さぬき市地方は、夕方にかけては晴れていたが、気圧の谷や湿った空気の影響で、夜には曇るらしい。気温は7.5度から11.7度、湿度は80%から58%、風は1mから4mの西の風が少しばかり。明日の12日は、気圧の谷や南海上を東進する低気圧の影響で曇り、昼前には雨が降る見込みなのだとか。
114/68-60 36.4c-97% 62.0Kg 1019hPa,9c,58% 数字的にはなんら問題はない。体調も良くもなく悪くもない。
今朝の体重計である。香川医大に71Kgで入院して退院する時がこの体重だった。県立病院に入った時が64Kg、退院した時は60Kgだった。それが昨年の秋には70Kgまで増えて、「防風通聖散」とところてん療法でここまで落ちた。Drは58Kgまで落とせという指示。あと4Kgが遠い・・。
母の七回忌法要を2月の17日に予定していたが、前住職の都合で2月24日の午前十時になった。当初、私一人で大丈夫だろう・・と考えていたが、三部経を一人でやるには体力的に無理だなぁと思った。そこであちこちと相談したが、一か月前では都合がつかぬと叱られた。
今日は天気も良くないし、奥方が定休日だもので外出禁止。そこで、今年の研究テーマを何にしようかと調べていたが、
さぬき市のへんろ道沿いにある石造物をまとめてみようかと考え付いた。道標・石仏、丁石、記念碑、へんろ墓などを一冊に見やすくまとめたらどうだろうかと。それらは、いろんな先生がいろんな形でまとめてはあるが、専門的過ぎてよくわからない。
で、手元にある資料を整理しながら、スキャナーで電子化することから始めてみた。
これがまた、膨大な資料過ぎてやっているうちに、右目が霞む、右耳が詰まるような状態になって、休憩ばかりの作業になった。別に体力を使うわけでも知恵を出すわけでもなく汗を出すわけでもないのだけれど。
つまり・・だ。86番札所志度寺さんから、88番大窪寺さんまでの途中のへんろ道にある石造物をわかりやすく、写真付きで地図付きで並べてみようと思い立ったわけである。
これは、「高地蔵」と言われるものだが、なんでこんなに高いのか。つまり、川が氾濫して水位が高くなってもお地蔵さんが流されない工夫なのであるとか、その建立年月日とか世話人が誰であるとか・・・。
これは「丁石(ちょういし)」と呼ばれるもので、大窪寺までの距離が刻んであるもの。これは「八丁」と刻んであるから、大窪寺までが残り八丁であるという意味で、一丁は109m。昔のことだからスケールで測ったわけではない。おおまかな距離である。
そうは言っても、一般の地元の方のお墓や地神塔や灯篭なんぞには触れない。そんなものまで入れたら百科事典みたいになってしまう。
お仕事で、「ひきこもり」の方を調査せよ・・というお触れが出ているのだが、その最たるものが私ではないだろうかと思う昨今。
今日の掲示板はこれ。「有漏(うろ)路より無漏(むろ)路へ帰る一休み 雨降らば降れ 風吹かば吹け」という一休禅師の言葉から。「有漏路」とは、迷いと煩悩(ぼんのう)に満ちた現世のこと。「無漏路」とは雑念のない悟りの世界、つまり極楽のことである。歌の意味を解釈すれば、「現世で過ごす時間など、あの世から来てあの世へ帰るまでの一休みの時間でしかない。だったら、雨が降ろうが、風が吹こうが大したことではない」この歌を聞いた師匠から、彼は「一休」という名をもらったと伝えられている。この一休禅師。悟りを開いたのは28歳のときだった。それまで、いくら修行に励んでも、どうしても悟りにたどりつけなかった。ところが・・・、28歳のある晩のこと。1羽のカラスの鳴き声を聞いた瞬間、悟りを開くことができたというのだった。
じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。