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Channel: まほろば自然博物館
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梅雨の日は 過去の歴史を 読んでみる

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 さぬき市地方は、梅雨前線の影響で雨や雷雨となっていた。気温は21.5度から22.8度、湿度は98%から921%、風は1mから4mの西南西の風が少しばかり。明日の21日は、気圧の谷や湿った空気の影響で概ね曇る見込みらしい。

 

 今朝は鋼鉄製の屋根を叩き付けるような雨の音で起こされた。昨夜は自治会長さんと久々の会話を楽しんでいたので遅くなったのだが、いつもと同じように5時半には目が覚めた。

 

 朝から雨では仕方がない。何もできないのだから帰るしかない。空き缶や燃えるゴミ、生ゴミなどを手際よく片付け、冷蔵庫の中の食材も片付けて、8時35分発のフェリーボートで帰ることにした。

 

 船には病院に行く人や買い物に行く人たち10人ほどが乗っただけ。雨の日の平日はどうしてもお出かけの人も少ない。

 

 そうそう、島の家へ、こういうカードが届いていた。今日は私の70回目の誕生日。ま、そう言われてもうれしい年代でもなくなった。

 

 で、雨の丸亀港へは9時15分頃に着いた。この頃にも雨が激しくなってきていた。高速艇でもフェリーボートでも、丸亀港から江の浦港までは片道570円、往復1,140円。駐車料金が一晩で2,100円だった。

 

 我が家に着いたのは1時間40分後の11時前だった。島から持って帰った野菜サラダなどの食材で昼食を済ませた。相変わらず、ニュースはサッカーのワールドカップのことばかり。

 

 お昼からは、英国士官レイク氏の150年祭と慰霊祭についてのスケジュールや予定表の修正をやっておいた。私の個人用のホームページ版である。

 

 今から8年前に、我が家の前で草刈りをしているおじさんに出会った。ついでだからと、私もお手伝いをしたのだけれど、そのことから「英国士官レキの墓を調べて、島おこしができないだろうか・・」という話が持ち上がった。

 

 最初は瀬戸内海測量から水路調査、水路調査船から日本海軍~海上自衛隊~海上保安庁・・・という壮大な計画だったのだが、結局は「燈台敷地調査船マニラ号」という面白くもない船にたどりついてしまった。

 

 宝石箱かと思って探し回って掘り当てて、扉を開いてみたら、冬の瀬戸内海に落ちて心臓麻痺で急死した青年のお墓だとわかって、みんなは呆然とした。ま、150年の慰霊祭を盛大にやってしまって、この青年将校のお墓物語と決別することにした。

 

 雨で、パターン、ドスン・・と、車庫の屋根に梅が落ちてきているが、あんな場所には手が届かない。明日か明後日かに、剪定がてら、梅を収穫してみることにした。梅干しにしても、私には塩分多すぎで禁止されて食べられない。

 

 悔しいばかりの梅のみである。

 

 今日の掲示板はこれ。「おかげ様とお金様 一字違いの大違い」というもの。赤松先生のお寺の掲示板である。私たちが日常使っている言葉の中にも「一字違いで大違い」というものはたくさんある。「世の中は 一字違いで大違い ハケに毛があり ハゲに毛がなし」とか、「いがみ合う 一字変えたら おがみ合う」、「アリとトリ アリに羽なし トリにひげなし」・・・。梅雨時、空を見上げるひとときに、一字違いで大違いの言葉を探してみるのもおもしろいかも。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


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