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Channel: まほろば自然博物館
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水仙は 頷くことを 知っている

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 さぬき市地方は、冬型の気圧配置となっているため、概ね晴れていた。気温は6.5度から9.6度、湿度は76%から56%、風は1mから3mの北北西の風が少しばかり。明日の25日は、引き続き冬型の気圧配置となるため、概ね曇る見込みらしい。

 

 110/62-61 36.4c-97% 60.5Kg 1016hPa,5c,62% 体調に変化はない。今日は月に一度の定期検診日。予約時間が11時だからと10時前に病院に入った。

 

 まずは、恒例の胸部X線検査、肺にいくらほどの水が溜まっているのかを調べるもの。今日は患者さんも少なく10分ほどで終わった。

 

 次いで検体検査。採血と採尿である。これも見ていたかのように処置室に呼ばれて数分で済んだ。採尿もすぐに終わった。だから、10時20分には検査が済んだ。

 

 ふと受付表を見ると、11:30~12:00となっている。これでは、まだまだ1時間もあるじゃないかと時計を見た。

 

 受付時に、身長と体重を計ることになっている。自分で体重計に乗れば、自動で体重と身長を計るもの。家を出るときに何度も計測し、軽めで薄めの服を調節してきたので、体重は予定通り。この記録が出れば、来月までは安心してお茶やジュースが飲める。

 

 それまで我慢をしていたお茶やかき氷なんぞを自動販売機で買って飲んで喉の渇きを抑えておく。トイレにも10分おきに行く。1時間は永いのだ。

 

 胸水は、若干少なくなって肺の面積が多くなっている。飲む水分を少なくしているせいなのか、呼吸法が変わったのか。でも、まだまだ左肺とは大きく違う。でも、このせいで呼吸が苦しいとか息苦しいとかはない。

 

 いつものように、血圧、脈拍、体重、体温、酸素などの記録を提出し、

 

 日々記録表を提出して「OK」を頂いた。「入院時よりも体重が落ちていますね。あと2Kg、頑張れますか?」と言われた。自信はないが、やるしかないなぁと思った。

 

 で、町内の薬局で、処方された薬を受けとって帰宅。

 

 今回は35日分だから、どっさりとあった。漢方薬の「防風通聖散」がどっしりとあった。この薬だけは食間に飲むのだが、食事前30分程度というのだから、ついつい、飲み忘れてしまう。特に昼食前なんぞはほとんど飲めていない。

 

 病院の15,260円には、酸素圧縮機のリース料13,000円が入っているから高い。そろそろやめたいのだが、ドクターはOKと言わない。薬代の18,000円は35日分だから仕方がない。

 

 今日の掲示板はこれ。「何時か逝く 道とはかねて聞きしかど 昨日今日とは思わざりしを」というもの。この和歌は在原業平が病気で死にそうになった時に呼んだ歌と言われている、「ついに行く 道とはかねて聞きしかど 昨日今日とは思わざりしを」というもの。それを、このお寺さんが最初の句を変えたものらしい。「いや~、人間必ず死ぬってことは知ってたつもりだったんだけどさ、まさか昨日今日で、自分が死ぬとは思ってなかったよ~」というような、とっても人間的な歌である。和歌にしても物語にしても、解釈というのは実ははどうとでもできる部分があって、この歌も「もう死ぬんだなぁ~、あはは。さぁ~来世にいこうぜ♪」という諦めの気持ちで詠んだものか、「もう死ぬんだなぁぁ、残念だなぁ、悔しいなぁぁ・・」という執着の気持ちで詠んだのかは、本人のみぞ知るである。どちらにしても、人は死ぬというのは当たり前の話で昔からよく知られた事実だったはず。ただ、それでも「自分が当事者」になった時はびっくりするものらしい。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


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