丸亀市地方は高気圧に覆われて晴れている。気温は24度から32度、湿度は85%から61%、風は1mから3mの北の風が少しばかり。明日の26日は、高気圧に覆われて晴れるらしい。台風が来るというので、ボートの係留に来たのだが、全く、そういう気配はない。
昨日はなんともなかったのに、今日は右足の膝小僧が痛んで歩けない。打ったとか転んだとかムカデに刺されたとかの記憶は全くないし、傷跡もない。ただ、膝全体が赤くなっている。少しばかり熱もあるようだけれど。この島には薬局も病院もない。島の診療所があるが、休日はお休み。本当の急病ならば、漁船をチャーターして丸亀本土の病院に行くか、防災ヘリでも呼ぶかだが、そこまでの大げさな痛みでもない。たかが、足の痛みだけだ。
そんな足を引きずりながら、家の周囲の草刈りをやった。こうして、歩き出すと歩けるのだが、立ち止まって歩こうとすると激痛が走る。朝の間の涼しいうちにと思ったが、8時過ぎからだとクラクラするような暑さになった。
家の表の見えるところだけを刈った。家の裏側は、来週でもいいじゃないか。
とにかく、見えるところだけでも刈っておけば気分がいい。
島の歴史講座のお世話役の「みちこ先生」からの年表修正の原稿を受け取るために、船の待合所にやってきた。すると、こんなのぼりが揚がっている。「島歩き案内所」だって・・・。
フェリー客の待合所の奥に、こんなコーナーが出来ていて、観光案内所のようになっているが、詳しいことはわからない。
で、みちこ先生からの修正原稿を頂いて、できることからこつこつと。中学生の歴史の教科書に出て来るような事柄だけを残して、島の小さな歴史やシルビア号などの関係の無い事項は削除することになった。ただ、先生が夢中になっている「花燃ゆ」に関係する事項は追加する。「吉田松陰処刑」なんか、中学生には必要ないのだけれど・・・。
「薩長同盟は必須だわ・・・」と仰るが、それも関係ないと思うのだが、いろいろと調べて追加することになった。新撰組の近藤勇は登場するが土方歳三さんは無視されている。
歴史講座まで、あと一週間。はてさて、どうなることやらではある。
今日は土曜日ということもあって、島には子供たちの声が響いている。マイ・ボートでやってきた本土からのお客さんである。
かつては賑わった「江の浦海水浴場」で泳いでいるのは数人だけ。それでも。沖には監視船が二隻。島の漁師さんが雇われているのだろうけれど、その舟の中で何をしているんだろう・・・。昼寝をしていたら監視にはならないだろうし、かと言って、サメがやってくるのを見張っているふうでもない。
気分は海にでも入りたいような暑さだけれど、この膝の痛みでは海に入ったら溺れてしまいそう。かといって、海を見ているだけでも暑くてたまらない。
島で見かけた奇妙なキノコ。先日の雨の後に生えてきたものらしい。
今日の掲示板はこれ。「誰でも口からプラスのこともマイナスのことも吐く。だから【吐】という字は「口」と「+」と「-」でできている。マイナスのことを言わなくなると「-」が消えて【叶】という字になる。」というもの。お寺の「お説教」でよく聞くことば。それはそうだと納得しながら、「でもな、マイナスだって必要なんだぜ」と、ふんぞり返っている私がいる。
じゃぁ、また、明日、会えるといいね。