香川県地方は寒気や気圧の谷の影響で雲の広がっている所があったが、高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は11度から21度、湿度は72%から46%、風は1mから3mの西南西の風が一時は強かった。明日の30日は、気圧の谷や寒気の影響で雲が広がりやすい見込みらしい。
朝ドラが終わるとすぐに家を出て、丸亀港には10時過ぎに到着。食材や缶ビールなんぞを仕入れて11時10分の高速艇「ニュービサン」に乗る。降りる乗客は十数名で乗る乗客は6名。
これが高速艇のニュービサン。ニュービサンは19総トン、航海速力20トン、旅客定員は74名。丸亀港としわく広島の江の浦港とを海上20分で結んでいる。
定刻どおりに丸亀港を出港してしわく広島に向かう・・・。
この日は西風が強かったのだが、船は東へ東へと進んで、塩飽本島方向に進んで行く・・・。右の島が牛島、左側は本島(ほんじま)。あれれのれ・・・。
すると急に転舵(てんだ)・・。そうか、この船を交わすために牛島方向に進んで、この船の船尾を抜けて広島に向かうのか・・。それにしても、なんだ、この船は・・。「広島丸」とは何なんだ・・・。
国立広島商船高等専門学校 練習船広島丸・・・。そんな海員学校があったのか・・・。 練習船広島丸は、商船学科学生の航海実習・実験実習や学術研究(教員・企業・大学などの研究機関との共同研究)に使われているらしい・また、地元の人たち との交流及び海や船に関心を持ってもらうために、この船を活用した公開講座や瀬戸内海各地での海上教室・体験航海・一般航海を行っているとのこと。
この船と並走したのち、ニュービサンは江の浦港に入港した。
これが、その、練習船広島丸である。
で、挨拶代わりに島一周のドライブに出た。これはお隣の島の「佐柳(さなぎ)島」である。今月上旬にお邪魔したしたところ。
で、茂浦という集落にできたという「ひるねこ」という宿泊所をのぞいてみた。空き家になっていた民家を修理してオープンさせたところらしい。
http://nozomikobayashi.com/archives/38126403.html
https://www.facebook.com/%E3%81%B2%E3%82%8B%E3%81%AD%E3%81%93-786366944803509/
一方、こちらは、甲路(こうろ)という地区にできたという、「ココカラ・ハウス」。地域の家とか、塩飽広島秘密基地とか、よくわからない団体さんの基地らしい。
https://www.facebook.com/cocokarahouse/photos
夕方からは庭木の剪定作業。ケヤキの木が大きくなりすぎたので枝を切り詰めようと思ったのだが、ケヤキというのは樹木の密度が高くて硬くて硬くて・・・。すぐに腕や足が痛くなって、このくらいの剪定で一次はおしまい。大きなノコが必要だし、靴底の硬いものでないと足が痛い。
これが、今回、運んできた帆船模型。ここの自治会長さんのお孫さん(小学生)が作った、紙の咸臨丸を、島の文化祭に出す・・というので、うちの孫が小学生のときに作った・・・という、ダンボール製の咸臨丸も並べたい・・・ということで運んできたもの。一応、「中黒長旗」も付いている。
今日の掲示板は意味もなくこれ。「金をつかむ者は人を見ず 鹿をおう者は山を見ず」という中国の古い言葉から。大金をつかもうと一生懸命になっている日とは、そばに人が居るのに少しも目には入らない。それと同じように鹿を追いかけている漁師はあたりの山がどうであるかを見ている余裕がない。欲に目がくらんでしまうと、たちまちにして洞察力が失われるという教えである。とかく自分のことに打ち込むとき、周囲のことを忘れるものである。常に全体の姿を見ることが大切である。
じゃぁ、また、明日、会えるといいね。