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夏水仙 きっぱりとして 日が暮れる

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 さぬき市地方は、今日も高気圧に覆われて概ね晴れていたが、湿った空気の影響で、太平洋側では雲が広がり、雨の降っている所があったらしい。明日の19日も、引き続き高気圧に覆われて概ね晴れる見込みらしい。

 

 今日は我が家の夏休みの最後の日。だから、残った孫のはやてクンとなぎちゃんを連れて、ふるさと散歩に行くことにした。で、適当に見つけたお店でおうどんを食べる事にした。

 

 まずは丸亀市綾歌町の三男「たっくん」宅へ寄って、お中元(?)の我が家の漬け物を届けて、次男の「よっくん」ちの稲刈りの応援を要請して・・・。それでもまだ・・・9時半過ぎ・・。

 

 そこからニューレオマワールドの横を通って・・・まんのう町にある満濃池を見て・・・。そこで産直市場が開かれていたのでナンキン一個を買って・・・。

 

 旧の仲南町、山本町を走って・・・大野原町、今の観音寺市に向かう。

 

 これが大野原町田野々にある豊稔池ダム。豊稔池ダム(ほうねんいけダム)は、現存する日本最古の石積式マルチプルアーチダムで、2006年(平成18年)、国の重要文化財(建造物)に指定されている(指定名称は「豊稔池堰堤(えんてい)」)。今日はあいにくと放流されておらず、勇壮な水しぶきが見られなかった。

 

 参考画像として、放流風景。これでも半分の三放流。全放流するときは圧倒されてしまうほど。ここは決まった「ゆる抜き」という行事はない。必要な時に放流される。

 

 とにかく讃岐の宝物なので、一度は見ておくとよい。台風の後には自然法流されることがあるので見られるかも知れない。

 

 これが湖水面から見た風景。六連のアーチ式の構造がよくわかると思う。

 

 今日のお昼はここになった。観音寺市(かんおんじし)大野原町にある「七ふく亭」という一般店。玄関脇に七福神が並んでいる。

 

 私はひやかけ。かけうどんの冷たいものだけれど320円もする。かけうどんだと210円だったような。ま、それぞれの原価計算があるんだろうけれど。

 

 で、帰りに、次男の「よっくん」宅に寄ってみた。なぎちゃんが「稲刈りの様子を見たい・・」というもので。だと、コンバインの調子がよくないようで悪戦苦闘している。なにぶん、こういう機械物は、年に一回しか使わないから・・・メンテナンスもできないし、長く使っていないと・・調子が悪い。

 

 このあたりでは、お盆が過ぎて、気温が上昇していて「胴割れ」という現象が発生する。そうなると米の価格は暴落する。製品としての価値がなくなる。その前に収穫しないといけないので、あちらでもこちらでも収穫の真っ最中・・・。この暑いのに大変なことだ。

 

 夕方には孫のなぎちゃんたちも帰って行ってしまった。あとは、私たち二人だけ。あの喧噪がウソのような静けさに戻った・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「完成するまでは見せたくない」という思いにこだわりすぎると完成しないよ。人に見せることも制作の一部だと思いなさい」というもの。私たちの法話もそうで、こういう話をし、聴衆の反応を参考にしてさらに法話を練り上げて行くもの。法話も一朝一夕にしてできあがるものではない。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


やれやれと つくつく法師の お説教

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 さぬき市地方はずぅっと連続して高気圧に覆われたまんま晴れている。気温は25度から34度、湿度は80%から52%。風は2mから4m。東の風が印象的だった。遂に、香川、徳島両県の水源・早明浦(さめうら)ダムの貯水率が少雨の影響で低下し続けていることを受けて、四国地方整備局や四国4県でつくる「吉野川水系水利用連絡協議会」は19日午前9時から、両県向け用水の取水制限を強化する第3次取水制限に入った。

 

 このままだと、今月末には早明浦ダムの貯水率はゼロになるらしい。台風は来て欲しくないが、台風でも来ないと讃岐は砂漠になってしまいそう・・・。

 

 今日は8(は)1(い)9(く)で、俳句の日だという。おまけに「バ・イ・ク」の日でもあるらしい。あんまり、有名ではないけれど。

 

 午前中は二階の書斎の大掃除。孫のなぎちゃんやはやてクンらがお泊まりしたこともあって、お布団もたくさんあったものを干して片付けて・・・。久々に掃除機もかけて・・・。書類や本の整理もやったりして・・・。とにかく・・・大掃除。

 

 今週は大事なお客さまが来られるということもあっての大掃除。でも、掃除というのは、単なる物の移動だな・・・と思う。本を移動し、書類を移動し、ゴミを屑箱に移動し、屑箱からポリ袋に移動し・・・。ほこりや小さなゴミは掃除機の中に移動し・・・。

 

 ふと気がつけばお昼前。で、近くのお店に走り込んだ。さぬき市長尾にある「笠堂や」というセルフのお店。ここもプチ・セルフ形式。カウンターから製品が出てきて、料金前払いで、食べて終われば容器を返却する方式。ほとんどのお店がそうなってきた。

 

 今日はさっぱりとして「梅わかめうどんの小の冷や」で320円。ワカメのさわやかさに梅の酸っぱさがしみていい感じやった。お出汁も最後の最後まで呑んでしまった。

 

 さすがに今日は暑いけれど風が違う、空気が違う。少しばかり・・・楽になったなぁと思った。風が軽いって言うか・・・さらりとしているというか・・・。

 

 しかしのかかし、なんで今になって、「中井初次郎」なんだろうか。明治元年に亡くなっているから今年は没後145年。そんなことでもないのだろうが、ご子孫だという方が現れたり、今頃になって、塩飽ほんじまの福田浦に初次郎がいた・・・とかと。そんなことで、本島の福田浦の世話役さんは忙しいらしい。

 

 ということで、明日はまんのう町から二十四輩さんつながりのお客さんが、木曜日には、中井初次郎つながりのお客さんがおいでになるというので、その資料の整理もやっていたりと・・・。それが終わると、来週からはしわく広島へ出向いて「レキ墓研究」について一調べ。

 

 幕末人名辞典でも必要なほどに、あれやこれやと頭の中が整理できないでいる。今日は、青木周蔵の別荘とかの写真が見つかったりして・・・。それつながりで「アーネスト・サトウ」とかと・・・。お盆休みが終わると・・・秋に向けてのお勉強もスタートだし。

 

 今日の掲示板はこれ。俳句の日にちなんで、種田山頭火の自由律俳句を。「濁れる水の流れつつ澄む」というもの。「行乞記」の一節には、「自戒三章(1.腹をたてないこと 2.嘘を言わないこと 3.物を無駄にしないこと)もなかなか実行できないものであるが、ちっとも実行できないといふことはない、或る時は菩薩、或る時は鬼畜、それが畢竟人間だ」と書いている。

 

  この短い俳句の一節には、山頭火の人生が凝縮されているような気がする。山頭火の河はあまりに濁れることが多く、澄みきる前にまた大雨が降りこんだり、時には大洪水となり害をなすことも多かった。この矛盾だらけの行動でありながら、しかし、きらりと真実を観る鋭い観察が人を引きつけるのでもあった。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。 

知恵熱が 出て睡蓮の 午睡かな

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 さぬき市地方はずぅっと連続して高気圧に覆われたまんま晴れている。気温は25度から34度、湿度は80%から69%。風は2mから4m。南東の風が印象的だった。

 

 けいこばぁは、朝の5時から起き出して野菜やお花に水やり。下の川からポンプアップしての水やりが約2時間・・・。汗まみれ、水まみれになっている。そこまで命がけで野菜作りをしなくてもいいのになぁ・・と思うが、女性ならではの「いのちの尊さ」だろうか。植えたいのち、生まれたいのちを守ろうとしているみたい・・・。

 

 さて、今日はまんのう町文化財保護協会の「近兼先生」が我が家を訪問される日。近兼先生というと、満濃池の歴史やら法然上人讃岐の足跡を研究されている郷土史家の先生。その先生がわざわざ、我が家までやってくるというので、どういう失礼なことをしたのか、どういうエラーをしたのかと心配した数週間だった・・・。

 

 もう、この先生、80歳を過ぎたらしい。私よりか15歳も上・・。何の用があるのかと思ったものだった・・・。先生は・・・やおら、自分の著作やら研究成果を語り始めて・・・。

