さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れている。気温は16.4度から26.9度、湿度は94%から73.%、風は1mから3mの東の風が少しばかり。明日の24日は、はじめ高気圧に覆われて晴れているが、気圧の谷や湿った空気の影響で、昼前から雲が広がる見込みらしい。
朝から気温がぐんぐんと上がって、8時半過ぎには早くも24度を超えていた。あっと言う間に夏になったなぁと感じたことだった。
月曜日の朝はお掃除の日。7時過ぎから、お布団をベランダに干して、二階フロアーの大掃除。ま、20分ほどで終わるのだけれど。一階部分は昨日の日曜日に奥方の担当で済ませたらしい。
今日は月に一度の「予約診察日」。身体の具合が良くても悪くても病院に行く日なのである。この日に行かないと「薬」が処方されない。薬がなくても平気な時代もあったが、最近は、この薬を飲まないと落ち着かないような気分になることがある。だから、仕方なく、決められた日に病院に行くことになる。
いつものように「胸部X線検査」で、胸に水が溜まっていないかの検査と・・・。
順序はどちらでもいいのだが、「採血」による「検体検査」。体験的にX線検査のほうが早くできるので、先にレントゲン検査をやってもらう。採血は、予約時間を見ながらの順番待ちだから、20分から30分も待つことがある。
ここは「東かがわ市」だから、普通は知った人に出会うことはまずない。でも、今日はさぬき市の人に出会ってしまった。「どうしたんな~」と、声を掛けられた。このあたりでは、「便(びん)を聞く」という。「もう、歳やけんなぁ~。あちこちが傷んできてしもてなぁ~」などと、ありきたりの会話になってしまう。若いうちなら、「どうしたんな~」と聞くこともあるが、前期高齢者なのだから、病院通いはあたりまえになってしまった。
今日の私の受付番号は「200番」。月曜日だというのに、以外と早い番号表示。胸に少しばかり水が溜まっているが問題はなし。血液検査もほぼ順調。「いつも通りのお薬を出しておきますから・・」ということで、あっさりと診察はおしまい。診察代は3,600円程度。
で、新しくオープンしたという、「ひだまり調剤薬局・白鳥店」に処方箋をFAX送信した。いつもは「本店」にお願いしていたのだが、いろいろとトラブルがあって・・・。「ファミマ」というコンビニの中に薬局があるのも面白いではないか・・ということの興味本位だけ。
この男性の方が店長さんらしい。で、若いむすめさんが初々しい。できるだけ「ジェネリック」にしてもらって、5週間35日分で12、000円ほどの薬代。これで、どうにか生きていられるみたいなもの。「だんだん高額になる薬代」
これが5週間分・・・。お値段、する筈だ・・・。
昨夜、NHK-TVで、「人生の終い方」という番組をやっていた。若い方が亡くなるというのは辛く悲しいお話だが、ある程度の年齢になれば仕方がない。人生の最期に何をするか? 誰に何を遺すか? つまり人生の“終い方”をどうするのか。今、このテーマに強い関心が寄せられているらしい。昨日の放送 のNHKスペシャルでは落語家・桂歌丸さんを進行役に迎え、この究極ともいえる人生のテーマをひも解いていった。ナレーションは女優の樋口可南子さんだった。
私は来月で68歳になる。「あなたの心臓はいつ止まってもおかしくない」と宣告されて、もう、30年が過ぎた。好きな仕事もやり切ったし、いやな仕事にも耐えてきた。おもしろおかしく生きて来たし、やりたいこともやり放題で生きて来た。ことさら、誰かに宛てての遺言も遺書も必要ない。
今日の掲示板はこれ。「ビートルズは、ほしいだけの金を儲け、好きなだけの名声を得て、何もないことを知った。」というジョン・レノンの言葉から。欲しいだけの金を儲けようと画策し、好きなだけの名声を手に入れようと奮闘する。それが多くの人間の希望であり、人生の生き方のはずである。人生の目的の筈である。しかし、実際にそれを手にした人間が、そう言ったのだ。だとしたら、注意深く耳を澄ませて、よく彼の言葉を聞くことである。ショーペン・ハウエルはこう言った。「私たちは持っていない物について、常に思いを張り巡らせるが、一度手に入れたものには興味を失う」と。吉川栄治はこう言った。「登山の目標は山頂と決まっている。しかし、人生の面白さは山頂にはなく、かえって逆境の、山の中腹にこそある」と。
じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。