さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は1.5度から11.3度、湿度は90%から58%、風は1mから2mの北東の風が少しばかり。明日の14日は、引き続き、高気圧に覆われるため概ね晴れる見込みらしい。
126/74-63 36.3c-98% 62.2Kg 1018hPa,5c,60% 今朝は霜が降りて冷たい朝になった。体調に変化はない。
今朝は集落の山の神神社の例祭日。朝の8時集合という案内だったが、7時半にはほとんどが集まって作業をしていた。
昔は、かまどやお風呂を沸かすにも山で木を切って焚き木を作らねばならなかったし、産業のない山の中では、「山んど」という林業で生計を立てる家も多かった。そういうことからも山の恵みをもたらす「山の神」を崇敬することが大切な行事だった。
でも、こんな山の中でも、かまどのある家はなくなり、風呂もガスや電気で沸かすようになった。高齢化とともに林業で働く人もいなくなった。そういうこともあってかどうか、掃除を済ませ、みんなで、二礼二拍手一礼しておしまいになった。こののぼりも夕方には片付けておしまい。そういう時代になった。
八時集合の山の神掃除が、八時には解散して、私は、さぬき市前山にある、「おへんろ交流サロン」に向かった。今日は、「おへんろつかさ(さぬき市観光ガイド)養成講座」の第七回目講義と閉講式が行われる日。私はいつもの駐車場係で交通整理員みたいなものだ。
今日は「平成30年度おへんろつかさ養成講座」の最終回の講義が行われる日。さぬき市観光ガイド養成講座の閉講式が行われる日でもある。
まず、講義は、大山さぬき市長の挨拶があった後、
1コマ目は、香川大学教授の大賀睦夫先生による「お遍路体験記からみる四国遍路」という講義だった。最近は多くの遍路体験記が出版されているが、そこから見えてくる「男性性」と「女性性」とか「やさしさとの出逢い」や「自分がやさしくなっていく」ことの驚きとか・・。
自己変容とか再生のプロセスを遍路によって体験するというような内容だった。確かに、1,200キロの道程を40日かけて歩いて行けば、おのずと何かが変わってくる筈。
2コマ目は、香川大学名誉教授の稲田道彦先生による「眞念の書いた四国偏禮道指南(みちしるべ)について」という講義だった。
今日はさぬき市のケーブルテレビ局からも取材が入っていた。
そして受講生には修了証(4回以上出席)・参加証(それ以下出席)が授与された。その後、意見交換会などがあって、養成講座は閉講した。
今日の掲示板はこれ。「冬があり夏があり 昼と夜があり 晴れた日と雨の日があって 一つの花が咲くように 悲しみも苦しみもあって 私が私になってゆく」という星野富弘さんのことばから。星野富弘さんは、群馬県出身の詩人であり画家である。1970年に高崎市立倉賀野中学校に体育教師として着任したものの、2ヵ月後に体操部の指導中、宙返りの模範演技で失敗により頸髄損傷の重傷を負い、肩から下の機能が麻痺してしまった。9年間におよぶ入院生活の間に、口にくわえた筆で水彩画、ペン画を描き始め、後に詩を添えるようになり、退院後、故郷に帰って創作活動を続け、水彩画、ペン画に詩を添えた作品と随筆を織り交ぜた『花の詩画集』をはじめとした数々の著作を出版。全国各地やハワイ、ニューヨークなどで「花の詩画展」も開催している。1991年には東村に村立富弘美術館が開館し、中学校の国語、道徳の教科書に随筆が掲載されているという。
じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。