、明日の天候がどうなることやら・・・。空がにわかに暗くなってきたが・・・。

 

 いよいよ・・・終末段階になってきた。いつまで母の体力と気力が持つことやら・・・。ともかく、この週末まではなんとか持ちこたえて欲しいと念じるばかり。母の病状は悪化こそすれ回復することない。母は、手術などの医療行為は拒否している。点滴などの延命治療も拒否している。このままで、我が家で最後を迎えたいと希望している。痛み止めだけで、苦痛なく枯れて逝きたいと願っている。その意志を尊重して、明日、我が家に戻って来る。

 

 今日の掲示板はこれ。「またはない 一期一会の 娑婆の春」。今日という日はもうない。過ぎ去った過去は過去、まだ来ない未来は未来。私たちのこのいのちは、今日はあっても、明日の保証のないいのちである。それは誰しも同じ事。きょう生まれた赤ん坊も、88才を迎えた私の母も同じ事。一期一会の今日である。

 

じゃぁ、明日から、京都に行ってくる。また、会えるといいね。

冷えしきる 夜の長さを もてあます

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 京都の天気は0度から6度というけれど底冷えがする。天候は曇り。湿度は42%で風速は2m。とにかく空気が冷たい・・・。

 

 高松自動車道大内バスストップから高速バスに乗ってJR京都駅に向かった。何年かぶりの京都行き。母の病気のこともあって、やめようか、どうしようかとなやんだのだけれど、師匠が「迷ったらGoだ」というので、勇気を出して京都に向かう・・・。

 

 大内(おおち)を9時17分発というても25分過ぎに出発、京都には定刻の12時10分に着いたが、私の薬には「利尿剤」が入っている。肺に水がたまるというクセがあるので、それを排水するためらしい。だから、普通でも1時間に一回とか30分に一回とかでトイレに行く。睡眠中はそうでもないのだが・・。

 

 京都まではおよそ3時間。だから、途中で一回、淡路島でトイレ休憩があるが、それでは遠すぎる・・・。こんな日には薬を飲まない方がいいのだが、飲まないと血圧が上がっても困る。ま、幸いなことに、この高速バスにはトイレがついているので、三回のトイレですんだ・・・。

 

 これは何だ?と、よくよく見れば京都タワーである。最近はこんな風になっているんか・・。それとも何かの工事中なんだろうか・・・。

 

 私が毎日、うどんばかり食べているので、うどんが大好きなんだろうと思われているかもしれないが、うどんしかないのでうどんを食べているだけで、たまにはこんなものも食べるし、ここまで来て、うどんでもあるまいし・・・ということで。

 

 同志社まで行ったら、FB友達の「あさくらゆう」さんにも会えるんだろうが、同志社も新島会館もわからない・・・。本屋さんのありかがわからないから地図もわからないということで・・・。残念だね。

 

 東本願寺さんや本願寺さんにもお参りしてきたが、空気が冷たいばかりでありがたみが薄い。ほら、寒さがきついと酔いがが回らないというじゃないか・・・。

 

 で、今夜の宿舎というのが、97畳の大広間に私ひとりきり・・・。暖房をつけても暖かくなんぞならない・・・。明日になれば仲間もやってくるのだろうが、今夜はこんな部屋で寝られるんだろうか・・・。

 

 ともかく、私はなんとか京都についているので、生存証明まで。今日の掲示板はこれ。「そのうち そのうち 弁解しながら日が暮れる」相田みつをさんのことばである。まさにその言葉とおりに、「まだある、まだある」「そのうち、そのうち・・」と言いながら・・・勉強もせずにいたのに、とうとう、今日がきて、いよいよ、明日からが大変なお勉強になる・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

続編:すばらしい 京都の夜の プレゼント

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 その97畳の中から、夕食を食べに外に出た。とにかく暇なのだ。飲むか食べるかしないと時間が持たない・・・。ところが16時だ17時だでは飲み屋さんはあいていない・・・。

 

 そこで、いつも行くレストランに入った。普通のレストランでの安い飲み会・・・。そこで、生ビール中を二杯ほど飲んで、日本酒も二合ほど飲んで外に出た。案外とおなかが小さいのだ。で、近くのコンビニで缶ビールだの日本酒のパックだのを買って帰ろうとしたら・・・。

 

 携帯電話がけたたましく鳴った・・・。ミッキマウスマーチだ。母の状態が悪くなったのかと思ったら・・・・。FaceBook仲間からの電話で、「すぐにタクシーに乗って、新島会館まで来るように」。とにかくタクシーに乗れば大丈夫だと言われたけれど、雨になった京都はタクシーがこない。やっと、やってきたら、「そんな場所は知らない」という。会社からデータを送ってもらって会場に着いたら・・・。「あさくらゆう」さんの講演会・・・。

 

 その後、京都龍馬会の「龍馬」のお店での懇親会・・・。

 

 いやぁ、思いがけない京都の夜になりました。ちなみに・・・

 

 こんなところでひっそりと寝ておるわたしでありました。明日には、幾分か、にぎやかになればいいのだけれど・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えればいいね。

