さぬき市地方はずぅっと連続して高気圧に覆われたまんま晴れている。気温は25度から34度、湿度は80%から69%。風は2mから4m。南東の風が印象的だった。
けいこばぁは、朝の5時から起き出して野菜やお花に水やり。下の川からポンプアップしての水やりが約2時間・・・。汗まみれ、水まみれになっている。そこまで命がけで野菜作りをしなくてもいいのになぁ・・と思うが、女性ならではの「いのちの尊さ」だろうか。植えたいのち、生まれたいのちを守ろうとしているみたい・・・。
さて、今日はまんのう町文化財保護協会の「近兼先生」が我が家を訪問される日。近兼先生というと、満濃池の歴史やら法然上人讃岐の足跡を研究されている郷土史家の先生。その先生がわざわざ、我が家までやってくるというので、どういう失礼なことをしたのか、どういうエラーをしたのかと心配した数週間だった・・・。
もう、この先生、80歳を過ぎたらしい。私よりか15歳も上・・。何の用があるのかと思ったものだった・・・。先生は・・・やおら、自分の著作やら研究成果を語り始めて・・・。
浄土宗のこと、総本山知恩院のこと、法然上人のこと・・その遺跡やら伝説・伝承の地のことやら・・・午前中はそういうお話ばかりで・・・。いささか・・・頭痛がしてきた私だった。お昼が近くなっても、お昼を過ぎても帰る気配がない・・・。
用意したお茶とお茶菓子を食べながら・・・午後になってもお話はやむことがない。ま、私も朝食に桃やら野菜ジュースをいただいたものだから、別におなかもすかないものだから、話に聞き入っていた。結局・・・15時過ぎまでお話は続いた・・・。
これが、先生の著作集・・・。今年の後半の研究は、この「法然上人讃岐の足跡」だからうってつけの資料を頂いた。
これは・・「満濃町文化財協会報」と読むのだろうか・・・。こういう資料もいただいた。私のほうからは、「讃岐に於ける二十四輩遺跡調査研究報告書」を贈呈した。
そして、こんなお土産もいただいた。
それから、私が探しあぐねていた・・・満濃町大分木の法然堂も教えて頂いた。なんか、初対面なのに、ずっと前から知っていた友人みたいに、私も大声で笑ったりして話し込んだ5時間あまりだった・・・。
帰り間際に、「なんか、親戚に来たみたいでほっこらとした一日だったですよ・・」と言うことばには、なんだか、納得したことだった。
今日の掲示板はこれ。「がんばらない いつも一所懸命だから」というもの。いつだったか、俳優の倍賞千恵子さんが旭日小綬章を受賞したとの記事があった。その新聞に彼女のコメントが載っていて、「(前略)でも、頑張らないで、一所懸命というのが私のモットーなので…。(後略)」だったようなことで、曖昧なことしか覚えていないのだが。がんばるのと、一所懸命なのは、どこがどう違うのかも理解もせずに今まで来ているのだけれど。
じゃぁ、また、明日、会えるといいね。