さぬき市地方はずぅっと連続して高気圧に覆われたまんま晴れている。気温は25度から34度、湿度は80%から52%。風は2mから4m。東の風が印象的だった。遂に、香川、徳島両県の水源・早明浦(さめうら)ダムの貯水率が少雨の影響で低下し続けていることを受けて、四国地方整備局や四国4県でつくる「吉野川水系水利用連絡協議会」は19日午前9時から、両県向け用水の取水制限を強化する第3次取水制限に入った。
このままだと、今月末には早明浦ダムの貯水率はゼロになるらしい。台風は来て欲しくないが、台風でも来ないと讃岐は砂漠になってしまいそう・・・。
今日は8(は)1(い)9(く)で、俳句の日だという。おまけに「バ・イ・ク」の日でもあるらしい。あんまり、有名ではないけれど。
午前中は二階の書斎の大掃除。孫のなぎちゃんやはやてクンらがお泊まりしたこともあって、お布団もたくさんあったものを干して片付けて・・・。久々に掃除機もかけて・・・。書類や本の整理もやったりして・・・。とにかく・・・大掃除。
今週は大事なお客さまが来られるということもあっての大掃除。でも、掃除というのは、単なる物の移動だな・・・と思う。本を移動し、書類を移動し、ゴミを屑箱に移動し、屑箱からポリ袋に移動し・・・。ほこりや小さなゴミは掃除機の中に移動し・・・。
ふと気がつけばお昼前。で、近くのお店に走り込んだ。さぬき市長尾にある「笠堂や」というセルフのお店。ここもプチ・セルフ形式。カウンターから製品が出てきて、料金前払いで、食べて終われば容器を返却する方式。ほとんどのお店がそうなってきた。
今日はさっぱりとして「梅わかめうどんの小の冷や」で320円。ワカメのさわやかさに梅の酸っぱさがしみていい感じやった。お出汁も最後の最後まで呑んでしまった。
さすがに今日は暑いけれど風が違う、空気が違う。少しばかり・・・楽になったなぁと思った。風が軽いって言うか・・・さらりとしているというか・・・。
しかしのかかし、なんで今になって、「中井初次郎」なんだろうか。明治元年に亡くなっているから今年は没後145年。そんなことでもないのだろうが、ご子孫だという方が現れたり、今頃になって、塩飽ほんじまの福田浦に初次郎がいた・・・とかと。そんなことで、本島の福田浦の世話役さんは忙しいらしい。
ということで、明日はまんのう町から二十四輩さんつながりのお客さんが、木曜日には、中井初次郎つながりのお客さんがおいでになるというので、その資料の整理もやっていたりと・・・。それが終わると、来週からはしわく広島へ出向いて「レキ墓研究」について一調べ。
幕末人名辞典でも必要なほどに、あれやこれやと頭の中が整理できないでいる。今日は、青木周蔵の別荘とかの写真が見つかったりして・・・。それつながりで「アーネスト・サトウ」とかと・・・。お盆休みが終わると・・・秋に向けてのお勉強もスタートだし。
今日の掲示板はこれ。俳句の日にちなんで、種田山頭火の自由律俳句を。「濁れる水の流れつつ澄む」というもの。「行乞記」の一節には、「自戒三章(1.腹をたてないこと 2.嘘を言わないこと 3.物を無駄にしないこと)もなかなか実行できないものであるが、ちっとも実行できないといふことはない、或る時は菩薩、或る時は鬼畜、それが畢竟人間だ」と書いている。
この短い俳句の一節には、山頭火の人生が凝縮されているような気がする。山頭火の河はあまりに濁れることが多く、澄みきる前にまた大雨が降りこんだり、時には大洪水となり害をなすことも多かった。この矛盾だらけの行動でありながら、しかし、きらりと真実を観る鋭い観察が人を引きつけるのでもあった。
じゃぁ、また、明日、会えるといいね。