吹きなぐる しぶき惨憺 御影堂

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 今日の京都も冷え込んだ・・。とくにお寺の中は寒い寒い・・・。頭の中が痛くなるような冷たさだ。

 

 そんな寒さだけれど、なんとか生きている。ここでの食事は弁当になっている。質素な弁当だが、身体を使う仕事ではないので、みんな不満もいうてはない。

 

 おあさじも、お参りは私一人だけ・・・。みんなは10時開講式に間に合うようにやってくるみたい。

 

 こちらは御影堂。このころになると、ぽつぽつと担当者が集まってきていた。今夜も自習をやらんといかんので、今日は短め・・・。

 

 今日の掲示板も手抜き工事。これはここのお寺の掲示板。母も今日もいかされているのだろうか・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


春見えて 尊き道を 踏みしめる

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 今日の京都の天気はおだやかだったようだ。ほとんど研修室に居たのでわからなかったのだが・・・。

 

 ここの朝は7時に起床。早いほうではない。早い人は5時半前に起きて、おとなりの本願寺の「おあさじ」にお参りに行ったりするが、冬場は起きられない。7時に起きて7時10分からはお掃除。これも研修の単位の一つ。

 

 朝の掃除が終わったら着替えて阿弥陀堂、御影堂での「おあさじ」ここでは「ごじんじょう」と呼ぶ。朝のお勤めが8時から8時半。その後に昼食になる。

 

 朝食・昼食ともにこんなもの。今回の研修生は11名。

 

 昨日の人権問題の講師はこのかた。大谷派の研究員の山内先生。今日はラジオで交通情報を放送しているアナウンサーさんが、滑舌法などを講義してくれた。

 

 これは最初の簡単な部分・・。こんなものじゃない。顔の筋肉がひきつってしまう・・・。

 

 これが研修室。ま、9時半から17時までびっちりと講義が詰まっている。17時からは夕食。

 

 今日は珍しくバイキング形式だが、アルコール分は当然にない。飲酒即研修中止。だから、昨晩は一滴も呑まずに寝たが、朝の7時までぐっすりと寝ていた・・・。不思議なものだ。

 

 今夜、ぐっすりと寝て、明日の夕方には戻る予定。

 

 今日の掲示板はこれ。「ふたたび通らぬ尊き道を今歩いている」というもの。まさに今はそんな感じ・・・。もう、こんな今日はないと思うような毎日が続いている。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

生きてきた 証とは何 やぶつばき

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 昨夜、けいこばぁから、さっちゃんの容体が急変したという連絡をもらったが、研修中の身ではどうにもならない。「とにかく、今日・明日を持たせておいて・・・」というしかない。芸のためなら女房も泣かす・・・くらいな覚悟の研修だ・・・。

 

 とにかく、研修を乗り越えねばならない・・。今日は最初の関門の「法話の実技試験」。とにかく、乗り越えるしかない・・・。

 

 今日は撤収日。朝、起きると、使った寝具を片付ける。そして、帰り支度を始める。

 

 その後、阿弥陀堂・御影堂のお掃除・・・。お寺の作務(さむ)も重要なお仕事。これも研修の単位になっている。うっかりと寝過ごしたり、サボったりすると、しっかりとチェックされる。

 

 ともかく・・・「早く終わってくれ・・・」と願うばかりの時間・・。午前中の検定が終わり、昼食を食べて午後の講義・・・。閉会式などのセレモニーがあって、お寺を出たのが午後三時。

 

 その頃には雨も上がって晴れ間も出てきた・・・。よしよし、いいぞ・・。

 

 「京都のおろうそく」と呼ばれている京都タワーは工事中らしい・・。

 

 時間待ちとお茶代わりの一杯・・・。この生ビールのおいしかったこと・・・。この二日間の禁酒がいやされた一瞬。

 

 夕方の16時50分発の高速バスに乗って京都を出発・・・。ほぼ3時間の旅・・・。20時前に高速大内バスストップに到着。

 

 その後、さっちゃんの介護をこなして、夕食にありついたのが22時過ぎ。パソコンもデーターも宅配便で贈ったので・・・明日にならないと・・・。

 

 ようやく、我が家に戻ってきて、あたりまえの風呂、当たり前のトイレ、当たり前の食事に戻って、ほっとした瞬間。今日のさっちゃんは、まだまだ元気だった。間に合ってよかったね。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

朝寒に 蝋梅ばかりが 気を吐いて

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 さぬき市地方は冬型の気圧配置となっているため、瀬戸内側を中心に雲が広がり、雪や雨の降っている。気温は3度から5度と暖かくはならない。湿度は58%から80%、風は北西からの3mから4mの弱風。

 

 昨夜は次男のよっくんが泊まってくれたので楽しい夕食になったし、母の介護も手伝ってくれたし・・。

 

 川崎市に住んでいる三男のたっくんがお昼前にやってきたので、高松空港までお迎えに行った。今夜は次男と三男も揃って久々に兄弟三人が揃う。

 

