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Channel: まほろば自然博物館
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山寺の もみじ色づく 鐘の音 

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 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていたが、気圧の谷の影響で夕方から次第に曇ってきた。気温は13.7度から21.5度、湿度は94%から67%、風は1mから2mの西の風が少しばかり。明日の4日は、気圧の谷や寒気の影響で概ね曇る見込みらしい。

 

 ご案内の通り、今日はさぬき市教育委員会や商工観光課などが毎年行っている、「さぬき市へんろ88ウォーク」というイベントが行われる。それに合わせて、さぬき市から「おへんろつかさの会」に観光ガイドの要請がある。

 

 今年は、87番札所の長尾寺ガイドと私たちの大窪寺ガイドの要請があった。私たち大窪寺チーム以外にも10名ほどが応援に駆けつけてくれた。大窪寺の境内は広いのだ。

 

 最初はメンバーで、軽く予行演習をする。ガイド指導は、大窪寺チームの新人、寒川権大先達(ごんだいせんだつ)である。この12月には大先達に昇格するという。でも、今年の七月から大窪寺の勉強を始めたばかりだ。

 

 ここがゴール地点である。ここで番号表を渡して完歩証をいただく。

 

 そのとなりで私たちが待っていてガイドの受付をする。

 

 ここからは大窪寺本坊を通しての紅葉が眺められる。場所的にはイチ押しの場所である。赤い紅葉が進んでいるのがよくわかる。だから、今日の一般客は多かった。紅葉見学+打ち込みうどん+大窪寺参詣というコースである。

 

 ガイドはここから始める。ここは「二天門(にてんもん)」で、梵天・帝釈天をおまつりしてある中門である。昔の仁王門であり鐘楼門であった。今は大師堂の西側に四国霊場最大の「仁王門」ができている。ここで、参詣のお作法や、どうして、88番を「打つ」というか、「札所」の謂われなんぞをお話しする。

 

 で、あと、境内の各所を案内して回る。

 

 サッカーチームの小学生らは先頭集団でゴールした。

 

 お昼は「食改チーム」によるおうどんとおにぎり二個セットである。スタッフ全員に、この食事券が配られている。

 

 今日は文化の日という休日であり、今日から三連休ともあって、境内のにぎわいはすごい。この紅葉見物とお参りの人と、その上に、88ウォークの人たちが混じるのだからすごい。門前のおうどん屋さんは10時過ぎから長蛇の列になっていた。

 

 ご案内の通り、私はおなかに水が貯まるということで強力(高価)な「利尿剤」を飲んでいる。だから、30分に一度程度にトイレに走る。ところが、今日の受付場所はトイレから遠い場所にある。奥山は空気が冷たいので、トイレに行く回数も増える・・・。

 

 さて、私の作った「大窪寺観光ガイドブック」と、「仏教用語辞典」が好評で5冊ずつの受注になった。明日の土曜日は天気が悪いらしいので、その増刷作業になる予定。また、会長から「イベント用名札」の作成依頼も飛び込んできた。

 

  今日の掲示板はこれ。「頭が下がる 頭を下げる 同じようで大違いである」というもの。私達は、自分にとって何らかの利益をもたらしてくれるものには頭を下げるけれど、それ以外のものに対しては頭を下げることなどあまりしないもの。しかも、心の中でそれが損か得かを素早く計算して「得」の答が出た時だけ頭を下げることが多いようだ。また、自分は愚か者であるとか、罪深い者ですと言って、暗い顔をしてうなだれる人がある。それは、実は頭を下げたくない心で頭を下げさせられているだけのことで、負けたくない心でしぶしぶ現実に負けていることを認めている劣等感の表れに過ぎない。そのような心の葛藤がよけいにその人を暗くしてしまうのだ。同じ頭を下げるのでも、嫌々ながら下げるのと、自然と下がるのでは相手に対する印象もかなり違うように思われた。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


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