 

 浄土宗のこと、総本山知恩院のこと、法然上人のこと・・その遺跡やら伝説・伝承の地のことやら・・・午前中はそういうお話ばかりで・・・。いささか・・・頭痛がしてきた私だった。お昼が近くなっても、お昼を過ぎても帰る気配がない・・・。

 

 用意したお茶とお茶菓子を食べながら・・・午後になってもお話はやむことがない。ま、私も朝食に桃やら野菜ジュースをいただいたものだから、別におなかもすかないものだから、話に聞き入っていた。結局・・・15時過ぎまでお話は続いた・・・。

 

 これが、先生の著作集・・・。今年の後半の研究は、この「法然上人讃岐の足跡」だからうってつけの資料を頂いた。

 

 これは・・「満濃町文化財協会報」と読むのだろうか・・・。こういう資料もいただいた。私のほうからは、「讃岐に於ける二十四輩遺跡調査研究報告書」を贈呈した。

 

 そして、こんなお土産もいただいた。

 

 それから、私が探しあぐねていた・・・満濃町大分木の法然堂も教えて頂いた。なんか、初対面なのに、ずっと前から知っていた友人みたいに、私も大声で笑ったりして話し込んだ5時間あまりだった・・・。

 

 帰り間際に、「なんか、親戚に来たみたいでほっこらとした一日だったですよ・・」と言うことばには、なんだか、納得したことだった。

 

 今日の掲示板はこれ。「がんばらない いつも一所懸命だから」というもの。いつだったか、俳優の倍賞千恵子さんが旭日小綬章を受賞したとの記事があった。その新聞に彼女のコメントが載っていて、「(前略)でも、頑張らないで、一所懸命というのが私のモットーなので…。(後略)」だったようなことで、曖昧なことしか覚えていないのだが。がんばるのと、一所懸命なのは、どこがどう違うのかも理解もせずに今まで来ているのだけれど。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

ヒグラシが 鳴いて日記が 閉じられる

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 さぬき市地方は相も変わらず高気圧に覆われて晴れたまんまだった。気温は26度から34度、湿度は80%から66%。風は0mから2mの東の風。それでも、幾分かは朝夕が過ごしやすくなったように思う。

 

 昨夜は雲の切れ間からきれいなお月さんが見えた。今夜が「望」、満月の予定。夕方からは雨になるという予報だけれど、いまのところ、そんな気配はみじんもない。

 

 昨日に、近兼先生にまんのう町大分木の法然堂の場所を教えていただいたので、早速に出かけることにして、犬の散歩、ゴミの片付けを済ませて、朝野6時半に我が家を出た。朝の涼しい間に現地調査をやっておきたかった。

 

 丸亀市綾歌町からまんのう町に入って、乙井橋をわたり、琴平方面に進むと、「あ、あれ!」だと、すぐにわかった。あれほどに探して探してわからなかった場所が、一目で、あれだとわかったのは不思議なこと。あんな大きなクスノキが目に付かなかったのか・・・。

 

 「大分木」というのは、ここで満濃池の用水が大きく分岐をするからだという。ここに満濃川の分水路用の堰があることから「大分岐」が「大分木」になったらしい。この大きなクスノキが目印だったのか・・・。

 

 このクスノキの根元に法然堂があって、真ん中が法然さん、左が満濃町の二十四輩さんの一番さん。これで、二十四輩さんと、法然上人の足跡調査がいっぺんに片付いた。右端の石仏が親鸞聖人さんだという。ここで、午前8時前。用事が終わればすぐさまユーターン。

 

 今日の予定は、県立図書館へ寄って、本を一冊借りることと、さぬき市図書館で借りた本を返却すること。それにしては時間が中途半端。県立図書館は9時開館なのに、まだ8時過ぎ。出直すのもしゃくだからと考えて・・・。

 

 高松市仏生山町にある「仏生山法然寺」に寄ってみた。ここもまだ、扉が閉まったまんま・・・。ま、境内を散策する程度・・・。お寺さんも営業時間は8時半か9時からなんだろうか・・・。

 

 このころになると気温がぐんぐんと上昇してきて暑くなってきた。早々にここも失礼して・・・高松市林町の香川県立図書館へ。

 

 すると、開館前からおおぜいの人が・・。それも若い女性が多い・・・。聞けば小学校の研究会があるとかで二階のセミナー室へと昇って行く。ここでもそういうお勉強をするんか・・・。

 

 本を一冊借りたあと、9時過ぎから朝うどん・・・。すぐ近くにある「たも屋林店」に入った。平日は8時から営業をしているが、この時期には香川大学工学部が夏休みだから、お客はまばら・・・。

 

 今日のメニューは「ぶっかけうどん小の冷や」で、280円。それにチクワ天が100円の380円。ここはどんぶりに麺だけ入れてくれるので、冷えた出汁を自分で注いで会計をして、あとで天かすだの大根おろしだのネギだの梅干しだのを好みでトッピング。

 

 今度はさぬき市志度にある、さぬき市図書館に向かう。ここは午前10時開館ということで15分ほど待たされた。先日に借りた本を返却するために・・・。

 

 種田山頭火の本を借りたけれど、ま、何度も読んでいる本だったので、そのまま返却。

 

 今日の掲示板はこれ。ありふれたことばではあるけれど、「見えそうで見えない物は自分の短所と欠点である」というもの。言い換えれば「見えそうで見えない物は他人の長所と美点である」にもなるだろうか。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

鬼やんま 我が物顔で 居座って

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 さぬき市地方は、今日も高気圧に覆われて概ね晴れていたが、湿った空気の影響で一時的には雲に覆われたけれど、雨になることはなかった。「香川県では、22日昼過ぎから22日夜のはじめ頃まで急な強い雨や落雷に注意して下さい」という予報だったが、雨のgふる気配すらなかった。気温は26度から34度、湿度は88%から70%と蒸し暑い。風は1mから2mの北東の風が少し。

 

 昨夜も熱帯夜で、30分ごとにベランダに出て外気温を調べて、エアコンを切るタイミングをはかっていたら寝不足になった。昨夜は満月・・・。でも、蒸し暑かった・・・。

 

 午前中は、昨日に調べたまんのう町大分木の法然堂のことについて、二十四輩の調査記録の記事の追加や修正作業、次の法然上人足跡調査の資料準備をやっていた。

 

 記憶の新しい内にやっておかないと、また調査のやりなおしになってしまうと手間も時間も費用もかかってしまうから・・・。

 

 で、今日も手抜きというか、手近な所でお昼にしておいた。時間的な余裕がなくなってしまって・・。町内、さぬき市大川町の「手打ちうどん・まるたけ」というセルフのお店。

 

 今日は「ひやかけ=かけうどんの冷たい麺に冷たいお出汁」でさっぱりと。その上に野菜の掻き揚げ天で・・・290円だったか・・・。

 

 午後からはまたもやお客さん。今日は丸亀市からのお客さんだが、そのうちの一人は、「旅人」で有名な・・・「中島 厚」さん。その案内人が今井さんという丸亀の方。話のテーマは「中井初次郎」について・・・。

 

 この方、今年の10月にも石巻の中井初次郎の供養祭にもお参りに行くのだという。そのためにも、なんとかして、中井初次郎のことを調べたいというのだが、あいにくと、私は何も持ち合わせてはいない・・・。

 

 これが中井初次郎の過去帳。最後の二行部分。ここには確かに「讃州廣島産」と書いてある。彼が乗っていた「開陽丸」は最新鋭の軍艦で、そこには榎本武揚や古川庄八らも乗船していたのだから、うかつなことは書いてないはず。そこにはっきりと「讃州廣島産」と書いたのだから、まぎれもない事実だろうと思う。

 

 これが石巻に残る、中井初次郎のお墓。果たして、初次郎はどこの誰だったのか・・・。

 

 そういうお話で15時過ぎまで・・・。今日もまた、頭の中がウニウニになってしまったことだった。

 

 夕方になって、奥方のけいこばぁから・・「車のバッテリーが上がったので帰れない。自動車屋さんに救援をお願いするので帰りが遅くなる・・」との電話。私は集落内のお地蔵さんのお掃除。なんだか、ワヤワヤ・ウニウニ・・・の一日になってしまった。

 

