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Channel: まほろば自然博物館
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小雪に仕舞忘れた扇風機

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 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていたが、前線や湿った空気の影響で昼過ぎから曇り、夜のはじめ頃は雨が降る予想。気温は7.5度から18.0度、湿度は92%から62%、風は1mから3mの北北西の風が少しばかり。明日の23日のさぬき市地方は、湿った空気の影響で概ね曇る見込みなのだとか。天気変化等の留意点は22日は特にない。

 

 117/50/78 35.7c-97% 62.6Kg 14.5c-57%-1023hpa 体調に変化はない。

 

 今日はさぬき市多和地区にある旧へんろみちを歩いてみようと考えていたのだが、奥方から「連休中は誰が来るかわからんからお留守番をしておいて・・・」と言われたのでさみしくお留守番。

 

 朝の間は、観光ガイド大窪寺班用のガイドブックを英訳する作業をやっていた。

 

 無機質に英単語や文章を並べても前期高齢者のガイドたちにはおつむには入らない。そこで、実際のガイドブックを、そのまま英訳してしまおうということになった。

 

 英訳・・・というと、さも私が英訳をしているかのように思うかもしれないが、相棒はこの「Google翻訳」である。

 

 それを二台のPCを使って翻訳していくわけだ。人の名前とか地名なんかは適当に修正していく。例えば「密純」という先々代の名前を英語では「Dense」と翻訳した。ここは「Mitujyun」と修正しておく。こうした作業を学びながらやっていくわけだ。

 

 このジャケット、先の旅行の時に着ていたものだが、袖先が汚れていたので洗濯をしておいてとお願いしたのに、二週間を過ぎてなお、そのまんまで置いたきりだった。

 

 函館は寒いからと着ていったのだが、南国鹿児島では暑くて困って奥方に持たせたときのものである。その袖先に石鹸を付けて揉み洗いして洗濯機で洗ってみた。

 

 袖先の黒ずみや汚れはきれいに落ちた。茶色く見えるのは光線の加減の影である。私にすれば、ようやくにフルムーン旅行が終わったなぁという感じになった。

 

 これが江戸時代に描かれた私の所属寺院の「勝覚寺」である。本の名前は度忘れして喉まで出ているのだが出てこない。「讃岐国名勝図絵」みたいな本だった。ここの右端中央に四角いお堂が描かれている。表門の上である。

 

 それが、この亨保五年(1720)に建立された、外部全面塗り込めの宝形造りの三間の経蔵で、堂前に「毘盧蔵」の扁額が掲げられ、内部に同時代作の八角輪蔵が置かれて、その中に鉄眼和上訳の黃檗山版の一切経が納められている。

 

 この八角輪蔵は六千五百余巻の一切経を蔵する回転式輪蔵で、五世紀初頭に中国の南梁の傳大氏・名を傳翕(ふきゅう)(497-569)傳大士とも双林大士、東陽大士とも呼ばれる人が考案した回転式の書架で、字の読めないものでも、この輪蔵の扉を押して回すだけで読経と同じ功徳があるとされているものである。回転式の本棚というわけである。

 

 これが、鉄眼和上訳の黃檗山版の国訳一切経である。時に虫干しが行われていたのだが、最近はそのような話を聞かない。

 

 今日のお昼は珍しく天ぷらうどんになった。

 

 で、今日のおやつはこれにした。朝食は抜きだが少しも痩せないのはこういう食べ物のせいかも知れない。

 

 今日の掲示板はこれ。「捨てるほどのものにかこまれて ほんとに欲しいものがみえない 」というもの。歌手・加藤登紀子さんが作詞作曲した歌「Revolution」の歌詞から。作詞:加藤登紀子 作曲:加藤登紀子 「 碧い海に かこまれた小さな国に 生まれふりそそぐ光の ぬくもりの中で平和な時代に育った  愛をはばむ 戦争もなく飢えて死ぬ人もいない 捨てるほどのものにかこまれて ほんとに欲しいものがみえない」 これはまさに私たちの心の叫びだろうと思う。右を見ても左を見ても、上を見ても下を見ても捨てるほどのものに囲まれて、欲しいと思うものは自由に手に入って、食べたいと思うものは好きなだけ食べられて・・・。でも、本当に必要なもの、本当に欲しいもは見えては来ないし、手にも入らない・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


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