さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は25度から35度、湿度は92%から61%。風は1mから4mの西北西の風が少しばかり。明日の25日は、引き続き高気圧に覆われて概ね晴れるけれど、午後は大気の状態が不安定となるため、雨や雷雨の所がある見込み。
いよいよと猛暑日がやってきた。こんな日はお出かけしたくはないが、エアコンを動かすのももったいないなぁ・・ということで、今日は丸亀に向かった。
というご案内を頂いていたもので、丸亀市立資料館にやってきた。このパンフレットの左に見える一振りの日本刀、これが「ニッカリ青江」という刀で、これが豊臣秀頼から京極忠高に下賜されて400年目ということで、この展示会が企画されたとのこと。
日本刀は「サムライの魂」と言われるが、それにふさわしい刀身だけでなく、鞘や束、目貫、鍔、小柄などの小物に至るまで細緻な彫刻や象眼などにも目を通したいもの。本物の質感や存在感や重量感など、ずっしりと内蔵に染みこむような圧迫感がある。
この「四目結」が京極家の紋所。
こういう形で、ここが所蔵しているものや金刀比羅宮所蔵のものとか、多くが個人所蔵のものが展示されていて、総数は57点。見応えのある展示になっていた。
パンフレットにもあった具足はこれ。「肩白萌黄糸威朱塗二枚胴具足」というもので、京極家家老多賀家伝来になるもの。
今日は時間的なこともあって、珍しく、こういうチェーン店に入ってみた。ここは丸亀市城西町にある「はなまる丸亀城西店」というプチ・セルフのお店である。普段には、こうしたチェーン店には入らないのだが、今日は背に腹は替えられないということで・・・。
で、お店のあちこちに、「限定!とろたま」という掲示があったので、その・・・「とろたまひやかけ小」を注文してみた。つまりだ、つめたい麺に冷たいかけ出汁をかけて、その上にとろろと温泉たまごを乗せて、削りぶしとネギなどをトッピングしたもの。これで380円だった。これはテーブルまで運んで来てくれた。
ま、変わった涼しさかなぁとは思った。
我が家の梅も「七月八月あついころ、三日三晩の土用干し」をやっている。参考までに「うめぼしの歌」をば。
二月三月花ざかり、うぐひす鳴いた春の日のたのしい時もゆめのうち。五月六月実がなれば、枝からふるひおとされて、きんじょの町へ持出され、何升何合はかり売。 もとよりすっぱいこのからだ、しほにつかってからくなり、しそにそまって赤くなり、七月八月あついころ、三日三ばんの土用ぼし、思へばつらいことばかり、 それもよのため、人のため。しわはよってもわかい気で、小さい君らのなかま入、うんどう会にもついて行く。ましていくさのその時は、なくてはならぬこのわたし。
今朝はカナカナカナ・・・というヒグラシの声で起こされたし、昼間はジジジジジ・・・というアブラゼミの声が聞こえていたが、まだまだ、ツクツクボーシの声には出会わない。
今日の掲示板はこれ・・・。「子どもはやがて大人になる 大人はいったい何になるのでしょう」という、ある小学生の言葉から。仮に質問を受けた大人が30代・40代であれば、「やがてはおじいさん、おばあさんに」と何とか答えられるけれど、質問を受けた大人が60代・70代、いや、それ以上だった場合はもうその先がない。どうしようか。
その先は当然わかっている。やがては死人であろうか、それともお骨になるのだろうか。いや、この問いはそのような短絡的な答えを求めているのではないように感じる。もし、あなたが仏教徒であるならば、ぜひとも「大人は、やがて仏様にならせていただくのですよ」と答えていただきたいと思うもの。仏教徒のやがては、死人でもなくお骨でもなく仏様になるのである。しかしのかかし、その仏様になるはずの自分自身の生活を少し振り返ってみたいもの。本当に仏様になるような日暮をしているであろうか。つい、欲にかられ、愚痴、不平、不満、怒り、腹立ち、妬み、おごりの日暮をしているのではないのだろうか・・・と。
じゃぁ、また、明日、会えるといいね。