 今日の掲示板はこれ。「感動は人を変える 笑いは人を潤す 夢は人を豊かにする」というもの。なるほど、いちいち、ごもっともさま・・ということば。でも、現実には、感動することはほとんどないし、笑いを思えることもまずないし、ゆめを見ることもほとんどなくなった。私たちの心は枯れてゆくなぁと思った。明日こそは、感動や笑いや夢に出会えたらいいなぁと、思うことだった。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

虫の声 きょうの役目は 終わったか

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 「香川県では、急な強い雨や落雷に注意してください。」という予報の割に、一粒の雨も雷鳴もない昨日・今日・・・。相変わらずの夏の一日。雨はどこに行ってしまったのか・・。

 

 気温は朝から26度から35度。湿度は80%から60%。風は1mから3m。それでも、朝夕はしのぎやすくなったと思う。昼間は相変わらずの猛暑日なんだけれど。

 

 朝の間は、「法然上人・讃岐の足跡」シリーズの編集段階に入った。編集たって、ワード上(文書作成ソフト上)に、画像や記事を張り込んで行く、「デスクトップ・パブリッシング」。ようやくに、岡山県の誕生寺と、塩飽本島(「ほんじま)の「専称寺」を片付けたところ。原稿も、編集シートも用意せずに、「行き当たりばったりの思いつき」で記事を作るものだから、時間も手間もかかる。だから、6ページも入力すれば「疲労困憊」。でも、この数ページさえできあがれば、あとは・・・「コピペ=コピー&ペースト」で作業が転開して行く。最初のひな形さえできあがれば・・・だ。

 

  と、いうことで、気分転換の意味を込めて、ここに来た。さぬき市大川町田面にできたセルフのお店の「若潮」。以前の「まなぶや」だったというお店。

 

 今日は珍しく・・・「わかめうどん+野菜かきあげ天」で、320円+100円で420円。これは少しばかりお値段が張ったなぁと思った。でも、麺が多いかなぁと思った。気分的なものかも知れないけれど。

 

 ここは、あいかわらず、メニューが少ない。でも、あれこれ、趣向を凝らすよりも、好きな麺をこだわって出すのもいいものかなぁと思ったりはしたが・・・。

 

 「法然上人讃岐の足跡」の調査ヶ所は約50ヶ所。そのうちの2ヶ所が終わったばかり。前途は多難だけれど、来月中にはほぼ完成しそう・・・。あくまで希望的観測だけれども。

 

 今日は、この集落の「地蔵盆」。昔は、このお地蔵さんの前で、こどもたちが群がってお参りし、ここで盆踊りまでやっていたらしい・・・。医者や薬の少ない時代に、神さまや仏様におすがりした時代があったんだろうなぁと思う反面、娯楽らしい娯楽もない時代の、良き風習だったのかも知れないなぁと思ったことだった。

 

 今はこんなもので、おばちゃんたちが世間話をする程度の形ばかりの地蔵盆。ほぼ1時間の懇談会で会は終わる。ま、話題は・・・ウリボウのことからアシナガバチに刺された話、犬にかまれたという話からネコに引っかかれた話など・・・。平和と言えば平和な集落だ。

 

 夕方からは雲も出てきて風も出てきたが、雨になる気配はいささかもない。東北あたりでは相当に雨が降っているらしいのだけれど、その幾分かのお裾分けでも欲しい気分の讃岐の天候である。

 

 それでも、このあたりの農家では、「明日あたりが雨になりそうな物で・・」と、さかんに稲刈りが急ピッチ。稲の青いもの(未熟なもの)はOKなんだそうだが、乾燥しすぎて、白く変色したり、米粒が割れたものは買い入れにはならないそうだ。だから・・・あちらこちらで稲刈りが忙しいらしい。

 

 きょうの掲示板はこれ。「墓参り 合掌した手で 蚊をたたく」というもの。何年か前には「墓参り 合わせたその手が 蚊を叩く」というようなことばだったかも・・・。いずれにせよ、私たちは矛盾を抱えて生きている。片方ではいのちを大切にし、片方では多くのいのちを食べて生きている・・・。それをやめるわけにはゆかない私。その」矛盾とともに生きて行かねばならないこの私・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

セミ止んで 扉みしみし 焔魔堂

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 四国地方は、中国地方を南下する前線の影響で瀬戸内側を中心に雨が降っていた。前線の影響で雨が降りやすく、雷を伴う所があるということだったが、たいしたこともなく経過している。明日も雨模様だとか・・・。適当なお湿り程度の雨だった。気温は28度から30度どまり、ようやくに猛暑日の連続記録も途切れた様子。今日の雨も讃岐では19日ぶりとか・・。

 

 湿度も94%から78%と高くて蒸し暑い。風は2mから3m程度。しかしのかかし、体感的には幾分かは涼しくなった。

 

 これで野菜物は潤っただろうが、雑草もまた元気になるし、ヤブ蚊も元気に飛び回るのかも知れない・・・。全てが万事、うまくいくかと思えばそうではない。それが浮き(憂き)世だ。

 

 ということで、今日は「法然上人讃岐の足跡」の入力作業。塩飽本島に渡った法然上人は丸亀の浜に着いて上陸する。それから「小松庄」に向かうわけだが、そのあたりを入力した。この本願寺塩屋別院には「上人船つなぎ松」というものがあったそうだが、今はもうない。そこで・・・。

 

 第一次世界大戦の時の「俘虜収容所」としての「塩屋別院」でページを埋めた。法然さんとは関係ないのだけれど・・・。

 

 これは運動会の様子だろうか。バックに見えるのが塩屋別院の本堂らしい。ドイツ兵およそ300人余の俘虜がいたということらしい・・・。

 

 有名なのは、この音楽会。丸亀でやったかどうかは知らないが「第九の演奏会」とかが知られている。

 

 今日は合間をみて・・・おうどんタイム。東かがわ市引田の「手打ちうどん宮川」というセルフのお店・・というても、プチセルフ。

 

 で、変わったメニューということで、「なっとう釜玉」460円+ちくわ天80円+エビ天100円を乗せて640円になった。豪華そうに見えるけれど、この納豆は余分だったなぁと思った。どうにも後味が悪い・・・。確か、去年だかにも同じような乾燥をもったような気がする。

 

 午後からはも、原稿というても、そのまま印刷できる状態にまで仕上げて行く作業。いよいよと「小松庄」、今のまんのう町高篠羽間(はざま)地区までやってきた。さすがに目が痛くなってきた。

 

 犬の散歩に行ったり、そのあたりを散歩してみたりと気分転換。全くのパワーダウンだし、足がむくんで来るようになった。

 

 夕方になると少しは気温は落ち着いてきたが、小さな雨は降り続いているまま・・・。

 

 最近は、ヤブ蚊を追いかけてだろうか、こういうトンボが何匹も飛び込んでくる。おかげでヤブ蚊は見えなくなったし、聞こえなくなった。この雨で猛発生するのかも知れないけれど。

 

 きょうの掲示板はこれ。「有る角も 出さねば丸し かたつむり」というもの。持っているツノも、出さなければ丸く済むではないかという、かたつむりにかけたことばである。それがついつい出てしまうのが、凡夫たるわれわれではないか・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

雨のあと よろこぶ百合の むせび泣き

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 さぬき市地方は西日本をゆっくり南下している前線の影響で、雨となっていて降ったりやんだりを繰り返しているが、激しい雨でなくて霧雨みたいな雨がしとしとと。明日は、前線が四国南岸に停滞するため雲が広がり、昼前まで雨の降る所がある見込みらしい。気温は25度から29度とやや低めで湿度は93%から76%と梅雨みたい。風はない。

 

 今日は一日中、雨・・・。遊びにいきたし邪魔くさし・・。

 

 さすがに奥方は今日は野菜の水やりはお休み。それでも、朝食はこんなもの。ま、朝からスイカはヘルシーではあるけれど。

 

 ということで、今日も昨日に引き続いて「法然上人さぬきの足跡」シリーズの入力作業。まんのう町から琴平町・仲南町・琴南町あたり・・・。36ページまで作業が進んだ。

 

 49ヶ所中、27ヶ所を打ち終えた計算になる。半分以上は終わったことになる。さすがに肩も眼も背中も痛い・・・。無理な姿勢だからかな・・。

 

