さぬき市地方は高気圧に覆われて、概ね晴れていたが、夜は寒気の影響で雲が広がるらしい。気温は6度から16度、湿度は82%から52%、風は1mから4mの南南西の風が少しばかり。小春日和の一日になった。明日の12月1日は、寒気の影響で雲が広がりやすい見込みらしい。
朝靄というのだろうか、地面からモヤがわき上がっている。太陽が昇ってきて、冷えた地面から水蒸気が立ち上っている。
もう、大窪寺の紅葉は散ってしまっただろう・・と出かけてみたら、まだまだ、紅葉は残っていた。さすがに、一眼レフのカメラを提げた人はいなかった。昨日、一昨日あたりが最後だったかも知れない。
今日はきれいな青空で、空気も冷え込んでいたので、残った紅葉も輝いて見えた。通りすがりのお遍路さんが、「まぁ、きれいな紅葉・・・」と驚いていたが、この晴れ間がなければただのもみじでしかない。光があるから輝いて見えるのだ。
最近、ノルディック・ウォークというものが流行っていて、お遍路さんの中には、ノルディックウォークのストックを持った方や、金剛杖を2本持っている方が増えてきた。
副住職さんに梵鐘の打ち方についてのお作法を教わった。山門で一礼して入り、手水を使い、その後、梵鐘を打つのだが、強く打つのか、軽く打つのか、一回打つのか、二回打つのか・・・見ていると、さまざま・・。普通は、お寺へのご挨拶だから、軽く一回打つ・・・とされているが、ものの本には「二回」と書いてあることもたまにはある。
家の近くまで帰ると・・・、いるわいるわ・・。20頭ほどのサルの群れが落ち穂を拾って食べている。
私がいても平気の平左で走り回って遊んでいる。今日はひなたぼっこにはちょうどいい日和だ。
この子がボスザルだろうか。平然とあたりを見回して高見の見物。もう、人間なんぞ恐ろしくはない。人間がここまで来られないことを知っているのだ。ここは稲の収穫が終わったので、電気柵の電流は止めてある。
帰ってみれば、キンカンの実を食べ散らかしてあるし、隣のユズの実も食べ散らかしてあった。でも、おいしくないのか、かじったまんまだ。
まだ少しばかり熟すには速かったみたい・・・。
「でも、ユズは収穫しておいて・・・」と言われていたのを思い出して、バケツ一杯のゆずを収穫した。今年はこれだけ採れたら充分だ。昨年なんかは皆無だったのだから・・・。
今日の掲示板はこれ。「高い山はゆっくり登れ」というもの。私はものすごく短気なのである。じっとしているのが嫌い。ぼんやりしているいのが嫌い。待っているのが嫌い。それで、イライラしてついつい焦ってしまう。焦って滑って転んで痛い目を見る。早く結果を見たい、早く結果を知りたい・・・そんなこんなで急いでしまう。急いで転んで痛い目を見て反省しても、後悔先に立たずである。今日も、そんな一日であったような気がする。
じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。