丸亀地方は前線の影響で雲が広がり、雨の降っている所があった。気温は24度から29度、湿度は98%から67%、風は1mから3mの東北東の風が少しばかり。明日の18日は、引き続き、前線や湿った空気の影響で雲が広がり、夕方まで雨の降る所がある見込みらしい。
島の家の周囲の草刈りも終わったし、室内の掃除も終わったので、予定を大幅に繰り上げて、8時35分のフェリーボート「しわく丸」」で帰ることにした。缶ビールなどの空き缶やら空き瓶、燃えるゴミなどを手際よく片付けて家を出た。
山の家にいると、「島の家に帰りたい・・」「帰りたい・・」と思うのだが、島の家にいると、「山の家に帰りたい・・」「山の家に戻りたい・・・」と考えるから不思議なものだ。島の家ができた当時は、一週間でも十日間でも島の家に居られたのに、最近は1日も居るとすることがなくなって帰りたくなってしまうのだ。
朝の6時05分に丸亀港を出た、このフェリーボートは、6時50分に、この江ノ浦港に着き、その後、青木浦にも寄って、小手島(おてしま)、手島を経由して、今度は。その逆に折り返して戻って来て、8時35分発の丸亀港行きのフェリーになる。そのしわく丸に乗って帰る。
今日は月曜日ということで、病院や買い物に出る人や、お盆を島で過ごした人たちが帰るらしく、久々に大勢のお客さんになっていた。
いわゆる「お盆」も終わってしまい、世の中は普通の日常生活に戻った様子。私的には「お盆」らしいことは何もしなかったし、お盆という意識もなかった。それは子供の頃からで、お盆だから何かをする・・・ということはなかったと記憶している。唯一、「盆礼」という食事会があるということくらいなものだった。
お盆だから家族で旅行に行く・・なんてことがなかったし、お盆だから出かけるということもなく、ボン・ダンスがあったわけでもないし、演芸大会があったわけでもない。最近の10年余りは、島の家に神戸からのお客さんがあって、みんなで魚釣りをしたり、クルージングをしたり、ウエークボードや海水浴で楽しんだりしたが、子供たちが大きくなると部活だ受検だということで、それらもやまってしまった。
今日は久々におうどんでの昼食になった。この暑いのに、暑いおうどんなんか食べたくはない・・・と思うようになった。けれども、わが家に帰っても奥方はお仕事で居ないはずだから・・と、町内の「まるたけうどん」に寄ってみた。
で、「おろしぶっかけ小の冷や」をお願いした。260円だった。
12時過ぎになると、急に空が暗くなり始め、激しい雨や風が吹き出したので、大慌てで窓を閉めたり、洗濯物を片付けたりとバタバタとしたことだった。
でも、大騒ぎをした割に、あっという間に雨は上がってしまったし、風も収まってしまった。で、後には「カナカナ・・」というヒグラシや「御免やっしゃ~」というつくつく法師が啼くばかりになった。
こうして、朝晩は涼しくなって行って、少しずつ少しずつ秋に近づいて行くのかなぁと思ったことだった。
今日の掲示板はこれ。「誓って破ってまた誓う 決まり文句は今度こそ」というもの。それが凡夫(ぼんぶ)たる我らの姿である。昔に流行った「スーダラ節」植木等の歌った有名な歌だ。「わかっちゃいるけどやめられない・・・」我らの素顔そのもの。それでいいのだ。「悪性さらにやめがたし こころは蛇蠍(じゃかつ)の如くなり」と親鸞さんも言うてなさる。
じゃぁ、また、明日、会えるといいね。