 それはさておき、昨日の夕方、こういうお手紙が届いた。「平成25年度『おへんろつかさ』養成講座の受講許可証だ。「おへんろつかさ」というのは、さぬき市において、四国遍路の知識を伝え、さぬき市を観光的歴史的側面から全国に発信する活動をしている会のことで、主には、「上り3ケ寺」という、「志度寺」「長尾寺」「大窪寺」の案内や春と秋に遍路道を歩くまち歩きイベントを開催しているもの。

 

 ま、「観光ボランティア・ガイド(お遍路編)」みたいなもの。たまたま、さぬき市図書館に申込用紙があったもので申し込んだら「OK」が出たよ、みたいなことだ。9月から1月までの5ヶ月間に6回の講義があるので、それに出たらいいだけのことらしい。受講料は3000円。

 

 秋から冬にかけてはとくに用事もないので、少しばかり「お遍路学」とか「お接待学」でも学んでみようかと・・・。しわく広島の「お大師参り」でお遍路学もかじったし、二十四輩調査でも「四国遍路学」も自習したし・・。

 

 ということでもないが、今日のおうどんは大窪寺門前「やそば庵」の「団蔵うどん」。単なる「ざるうどん」なのだが、お遍路の途中で自殺された歌舞伎役者の「団蔵」さんにちなむもの。

 

 午後からはまたしても、入力作業・・・。気分転換に、表紙とか中表紙、前書き、後書き、奥書なんかも作ったりして・・・。

 

 秋の日はつるべ落とし。一日が短くなってきたなぁと思う今日このごろ・・・。

 

  今日の掲示板はこれ。「雨が降らなきゃ、虹は見られない」というハワイのことわざ。英語では、No rain, no rainbow というのだそうだ。困難の後には良いことが必ずあるという意味に使うらしいが、一方では困難があるからこそ、その後の普通のできごとがありがたいなぁと感じられるという意味合いにもなるのだろう。『若いうちの苦労は買ってでもしろ!』と昔は親に言われた方も多いと思うが、60才を過ぎてから、ようやく、その言葉を実感するようになったもの。でも、若いうちは、なかなか理解できないんだなぁ〜、このことが・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


うどん屋の のれんをくぐる 秋の風

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 さぬき市地方は四国付近を南下している前線の影響で雨の降っている所があった。その雨も午後には上がったが空は曇ったまんま。気温は21度から28度とずいぶんと下がった。湿度は80%から68%とやや高め。風はやさしく1mから2m程度。明日からはまたもや晴れるらしい。

 

 で、今日は娘が友人と大阪へお買い物に出かけたもので、孫のお守りで屋島にやってきた。お守りというても留守番みたいなものだ。だから、ノートパソコンを持参でお泊まりと言うことになる。

 

 今年の夏休みの自由研究ともいうべき、「法然上人讃岐の足跡調査」も、夏休みもあと一週間という段階に来て追い込み作業が急ピッチ。表紙もできた、前書き・後書き・奥書などもできて、本の体裁も整ってきた。

 

 地域的には、塩飽島から丸亀を経てまんのう町へ。その後、琴平・満濃・仲南・琴南を経て善通寺へ。更に今日は坂出市の崇徳上皇御陵から大藪(大屋富町)に参詣したところまで。明日は綾歌郡の綾川町一帯を仕上げれば全容は片付くことになる。あとは推敲・校正・追加・修正などが待っている。

 

 今日のお昼は、孫のなぎちゃんとここに行った。「さか枝うどん・春日店」というセルフのお店。

 

 で、私はぶっかけうどん小(270)の冷やにちくわ天(100)で。なぎちゃんはかけうどんの小(190)にちくわ天(100)。合計で660円だった。大根おろしやわかめ・レモンなどはフリートッピング。

 

 午後からは、なぎちゃんと夕食のお総菜や飲み物を買い出しに行って、私はお昼寝タイム。なぎちゃんはお友達んちへ遊びに行った。

 

 もう一つのプロジェクトの「中井初次郎」。紙芝居、それも「団扇:うちわ」を使っての紙芝居を石巻の墓前にお土産としてお供えする方向で進んでいるらしい。その水夫の衣装についてのお尋ねがあった。幕府軍の水夫の制服はどのようなものであったのか・・・という質問だった。むろん、そのような制服などあるわけではない。それぞれが腰までの半着物に股引姿・・・だったように思うと答えておいた。

 

 一方、「英国士官レキ墓研究会」の進展はない模様。そろそろと行事というか、プロジェクトを進展させねばならぬ時期。「岡良伯」家の資料はアテにはならぬ様子。下関行きもなくなった。さて、今までの資料や考察をまとめておきたいものだが、事務局の動きがとても鈍い・・・。

 

 あと、本山へのレポート提出は12月半ばだから、もう少し研究の余地はあるし、時間もある。それから・・・、来週からは「おへんろつかさ」の研修が始まるが、これは受講だけでレポート提出はないように思うので、案外と気楽。

 

 あと、今週の予定は入っていないし、やらねばならぬことは見当たらない。ま、「法然上人・・・」を仕上げるばかりだ。そうしていれば夏も終わる・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「心一つで運気は変わる もうと嘆くなまだと踏ん張れ」というもの。私たちはああだこうだといいながら、その根本は、この私もこころ一つの問題である。こころももちよう一つでうれしくなったり、悲しくなったり、怒ったり、鳴いてみたりと・・・。こころをシフトチェンジすれば、運気も変わるというものだ。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

コオロギに 今日の日記を せかされる

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 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。明日も晴れるらしい。気温は22度から31度。湿度は84%から50%。これが本来の夏だなぁと思った。風は0mから4m程度。風が吹けば涼しいと感じるようになった。

 

 昨夜は屋島の娘んちでお泊まりだったのだが、朝方が寒くて寒くて起きてしまって戻ってきた。5時過ぎに起きて・・・我が家には6時前には着いていた。朝の犬の散歩をやっておいてから、いつもの作業に取りかかった。

 

 讃岐には法然上人由緒の場所というものが45ヶ所あり、岡山の誕生寺や高知四万十市の二ヶ所などを含めて49ヶ所。その全てを入力し終えた。表紙や前書き・後書き・奥書なんぞもできあがった。ま、パターンが決まっているので、タイトルと写真ほかを入れ替えるだけでそれらしくなる。

 

 昨日も今日も、一日中、エアコンは使わずじまいになった。これでそのまま秋に移行すればいいのだが、そうは問屋がおろさないかも・・・。でも、こういう時候ならばなんでもやれそうな気がするのだが、突然に涼しくなったからと言って、何をしていいのかがわからない・・・。

 

 で、今日はドライブを兼ねて、木田郡三木町井上という地区にある「尾後やうどん」というセルフのお店に行ってきた。近くには「讃岐三木」という?松自動車道のインターチェンジがある。うどん屋さんに「ライオンの石像」というのも珍しい。

 

 これが入口だがここにはお店の名前はない。縄のれんといううどん屋さんも珍しい。

 

 昨夜は娘んちで飲み放題の食べ放題だったからか、おなかがすかない。だから、かけうどんの小の「ひやひや」というものをお願いした。190円だった。麺が冷たくてお出汁も冷たいので、「ひやひや」という。「ひやあつ」とか、「あつあつ」という選択もできるが、なぜか、「あつひや」というものはない。熱いおうどんに冷えたお出汁をかけてもおいしくはないそうだ。

  

 で、これが表紙になる。総ページ数は予定で200ページ。現在は120ページで、法然上人さんの生涯のまとめとか、「絵伝」の紹介なども入れる予定。あ、明日は図書館に行って来なければ・・・。

 

 今日はこういうトンボが群れを作って飛び回っていた。トンボも秋の気配を察したんだろうか。それにしても、トンボの種類も多そう・・。トンボの名前も数えだしたら・・・三つくらいしか浮かんでこない・・・。このトンボの種類、名前の由来、トンボの文化・・・などを洗い出したら・・軽く一冊の本になりそうだなぁと思った。

 

 朝方は盛んに「オーシィ・・ツクツク・・・。オーシィ・・ツクツク・・・」と鳴いていたつくつくボウシも鳴きやんで、夕方には虫の声。ガチャガチャとかキンキンキンキン・・・というカネタタキ、リーンリーンというスズムシなどが賑やかになってきた。

 

 これも小さな羽をこすって音を出しているみたいで、小さいものは「チンチンチン・・と鳴くが、大きくなると、「カンカンカン・・」とうるさくなってしまう。

 

