今日のさぬき市地方は低気圧の影響で雨が降っていた。気温は13度から19度、湿度は88%から94%。風は1mから3mの東北東の風が少し。明日の27日も低気圧の影響で雲が広がるが、午後からは晴れて来る見こみ。
今日はかねてから予約されていた「電気ショック治療日」。不整脈を止める治療の日だというので、朝から落ち着かない。奥方のけいこばぁ同伴というので、8時過ぎに我が家を出て、東かがわ市にある県立病院に向かった。
毎度おなじみになった県立病院。今日は診察券を通さずに、「入院受付」窓口で入院関係の書類を提出する。家族の同意書とか、身元引受人とか病院代を払わない場合の支払い人とかなんとかの書類一式・・・。
で、手続きが終われば病室へ向かう。この「2病棟」というのが「心臓病センター」。ここに入院する全員が心臓病の患者かどうかは知らないが、それなりの人が入院しているのだろう。
病室は4人用の部屋で、先客が一人いたが、あとの2ベッドはあいたまんまだった。
治療は午後からだというので、午前中は検査だの注意だのがあって、やや、リラックスモード。今回はノートパソコンは持参せずに読書モード。でも、その合間に心電図計をつけたり、血圧や体温を測ったり、問診があったりと、落ち着いて読書ができるような状況ではない。
で、朝昼の食事抜きの水分補給も禁止・・・と云う状態から、血液をサラサラにする点滴を注射。11時過ぎだった・・・。血液中の血栓も溶かす役目があるのだとか・・・。仕方がないからお昼寝タイムになった。昨日の高知の旅の疲れからか、ぐっすりと眠ってしまっていた。
個人情報保護のため、部屋の表示は「在室」の表示だけ。入院患者の名前は公表されない。
この先生が私のドクター。この先生にお任せして「カウンター・パンチ」を受ける。13時になると看護師さん数名が、病室からベッドごと治療室に運んでくれる。まさに「まないたの上の鯉」。女性のチーフがてきぱきと指示して心電図計や血圧測定器なんぞを装着する。看護師さん」数名の声がする。
「回数は三回まで。一回でダメなら二回、二回目でもダメならば三回目。それでダメなら治療はやめます・・・」日浦ドクターの声が聞こえたのが最後・・・・。
気がつけば元の病室で眠っていた。「目が覚めましたか?一回で正常な脈になりました」と云われてもなんのことやら・・・・。13時半過ぎのできごと。まだ、夢見心地の寝ぼけ眼・・・。奥方も安心して帰った様子・・・。
この日、はじめての食事が18時からの夕食。心臓病食ということで塩分がほとんどない味のわからない食事。これが終われば・・・また、寝るしかない。
何年か前に、カテーテルアブレーション手術を受けたが、それ以降、不整脈という自覚は全くない。だから、今回の「電気的除細動治療」と云われてもいたくもかゆくもないし、それで正常になったと云われても、何がなんだかわからない。ともかく、これで一つの峠を越えたのかな・・・という程度。
今日の掲示板はこれ。「人生の旅路において二度と通れぬ「今日」というこの道」と云うもの。
私は 人生の旅路において
「今日」というこの道を再び通ることはない
二度と通らぬ「今日」というこの道
どうして ウカウカ通ってなろう
どうして 無意義に通ってなろう
二度と通れぬ「今日」という道
という「言葉の散歩道から」 (寺川幽響著『日々の糧』参照)
じゃぁ、また、明日、会えるといいね。