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Channel: まほろば自然博物館
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道野辺の遍路の墓に秋の風

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 24日のさぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていたが、気圧の谷の影響で午後からは曇ってきた。気温は10.1度から19.5度、湿度は70%から50%、風は1mから3mの東北東の風が少しばかり。明日の25日のさぬき市地方は、気圧の谷や湿った空気の影響で曇り、昼前から夕方にかけて雨が降るらしい。

 

 110/67/78 36.4c-97%-64.2Kg 15.4c-53%-1028hPa 体調に大きな変化はない。

 

 それでもなんだか身体が重い。食べるものも控え気味だし、飲む水分も大幅に減らしている。それでも体重は減ってはくれない。運動でもと思って少しばかり動くと呼吸困難になる。全く、どうにもならん。

 

 そうは言っても寝てばかりもいられないし、草刈りは厳禁されているし・・・ということで、今日も「遍路墓」探しに出かけた。向こうに見えるのが「境目のイチョウさん」だが、まだまだ葉っぱは黄色くなっていない。

 

 「境目」というのは、阿波の国(徳島県)と讃岐の国(香川県)の境目という意味である。それが地名にもなっている。で、その境目に架かっている橋が「りょうごく(両国)ばし」ということになっている。で、この橋を渡って讃岐の国の東かがわ市に入っていく。

 

 これは道端にぽつんと立っている「遍路墓」である。「文化元(子)八月十四日 秋月道光個(?)士 大坂北濱壱丁目市兵衛」とある。「居士」の当て字かなぁと思うのだけれど、このあたりでは普通にみられるという。

 

 この人は、「安政三(辰)八月十四日 法師清心 野州(栃木県)河内郡」とある。法師ということはお坊さんらしい。私も「法師釋暁光」となるのだろうか。

 

 この人は、「嘉永四(亥)五月十三日 夢(?)月浄念個(?)士 防州(山口県)佐波郡宮市町彦造」だろうか。梵字の次の文字がわからない。

 

 これはハーレーダビットソンだろうか、中年の御夫婦が温泉につかって一泊したのだろうか、颯爽と温泉を後にした。

 

 その先には「かじかばし」という変わった親柱のある橋があった。上に載っているカエルが「かじか」なんだろうな。

 

 で、秋の紅葉を探して、またも山寺さんにやってきた。

 

 今日は日曜日ともあって、それに紅葉が始まっているのとで人出は少しばかり増えてきた。

 

 で、今日は、この門前の「八十八庵(やそばあん)」でのお昼になった。

 

 ここの名物「打ち込みどん」である。ここ、大窪寺が「結願(けちがん)」の寺にあやかって、「打ち止め」の意味もあるのだという。880円。

 

 野菜入りの味噌煮込みうどんである。お肉は豚肉なので、申し訳ないが、そこだけは食べずに残しておいた。材料は 生うどん、豚肉、白菜、大根、白ねぎ、油揚げ、にんじん、ささがきゴボウ、白味噌、合わせみそ・・・あと調味料適宜。

 

 で、今日も信号機のない山の中の道ばかりを走ってきた。走るたって車で走るのだから、少しも運動にはならない。

 

 今日の掲示板はこれ。「人生に確かなことなんてない。それだけが確かなことなんだ」という「ビューティフル・マインド」という映画の中の台詞から。「ビューティフル・マインド」は、統合失調症を発症した後、苦しい生活を送りながらもノーベル経済学賞を受賞した、実在する天才数学者、ジョン・ナッシュさんの半生を描く物語である。2001年度アカデミー賞では、作品賞、監督賞、助演女優賞、脚色賞の計4部門を受賞した傑作だという。全く、人生に確かな事はひとつもない。そのことだけが確かなことなんだ・・・。全く、それを思い知らされたこの一年であった。

 

じゃぁ、また、明日、会えると、いいね。


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