Quantcast
Channel: まほろば自然博物館
Viewing all articles
Browse latest Browse all 3558

梅雨さなか メランコリーな 午後がある

$
0
0

 さぬき市地方は梅雨前線が西日本を北上し南から湿った空気が流れ込むため雲が広がり、夕方から雨が降り雷を伴う所があるらしい。気温は22度から26度、湿度は94%から86%、風は2mから6mの南東の風が一時強かった。明日の9日は、梅雨前線の影響で、雲が広がり夕方から夜のはじめ頃にかけて雨や雷雨となる所がある見込みらしい。

  

 7月上旬の予定が終わったもので、今度は8月頭の講演会の準備のために、香川県立図書館に行ってきた。アキニレの葉っぱが新緑となって、気の早いセミが練習を始めていた。間もなくうるさいほどの鳴き声が頭の上から降り注ぐに違いない。

 

 この図書館の人気コーナーは新聞の閲覧室とCDなんぞのオーディオコーナー、ママさんコーナーのようで、郷土資料とか空海さんコーナーは相変わらず閑散としている。四国霊場開創1200年記念行事も終わったようで、お遍路さんのコーナーにも誰もいない。

 

 今回は、こういう本とか、

 

 こういう本とか、

 

 とか、塩飽関係の本、塩飽海賊史とか米本先生の塩飽関係の本とかを借りてきた。目新しいものはないのだが、資料の確認程度になろうか・・・。

 

 8月1日の、中学生相手の「塩飽における幕末騒動と民衆史」という講演会の準備である。現代の中学生に、どこまでの日本史をお話しするか・・・が問題。「面白おかしく」という課題が重い。

 

 それはそれとして、今日もここに寄ってみた。「あんたの話は飛び回る・・・」という講評を頂いたが、「それはそれとして」とか、「それはともかくとして」ということで、話の転回をしとるだけで、支離滅裂な話をしている訳ではないので、ご了承いただきたい(笑)。

 

 例の高松市西植田町にある「花の寺」として有名な「勝名寺」さんである。さすがに紫陽花は終わりに近く、傷んだり、しおれたりしている花が目立つ。中にはこれからという花も有るにはあるのだけれど。

 

 今日は、その奥にある「ハス池」のハスを見せていただくためにやって来たと言う訳。七月に入って一週間も過ぎたことだし・・・とやってきたのだが、

 

 こういうカメラマンのおじさんが独り占めしている。このおじさん、この前、宇和島方面にご一緒したカメラマンだと思うのだが、向こうさんは私のことなど眼中になくて、蓮の花ばかりに夢中になっている。

 

 私は、この水滴だけを写真に収めて戻って来た。私のいる場所には、全く、蓮の花は咲いていなかったのだし・・・。

 

 それならば・・・ということで、やって来たのは町内にある「みろく自然公園」内にあるハナハスの育成地。

 

 ここは、こういうカメというかポットに入れて栽培をしている。根っ子はどうなっているんだろうと心配になるのだけれど、私が心配しても意味が無い。

 

 それぞれのポットに品種が書いてあるが、それをいちいちメモしたところでどれがどれやら、これが何やらと分からなくなってしまう。だから、無駄な抵抗はしない。ありのままに鑑賞させていただくことにした。

 

 この、花ハスの種類の多いこと多いこと・・・。で、普通のハスやレンコンとはどこがどう違うのかと調べてみたが分からない。ハスとスイレンの違いははっきりとしているが、花ハスとレンコンはどこがどう違うのだろうか。

 

 原産地はインド亜大陸とその周辺。地中の地下茎から茎を伸ばし水面に葉を出す。草高は約1m、茎に通気のための穴が通っている。水面よりも高く出る葉もある(スイレンにはない)。茎は円形で葉柄が中央につき、撥水性があって水玉ができる(ロータス効果)。(Wikipediaより)

 

 この「花托」が蜂の巣のようだから、「ハチス」蜂の巣に見立てたとするのを通説とする。「ハス」はその転訛。水芙蓉(すいふよう、みずふよう)、もしくは単に芙蓉(ふよう)、池見草、水の花などの異称をもつ。 ハスの花と睡蓮を指して「蓮華」(れんげ)といい、仏教とともに伝来して古くから使われた名であるという。 また地下茎は「蓮根」(れんこん、はすね)といい、野菜名として通用している。

  

  仏教では泥水の中から生じて清浄な美しい花を咲かせる姿が、仏の智慧や慈悲の象徴とされ、さまざまにデザインされている。如来さまの台座は蓮華をかたどった蓮華座であり、また厨子の扉の内側に蓮華の彫刻を施したりしている。また、寺院では仏前に「常花」(じょうか)と呼ばれる金色の木製の蓮華が置かれている場合がある。また死後において、極楽浄土に往生し、同じ蓮花の上に生まれ変わって身を託すという思想があり、「一蓮托生」という言葉の語源になっている。

 

 今日の掲示板はこれ。「君がどんなに遠い夢を見ても 君自身が可能性を信じる限り それは手の届くところにある」というヘルマン・ヘッセのことばから。ヘルマン・ヘッセ(Hermann Hesse)は小説家であり、詩人でもあった。代表作に「車輪の下」「デミアン」「ガラス玉演戯」などがある。1946年にノーベル文学賞を受賞した。ドイツ(バーデン=ヴュルテンベルク州)生れで、1877年7月2日~1962年8月9日(享年85歳)。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 3558

Trending Articles