9日のさぬき市地方は、高気圧に覆われて晴れていた。香川県では、19日は熱中症の危険性が極めて高い気象状況になることが予測されるので、外出はなるべく避け、室内をエアコン等で涼しい環境にして過ごしてください・・と案内している。気温は25度から32.8度、今季初めての真夏日になった。湿度は88%から66%、風は1mから4mの東北東の風が少しばかり。明日の20日のさぬき市地方は、引き続き高気圧に覆われて晴れる見込み。
104/50/79 36.5c-97% 61.2Kg 26c-79%-1015hPa 体調に変化はない。
いよいよ、夏になったなぁと思う朝。早朝からヒグラシがカナカナ・・・と賑やかに鳴いていた。
さて、この時期、忘れてはならない手続きがある。ご本山に対して、「私は法務などのお仕事ができません」という申立書である。つまり、休職申請みたいなものである。お寺さんというのは、法事奉賛がメインのお仕事。それを、医者の診断書を添えて、「すみませんが、お休みさせてくださいませ」というお願いである。
ここが私の職場である勝覚寺というお寺。私はここに在籍している非常勤のお坊さんである。で、ここの社長である「住職さん」の許可をいただいて、本社宛に、「休職届」を出す訳である。
この人が大先輩の「庄松」さんである。
この扁額を簡単に読める人はいないが、「海暁閣」と書いてあるそうな。普通、お寺さんは「○○山XX院△△寺」と言う。ところが、このお寺は「海暁山海暁閣勝覚寺」と言うのである。このあたりでは、「閣号」というのは見たことも聞いたこともない。ま、そういう由緒あるお寺ということらしい。
で、昨日で、旧遍路道シリーズは完結して封印をしたので、これからは「夏休みの自由研究」ということで、観光ガイド用の「安心安全マニュアル」を作っていくことにした。「たかが、観光ガイドくらいで安全マニュアルなんてしゃらくさい」と言われるかも知れないが、歩くだけでも気分が悪くなったり、転倒して歩けなくなったり、蜂やアブ、サルやイノシシにだって出会うのだ。
どこに居たって安全な場所はない。こんな普通の石段でさえ転んで足をくじいて歩けなくなったりするのである。いくら弘法大師と一緒だからと言って、全てが全てお大師さんのご加護があると思ったら大間違い。その多くが高齢者だから、何をしていても危険がいっぱい。
今日のニュースはこれが一番かも知れない。「ついに四国も梅雨明け」。梅雨が明けようと明けまいと、そんなに生活が変わるわけではない。でもまぁ、一種の節目みたいなものだろうか。時候の挨拶には便利かも知れない。
ということで、梅雨のない北海道を除いて、日本全土で梅雨明けしたということらしい。そうして、本格的な夏になる。
今日のお昼はこれ。「梅雨明けそば」である。どこが梅雨明けなんじゃい・・と言われそうだが、今日、梅雨が明けたから「梅雨明け・そば」ということだけだ。深い意味はない。
左のカップは漢方薬の煎じ薬である。そんなに苦くはない。でも、おいしい飲み物でもないとは思う。
三時のおやつはかき氷である。パソコン前にある温度計は28.7度を指しているが、エアコンが動いているので、そんなにもは暑くない。
この書斎の気圧計(バロ・メータ)では、気温25度、湿度54%、気圧1015hPaを示している。
今日の掲示板はこれ。「明日死ぬかのように生きよ 永遠に生きるかのように学べ」というマハトマ・ガンジーさんの言葉から。いつもの赤松先生のお寺の掲示板にあったもの。マハトマ・ガンジー[Mohandas Karamchand Gandhi] (インドの政治家・民族運動指導者・宗教家、1869~1948) 。
原文はこうである。
Live as if you were to die tomorrow.
Learn as if you were to live forever.
今日が人生最後の日だったとしたら、どうやって過ごすだろう。悔いが残らぬように一日一日を精一杯生きる!今という時間を精一杯に生ききる。学ぶ事には、これでいいということはない。最後の瞬間まで、学ぶ姿勢が大事だ。『富嶽三十六景』で有名な浮世絵師・葛飾北斎は享年90歳と長命だった。死を前にした北斎は、「せめてもう10年、いや、あと5年でもいい、生きることができたら、わたしは本当の絵を描くことができるのだが」と嘆いた。この偉大な絵師は、最後の最後まで修業をし、学び続けていたのだという。
じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。