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Channel: まほろば自然博物館
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少しずつ ヒグラシの声が 多くなる

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 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていたが、午後は大気の状態が不安定となるため、雨や雷雨となる所があるらしいのだが、今のところは雨も雷雨もない。気温は25.4度から32.7度、湿度は94%から59%、風は1mから2mの東北東の風が少しばかり。明日の4日も引き続き高気圧に覆われて概ね晴れるらしいが、午後は大気の状態が不安定となるため、雨や雷雨となる所がある見込みなのだとか。

 

 さて、あそこで県道の防災工事とかをやっていて、切り取った赤土をダンプカーで運び出しているのだが、このカーブの向こう側に土建屋さんの作業場がある。そこでダンプカーを転回しているのだが、そのときの粉じんが舞い上がって自家用車や洗濯物を汚しているらしい。

 

 前にも一度、役所宛に苦情を申し入れてあるが、「散水します」ということだったが、この夏場だ。散水したってすぐに乾いてしまう。そこで昨夜にまた役所宛にクレームとしてメールで連絡した。

 

 すると、そこでは転回しておらず、上のダムか、下の三叉路でユーターンしているとの返事が。そんな筈はないやろ・・・。昨年の自治会長はどない、してはったんやろうか。

 

 で、今月20日の歴史講座用のスライドを作っている。

 

 草創の会・・・というのも全国各地にあるらしいが、香川の場合は、こんな本を作っていた。この時に「咸臨丸と塩飽諸島」ということで記事を書いたことがあって、今回の講演会への出講のご縁を頂いたという訳である。

 

 向こうさんの希望では「咸臨丸についての裏話」ということだったが、それも何年か前に皆さんの前でやったことがある。そこで、今回は「開陽丸や榎本武揚」なんかを交えた話にしようと思いつつ、やはり、讃岐の人を・・・ということで、古川庄八・阪次郎のお話になった。

 

 古川庄三の部分はほぼ修正も追加もできたが、今度は阪次郎さんの番になった。

 

 古川阪次郎といえば「笹子トンネル」である。しかしのかかし、「笹子トンネル」といえば「天井板崩落事故」ばかりが出て来る。

 

 四年前の2012年のことだった。

 

 この中央本線の笹子トンネルは明治29年に着工して、6年後の35年11月に完成し、翌36年2月に開通したトンネル。海岸線は敵の艦船や飛行機の標的になるからと山間部を走らせたものだという。

 

 伊藤博文の揮毫になる「因地利」の扁額である。東坑口にある。

 

 西坑口にある山県有朋の揮毫になった「代天工」の扁額である。時代を象徴するトンネルであった。

 

 そういうことをえっちらおっちらとやっていた訳だ。

 

 昨夜は激しい雷雨があったが、セミも空気を読みながら、アブラゼミからツクツクボウシになってきたし、最近は朝の四時からカナカナカナ・・・とヒグラシが鳴いている。

 

 今日の掲示板はこれ。「生きるということは 思い通りにならないということが はっきりとわかることです」というもの。いつも赤松先生のお寺にあったもの。この思い通りにならないからこそ、人は苦しみ、悩み、怒り、泣き、わめいて、暮らすのだ。それが「生きること」だからである。そのことをはっきりとわかれば、悩みも怒りも悲しみもそねみもやわらかくなるというのである。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


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