さぬき市地方は、湿った空気や台風第10号が接近してくる影響で、昼過ぎから雨や雷雨となり、夜は激しく降る所があるらしい。気温は28.5度から30.5度、湿度は86%から79%、風は3mから7mの東の風が一時は強かった。県では、強風や高波、竜巻などの激しい突風、急な強い雨、落雷に注意するよう呼びかけている。明日の15日の香川県は、台風第10号の影響で雨や雷雨となり、昼過ぎから夕方は非常に激しく降る所があるらしい。
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115/77/61 36.4c-96% 63.8Kg 997hPa,29c,78% 湿気のせいか身体が重くて、なんだか眠たいばかりだ。奥方は家中の雨戸を閉めて、今夜は帰れないかも知れないから・・と言ってお仕事に出かけて行った。
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私らが子どもの頃の「盆礼」というものは、まだカラオケだのというものはなかったので、もっぱら、おとなたちは酒を酌み交わし、農作業のことだとか、だれがどうしたとかの世間話に夢中になった。こどもらはお給仕で、「熱燗を持って来いや~」とか、「おつゆのおかわりやでぇ」とかとこきつかわれたものだった。まだ、ビールなんてなかった時代だった。
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でも今は「生ビール」にカラオケでエアコン完備というのだから贅沢になったもんだ。
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で、私たちの「お盆」って何なんだ・・・というので、少し、お勉強をしてみた。「お盆には法要時の荘厳をし、季節のものを供え、先祖に報恩感謝のまことをささげます。真宗では精霊棚を作ったり、迎え火・送り火を焚くことはしませんので、その必要はありません。お彼岸と同様お墓を清掃して、家族一同お参りして亡き人を偲びます。また近くのお寺へ参詣するよう 心掛けたいものです。お盆の期日は、七月十五日や八月十五日など各地の慣習によって違います。」(門徒教本183p)
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「お盆」とは正しくは 「孟蘭盆(うらぼん)」という。梵語のウランバナの音訳で、中国では 「救倒懸」と訳している。「倒懸」とは 「さかさづり」の意で、餓鬼道の苦しみをあらわしている。その「さかさづり」の苦しみから救うという意味が「救倒懸」で、これが「孟蘭盆」 の意味である。それには次のような故事があった。
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お釈迦さまがまだこの世におられたころ、高足の弟子に日蓮という方がいた。目蓮はお釈迦さまの教えをよく守り、一心不乱に修行し、ついに尊者と崇められる聖者となった。ある日、その神通力をもって、亡くなられた母がどこへ生まれているかを調べてみると、母の宿業により餓鬼道に堕ちて骨と皮とにやせ衰え、しかも食物を食べることのできない、いわゆる餓鬼の苦しみを受けているのだった。孝行者の目蓮尊者はこれを悲しみ、母を救う方法をお釈迦さまに尋ねてみた。ちょうどそのころ、インドは雨期で、仏弟子たちは恒例の安居(一定期間外出しないで修行すること)に集まっていた。その安居があける七月十五日は衆僧自咨の日として、仏弟子たちの休息をとる日になっているという。お釈迦さまは、その七月十五日に衆僧に供養すればどうかと目蓮に教えられたのであった。目蓮尊者はよろこんでその教えに従い、衆僧を供養して、その母は「倒懸」の餓鬼道の苦悩から救われたというはなしである。
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これは『孟蘭盆経』に説かれている話であるが、これから「孟蘭盆」が先祖をまつる行事として、毎年七月十五日に行われるようになったという。私たち真宗門徒は、目蓮尊者が母を救ったその心根に注目しなければならない。その心根にならって、こうした年中行事には先祖を偲び、感謝の気持ちを新たにしたいものである。
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とは言うものの、十数年前ごろからは島の家に泊まり込みで集まり、マイボート「あかつきⅡ」で瀬戸内海を走り回り、
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ウエイクボードやビスケットという遊具で夏休みを謳歌していたもの。
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暇さえあれば釣りに出かけたり、おとなたちは昼間から酒盛りをやり、ごちそうを食べた。
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遊び疲れたら、室内で遊びほうけたりとしていたものだが、この子供たちが大学生になり、高校生になると、島の家には誰も集まらなくなった。みんな、忙しくなってしまったのだ。
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島で遊び疲れて、この我が家に戻ってきて、みろく夏まつりの花火を楽しんだものだが・・・、
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今年は台風10号の大接近中ということで、
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早々と中止が決定してしまった。
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嵐の前の静けさか、雨も風も気配すらない。
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先にお話しした目蓮尊者の話。8月の雨季に入ると目連は国々の僧侶たちに施しをされ、そのお陰で母親が餓鬼道から救われたと言う話だった。のちにこの話を聞いた人たちは、これを逆さづり供養祭と呼び、雨季になると先祖を偲び、施しの料理をもてなすようになったそうで、この逆さ吊りの事をインドでは「ウランバンナ」と言った。そしてこの物語は中国へ渡り、「ウランバンナ」に漢字をあてて盂蘭盆(うらぼん)となった。それがさらに日本に伝えられて もともとの先祖崇拝と結びついて今のお盆参りになったそうな。お盆にはご先祖を偲び、心静かに手を合わせ 、今ここに生かされていることを感じてみたいもの。そして、喜ぶ心、相手を思いやる心、許す心を施しとしていただければとてもありがたい『盂蘭盆会(うらぼんえ)法要』になるかと想うのである。
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じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。