さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていたが、薄雲は広がりやすかった。気温は20度から28度、湿度は94%から66%。風は1mから2mの南の風が少し。明日の3日は、湿った空気の影響で雲が広がり、昼前から雨や雷雨となる所がある見込みらしい。
昨日は、サルがこの近辺の栗林を荒らしているという話を書いたが、反対側の我が家の「けいこばぁ農園」にもサルが乱入して、ナスやキュウリなんぞを食べ散らかしているというけいこばぁの怒りの声が上がった。ま、そんなことを言われても、私もサルの番人をやっている訳でもないのだし。
さて、香川県立図書館で借りていた本の返却期日が今日までとなっているので、返却に行かなければ・・・ということでお出かけをした。
毎度お馴染みの「香川県立図書館&文書館」。この写真の建物は「文書館」のほう。ここにはお邪魔したことがない。公文書や古文書はちと読みにくいこと、この上ない。それに、あんまり読んで楽しいものでもないと思うし。
もっぱら、こちらの図書館の方が明るくて楽しそう。借りていた本を五冊、返却して帰ろうと思ったのだが、そのあたりをぶらついてみようか・・と歩いていて。
先日のバス研修の時に、「坂出市は、市の偉人伝を作ってるらしいが、さぬき市の偉人伝ちゅうもんはないんやろうか・・」みたいな話が出ていた。そこで、そういう本を探してみたが、さぬき市の偉人伝というものはない。そもそも、「さぬき市」自体が新しいのだから、そういう本があるわけがない。では、「大川郡の偉人伝」はあるのかと調べてみたが、これもまたない。
さて、?松市内から観音寺市大野原田野々というと、とんでもない距離にあるのだが、今日はここまでやってきた。堤長145.5m、堤高30.4mのコンクリート造溜池堰堤で、両端部を重力式、中央部が5個のアーチと6個の扶壁(バットレス)からなるマルチプルアーチ式で、その先駆的かつ希少な構造形式は農業土木史上価値が高く、また、昭和前期における堰堤建設の技術的達成度を示しており、平成18年12月19日に重要文化財(建造物)に指定されている。
大正15年に起工し、昭和4年11月の竣工後、80年近く経過した今でも約500haの農地の水がめとして活躍している。建設に際してはすべて地元農家の出役で工事が行われ、約3年8カ月の間無事故で完成したことは本当にすばらしいことだといわれている。今回の放流は自然放流。最近の雨で増水したダムの水を自然にあふれた分を放流しているもの。
こちらは、近くにある「五郷ダム」。こちらも水面はいっぱいにたまっている。
同じく観音寺市粟井地区にある粟井ダム。粟井川は雲辺寺山(標高 991m)に源を発し、山間部を北西に流れ、粟井町地先で本川柞田川に合流する流域面積 12.9km2、流路延長 6.0kmの二級河川。粟井ダムは、柞田川総合開発事業の一環として粟井川の治水安全度の向上や、流域の水不足解消、新たな水源確保といった流域の人々の願いを実現するために、地域に密着した生活貯水池として平成13年度に完成している。
これは仲多度郡まんのう町塩入にある「県営野口ダム」。ここも雨の影響でほぼ満水状態。
西讃方面にはおいしいうどん屋さんが多いのだが、こうした山間部になるとお店はほとんどない。そこで急遽、「道の駅たからだの里さいた」に寄った。で、この、「うどん茶屋さいた」に入ってみた。ここは食券式のセルフ方式。「さいた」は「財田」と書く。これを訓読みにすると「財=たから」+「田=た」で、「たからだ」という。
で、あれこれと迷ったのだが、いつものわかめうどん小の250円になった。さすがにおいしいとは思えなかった。ま、おなかがふくれた・・・というおうどんだった。
今日の掲示板はこれ。「不幸には不幸の原因があり 幸福には幸福の原因がある どちらの原因も自分がつくる」というもの。「城たいが」さんは、見ているだけで、楽しく元気になれる笑文字(えもじ)の詩画書作家さん。ユニークな笑顔のお地蔵さんなど、造形作家でもある。人間の根源の愛と笑顔への回帰を訴え、描く詩画書は多くの賛同者を得ている。 宮崎県出身、京都を拠点とし制作活動中。言葉の内容についてはそのまんまで受け取るしかない。
じゃぁ、また、明日、会えるといいね。