丸亀地方は湿った空気の影響で、瀬戸内側を中心に雲が広がり、雨の降っている所があったらしいが、概ね晴れていた。気温は25度から32度、湿度は94%から71%、風は3mから4mの西南西の風が少しばかり。明日の23日は、高気圧に覆われて概ね晴れる見込みらしい。
昨夜の夜中・・・けいこばぁ宛てにメールが立て続けに入ってきて、19日から21日まで宿泊していた大学生が、マンションの鍵を島の家に忘れて来た・・・・ということらしい。私は「自己責任だな」と、隣の部屋に布団を引きずって行って寝てしまった。しかしのかかし、「大事なマンションの鍵らしいので見て来てあげて・・・」というので、朝一番に丸亀に向かった。
ところが土曜日の朝は道路が空いていたのか、8時前には丸亀港に着いた。高速艇は出た後だし、フェリーには1時間余りも早すぎるし・・・ということで、そのまま、多度津町まで走って、桃稜公園に登って、コンビニで買ったパンと牛乳で朝食にした。
ご存じ、「一太郎やぁい~」の銅像である。ジャストシステムファンにはたまらない「一太郎やぁい」の聖地である。地元民には案外と知られてもいない名所でもある。一時は「軍国の母」ということで、教科書にも載ったことで有名だった。
港の周辺には、このようなシートが敷いてある。「あ、シートをしーとる」。何事かと聞けば、今夜、「バサラ・花火大会」があるので、その見物用の場所取りなんだそうだ。花火は、この目の前の海で打ち上げられるらしい。
待ちかねて、9時20分発のフェリーボート、しわく丸に乗ってしわく広島に向かう。「炊飯器の保温のスイッチも切り忘れた・・・」とか言うてるし、「ガスの元栓も閉め忘れたかも・・・」という連絡が入る。よほど、京都からのお客さんは大急ぎで帰ったらしい・・。言うておくけれど、お盆明けの空いている日時だったので家を貸してあげたというだけで、宿泊費とかを頂いて貸した訳ではない。ま、管理人だから、仕方がないから、管理のために出向いてきただけのこと。そうは言うても、時間もカネも無駄といえば無駄なんだけれど。
備讃北航路に見慣れぬ船がいると思ったら、海底浚渫(しゅんせつ)作業の警戒船である。航路の安全のために、海底の海砂を掃除しているらしい。
島の家の隅から隅まで探したけれど、マンションのキーは見つからなかったし、炊飯器の保温スイッチも入っていなかった。ま、窓のロックを掛けたり、カーテンを閉じたり、洗濯物を片付けたりして、帰りの12時50分までの時間をつぶす。掃除機を掛け直したり、食器を元通りに片付けたり・・・。そうして、見慣れた私の家の風景に戻しておいた。
ま、なんともないから良かったが、炊飯器が過熱したらどうしようか、とか、ガス漏れを起こしていたらどうしようかと、ま、心配はしたけれど、たいしたことなくて良かったのだけれど、肝心のマンションの鍵は見つからずじまいだった。それ以上は「自己責任」で解決してもらうほかない。
それにしても、冷凍庫の中には、焼き肉用のお肉が4パック、唐揚げ用のお肉やらチキンナゲット、ピザの材料などがぎっしり・・。こんなものを置いておいても仕方がないので、全て処分することにした。あの、コストコで買ったのか、みんなでかい袋入りだから、処分するにも大量過ぎて・・・。缶ビールなどは腐らないので、そのまま、冷蔵庫から出して保管した。二泊三日で帰ったらしいが、まるで一週間分の食材の量だった。納豆や卵などは来週用にそのままにした。来週は台風が直撃しそうな情勢である。
19日に島に入って、20日は雨だったので泳ぎもできず、釣りにもならず、21日の朝には、することもなくて早々に島を出たらしい・・・。だけれど、今日は良い天気になったし、丸亀市内では婆娑羅祭りだし、今夜は目の前で花火大会が見られたのに・・・。
京都の大学生には、そんなものは興味もなかったのかも知れない。帰りに少しだけ、婆娑羅祭りをのぞいてきた。このチームは子供さんばかりのチームらしかった。
大人たちは、焼きそばだ、生ビールだといい気分で見ていたが、私はそうもできないので、10分ほどで丸亀を後にしてさぬき市に向かった。
今日の掲示板はこれ。「物事には 必ずそこに隠された理由がある。理由なくして物事は起きない」という指揮者・飯守泰次郎さんの言葉からである。飯守 泰次郎(いいもり たいじろう、1940年9月30日 - )は日本の指揮者。旧満州・東京生まれ。右派的な裁判官として知られた飯守重任を父とする。文部大臣、最高裁判所長官を歴任した田中耕太郎は伯父。桐朋学園短期大学指揮科卒。斎藤秀雄に師事。アメリカ留学中にミトロブーロス国際指揮者コンクールに入賞。のちにカラヤン国際指揮者コンクールに入賞した。
大阪で中学生の男女が殺害されたが、人が殺された裏には理由がある。理由亡くして物事は起きない・・・。そう、感じながら、事件の推移を見つめている・・・。
じゃぁ、また、明日、会えるといいね。