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工芸展 小寒の日を 和らげる

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 さぬき市地方は気圧の谷の影響で概ね曇っていたが、夕方からは晴れてきた。気温は4.5度から9.5度、湿度は82%から60%、風は2mから3mの北西の風が少しばかり。明日の7日は、高気圧に覆われて概ね晴れる見込みらしい。

 

 115/59-64 36.4c-97% 62.4Kg 1018hPa,6c,62% 今朝がたは1時間おきにトイレに起きた影響で身体が軽い。体重も思ったように軽くなってきている。

 

 今日は「小寒」で、1月5日頃(2019年は1月6日)。および大寒までの期間で、太陽黄経285度。冬至から数えて15日目頃、冬至と大寒の中間。寒さが加わる頃という意味で、いわゆる「寒の入り」のことである。小寒から節分までの30日間を「寒の内」といい、寒風と降雪の時節で、寒さが厳しくなる頃で、これからが冬本番を迎える時期となる。寒稽古や寒中水泳が行われるのは、この「寒」の時季。立春が「寒の明け」になる。この日から、寒中見舞いを出し始めるという。

 

 そんなこととは全く関係ない話だが、今日はこの時期恒例の、「日本伝統工芸展」を見るために、香川県立ミュージアムに行ってきた。今回は「第65回」である。

 

 これまでは「長寿手帳」というものを提示していたが、今回は実験的に、この手帳を見せたが、すんなりと無料で入場させてくれた。

 

 日本伝統工芸展は、歴史・芸術上特に価値の高い工芸技術を保護・育成するとともに、先人から受け継いできた優れた技を磨き、現代生活に即した新しいかたちを築き上げることを目的として昭和29年(1954)から毎年開催され、今回で65回を数えるという。

 今回の高松展では、重要無形文化財保持者(人間国宝)の作品48点をはじめ、受賞作品及び四国在住作家の入選作品など計280点を展示している。このうち、香川在住作家の作品が18点、香川県ゆかり作家の作品が14点ある。

 

 まず最初に目につくのがこれ。前田宏智さんの「四分一象嵌打出銀器」である。

 

 見どころは、人間国宝(重要無形文化財保持者)の作品48点を展示していること。漆芸部門の入選作品85点が全部見られるのは東京と高松だけ。展示作品総数は280点。全国の匠のわざを存分に堪能できること。香川県在住の人間国宝(重要無形文化財保持者) 磯井正美氏、太田儔氏、山下義人氏の作品が揃い踏みしていること。新春恒例1月2日からオープン&会期中(1月20日(日曜日))無休(月曜も開館!)。

 

 とにかく、漆器・漆芸の作品の数には圧倒される。さすが香川だな・・・と思ったが、香川の作家さんはあんまり多くない。石川県が多いかなぁとは思った。

 

 期間中、漆の器で会期中限定メニュー「あんもち雑煮」を楽しめるというサービスもある。(ドリンク付 680円)期間は本展会期中(1月2日~20日)で、場所は当館1階カフェポットミュゼである。

 

 まぁ、どんなアイディアで、これが生まれたのか、これをどうやって作り上げたのかと、驚かされるばかりだ。人間ってすごいなぁと溜息吐息。

 

  こういう素朴な作品が馴染みやすい。なぜか中国風の人形が多いなぁと思ってしまった。

 

 今日の掲示板はこれ。「たとえどんなに辛くても 春を迎えぬ冬はない」というもの。同じような言葉に、「止まぬ風はない」、「あがらぬ雨はない」、「山よりでっかい獅子は出ぬ」、「明けない夜はない」、「来ない朝はない」などが思い出される。「秋が来ない夏はない」、「春が来ない冬はない」シリーズみたいなことだ。けれど、時計は逆回りはしないのだ。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


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