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Channel: まほろば自然博物館
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薫風に 諭(さと)されている 当たり前

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 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は11度から19.9度、湿度は72%から34%、風は2mから3mの北北東の風が少しばかり。明日の8日は、引き続き高気圧に覆われて概ね晴れる見込みらしい。

 

 111/74/62 36.4c-97% 61.8Kg 1013hPa,16c,62% 体調はすこぶる良い筈だった。

 

 10連休明けには関係しないのだが、月初めの火曜日・・・ということで、観光ガイド大窪寺班の勉強会である。で、今日は、奥の院探訪の下見調査の日である。寒川大先達、前田チーフガイド、檀家代表の六車女史、新会員の岡田女史、それに私と補助役の舛本女史の六人が大窪寺に集合した。

 

 目指すのは大窪寺奥の院・胎蔵ヶ峰寺である。ここに大客さんを案内してガイドできないか・・という下見調査であった。

 

 ここから八丁、約880m先だと案内板にはあった。そのくらいならば歩けるだろうと頑張ってみようと思った朝だった。ま、最初はこのような石段で手すりもあるので、平気な顔でついていった。

 

あえぎあえぎ昇っていくと、こういう難路になる。もちろん手すりなんぞない。

 

 で、早くも10分ほどで二人はギブアップ。四人にお任せして、私と舛本女史はリタイア。わずかに80mほどしか登っていないのに・・・。足が悪いのと上り坂になると呼吸困難になってきてしまう。下り坂なら平気だと思ったが、足がふらついて歩けない・・・。全く、情けないことだ。

 

 で、二人は門前の野田屋さんのお接待のお茶を頂きながら、お食事の交渉。大窪寺と云えば門前の打ち込みうどんだが、少し高級な3,000円程度のうどん定食は可能か・・・などの交渉である。本来は観光ガイドなのだが、それだけではお客さんは集まらない。おいしいお食事が必要なのだ。

 

 一行は9時半過ぎに山に入ったが、降りてきたのは11時過ぎだった。ガイドしながら登るので約40分、奥の院周辺のガイドをして30分、下山に20分・・・何に時間がかかったんだろうか。来月の勉強会で検証したいものだ。ついでに、ここに倒れている二丁石を見てもらった。

 

 そして、基礎をならして、立て直してくれたのがこれ。これでまだ、二丁石とは確認できにくい。なんとかしなければという宿題も出来た。

 

 お昼からは連休明け・・・ということで、銀行屋さんに行ってきた。

 

 お役所から車の税金を納めるようにと云うお達しがあったのだ。泣く子と地頭には勝てぬ・・・ということだから、すなおに税金を払っておいたが、

 

 なにせ、連休明けだからお客さんが多い上に自動受け付機が故障しているとかで、うんと待たされてしまった。

 

 ついでに通帳記載もしておいたが、銀行屋さんはきっちり10連休をやっているではないか。

 

 久々におじょもさんから絵手紙を頂いた。しかしのかかし、いつも思うのだが、なんで、ハガキなのに「絵はがき」とは云わないんだろうか。手紙でもないのに、なんで「絵てがみ」なんだろうか。「十連休 昔のことなど ウロ覚え」もうろくしたもんだ。

 

 今日の掲示板はこれ。「『あたりまえ』を みんななぜ 喜ばないのでしょう」というもの。あたり前が当たり前過ぎて、当たり前に慣れきっているのだろうか。これが当たり前で無くなったときには、どんなにか当たり前であったことが大切であったのかと思い知らされるのに・・・。

 あたりまえ

  あたりまえ
  こんなすばらしことを、みんなはなぜよろこばないのでしょう
  あたりまえであることを
  お父さんがいる
  お母さんがいる
  手が二本あって、足が二本ある
  行きたいところへ自分で歩いてゆける
  手をのばせばなんでもとれる
  音がきこえて声がでる
  こんなしあわせはあるでしょうか
  しかし、だれもそれをよろこばない
  あたりまえだ、と笑ってすます
  食事がたべられる
  夜になるとちゃんと眠れ、そしてまた朝がくる
  空気を胸いっぱいすえる
  笑える、泣ける、叫ぶこともできる
  走りまわれる
  みんなあたりまえのこと
  こんなすばらしいことを、みんなは決してよろこばない
  そのありがたさを知っているのは、それを失くした人たちだけ
  なぜでしょう あたりまえ

 

じゃぁ、また、明日、きっと、会えるといいね。


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