 この黒っぽいものが同じ仲間のコオロギ。こちらは「コロコロコロ・・」と鳴いている。

 

 きょうの掲示板はこれ。「いつも二つの道がある ここでやめるか ここからはじめるか」というもの。私たちはいつもこんな問題を抱えている。生きるのか、生きるのをやめるのか、食べるのか、食べるのをやめるのか、前へ行くのか、やめるのか、本を読むのか、やめるのか・・・。その選択の歴史が私たちの人生だ。でも、その選択をふっとやめてみたら、どんなにか楽だろうなぁと思ったりする。全てを「一如から来るものに委ねる」。そんなことができたらいいなぁと思ったりする。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。

窓越しに 家守の逢瀬 皿洗う

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 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は21度から29度、湿度は76%から50%と、すっかりと過ごしやすくなった。風は3mから1mの北北東の風が少し。さわやかな風になった。

 

 昨夜は奥方がお泊まり勤務だったもので、久々にゆっくりとして呑んだ。でも、朝方は寒くて仕方なく5時半には起きるはめになった。朝方の気温は21度。寒いという気温ではないのだが、体感的に肌寒かったし、顔を洗うときに、水道の水が冷たい!と思った。

 

 で、今日はいつもの「法然さま・・・」の調べ物ということで、県立図書館に行ってきた。ここに来て、「おや?」と思ったのがセミの声。あれだけにぎやかだったこのアキニレの林が沈黙の緑。どこからもセミの声が聞こえない。それだけ気温が下がったのかな。

 

 このあと、ここにもどっと人が流れ込んでくるのだけれど、開館直後は新聞置き場とかこども図書館とかに飛び込んでしまって人影が見えなくなる一瞬。

 

 今日もまた、法然さん関係の本を10冊ほど・・・。でも、それらも読んだことのある本ばかり。表題だけを見て選ぶのだけれど、家に戻ってじっくりと開いたら、私の付箋紙があちこちに残っている・・・。

 

 本を選んだあとはここに寄った。「たも屋林店」。まだ香大生は夏休みらしくて、お客はまばら・・・。

 

 「それぞれのトッピングが楽しめる・・・」とかと書いてあった「ぶっかけうどん小の冷や」を注文すると、こんなものが出てくる。この「冷や出汁」は私が注いだもの。つまり、どんぶりにうどん玉そのまんま・・・が入っているだけ。そこにつめたい「つけ出汁」を注ぐと、こうなる。

 

 お会計は280円。その後、好きなトッピングを載せることになる。

 

 そしたらば、こうなる。これで280円は安いと思う・・・。見た目だけれども・・・。これだけだと、豪華そう。

 

 お店の中はこんな風・・・。ま、朝の10時だからね・・・。

 

 午後は、借りてきた本を読みながら・・・必要なところはスキャニングしたり、コピーしたりのデジタル化作業。「読んでココ」というアプリで、ワードに取り込んだりもする。ま、研究用だからね。

 

 それにしても、処暑以降、すっかりと朝夕がしのぎやすくなってきた。それで作業の効率が上がるかというと、それはそうでもない。しのぎやすくなった分だけ、気分がほんわかとしてしまったり、眠くなったりで・・・結局の薬局で・・・なまけもの・モード。 

 

 今日の掲示板はこれ。「きれいな心になって合掌するのではない 思い煩うままに手が合わされる」というもの。本当は・・本当の宗教は・・・「きれいな心になろう」と言うのかも知れない。でも、私たちは・・きれいな心なんぞにはどうしたってなりきれない。どんなにしたって合掌すらできない・・・。そんな私たちが救われるとしたら・・・、この思い煩うままの乱れたこころ、汚れたこころ、迷い続けるこころのままに・・・手が合わされるのを待つしかないではないか・・・。

 

じゃぁ、また、明日、合えるといいね。

盛夏にも 負けぬ白さの さるすべり

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 さぬき市地方は晴れているところもあったが、気圧の谷や湿った空気の影響で、曇りの時間帯が多くなっていた。明日からは天候は下り坂の模様。気温は22度から33度。湿度は71%から62%、風は3mから1m。少しばかり暑いけれどムシムシ感はなくなった。明日はどうかしらん・・・。

 

 いよいよ8月もおしまいが近くなってきた。NHKラジオの「科学こども電話相談」も明日まで。私の「夏休み自由研究」の「法然上人研究」も大詰めになってきた。そこで、今日も一日、法然さんにどっぷり・・・。

 

 これは讃岐の正福寺で説法する法然上人の絵伝の一部。こういう絵伝をどのように紹介するか・・とか、法然寺の宝物群をいかように配置して紹介するか・・とかの細部の調整をやっている。

 

 今日は奥方がめずらしくお休み。隣の部屋で和裁だか洋裁だかをやっている。お互いの趣味のことだから口は差し挟まない。

 

 でも、お昼前になると、「おうどんに連れててって・・」というので、「さぬきうどん羽立」に行った。最近はここがお気に入りみたい。

 

 私は「わかめうどん」で300円、けいこばぁは「かけうどん」250円におでん100円の650円。一般店にしてはお安いおうどん。しかもおいしくて、早い。一般店みたいに15分も20分もは待たさない。

 

 麺は細麺でつやがあってなめらか。固くなくて腰がしっかりとあって満足感。今日もおいしくおうどんを頂いた・・・。

 

 午後からもぐうたらで、「法然上人の本作り」・・・。さすがに何日もやっていると飽きてくる。それだし、いいアイディアも、いい企画も、いいことばも出て来ない。そうそう・・、「こころ」と「ココロ」と、「心」は感情的に違うと思うし、「ことば」も「言葉」も「詞」も、使う場所で違うと思う。そういう用語の選択も考えながら・・・。

 

 そうそう、このあたりでは稲刈りが盛ん。思い返せば・・・我が家もこの時期、8月末になって、暑いさなかに稲刈りをやったなぁと・・・思い出した。いまさらながらに農家の苦労が思い知らされる。

 

 空はすっかりと秋の空だし、秋の風が吹いてくる・・・。

 

 竿の先に止まる赤とんぼもすっかりと秋化粧・・・。テレビのニュースでは、早くも二学期が始まった小学校があるらしい・・・、このさぬき市で。急がなくてもいいのにね。

 

 ということで、秋の日は釣瓶落とし。「釣瓶」とは、水を汲むために竿や縄の先につけて、井戸の中におろす桶のこと。その釣瓶が井戸に滑り落ちるように、秋の日は一気に日があっという間に暮れるということをいう。

 

 決して、NHKテレビの「家族に乾杯」の笑福亭鶴瓶を落とすお話ではない。

 

 きょうの掲示板はこれ。「人生は 近くで見ると悲劇だが、遠くから見ると喜劇である」という、喜劇王・チャップリンの言葉である。確かに、身内の悲喜こもごもは「悲劇」であるが、他人さまから見たら喜劇に過ぎないと思うことがしばしばある。本人たちは嘆き悲しんでいるのだが、赤の他人からみれば、「なに、ばかなことをやってるんだ・・」と思うことが・・・人生のありようかも知れない。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

カレンダーが 舞い踊っている 夏嵐

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 さぬき市地方は晴れている所もあったが、湿った空気の影響で雲が広がり、午後からは雨になったし、急な強い雨や雷鳴が聞こえてきた。明日も台風第15号や湿った空気の影響で雲が広がり、午後は雨や雷雨となる見込みとか。週末にイベントを構えている人は大変だな。気温は27度から33度、湿度は77%から86%とやや高め。風は1mから3m。

 

 朝方はややムシムシする気候だったもので、またも県立図書館に行ってきた。いや、涼みに行く訳やないのだが、どこから何をやればわからなんようになってきて・・・。ま、気分転換ってところだ。

 

 それにしても、あれだけ賑やかだったセミの声がバッタリと絶えた。朝の涼しいうちは鳴いていたんだろうか・・・。

 

 今回も6冊の本を返却して、別な6冊の本を借りた。ま、参考書代わり・・ということで、「読書」というような本ではない。例の「法然さん研究」の補助的な資料探し・・・みたいなことで。

 

 その後、帰り道にあった、このお店に入った。「根っこ・三谷店」というセルフ系のお店。午前10時過ぎ・・・ということで客は数名だけ。

 

