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Channel: まほろば自然博物館
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紫陽花は 勇気凜々 今を咲く

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 さぬき市地方は、気圧の谷や湿った空気の影響で概ね曇り、昼過ぎからは雨や雷雨となる所があるらしい。気温は21.5度から24.7度、湿度は88%から76%、風は1mから3mの北北東の風が少しばかり。明日の24日は、上空の寒気や湿った空気の影響で概ね曇り、昼前から夕方を中心に雨や雷雨となる所がある見込みらしい。

 

 116/77/76 36.4c-98% 61.6Kg 1004hPa,25c,68% 体調に変化は無い。明日の予約診察日も順調に通過できそうな雰囲気。一方、天候は梅雨にもならず夏らしくもない日々が続いている。

 

 来週には、梅雨前線がついに北上を始めて活発化しそう。大雨のおそれもあるらしく、26日(水)は梅雨前線が西日本まで北上する見込みだそうな。湿った空気が流れ込んで、前線の活動が活発になる。九州から近畿は広い範囲で雨が降り、梅雨入りが記録的に遅れていた地方もようやく本格的な雨の季節を迎えそうだということらしい。

 

 さて、昨年の入院だなんだかんだで止まっていた作業が少しずつ動き出してきた。昨日は「さぬき市を歩いた山頭火」という本を4冊、印刷・製本できた。それに続いて、今日は、「島の乙女たちと四国遍路」という「島遍路」のお話やら、

 

 少し危ない、「四国遍路の闇と陰」という原稿も見つけ出して、印刷・製本できた。

 

 また、「新・塩飽小坂小誌」という本も印刷・製本できた。これらは、さぬき市立図書館への献本用である。我が家に置いてもゴミになるだけの書籍ばかりである。

 

 で、とうとう、「トナーガ ナクナリマシタ」というエラーメッセージが出たので、今日の製本作業はこれでおしまい。

 

 で、お昼前に、トレース台が届いた。トレース台と行っても、「なつぞら」に出てくるようなアニメーション用の立派なものではない。まさにタブレット端末みたいなもの。これを、USBケーブルでパソコンにつなぐと、LEDライトが点灯する。

 

 そこに原紙をおけばトレースができる。

 

 その上に、原図を置いて、さらに用紙を置いてトレースすれば、簡単に仏画が複写できる。これを彩色すればいいようになる。

 

 私の書いた阿弥陀如来図である。ま、最初だから、こんなものだ。

 

 これが、今日までの「まほろば工房」発行の「世界にこれだけの本」である。香川県立図書館にはこれ以外に15種類の本を納本している。最近は、国立国会図書館からは「納本しなさい」とは言わなくなってきた。

 

 今日の掲示板はこれ。「またひとつしくじった しくじるたびに目があいて 世の中少し広くなる」という榎本栄一さんの言葉から。生きていれば必ず過ちを犯すもの。言ってはいけないことを言ったり、やってはいけないことをやったり、間違ったり失敗することもたくさんあった。問題はそのあとで、そのあやまちをどう受けとめるのかである。居直ったり、ふてくされたり、他人のせいにしたり、責任転嫁したりして事実から眼を背けるのが普通のありかた。だれを恨むことはないのだし、身から出た錆なのだとあきらめるしかない。現実を引き受けたところにしか真実はありえない。過ちを通して学ぶこと、気づくこと、目覚めることは多いもの。あやまちを通して人間は成長するもの。一つのあやまちによって、人生が大きく変わることもあるだろうし、出世コースからはずれることもあるだろうし、失脚してしまうこともあるけれど、しかし世間の評価とか、社会的地位の高いのが良い人生ではない筈。どう、いのちを輝かせて生きるか、悔いない人生を生き切るかである。あやまちは人間を、人生を決めない。あやまちのあとが人間を、人生をきめるもの。仕事で失敗したことは、とり返しのつかない嫌な気分に陥るもの。しかし、そのことによって自分というものが照らされ、気づかされて、自分中心の狭い世界が破られてゆくならば、この失敗でこんなことが教えられ、学ぶことができ、却って人生の味わいが深まり、世界が広くなったと気づかされて、そこに少しだけ広がった世界が見えてくるというもの。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


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