 これが例の・・・緊急着陸したボーイング787型機。あのとき以来、ここにこうして駐まったまんま・・。もったいない話だが、安全優先だから仕方がない。

 

 その間に京都からの宅配便が届いて、私のパソコンやらデーターやらが手元に揃った。重いからと宅配便にしたが、これもまた危ないお話。お袈裟や衣などを宅配便にして、データは自分で持って帰ったほうが安心は安心なのだが・・・。

 

 今日のさっちゃんは安定している。呼吸も血圧も体温も正常。ま、痛み止めの作用で意識はもうろうとしていて、会話にはならないが、「右に向くよ・・」というと、自分で右にも向けるから頭はまだまだ大丈夫。

 

 弟がさっちゃんを看ていてくれる間に、我が家の周囲の片付けをやっておく。なにせ、母の意志で、「自宅葬」にするので、弔問客が我が家にやってくることになる。だから、あんまり乱雑にもできないし、いらないものは片付けたいし・・・。

 

 とにかく、けいこばぁがお花好きなために鉢ものが多くて重い・・・。明日、弟たちの知恵と力で見栄え良くしておきたいもの・・。会館とかですれば駐車場も広いし、自宅の片付けも不要なんだが、けいこばぁも「おうちから送り出したい・・」というものだし・・・。

 

 明日は晴れていい天気になりそうなので、家の周囲のお花たちを片付けてもらうとしようか・・・。でも、寒い時期だから、どこに置いてもいいという訳ではないだろうし・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。少し難しくて長ったらしいのだが、「生老病死」は自然なのである。生まれたら、かならず死ぬのである。生まれたら必ず老いるのである。病気になるならないは個人差もあるけれど、それさえも自然なのである。その事実から目をそらせてはいけないということだ。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

ゆるやかに 梅に看取られ 旅たつ日

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 さぬき市地方は気圧の谷が接近していていため雲が広がっていた。雨や雪になることはなかった。気温は-3度から+5度あたり。風は弱かったので暖かく感じられた。

 

 朝の間は、兄弟三人で我が家の周辺のお片付け・・・。孫の自転車、壊れたコウモリ傘、植木鉢、へこんだバケツ、水道ホース・・・・。とにかく不要な物を片付ける片付ける・・・。

 

 けいこばぁのお花が最も多い・・・。

 

 こういうものとか・・。

 

 こういうものとか・・・。山の旧宅に運び込む・・・。

 

 今朝は冷たい朝だったが、少し動くと汗が出る・・・。単に私が運動不足なだけだ・・。

 

 今日は・・・そういうことで、母の心肺停止が確認されたので、このあたりで・・・。

 

じゃぁ、明日、また、会えるといいね。

足下に 春の足音 うすみどり

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 まぁ、長い一日になったことでした・・・。朝の四時から起こされて、三男と一緒にガレージの片付けから始まって・・・。そんなに急いでどこにゆく・・・。

 

 ガレージの片隅には、野菜用の肥料やら耕耘機やら自転車やらお花の土やら・・・という農作業用の資材が置いてある。葬儀では、このガレージを受付場所に使うらしい・・。おりしも天候は雨からみぞれという天気予報だから・・・。それで、暗い内から片付け作業・・・。

 

 そうこうする間に夜が明けてきて・・・。6時半には葬儀屋さんがやってきて打ち合わせ・・・。葬儀の段取りなどができた頃になると、はやくも弔問客がやってくる。八時半前・・・。ガレージの掃除が終わり、迷犬ごんの犬小屋も移動・・・。

 

 これはデイサービスのお友達との思い出の写真・・・。誰が誰だかはご想像にお任せ・・・。

 

 だんだんと準備ができてくると雰囲気が漂い出す・・・。

 

 これが我が家の仏間。本人の希望で、我が家のお仏壇の前で休ませて欲しい・・・ということでこうなっている。

 

 これが、こういう形になる。これが浄土真宗のお葬式の姿。さっちゃんはお花が好きだったということで、大がかりなお飾りは控えて、お生花をきれに飾り付けていただいた。当然、お勤めは右のお仏壇に向かっておこなわれる。

 

 15時納棺、17時に通夜勤行。師匠の赤沢師が導師となって、私もお勤めに同座した。

 

 葬儀は簡単に簡素に・・・という遺志だったけれど、聞きつけた人たちが大勢集まってきて・・・、さすが、さっちゃんの人徳だなぁと・・・。

 

 さっちゃんの希望だった法名も「釈玲真」ということで師匠のOKをいただいた。これまた、さっちゃんの人徳なのかも・・・。最後までわがままを通す人だなぁ・・・。この「玲真」は華道の師範免状の名前。

 

 今日の掲示板はこれ。「眼を開けば どこにでも教えはある」というもの。どこにでも教えはあるのだが、私たちはその教えを見逃してしまい、聞き逃してしまっているに過ぎない。それが見えるか見えないか、聞こえるか聞こえないかは、そのときの私たちのこころのありようなのかも・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。 

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