 最近、わかめうどんばかりだなぁ・・と思ったので、今日は「肉ぶっかけ小の冷や」を注文した。これで480円だった。「じぇじぇじぇ・・」と思った。セルフのお店にしては高いお値段だ。

 

 いま、作っている本。「讃岐における法然上人旧跡調査報告書」という名前なんだが、それらしいのだが、おもしろくないし、楽しくない。「法然上人讃岐の足跡」という簡単な名前でもいいし、「法然さんの足跡を探そう」というのは軽すぎるか・・・。最近は言葉も浮かんでこなくなった・・・。何か、ヒントをくれれば豪華賞品を送ります。

 

 そんなことを考えながら我が家に帰り着いたとたんに・・・激しい雨・・・。あわてて、洗濯物を取り込んだり、全ての窓やサッシ戸を閉めて、閉めて、閉めて・・・。

 

 雨・・・。うれしくもあり、邪魔くさくもあり・・・・。でも、あっという間に上がってしまい、晴れ間さえ見えるようになったり、今度は激しい雷鳴が響いたり・・・。雨は上がったのかと迷犬ごんの散歩に出たら・・・再びの大雨・・・。犬は喜び庭駆け回り、おじさんずぶ濡れ大慌て・・・。

 

 せっかくの収穫直前の稲は倒伏現象・・・。いきなりの雨で重くなった稲は倒れてしまうよりほかなくなってしまって・・・。でも、最近のコンバインは性能がいいらしくて、こんなムシロみたいな稲でもきれいに刈り取れるらしいが、稲の品質的にはどうなんだろうか・・。

 

 いよいよ夏休みもおしまい・・。まだ、明日、明後日があるか・・・。でも、あっという間の夏休みだったような気がする。

 

 今日もパソコン操作で暮れてしまった一日になった。いよいよ、台風の影響なんだろうか、風が強くなってきた・・・。

 

 きょうの掲示板はこれ。「できなくてもしょうがない」は、終わってから思うことであって、途中にそれを思ったら、絶対に達成できません。というもの。できると思って取り組むと、結果は思った通りのものになる。しかし、できないと思うとそれは達成できなくなってしまう。発展途上の段階で、できなくても仕方ないと思うと、発展はそこで止まってしまうのだ。結果が出るまでの途中段階で諦めることは、実は達成できたかも知れない結果を放棄したようなものなのだ。

 

 これからの人生を諦めて今を生きる人はいないと思う。人は目指すべき輝く将来があるから生きているのだ。その挑戦を終えてから、できなかったことはしょうがないと反省して次に向かうべきである。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

夏萩に 明日の指針を 示される

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 さぬき市地方は山陰付近に停滞している前線や台風から変わった低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、蒸し暑い一日になった。午後からは雨が降ったり雷を伴った雨が降る・・というてけれど、雨も雷も姿が見えない。明日もお天気はすっきりとしないらしい。

 

 ということで、今日も宿題をやり残した小学生みたいに、朝からパソコンをカタカタと叩いて、「法然上人研究」の最終仕上げ・・・。記事の追加やページの追加をやりながら全体の体裁を整えて行く。ワード(Microsoft Word)のあらゆるテクニックを駆使しながらの作業になった。

 

 昨日のNHKラジオの「夏休み科学こども電話相談」で、「勉強のやる気を起こすにはどうすればいいですか」という質問があった。暗示をかける方法、自分をほめる方法なんぞを話した後で、「ぶっちゃけた話、とにかくやってみること。そうすれば自然にやる気スイッチが働いて勉強してしまう・・」という話になった。

 

 それと同じ事で、「こういうことができないか」とか、「ここはこうしたいんだけれど・・」ということも、やってると、「あ、そうかぁ・・」ということになって思わぬことができあがったりする。とにかく体を動かしてみること、頭を動かせてみることだなぁと思った。

 

 こんな話がある。「眼が二つで鼻が一つなのはなぜですか」というお坊さんの質問に、おばあさんについてきていた少女が言った。「先生、それはメガネをかけるためです」。「それでは、頭が一番、高いところにあるのはなぜですか」という問いに、先の少女はこともなげに・・・「先生、それは帽子を載せるためです」。

  

 今日は東かがわ市に向かって走った。で、「讃州手打ちうどん讃岐屋」という一般店にに入った。ここも久々だった。

 

 で、これまた久々の「野菜ぶっか天」というものを注文した。正確には「野菜天ぶっかけうどん」というものだろう。ぶっかけうどんの上に野菜天が乗っているものだと思えばいい。これで500円。それにしても今日は蒸し暑い・・・。

 

 早々にお店を出てそのあたりを走るが、さりとて眼に着く秋はまだない・・・。こういう高砂百合をカメラに収めようと車から出ると、たちまちにしてメガネが曇って真っ白・・・。まるで梅雨時みたいだ。

 

 さてさて、早くも今日は8月の31日。ホントならば、今日で夏休みはおしまいの筈。ところが明日が日曜日だから、もう一日、夏休みが残った勘定になる。私も明日で、一応の「法然研究」をおしまいにして、まんのう町の「近兼先生」に原稿を送って、点検・監修をお願いせねば・・・。

 

 それだし、明日からは、さぬき市観光協会の「おへんろつかさ」の研修も始まる。明日は開校式と講義が三コマあるらしい。その後、さぬきうどんでの「交流会」になるらしい・・。おうどんを食べながらの交流会では弾まないなぁ・・・。

 

 そうそう、英国士官レキ墓研究会で、二日には丸亀に行かなければならなくなった。二日は朝の間は県立病院での予約診察日・・。バタバタと新しいお仕事が動き出してきた。

 

 きょうの掲示板はこれ。「得たものが得ではない なくしたのが損ではない あるものを生かすことがほんとうの得」というもの。今回も誰の言葉かわからなかった。「得」の意味を調べていると訳が分からなくなってきた。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

ようやくに 蝉の鳴かない 昼下がり

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 さぬき市地方は、西日本に停滞する前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため雨や雷雨となっており、激しく降っている所があった。そのため、雨が降り、雷を伴う所もあって、終日、雨の一日になった。明日も似たような一日になるらしい。

 

 気温は24度から26度、湿度は90%から88%。風は1mから3m。一時は暴風雨かと思うような時間帯もあった。

 

 そんな中、さぬき市前山というところにある「おへんろ交流サロン」という施設で、「おへんろつかさ養成講座七期生」の講習がスタートした。ま、お遍路を中心とした「ボランティアガイド養成講座」である。

 

 講座に申し込んだのは22名らしいが、天候の影響でだろうか、今日は17名の参加だった。観光協会の会長の挨拶やらさぬき市長の挨拶があって、開講式が始まった。その後・・・。

 

 権大先達の櫻谷和香先生の「おへんろの心得について」の講義。顕教と密教の違い、真言宗と浄土宗の違いなどから弘法大師概論・・・。挨拶の大きな声と、先にたって挨拶をすること、言葉の大切さなどをこんこんと・・・。

 

 今度は教室を移動して・・・。

 

 二コマ目は「へんろ資料展示室」において、「おへんろ学概要」。「おへんろつかさの会」の前田義秀先生の大きな声での説明。なんで、四国霊場は「88」なのか。なんで、おへんろは白い衣装を着るのか、納め札とは何なのか・・・という初歩的なことからの、実物を使っての講義。ばぜ、「札所」というのか、なぜ、「打つ」というのか・・・。

 

 休む間もなく、今度は香川大学の名誉教授「木原溥幸先生」による「江戸時代のへんろ」の講義。江戸時代の古文書を読み取って知るおへんろの実態・・・みたいなこと。なるほどなぁ・・と思った。

 

 お昼過ぎに講義はおしまい。今度は会場を敷地内にある「多目的研修ホール」に移して、交流会とおうどんの「お接待」。おうどんと・・

 

 ちらし寿司のお接待を地区の方々が作って下さった。これを食べ終えてから・・・

 

 簡単な自己紹介と挨拶を順番に・・。受講生17人とへんろつかさの会のかたが10名ほど・・。講師の先生は聞いているだけ・・・。

 

 今月末には、四国霊場87番札所の「長尾寺」で、住職さんの講義ほかを受講する予定。歴史も観光も、視点を変えれば違う風景が見えてくる。その視点の切り替えをどうするのか・・・ということがこの講座の目的かな。

 

 いままでは漫然と、風景の中のおへんろさんや札所の数々を眺めていただけれど、今度はおへんろさんの立場から、住職さんの立場から見直すことが大切かなぁと思ったことだった。

