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Channel: まほろば自然博物館
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稲を干す束の重さの実りかな

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 さぬき市地方は、前線や湿った空気の影響で概ね曇り、雨の降っている時間帯があった。気温は23.0度から29.7度、湿度は88%から74%、風は1mから3mの東北東の風が少しばかり。明日の11日のさぬき市地方は、引き続き前線や湿った空気の影響で断続的に雨となり、昼過ぎから夜のはじめ頃にかけては、雷を伴う所があるらしい。

 

 102/54/79 36.2c-96% 59.6Kg 23.8c-63%-1012hPa 全く体調に変化はない。食欲もあるし、歩けるし、階段も昇れる。息切れもないし動悸もない。

 

 今朝の朝食である。特段の話題があるわけではない。今夜も遅出だから先に食べておいてねという伝言メモのみ。若い頃から一人には慣れている。

 

 さて、午前9時になったから、隣町にある商工会の事務所に行ってきた。ここで「さぬき市共通の商品券」を買う約束をしてあった。こういう商品券がまだあるんだなぁと思いながら、これもお仕事の一つである。

 

 「敬老の日」というものが、今月の21日になっているようであるが、最近は行政による「敬老会」というものはなくなったらしい。いつごろからなくなったのかは知らないが、その「お祝い」ということでさぬき市から補助金が出る。それをお年寄りに配分するものらしい。この自治会では該当者が三名である。

 

 それが終われば、今日もJAさんの口座から預金を引き出してきた。「赤い羽根共同募金」である。自治会から各家庭にも募金が行われるが、今回は民生委員・児童委員としての募金である。

 

 ということで、民生委員分を社協(社会福祉協議会)に納めてきた。これは大川民児協の会計担当のお仕事である。

 

 これが、今年の「うどん県」の記念章である。今年はしっぽくうどんがデザインされている。

 

 自宅に戻ると会計帳簿の記帳をやっておく。あいだを空けると忘れてしまうのだ。物事をその場、その場で片付けないと忘れてしまうという年頃である。

 

 こちらが「大川地区民協」の会計帳簿である。昨日の「災害支援金」と、今日の「共同募金」の出費を記帳しておく。高校生の頃に「商業簿記3級」は受かったが、そういうものは役に立っているのかいないのか。

 

 その後は、この日曜日に「山の神さん」の例祭日なので、その準備である。私は「御幣」と「しめ縄」の当番である。当番というか専属みたいになっている。御幣を切ったり「紙垂(しで)」を切ったりする人もいなくなったし、しめ縄をなえる人もいなくなった。私だってできないのだが、YouTubeやホームページやらを参考にして作ってるだけだ。この竹を探してくるのも大変になった。

 

 近所のおじさんが稲を刈り取って持ってきてくれた。それが昨日のことだ。昨日からは曇や雨で、稲は乾かない。こんな状態ではしめ縄にはならない。ましてや稲の穂がついたまんまだ。それくらい、なんとかして欲しいもの。おじさんだって当番なんだから、自分のこととして考えてくれたらいいのにと不平たらたら。

 

 その山の神さんに行ってきて、しめ縄の長さや本数を確認してきた。この「しめ縄石」用が4m、正面の本殿が周囲1m、その隣の脇殿も1mという寸法だ。短いのは下手でもなんとかなるが、この4mというのは難しい。同じ太さにしないと見栄えが悪い。藁をねじる力がバラバラだと蛇がタマゴを呑み込んだみたいになってしまう。

 

 今日はしめ縄はできないから、「紙垂(しで)」と「御幣」を切っておいた。できることからコツコツと。小さなことからコツコツと。

 

 今日の掲示板はこれ。「人生というのはものすごく大きな碁盤みたいなもので、最後の最後に石を置くまで勝負は分からない」という、上智大学の渡部昇一さんの言葉から。「80歳を過ぎてつくづく思いますが、人生というのはものすごく大きな碁盤みたいなもので、最後の最後に石を置くまで勝負は分からない。渡部昇一(上智大学名誉教授)『致知』2010年10月号 特集「一生青春、一生修養」から。
 碁は、高校生の時に、ほんのちょっと齧っただけだが、最後に並べ替えてみて、ほんの一目、半目の差で、勝ち負けが決まることがあるもの。物事も人生も、最後まで分からない、どんな環境になろうとも、あきらめる必要はない、ということである。私も何度かの命の危機を迎えたが、それが何の弾みかで、まだ、こうして生きている。「おまえは”死ぬ死ぬ詐欺だ”と言われたことがあるが、私が死を選べるわけでなく、私が「生」を選択した訳でもない。最後の最後の息を吐き終わるまで勝負は分からない。

 

じゃぁ、また、明日、逢えたら、いいね。


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