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Channel: まほろば自然博物館
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白菊に 明日の装いを 聞いてみる

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 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は18度から23度、湿度は88%から62%、風は1mから3mの北北東の風が少しばかり。明日の20日は、引き続き、高気圧に覆われて晴れるらしいが、昼過ぎからは気圧の谷の影響で雲が広がりやすい見込みなのだとか。

 

 昨日の続きが50mほど残っていたので、朝の涼しい間に雑草や雑木を片付けた。今朝は気温が18度と高かったせいもあって、たちまちにして汗まみれになってしまった。

 

 これですっきりとしてお正月を迎えることができそうだ。ここは、幅が2mほど、長さは130mほどあるが・・・。

 

 でも、県道からみたら、わずかな面積でしかない。まるでお釈迦様の手のひらの上で遊んでいる孫悟空みたいなものだなぁと感じた。

 

 9時になったからお出かけをしてみた。今日は高松市東植田町にある「公淵(きんぶち)森林公園」で行われている菊花展の様子をのぞいてきた。ここも早くから見て来たが、菊の愛好者が減ったものか、少しずつだが内容がさみしくなってきている。若い方の菊作りが普及していないのか、高齢者が減少してきているのか、力作というものが目に見えて減ってきている。

 

 菊作りを始めると旅行には行けないと聞いた。菊のために家を空けることはできないのだそうだ。そういう事情ならば若者には我慢ができない。菊作りは土作りからと言われて、菊の季節が終われば、早速に土作りから始めるのだから、よほどの好き者でないと菊は作れない。

 

 このように、ここでも「厚物(あつもの)」は花が開いてきれいなのだが、

 

 小菊になるとまだまだ・・・。これは小学生の栽培する菊らしい。

 

 やはり、菊の見頃は11月に入ってからになるらしい。

 

 通りかかった中年のご夫婦が、「これ、みてみて。これって、一本の菊なんだって・・・。どうなってんの??」と大げさに驚いている。まさしくまさしく我慢我慢の連続の作品なのである。これが咲いたらまたしても不思議不思議の世界に見えるのだ。

 

 この富士山は、8分割かに分かれていて、個別に運び込んで組み立ててあるらしい。これが咲いたら・・・

 

 こんなふうになるらしい。これまた、我慢我慢の菊愛好家生活。よほどのマニアでないとできまへん・・・。

 

 これも、同じ人の作品で、こちらは香川の名園「栗林(りつりん)公園」の風景。

 

最終的にはこういう風景になるらしい。これは昨年の画像からである。泳いでいる魚までが菊で出来ているのだからびっくりぽん!である。

 

 覚えたばかりの言葉で、これは「厚物」。

 

 こちらは「管物(くだもの)」。昨年に覚えたばかり。

 

 で、こちらは「一文字」で、天皇家の御紋になっている菊ということである。

 

 これでも、よく分からないのか・・・。

 

 今日の掲示板は意味もなくこれ。「見てくればかりを気にしても 人の値打ちは中身で決まる」というもの。原典を探してみたけれどわからない。確かに、若いうちはみてくればかりを気にして 髪型を変えてみたり、服装をいろいろと変えてみたりしたけれど、所詮は中身の問題だなぁと諦めたことがあった。しかしのかかし、中身を変えようとしても変 わることがないのだから、やはり、見てくればかりを気にせざるを得ないというのも事実なのではあるまいか・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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