さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。明日も似たような天気で晴れるらしい。気温は21度から28度、湿度は86%から55%。風は3mから2mの北北東の風が・・。
今日は勝覚寺の秋の永代経法要の日。法要は午後からだったもので、朝一番でここに行った。東かがわ市丹生(にぶ)にある、庄松同行小砂(こざれ)説教所跡。昨夜も弟と9時近くまで飲んでいたので胃が痛む・・・。
これが「墓はいらぬ・・」と云った庄松さんのお墓、「釋正眞信士墓」と刻んである。これが庄松さんの法名で、正眞で「しょうま」と読める。これは後世の人が建てた庄松さんの祈念碑と思えばいい。
その後、徳島県の阿波市・鳴門市方面を走っていたら、妙な道に迷い込んでしまったが、結局の薬局、国道11号線を見つけて戻ってこられた。そこで、おなかが痛いのだけれど時間だから・・と、ここに寄った。東かがわ市引田(ひけた)にある手打ちうどん「宮川」というプチ・セルフのお店。
こんなものを見つけたので、「冷さっぱり梅うどん小」を注文した。400円。まだ、夏季限定・・・ということでやっていた。確かに今日は暑くてエアコンを入れて走って来た。
釜から揚げたばかりの麺を冷水で締めて、梅酢っぽい出汁をかけて梅干しを乗せたもの。ほどよい酸っぱさが痛む胃には嬉しかったみたい・・・。
今日はNHKラジオ第一で、ベストラジオ2013という番組で、東海ラジオが制作した「よみがえる話芸節談説教」が11時から11時45分くらいあって、車の中で聞き惚れていた。
明治生まれで、昭和から平成まで節談説教をやっていた「祖父江省念」さんの録音を聞きながら、孫の佳乃さんの思い出話やら節談説教の一節などを・・・。
おかげで鐘を搗く時間に遅れてしもうたわい。しまったしまった、島倉千代子。
で、これが所属寺院の「海暁山海暁閣勝覚寺」正面に見えるのが本堂。この右手に一切経の入った転輪経蔵がある。左手に書院があって、庫裏にに続いている。
境内にある菩提樹の実。もっと大きなものならばお念珠にもなるのだが、大豆くらいではどうにもならん。
これが、「讃岐の妙好人・庄松同行」の銅像。讃岐の彫刻家、小倉右一郎の作だと云われている。
13時過ぎから法要が始まった。今回は兄弟子の三好房さんが所用で不在のため、私が受付役となって・・・。
お勤めは仏説阿弥陀経と現世利益和讃。
法要の様子をこっそりと覗いてみた・・・。ここは内陣(ないじん)というところ。私は一段下の外陣(げじん)でのお勤め。
お勤めのあとのご法話は、高松市御厩町の専光寺の佐々木安徳先生。この先生のお話も楽しくておもしろくて好きだなぁと思う。今日は震災地の酒屋さんの奥さんのお話を元に「かけられた願い」というお話をされた。
今日の掲示板はこれ。いつもの赤松先生のお寺にあった言葉。「おたがいになあ 不完全 欠点だらけの人間ですがね」というもの。あいだみつをさんの言葉らしい。どこを見回してみても、完全で欠点のない人間なんているはずがない。いるはずがないとおもっていれば腹も立たない。そこに、この私が完全で欠点などないと思うから話がややこしくなってしまうばかり・・・。おたがいになぁ・・・で、納得したいものである。
じゃぁ、また、明日、会えるといいね。