さぬき市地方は冬型の気圧配置が続くため雲が広がりやすく、夜のはじめ頃は雨や雪が降る見込みらしい。気温は6度から8度、湿度は78%から52%、風は4mの西北西の風が吹き荒れていた。一時は電線がピューピューと音を立てていて、すっかりと冬らしくなったことだった。明日の18日は、寒気の影響で雲が広がりやすいのだとか。
ということで、今日は日がな一日デスクワークになった。例の「俵札:納め札」のデーター確認作業である。
で、毎年、恒例となっている「私の十大ニュース」。今年は、入退院とか手術とかという、そういうビッグ・ニュースがなくて、単なる「活動報告」になってしまった。今年の私のできごと総集編。
① 母の三回忌法要
今年は雪もなく、混乱もなく、粛々とお勤めができた。
② 開創1200年 高野山バス研修
高野山には行く機会がないので、おへんろつかさの会のバス研修で連れて行ってもらった。
③ 本山興正学会で、「法然上人讃岐の足跡発表」
讃岐各地に残る法然上人の遺跡を調査して、その結果や感想などを論文としてまとめたものを発表した。
④ 甥の圭吾君・幸司君 結婚式相次ぐ
私にすれば結婚式というのは娘の結婚式以来ではないかと思うような久々の結婚式だった。
⑤ 倫理法人会モーニングセミナー 2回
さぬき市倫理法人会と東かがわ市倫理法人会の二ヶ所で、「讃岐三盆糖由来と四国遍路の功績 」ということでお話をさせていただいた。
⑥ 善通寺中学生夏休み講演会や丸亀歴史研究会で「英国士官レキ講演会」
しわく広島の歴史紹介ということで、中学生とその先生達に、やさしい歴史講座と、丸亀市歴史研究会の方々にも似たような、英国士官レキの墓とそれをとりまく歴史などをお話した。
⑦ 高松興正寺別院などで法話会 全8回
夏場から秋にかけてのご法話。汗が目に入って困ったことだった。
⑧ おへんろつかさ養成講座サポート 5回と大窪寺案内ボランティア 2回
観光ボランティアを目指す人たちに、実技指導をする研修である。また、一般の方に、大窪寺のガイドもやってみた。
⑨ 俵札・遍路札調査とおへんろつかさの会HP立ち上げと更新担当
これは今も継続中・・・。
⑩ さぬき市・町ぶら探検隊ガイド役担当 2回
ふだん、身近にありながら、知らなかったお話などを、人数の関係で二回に分けて案内した。
今日の掲示板はこれ。「進んで持てば重荷も軽い いやいや持てば半紙も重い」という中村天風さんの言葉から。積極的な気持ちでできるかどうかは、その結果に大きく影響する。嫌なことをどうすれば積極的にできるかを考えるよりも、自分が積極的にできる分野をみつけて、そこで最大限の能力を発揮することを考えてみたいもの。中村天風師は明治、大正、昭和に生きた日本の風雲児。公務員というより元武士(柳川藩)の家に生まれ、藩校であった修猷館中学で教育を受けるも、柔道の試合で負けた熊本の学生に襲われ、正当防衛で相手を刺し殺したことで退学になり、当時の国粋主義者であった、頭山満翁のところでお世話になるという、波乱万丈の人生の幕開けをした。そして、16歳で日露戦争のための軍事探偵となり満州へ派遣され、当時から「人斬り天風」として恐れられていたとのこと。天井裏に飲まず喰わずで一週間も潜んでいたこともあったという。その軍事探偵に派遣されたのは113名であったが、生還出来たのは9名だったというから、壮絶な体験をされたものと思われる。
じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。