 

 今日の掲示板はこれ。「拝む手が とがる世間の 角(かど)をとる」というもの。 いじめだ、暴力だ、竹島だ、国旗だ、拉致だ、尖閣諸島だ、消費税だ、再稼働だ、化学兵器だ、エジプトだ・・・とがってばかりいる現代。拝む手で、幾分かでもいいから、角がとれたらいいなぁと思う・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


虫の声 一期一会の 歌合わせ

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 丸亀市地方は、西日本に停滞する前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、雨や雷雨となっており、激しく降っている所もあったらしい。明日も似たようなお天気らしい。気温は23度から27度、湿度は85%から87%。それでもずいぶんとしのぎやすくなった。風は1mから2m。

 

 今日は久々の県立病院の定期「予約診察日」。ま、一ヶ月ごとの定期検診というわけ。ところが、今日の予定では11時から11時45分の予約になっている。あいにくと、13時半に丸亀市での打ち合わせが入ったので、はてさて、どうしたらええもんだべだか。

 

 ま、とりあえず病院に行って受付をして、担当の事務員さんに相談して・・。予約の間に挟んでくれたらラッキィ〜だし、再度、予約を取り直しても良い・・・。私は自由勤務の毎日が日曜日だから・・・。

 

  やさしい担当のドクターは三番目に診察してくれて9時半には病院を出る事ができた。で、一目さんに丸亀を目指して走った。「走れ、まほろば」、「走れ、メロス」だ。

 

 途中にあった、綾歌郡綾川町羽床にある「手打ちうどん・はゆか」に寄った。ここも県外ナンバーの車が良く立ち寄るお店で、一応はセルフのお店。

 

 実にあっさりとしたおうどんだが、「ぶっかけうどん小の冷や・濃い出汁」で260円。ここはお出汁を薄い出汁か、濃い出汁かを指定できる。麺が冷たいし、そのままだし、お出汁も冷やだから・・・麺は硬い・・・。ごわごわした感じ。温めたほうが良かったかなぁと思うような胃の重さ・・・。

 

 丸亀港には11時過ぎについたのだけれど、それでは早すぎる。そこで、近くのスーパーで食材の仕入れ。会議というか打ち合わせは13時半だから時間はたっぷりある。食材を買ったり、缶ビールを買ったり、本屋さんで文庫本を買ったりして時間をつぶす・・・。

 

 丸亀城近くの施設で打ち合わせ。例の・・・というても、今回は「英国士官レキの墓」についての打ち合わせ。英国から255ページもの英文の論文を送られてきても、私には珍文英文(ちんぷんかんぷんの語呂合わせ)で全くの意味不明・・。それを解読してもらった報告をば・・・。

 

  レキさんの乗った船はほぼ解明できたが断定ではない。レキさんの死因は不明だが「突然の死」だった・・。レキさんの子孫は「絶家」で子孫はいない・・・ということで、私たちには絶望的な内容・・・。岡良伯さんの記録も絶たれたし、レキさんの子孫も絶たれた。目の前が暗くなるばかりだ・・・。

 

 私は3時10分発の「しわく丸」に乗って、しわく広島に帰った。まだ、小雨が降り続いていた。

 

 頭の中を、英国士官レキの墓、法然上人讃岐の足跡、中井初次郎福田説、おへんろつかさの会・・・などが渦巻いて巻き上がってくる。まるで・・・今日の竜巻のように・・・。

 

 島の家に帰ったのは16時前。早速に水道の元栓を調節して洗濯機の漏水状況を確認するが、なかなかには改善されない。水圧を弱くすると漏水は減るが洗濯時間が長くなる。その微調整がむつかしい・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「偶然の出会い 必然の別れ その中に人間は生きている」というもの。 人はその生涯において数えきれないほどの別れを体験する。記憶の中に薄れていく別れもあるが、生涯、心に刻まれて忘れることのできない別れもある。偶然の出会い、必然の別れ。その中に人間は生きている。だからこそ、人は出会いを大切にしなければならないのではなかろうか。別れが必然だから、人はかろうじて優しくなれるのかもしれない。必然の別れ。そこに目を引き据えるとき、生きることにおいて、なにが一番大切か、少しは見えてきはしないだろうか。

  松本梶丸著『生命の見える時 一期一会』(中日新聞本社)より       じゃぁ、また、明日、あえるといいね。

あるがまま 花も実もあり 日が落ちる

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 丸亀地方は西日本に停滞する前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、太平洋側を中心に雨や雷雨となっており、激しい雨の降っている所があるらしい。昼からは東からの風が強くて台風みたい・・。明日もこのような天候だとか。気温は23度から27度。湿度が94%から77%。風は0mから4mの東の風。

 

 朝方は涼しく良い天候だなぁと思ったのだが、やがてには蒸し暑くなってきて・・・いやな天候になってしまった。

 

 今日の予定は特にない。レキ墓研究会の今後について打ち合わせをしたい・・というてたが、会長さんに急用が入ったのか案内がなかった。天候も悪くなってきた頃だったし。

 

 これは我が家の南側の海で行われている航路の浚渫作業。今は備讃北航路の浚渫をやっているみたい。

 

 島を一周してみたが、人っ子一人にも出会わない。車一台として見かけない。全くの静かな眠ったような島になっている。現在の広島の人口は320人の195世帯だとか、私がこの島にやってきた20年前には640人だったのだからちょうど半分になった計算。小手島45人、手島43人を入れても408人・・・。

 

 午前中はレキ墓研究会の資料整理や先日の「おへんろつかさ」の講義録の作成などをカタカタと・・・。それもすぐに飽きてしまうのだけれど。

 

 お昼は手製のかけうどん。実にあっさりとしたもんだ。冷凍麺をゆがいて、かけ出汁用のスープをあたためてかけただけのもの。おろしショウガはチューブ入りのもの。

 

 午後からは打合会があるかなぁと待機をしていたのだが、ついに連絡がなかった。打合会は今夜かな。

 

 午後からは雨が降り出したし、東風が強くなってきて台風のようになってきた。こういう天候がこの一週間ばかりは続くのだという。田んぼの稲が絨毯か畳表のような状態になってしまいそう。せっかくの収穫が目前に来てこの雨と風では倒伏は多くなるんだろうなぁ・・・。

 

 この島の農家もすっかりと減ってしまって三軒ほどになっているが、ここは普通種だから九月か10月の収穫だから稲は若くてしゃんと立っている。でも、そうはいうても九月に入ってはや3日。この15日には立石の八幡さんで秋祭りが始まる。10月6日は、この江の浦神社の秋祭り。うかうかしていると11月には島の文化祭「ふれ愛まつり」がやってくる。

 

 ということで、今日は誰とも会わず、一言も言葉を発することもなく暮れてゆく一日。言葉を忘れそうになりはしないのか・・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「生まれを選ぶことはできないが、生き方は自分で選ぶものです」というもの。ご存じ「荒了寛」さんのお言葉である。私たちは親を選べず、人種を選べず、言葉を選べずに生まれてきたが、それから先の自分の生き方は自分で選んで生きていかねばならぬ。その選択をどうするのかという問いなんだろう。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

やれやれと 今日の日記の 虫の声

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 丸亀地方は、台風17号の後の低気圧に向かって湿った空気が流れ込んでいるため、雨や雷雨となり、激しい雨の降っている所があるらしいが、夕方には雨も上がり晴れ間も見えたけれど雲が広がっている空になっている。気温は21度から22度という秋めいた気温。湿度は94%から88%とやや高め。風は5mから1mの北北東の風が吹き荒れた。

 

 明日は、はじめ気圧の谷の影響で雲が広がり、雨の降る所もあるらしいが、昼過ぎからは次第に晴れ間が広がってくる見込みとか。そういうことで、今夜はエアコンを急遽、暖房モードに切り替えたい気分。

 

 さて、朝方は雨が激しく風も強まってきたもので、自治会長さんが、「船をつなぎに行こうでぇ」と誘いに来てくれた。ご覧の通り、キャビン(操縦席)は箱状になっていて、風をここに受けると岸壁に激突する。そのために、後ろから太いロープを出して、反対側の堤防に結びつける。また、数本のロープを張って船を固定する。

 

