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Channel: まほろば自然博物館
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彼岸花 ねぼけまなこを 覚まされる

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 さぬき市地方は気圧の谷の影響で薄雲の広がっている所があったが、高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は18度から26度、湿度は74%から48%、風は1mから3mの北東の風が少しばかり。明日の13日は、高気圧に覆われて概ね晴れる見込みらしい。

 

 少し前から気になる、この玄関脇のこの草・・・。

 

 反対側もこの通り。本来は我が家のものではないが、誰も草刈りはやってくれない。この水路を利用する水利組合の連中が年に一度か二度は草刈りをするのだが、それはこの水路に水を通すときだけ。仕方がないから私が年に三度か四度ほどは草刈りをする羽目になる。

 

 で、刈り取った後はこうなる。

 

 時期的に、こうした彼岸花が咲いていたり、つぼみがニョキニョキと伸びているが、こういう場合には仕方がない。思い切って刈り払ってしまう。その瞬間に樹液が飛び散るのだが、そんなものには構ってもいられない。

 

 こういう具合にさっぱりとなった。これで、丁度、一時間。シャワーを浴びて着替えて一休み。

 

 例の「さぬき市の先人を巡る」という観光協会用パンフレットの試作版がほぼできあがった。あくまで「試作版」。校正も推敲もしていない。

 

 一応、16人を掲載しているが、もっと減らしてもいいかなぁとは思っている。

 

 表紙はこんな風にしてみたが、インパクトが弱いような・・・。この中に、種田山頭火のページもあるのだが、その写真があんまりはっきりとしないものだから・・・。

 

 大窪寺の境内まで行って写真を撮り直してきた。「ここが打ち止めの水があふれている 山頭火」と刻んである。

 

 ついで・・というと失礼だが、この「秘仏・薬師如来」を拝観することにした。今月は今日が最後ということなので、若い娘さん二人がお参りにきたので、お誘いしてご開帳を拝観させていただくことにした。どうにも、私一人というのも寂しいものだから。

 

 ということで、私は三回目なのだが、何度拝ませていただいても、薬師如来さまがよく見えていない。ま、左目がほぼ見えなくなっているので余計に内陣がよく見えない。ミサンガのようなものは「金剛線」というものらしい。仏様を拝観するときのお念珠みたいなものだろうか。これを左手に入れていただいて、塗香(ずこう)を左手に受けてすりあわせ、口に当て、胸にも当てる。

 

 今月のご開帳は今日でおしまい。また、来月の八日からであるという。

 

 良い時候になって、秋遍路さんがゆったりとお参りをしていた。

 

 途中でみかけたウリボウの一団。家族だろうか。五〜六匹はいたなぁ。

 

 今日の掲示板はこれ。「追えば逃げるぞ赤とんぼ 待てばとまるよ 竿の先」というもの。幸せもお金も地位や名誉も健康も、追っているうちは逃げられてしまうけれど、無我夢中で探し求めている間には手に入らないが、ふっと、無心になったときに、「あ、ここにあったのか・・・」みたいな・・・。そんなものかも知れないなぁと思ったことだった。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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