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Channel: まほろば自然博物館
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大銀杏カメラマンの手に腕念珠

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 5日のさぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は12度から19.9度、湿度は96%から46%、風は1mから2mの北北西の風が少しばかり。明日の6日のさぬき市地方は、引き続き、高気圧に覆われて晴れる見込み。

 

 107/62/78 36.2c-98%-60.8Kg 17.4c-52%-1020hPa 体調に変化はない。

 

 最近は適当な運動と食生活の安定のためか体は落ち着いている。今日も天気がいいので、裏庭の草刈りの続きをやろうとしたけれど、昨夜来の雨で草木はずぶぬれ状態。これでは私がずぶぬれになるではないかとやめにした。

 

 で、やまでらさんの紅葉が見ごろだというので行ってみた。この右の建物が「本坊」である。この「本坊庭園」の紅葉が見ごろだというのである。この画像の左手である。

 

今日は平日ということもあるのか、人影はまばら。時間帯が早かったせいもあるのかも知れない。この時期のお客さんは、紅葉見物4,おうどん4,お参り2・・・くらいなものだろうか。いやいや、紅葉6,おうどん3、お参り1かも(*個人的な感想です)。

 

 美的感覚はそれぞれだから、何がきれい・・・というのはむつかしいところ。でも、今日、見た感じでは10人が10人ともカメラ片手に紅葉見物と言ったところ。

 

 私的には、毎年毎年見慣れているものだから、「ふ~ん」というところ。こういう時期になったのか・・・という感じ。

 

 この方はプロの方だろうか。三脚を構えて、レンズも数本を用意して、ただただ・・・紅葉を眺め続けている。どこかにベストポジションはないか、何かいい絵が取れないか・・・と思案している様子。確かに自然は一瞬だからね。

 

 こちらがやまでらさんのメインになる「大イチョウ」。年齢不詳。高さ26m、このあたりではトップクラスの大イチョウらしい。県の保存木にも指定されている。

 

 ちなみに、イチョウは「紅葉している」とは言わない。イチョウの葉は、もともと黄色い色素も緑の色素も持っている。それが、この時期になると、生きるために必要だった葉緑素の「緑」がいらなくなって退色してしまう。そのために素地であった黄色に戻るだけだとラジオで聞いた。真偽のほどは確かめようがない。

 

 この時期、誰が始めたのか知らないけれど、石像にイチョウの葉っぱを差し込む人がいる。本来は錫杖や剣や武器を持っていたはずの手に、落ちたイチョウの葉っぱを持たせるのである。それがなんとなく似合っているようで、おかしくもあり楽しくもある。

 

 今日のお昼は唐突に「ところてん」になった。食欲がなかったせいもあるし、時間的な余裕がなかったせいもあるし、体重が気になっている部分もあるし・・・。

 

 午後からは三男の弟が草刈りのお手伝いに来てくれた。こういう斜面になると私の力では草刈りができない。そこを彼は一気に草を薙ぎ払ってくれた。で、15時過ぎから宴会になっている。

 

 で、島の家の草刈りや庭木の剪定作業の打ち合わせ会にもなっている。今年は島の家の柿の実を食べることはかなわなかったが、来年用にしっかりと柿の木の選定作業もやっておきたいものである。

 

 今日の掲示板はこれ。「たった一つしかない自分を たった一度しかない人生を 本当に生かさなかったら 人間に生まれてきた甲斐が無いではないうか」という、山本有三さんの言葉から。路傍の石に、この一節がある。
たった一度の人生だから、大切にしたい
たった一度の人生だから、やりたいことをやってみたい
たった一度の人生だから、夢をもって生きたい
たった一度の人生だから、出会いを大切にしたい
たった一度の人生だから、いっぱい幸せを感じたい
たった一度の人生だから、・・・
「たったひとりしかない自分を、
  たった一度しかない一生を、
 ほんとうに生かさなかったら 
 人間生まれてきたかいがないじゃないか」
は、まさに自分がこの世に生を受けた証しを、「どのように活かすか」の一言に尽きると思う。何も名を残すことが大切だとか重要だとは思わないが、誰も知らなくても良いから、「これは自分がやったのだ」という足跡だけは残したいもの。それが私の「世界に一冊だけの本作り」「どこの本屋さんにも売っていない本作り」。そんなことを、73歳になって再確認するところである。

 

じゃぁ、また、明日、逢えたら、いいね。


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