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Channel: まほろば自然博物館
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曼珠沙華 寝ぼけ眼を 嗤われる

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 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は17度から26度、湿度は86%から60%、風は2mから3mの北北西の風が少しばかり。明日の20日は、引き続き、高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。

 

 奥方のけいこばぁが神戸のお兄さんちに出かけたもので、昨夜はひとりぼっち。ま、島の家や、奥方の泊まり勤務なんぞがあって、ひとりぼっちは珍しくもないし、それでいて困ることもない。大きな声では言えないが、小さな声では聞こえない。

 

 ま、永らくお勤めの期間が続いたものだから、たまに奥方が家にいると煩わしくなることがある。「お二階の掃除でもやってよ~」とか、「野菜畑の草でも抜いてよ~」と、いらぬ雑音もうっとおしい時がある。

 

 普段でも、やれ、ピアノのレッスンだ、洋裁のお教室だ、やれ、誰々さんとランチをするのだとかと、毎日多忙だから、そんなにずんやりとわが家にいるわけではないのだけれど・・・。

 

 さて、午前中、秋を探して山道を走ってみた。世の中は「シルバーウィーク」だ、「五連休」だとにぎやかモードだが、山奥で仙人暮らしをしている私にすれば、どうってことのない普通の1日の朝である。

 

 朝の散歩で、こんなものを見た。それも20センチはあろうかという大きなナメクジである。たぶん、ナメクジなんだろうと思う。

 

 それも一匹や二匹じゃない。三匹なんだ・・・(笑い)。ま、別に害になるわけでもないし、歩くのに困るわけでもないので無視して通り過ぎたが、これも地球温暖化の影響で大きくなったんだろうか・・・。これは少しばかり可愛くないなぁ・・と思った。

 

 で、四国霊場88番札所から遍路道を探しながら、多和地区から花折峠経由でさぬき市に戻って来た。

 

 まだまだ、紅葉に早いなぁと思ったことだった。

 

 さて、昨日、県立図書館で借りてきた本の中に、こういう本があった。「郷土研究・資料集Ⅱ」という本である。この中に、みろく池に関する資料があるらしい・・ということで借りて来たのだが、中身は小学生の民話調べの報告書だった。だから、何の参考にも資料にもなるようなものではなかったのだ。

 

 その最後の、「執筆者一覧」というところに、私の名前がある・・・。松尾小学校3・4・6年生ということで、私は小学4年生のところにあるが、その前後のこどもたちは知らない名前ばかり・・・。そして、中身の話しも私が書いたものとは思われない内容のお話が・・・。この小学校に、私と同姓同名のこどもがいたのであろうか・・・。

 

 小学校の頃、郷土研究会というものがあったんだろうか。小学4年生というと10歳、今から57も昔のことだから記憶の片隅にも残っていない。確かに、家の近くに「おじょろ松」という松の木があって、クラスの何人かと調べに行ったり登ったりしたのは覚えているが、それを作文にしたことや、それが本になったことなんぞは全く記憶には残っていない。

 

 午後からは、いつもお世話になっているお寺の報恩講さんにお参りをしてきた。早くも報恩講のお勤めになる時期なのか。うちのお寺、海暁山勝覚寺は、23日が「秋季永代経」のお勤めである。

 

 今日の掲示板はこれ。「人のことばは善意にとれ そのほうが五倍は賢い」というシェイクスピアのことばから。つい最近にあったことなのだが、「なぜこいつは無駄に乱暴で否定的な口調でコメントを返すんだろう」と思って、その人間に敵意を抱いてしまった。私は理不尽がとても嫌いで、いや、もう嫌いというレベルではなく、トラウマに近いと言ってみいいくらいだ。もし私が相手に対して敵意を覚えてしまい、それを相手にぶつけ、あるいは仕返しをしてしまったら、『負の連鎖』は続いていくだろう。 それは時間にして、体力にして、どれぐらいの浪費になるだろうか。それは本当に建設的なのか。『無駄』ではないのか。この限り有る人生の中で、そんなことをしている時間は、どれだけあるのだろうか。それを考えていたら面倒くさくなるのも私なのである。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


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