さぬき市地方は、前線に向かって流れ込む湿った空気の影響で、雲が広がっている。気温は24度から29度、湿度は96%から73%、降雨量は微量、風は1mから2mの北北東の風が少しばかり。明日の22日は、前線が次第に南下するため、雲が広がりやすい見込みらしい。
台風の影響なんだか、湿った空気がどんよりとして蒸し暑い一日になった。
最近、野猿が見えなくなった・・・と思っていたが、栗の実が見えるようになると子猿たちがやってきて、これを器用に食べている。猿は不思議なことにはじけて落ちる前に食べてしまう。道具もないのに、このイガだらけの栗を枝から外して、イガのまんまをきれいに割って中の実をかじって食べている。手袋もなにもないのに痛くはないのだろうかと毎年、思う。
さて、図書館で借りてきた親鸞さんの本を、スキャナーで読み取る作業を今日もやっていた。本を一冊、まるごとデジタル化するには二日も三日もかかる。いい加減、肩こりと首筋の凝りがひどくなってきた。
読み込んでから、それを修正していく作業が面倒なのだ。「やっばり」とか「祈ら」とか、意味のわからん言葉になっているのを、ひとつひとつ修正していくのが面倒なことだ。
こっちのデスクの方では別な作業をやっているし、検索とかfacebookを開いたりと、こちらも忙しい。
で、気分転換に高松市仏生山町にある「仏生山法然寺」に行って来た。特に何があるからという事でもなくて、ただ、ふらりとやってきただけ・・・。
言うちゃぁ、なんだが、この近辺では、ここの仁王さんが一番、迫力があっていいお顔だと思う。中学校の時の遠足以来、年も寄せず、迫力も衰えず、いいなぁと思っている。
ここは観光寺院でもなく、真宗寺院のような窮屈さもない。拝観料を納めたら本堂や三仏堂にも入っていける。だからと言って案内役がつくでもなく、自由に拝観ができるのがありがたい。本尊は阿弥陀如来立像。合掌礼拝・南無阿弥陀仏。
さすがに、この時期には「来迎堂」や「般若台」には登りたくない。書院、本堂、三仏堂を拝観させていただいて、五重塔から仁王門へ出ておしまい・・・。
お盆が過ぎたら、少しは涼しくなるかなぁと思っていたが、昨日、今日の蒸し暑さはどうだ。今日の昼間はセミさえも啼くのをあきらめて暑さに耐えている様子。夕方になれば、つくつく法師やヒグラシがにぎやかに啼くことだろう。
そうそう、昨夜、にぎやかに秋の虫たちが啼いているのを聞いていた。鈴虫とかコオロギとか・・・。
今日の掲示板はこれ。「見えそうで見えないものは 自分の短所と欠点である」というもの。あの、「笑点」の「大喜利コーナー」で、「見えそうで見えないものは」という「お題」ならば、いい物が出てきそうだが、この答えはつまらないなぁと思う。自分の短所や欠点なんぞはどうでもいいことではないかと思う今日このごろ。それがとりもなおさず、自分の長所と特徴ではないのかと思ってしまう。そんな、自分の短所やあら探しをせずに、堂々と歩いて行きたいものだと思ったりすることである。
じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。