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まどろみを みんみん蝉に 破られる

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 さぬき市地方は、西日本に停滞する前線や南からの湿った空気の影響で、雨や雷雨となっている。気温は25度から28度、湿度は94%から87%。風は1mから3mの南南東の風が少し。明日の17日は、前線がゆっくり北上するが、南から暖かく湿った空気が入り、大気の不安定な状態が続くため、雲が広がりやすく、雨や雷雨となる所がある見込みとか。

 

 朝方は賑やかな「カナカナカナカ・・・」という、ヒグラシの声で起こされたし、なんだか蒸し暑くなって6時過ぎに起き出した。天気が良ければ、もっと、早くに起きられるのだろうに。セミが鳴いているのに雨も降っている。やがてにはみんみん蝉が鳴き出した。

 

 さすがのけいこばぁも、「湿気が多くてベトつくわ〜」と、エアコンをドライモードで運転しながら、ピアノのレッスンをやっている。スリッパがベタベタと床にくっつくような感じで気持ちが悪い。いつまで梅雨状態が続くのだろうか。

 

 あっという間にお盆も終わってしまって、雨の土曜日になってしまった。今年は海水浴ができたのは夏休み直後の7月の20日前後だけではなかったのか・・・。それに今年の海の水も冷たかったように思ったな。

 

 さてさて、宿題の研修会のレポート、そろそろと仕上げなければ・・・ということで書き上げようとしたが、提出間際になって、「これは意味が違うんじゃなかろうか」とか「これは意図するレポートにはなっていないんじゃないか・・」と考えると、またまた書き直しになってみたり。

 

 でも、あれこれと迷い過ぎても仕方がないと、「えい!やぁ!」と、提出することにした。迷えば迷うほどに訳がわからなくなってしまう。

 

 さて、暦に依れば、今日は京都の大文字焼きの日だとか。で、月遅れ盆の送り火の日でもあるらしく、近くにある棚岩地区の墓地では送り火用のマキが用意されていた。我が家のある集落とか、その上の集落は真宗なんだが、不動堂から北の集落には真言宗が多いらしい。いや、そういうことよりも、その地区の習俗・習慣なのかも知れないのだけれど。

 

 そうそう、今朝方から一日中、雷光が光ったり雷鳴が轟いたりと不穏な一日。少し前までは雷さんが鳴ったら、コンセントから電気器具を外せだのブレーカーを落とせだのと大騒ぎしたし、確かに真っ黒になった電話機やらテレビを見たことがあった。私んちのモデムも雷の雷害で燃えたことがあった。今は、あんまし、そんなことを聞かなくなった。避雷装置や保安装置が良くなったのだろうか。

  

 今日は珍しく「半田そうめん」のお昼になった。半田そうめんとは、徳島県つるぎ町の半田地区(旧半田町)に伝わるそうめんの一種である。この吉野川のもたらす肥沃な堆積物が小麦を育てると共に生産に欠かせない良質な水をもたらし、そこに吉野川と剣山に挟まれた山間に故に吹く寒風と合わさって素麺作りには好条件となっていることも半田で素麺作りが盛んになった要因の一つとされている。三輪や播州、小豆島などの他の産地では手延べ素麺は1.3mm以下というのが一般的であるが、半田素麺は0.1〜0.3mm太い28番手と呼ばれるが標準となっており、そうめんとひやむぎとの中間ぐらいの独特の太さという特徴で知られている。(Wikipediaより)

 

 この前に食べた、香川町の「うどん酒房ひなた」の極細麺が2.5mmだったから、この半田そうめんと変わらないほどの太さ。そうめんとうどんの違いは太さだけだったんだろうか。ということで調べてみた。

 

 広辞苑にはつぎのように記述してあった。「うどん」:〔饂飩〕小麦粉に少量の塩を加え、水でこねて薄くのばし、細く切ったもの。ゆでて汁にひたして食べる。「ひやむぎ」:〔冷麦〕細打ちにしたうどんをゆでて冷水でひやし、汁をつけて食べるもの。「そうめん」:〔索麺・素麺〕小麦粉に食塩水を加えてこね、これに植物油を塗って細く引き伸ばし、日光にさらして乾かした食品。ゆで、または煮込んで食す。とあった。そうめんとうどんは製造過程に於いて違いがあった。

 

 さらに歴史的にみてみると、そうめんは奈良時代に中国より、麺に打ち粉をして手延べする「索餅(そうぴん)」が伝わり、日本では「麦縄(むぎなわ)」と呼ばれていた。その後、鎌倉から室町時代に、中国で開発された麺の表面に油を塗って細かく長く手延べする新技術が伝わり、「索麺(そうめん)」が誕生した。 その後「素麺」と言う漢字になった。

 

 今のうどんと同じように麺棒で伸ばし、包丁で切る麺も「索麺」とほぼ同じ時代(鎌倉から室町時代)に伝わり、日本では「切り麦」と呼ばれていた。これが後に食べ方によって「うどん」と「冷や麦」に分化していったのだという。そうめんがうどんの祖先だったのか・・・。つまり、●ゆでた麺を蒸籠(せいろ)に盛って食べるのが「熱麦(あつむぎ)」。●水で冷やして食べるのが「冷麦(ひやむぎ)」、●☆熱い湯(汁)に浮かせて食べるのが「温飩(うんとん)」といい、後に温が「饂」と書き換えられて「饂飩(うどん)」に変化していったのだという。

  

 今日の掲示板はこれ。「天気に良し悪しはありません 私にとっていい天気 仕事をするのにいい天気はありますが」というもの。天気予報や気象庁からの情報には、晴れだから良い天気になるとか、雨だから悪い天気になるという言葉は使っていない。晴れがよくないお仕事だってあるし、雨を待っているお仕事だってあるわけで、天気に善し悪しはつけられない。私が遊ぶのに良い天気だとか、仕事をするのに悪い天気だということはあるのだけれど。要は、その人、その人の、それぞれの考えだけで善し悪しというものが決まっていくものなのであろう。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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