 正面の船が自治会長さんの船、その次のがうちの「あかつき2」。雨と雷の中で作業をしてずぶぬれで戻ったのだが・・・・。

 

 シャワーを浴びようとするとお湯が出ない。この前に給湯器の工事をしたばかりなのに早くも故障なのか・・・。調べてみたら・・・ガスコンロからも炎が上がらない。つまりはガスが空っぽになったってことだ。ああ、なんたるこっちゃ〜、サンタルチア〜♪。

 

 さらには、その頃にはすでに台風17号は温帯低気圧になっていて、風はやむし、雨もあがってしまった・・・。

 

 そこへ自治会長さんがやってきて、「前のおやじが亡くなったんで、今から丸亀に行ってくるわ」と出かけていった。我が家の前のおうちのご主人がしばらく前から入院していたのは知っていたが・・・。道理で、近所がバタバタしていると思った。

 

 で、今日は暖かいカレーうどん。どうにもこれは素人ぽいおうどんになった。100円のパックカレーを温めて、冷凍うどんの上に載せて生卵を落としただけのもの。当然、これの缶ビールが付く。

 

 午後になると晴れ間が見えだしたので、それでは仕方がないなぁと、せっかく張った係留ロープの解除に向かった。台風も消滅したのに、いつまでも船を結んでいても仕方がない。二人で張ったロープを、今度は一人で船に引き上げた。

 

 またもや汗と海水とでずぶ濡れになったので、予備のプロパンガスに切り替えてお風呂を沸かして、お風呂に入った。洗濯もこれで二度目だ。

 

 かたつむりというのは6月の梅雨時に歩き回るのかと思えば、いつだっているのか。呑気に道路を散歩している。

 

 そうかと思えば、道路が川になったり、石切丁場の上に臨時の滝が出現したり・・・。いかにもゲリラ豪雨に襲われたみたい・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「すぎさりし日は私の深さであり 来たる日は私の広さとなる 今、このひとときをていねいに生きよう」というもの。まさにこの言葉とおり・・・。今のひとときを、丁寧に、丹念に、生きていきたいものである。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

台風の 去って路地にも 下駄の音

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 さぬき市地方は概ね晴れていたが、瀬戸内側では北よりの湿った空気の影響で雲が広がっている。明日の六日は高気圧に覆われて概ね晴れる見込みらしい。気温は20度から28度、湿度は88%から56%。風は1mから3mの北北西の風。

 

 今日は山の家に戻る日なので、5時半から片付けモードに入る。洗濯物、風呂場、台所の生ゴミ、燃えるゴミ、空き缶などをそれぞれの場所にへ・・・。で、ご近所の人に居そうなところにお邪魔して、前のおうちの葬儀の場所や時間帯などを聞きに行った。

 

 その後、江の浦港へ。8時半発の「しわく丸」に乗って帰宅する。

 

 ここは今でも「硬券」。丸亀港は電子化されて軟券になっているが、島はこうした硬券が残っている。

 

 ちょうど、そこへ通りかかったのが「海底ケーブル敷設船」の「すばる」である。昔は尾道海底線事務所というのがあったが、今は長崎港に「NTT WE(ワールドエンジニアリング・マリン」とかいう子会社になっているらしい。

 

 ということで、8時35分に江の浦港を出港。丸亀港に向かう。

 

 これは「太助灯籠」とよばれる「江戸講中」が寄進したこんぴら灯籠の一つ。多くが先の大戦で金属供出されて戦車や弾丸になったらしい・・・。

 

 我が家の前のおうちのご主人の葬儀場に行ってご挨拶をして香典をお渡しして戻ってきた。今夜がお通夜、明日のお昼が葬儀だというのだが、今回はこれで勘弁していただく。

 

 その後、あちらこちらの町を経由して?松空港脇をすりぬけて・・・香川町へ。

 

 今日のお昼はここになった。「讃岐うどん空海房」というセルフのお店。ここは電話工事や電気工事の職人さんたちが多く集まっている。ということはおいしくて安いんだろうと思う。

 

 で、数あるメニューの中から、「肉ぶっかけうどん小の冷や」を注文した。470円だった。少しばかり高いかなぁと思った。

 

 山の家の我が家に戻ったのは12時ちょうどだった。それからはたまりに貯まっているメール処理やら郵便物の整理に追われた。メールもわずか四日間で600通を超えていた。削除する物、返信するもの、転送するもの・・・それぞれの処理を終わらせたら2時を過ぎている。あっという間の秋の日は暮れる。

 

 今日の掲示板はこれ。「苦をまぬがれるには その苦を生かしていく道を学ぶことです」という蓬茨祖運師のことばである。生老病死の現実を前に、私たちはまさに無力と云うほか無い事柄にしばしば直面する。ところが現実を引き受ける機縁を得て、「闇の底が抜けた」。蓬茨祖運師は「苦しみをまぬがれるには、その苦しみを生かしていく道を学ぶこと」とも云われる。心の闇が照らされて、闇を闇と知らされる。苦は消せるものではなく、照らされ開かれるものだ。というのである。

 

 じゃぁ、また、明日、逢えるといいね。

こおろぎを 相手に呑むぞ 一人陣

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 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていたが、午後からは雲が広がってきた。気温は19度から26度と涼しくなってきたし、湿度も84%から57%としのぎやすくなってきた。風は2mの北東の風が少し・・・。

 

 今日も午前中は法然上人の資料整理をやっていたが気分が乗らないというか、文字が分からなくなって来て頓挫。たく=言+適−辶 ・居でたくきょ・・とか・・。昔の漢字は出て来ない・・・。かくやく・・赫◆=亦+大とかでお手上げ・・・。

 

 家の周りに、あちらこちらで、こんな奇妙なキノコがニョキニョキと・・・。明日になると、もう、消えてしまうのだけれど・・・。

 

 今日は午前中は秋らしくなってさわやかでエアコンいらずで過ごせるようになってきた。

 

 こういう本を参考にしながらの資料整理。でも、根気が続かずに休憩ばかり。なかなかに読書の秋には入れない。

 

 一方、こちらは文庫本。しわく広島で読もうと思って持ち込んだのだが、袋のママで持ち帰ってしまった本。読書スイッチもなかなかに入らない。

 

 今日のお昼は奥方のおごりでここになった。さぬき市長尾東にある「うどん亭いわせ」という一般店で、けいこばぁの大好きなお店。

 

 けいこばぁはいつものおでんとかけうどん。私は掻き揚げぶっかけうどんで400円。こういうお店は味が一定、麺もお出汁も一定なので安心して食べられる。

 

 午後からもデスクワーク。本山からのレポートの準備というか資料集め・・・。「五念門」って、習ったような記憶はあるが・・・意識としてはまるでない。いったい、何なんだ・・・というところから出発。「十字名号」とか「信心正因」「称名報恩」とか・・・。まずは資料収集から。

 

 やらねばならないことはいくらもあるのだけれど、その優先順位がつけられない。あれもこれも・・と思っている間に時間ばかりが過ぎて行く。

 

 ふと、気がついて、今月の予定表は・・・と私のHP(ホームページ)を開いてみると・・・全くの白紙状態。「それはダメじゃん、春風亭昇太」・・・ということで、急遽、9月分、10月分を更新した。月日の流れは早すぎる・・・。

http://www3.ocn.ne.jp/~h-kimm/memo2509.html

  

 夕方にはけいこばぁのお友達がやってきて、高齢者会。いや、シルバー会というべきか。戦争前から戦後、昭和の繁栄期・・なんぞの話で盛り上がっていた。貧しかったけれどこころの豊かな時代から生活は豊かだけれど心の貧しくなってきた現代まで・・・年寄りの思い出話に夢中になった。

 

 今日は今日なりに楽しい一日はなったなぁと思ったことだった。

 

 きょうの掲示板はこれ。「当たり前に驚くありがたさの発見」というもの。星野富弘さんに「あたりまえ」という詩があります。こんなすばらしいことを/みんなはなぜよろこばないのでしょう/あたりまえであることを/お父さんがいるお母さんがいる/手が二本あって足が二本ある/行きたいところへ自分で歩いていける/手をのばせば何でもとれる/音が聞こえて声が出る/ こんなしあわせはあるでしょうか/しかし誰もこれをよろこばない/そのありがたさを知っているのは/それをなくした人たちだけ ・・・。あたりまえは、なくしてこそ初めて知ることのできるありがたさなのである。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

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