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Channel: まほろば自然博物館
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誰も来ず外出自粛の黄水仙

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 さぬき市地方は、強い冬型の気圧配置となっているが、概ね晴れていた。気温は-1.5度から1.2度、湿度は76%から54%、風は7mから4mの西の風が一時は強かった。明日の9日のさぬき市地方は、強い冬型の気圧配置や気圧の谷の影響で概ね曇り、朝まで雪の降る所がある見込み。

 

 113/63/77 36.2c-95% 62.4Kg 21.2c-36%-1017hPa 体調に変化はない。四国でも氷点下になって降雪の怖れがある・・・とかと言うていたのに、雪の「ゆ」の字もなくて冬晴れの朝になった。遠くに見える山並みにも雪なんぞない。

 

 ただ、気温は低いようで分厚い氷が見えたが、それで喜ぶようなお年頃でもない。肺炎にはなりたくないので屋外に出ようとも思わない。

 

 2011年の冬だったかに、NHKのラジオカー「80ちゃん号」の公開放送がさぬき市前山であった。それをたまたま見ていて、さぬき市の観光ガイドのことを知った。「観光ガイドもいいかなぁ」と思ったものだった。

 

 その二年後の2013年の夏から、観光ガイドの養成講座を受講した。六ヶ月で七回の講義があって、全課程を受講して観光ガイドになった。

 

 この観光ガイドはさぬき市の「上がり三ヶ寺」と言われる「志度寺」「長尾寺」「大窪寺」をメインに観光ガイドするものだった。

 

 で、ガイドデビューしたのが、2014年の11月3日。大窪寺のガイドからだった。このときのテーマが「知られざる大窪寺」だった。内容は全く覚えていない。でも、このことから大窪寺ガイドに深く関わることになる。

 

 この人が私の先生みたいなものだった。だから、私たちも、このようなスタイルでガイドしている。

 

 これが江戸時代の大窪寺らしい。詳しい年代はわからない。屋根が茅葺きの建物が書かれている。

 

 これも江戸時代の者だと思われるが二天門という山門が見えない。こちらが古いものだろうか。二天門は元禄時代のものだとされているから山門がないのが不思議だ。

 

 これも江戸時代後期の讃岐国名勝圖絵にある大窪寺だが、今の大窪寺の原型が見てとれる。

 

 これが現在の大窪寺の建物図である。手洗いの位置がまだ古いままになっている。こういう昔の大窪寺や古い資料を探しながら、「知られざる大窪寺」を探しているのである。

 

 ということで、今日は表紙とか、

 

 まえがき、あとがき、奥書などを作っていた。ここにきて、ようやく冊子の形ができあがってきた。ニュースでは「1都3県緊急事態宣言」の話題ばかりで、外出自粛が強い口調で語られている。あれにあやかったわけではないが、今日も一日「ステイホーム」。ますます肩こりがひどくなって首が回らなくなってきたし、歯茎の腫れもひどくなっている。歯医者の予約はしたけれど、歯医者さんが肩こりを治してくれる訳でもないだろうし。

 

 今日の掲示板はこれ。「「寒いね」と話しかければ「寒いね」とこたえる人のいるあたたかさ」という俵万智さんの短歌である。人生、それなりに長い年月を生きていると、どうでもいいことに有り難さを感じたり、当たり前のことに優しさを感じたり、求めてもいなかったことに恋焦がれたりするものである。寒い時に、「寒いね。」って同意してくれる人がいることって、とても素敵なことだし、有り難いことだとおもう。どんなささいなことでも、同意して、共感して、肯定してくれる人がそばにいるっていうのは、ありがたいことなぁと思う今日、このごろである。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


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