さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていたが、寒気や気圧の谷の影響で、山地を中心に雲の広がっている所があった。気温は2度から12度、湿度は70%から56%、風は0mから4mの西北西の風が一時強かった。明日の11日は、気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がる見込みらしい。
さて、今日は地区の「山の神さん」の例祭日ということで、朝の7時からお掃除と準備。でも、6時45分に行くと、もう、みんなが集まっていてお掃除をやっている。あたりはまだまだ薄暗かったのだけれど。
で、7時15分過ぎにはお掃除も終わり、しめ縄も張り終えて準備は終わった。
こうして、山の神さんはきれいになった。昔はここに拝殿があって、お籠もりをしていたらしいが、今は基礎石が残るばかり。今は集会場で直来(なおらい)をやるようになった。
少し休憩して、奥方はさぬき市の小田という地区での行事に出かけて行き、私は弟の「よっくん」の家のご法事に呼ばれている。右の掛け軸は「西国33観音霊場」のものらしい。向かって左側は「小豆島88ヶ所霊場」のお軸である。それにしても数が多いなぁと思ったら、奥の院とかのご朱印も入っている。
般若理趣経のお勤め。若いお坊さんで、はっきりとしていて声が若いから、どうにかついていくことができた。
で、おときはここ、さぬき市昭和という場所にある「日本料理:菊水」さん。
今日はご法事が多いのか、「本日貸し切り」になっていた。「あんたとこのために貸し切りなんか」と言うと、「そんなバカな・・」と言われた。わずか、10名ほどでは貸し切りにはならんわな・・。
これは一部。他にもお刺身だの天ぷらだの茶碗蒸しだの・・と、いろんなものが出てきて、半分も食べられずに残してしまった。どうにも胃袋が小さくなって、豆腐とエビの天ぷらくらいしか入らない。丸残り状態・・・。
だんだんと親戚筋の顔ぶれが少なくなってしまうのはどこも同じか・・・。
家に戻ると、サルが田んぼで日向ぼっこ。カメラを向けても逃げようとはしない。逆ににらみ返すのだからたまらない。ここにも30匹くらいいるのだが、この子だけ撮って戻った。サルも珍しくもなくなってしまっているし・・・。
15時からは「山の神さん」のおまつり。おまつり・・と言っても、神主さんが来る訳でもないし、祝詞をあげる訳でもない。みんなで二礼二拍手一礼しておしまい。あとは座談会に終始する。
こういう感じで、女性が6人、男性が3人、欠席1名の総勢10名の小さな集落の例祭。男性陣は共通の話題がなくて、三名とも無言の1時間・・・。
今日は110番の日・・・ということで、孫のなぎちゃん(向かって左)が、香川県警の「一日通信司令長」を委嘱されたということだった。
あいにくと、お昼のニュースは見られなかったけれど、夜のニュースあたりでも見られるのかな。
今日の掲示板はこれ。「耐えてこそ 蕾ふくらむ 梅の花」というもの。昨年末にはこの冬は暖冬だなんて気象予報士が自信ありげに口を揃えていたが、ここ数日前から”寒の入り”に恥じない気温になってきている。ネットで調べると万葉集で萩についで多く出てくるのが梅で、合計すると119首もあるそうだ。この「耐えてこそ 蕾ふくらむ 梅の花」は、「梅ちゃん先生」の梅子の名前の由来であったが、梅の花は辛い時期に耐えて幸せを迎える象徴的な花なのかも知れない。ふと見ると他の木々も春の準備を始めているようだし、梅の花も紅梅も、少しずつだが花びらが開いているように見える。
じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。