さぬき市は高気圧に覆われて晴れていい天気になった。気温は5度から14度と、昨日とは打って変わった天気になった。だが、今夜遅くから明日一日は雨になるそうだ。
昨夜は娘家族がやってきて、飲んで食べての夕食会になった。話の内容は覚えていないが、さしておもしろい話でも楽しい話でもなかったようで、いわゆる世間話というやつだ。
で、けいこばぁが、「お昼はおうどんを食べに仏生山に行こう・・」と言い出したが、さっちゃんと娘は「朝ご飯を食べたばかりだから・・・」と残った。結局、孫二人を連れての四人で「仏生山法然寺」に向かった。ここは高松藩主松平家の菩提寺。
時計は11時過ぎを指しているが、混まないうちに・・・ということで「本格手打ちうどん竜雲」に入った。けいこばぁが、ここの麺が気に入ったらしいので、みんなに勧めるのだが、なかなか、相手にはしてもらえない・・。「遠いがな・・」というのだ。我が家からだと1時間弱だから遠くはないが、「わざわざ、うどんを食べに仏生山までも・・・」ということらしい。
私はこの「牛と温玉のつけうどん小」600円を、ほかは「かけうどん小」250円にした。朝ご飯を食べて間がないかららしい・・・。
おうどんを食べたら、おなかごなしに境内を散策。ここは松平家が「浄土宗」ということで、初代藩主がここに建てたもので、昔は法然上人が配流されていた小松庄にあった小寺を移転して大きくしたものらしい。だからあちらこちらに「三ツ葉葵」の紋所が入っている。
この五重塔も、松平家現当主の願いで近年になって建てられたもの。拝観料はおとな350円。子供は不要。書院の資料室を見たあと、松平家霊屋(非公開)にずかずかと入って孫たちと一緒にお詣り。本堂では法要が営まれていたので素通りして・・。
四体目の「骨仏」聖観音菩薩像は祖師堂にある。このほかにも阿弥陀如来座像なども並んでいる。
その先の「三仏堂内」にあるのが、この阿弥陀三尊と、お釈迦様の涅槃像。周囲にはお釈迦さんの死を嘆き悲しむ僧侶やさまざまな動物たちの彫刻がある。右上には「来迎」する僧や夫人の姿もある。
この五重塔は平成23年1月の完成で高さは24.24m(800寸)。塔内には信者が寄進した千躰阿弥陀如来仏を祀ってある。
お昼を過ぎるとうどん屋さんの前には行列ができているし、境内は車でいっぱいになってきた。早々に法然寺を後にした。
法然寺の背後は「雄山」という山になっており、山頂が藩主最後の場所で、現在は歴代藩主や家族らの墓所になっているが、その南側は大きな池があって、「平池」という。そのほとりに立っているのがこの白い乙女像。「いわざらこざら伝説」のシンボルである。
ということで、11月最後の週になって、週末には12月に入ってしまう。まさに月日の流れの速さに驚いてしまう。
今日の掲示板はこれ。そうは分かってはいるのだが、あれこれと世間のもろもろに流されて、あっという間に貴重な一日が過ぎ去ってしまう。あれもやれる、これもやれると思っているうちに、あっという間に今日が終わってしまうのだからたまらない・・・・。
じゃぁ、また、明日、会えるといいね。