さぬき市地方は台風第19号の外側の雲が広がっている。気温は20度から25度、湿度は82%から54%、風は3mから1mの北東の風が少し。明日の12日は、台風第19号の影響で雲が広がり、夜には雨となる見込みらしい。
さて、今日は山頭火の句碑探しの続きをやることにした。何度も来ている87番札所の長尾寺。ここには2基の句碑があるが、3基目の句碑があるというので探しに来た。大師堂前の植え込みの中だという。この手前右に見える小さな石がそれである。
「てふてふひらひら いらかをこえた」という句である。誰がいつ建てたものかはわからない。
次にやってきたのがさぬき市多和助光という地区、旧多和小学校のすぐ横にある「多和農村公園」という所にあるおへんろさん用の休憩所である。ここのテーブルの基礎台にも句が刻んであった。
「こうして旅する 日日の木の葉ふるふる」という句である。これは「山頭火顕彰会」ほかが建てた物らしい。どういう基準で、句碑を建てているのだろうかと疑問におもうばかりだ。
次に行ったのが88番札所の大窪寺の大師堂前。このおへんろさんの金剛杖を置く台である。
ここにも「人生即遍路」の句が刻まれている。これは「杖立建立奉仕会」の設置らしい。
だとしたら、ここにもある筈だ・・・ということでやってきたのが86番札所の志度寺の大師堂脇である。ここに「三尊仏」という讃岐高松藩の若き近習三人をまつる菩薩像がある。その前に、やっぱり、あった・・・。
「ここにおちつき 草もゆる」という句である。これは「白井さんご夫妻」の建立になるらしい。「山頭火顕彰会句碑集」や田原さんの「全国山頭火句碑集」にも載っていない。
そんなこんなで、今日もお昼を食べ損なった。午後からは「おへんろつかさの会」のお仕事で、明日の「彫像会」の会場準備。86番札所の志度寺さんの書院をお借りしての彫像会である。畳を汚さぬようにブルーシートを張って・・・。
テーブルを運んできて並べる。50人分の作業スペースを用意するわけだ。
その上に新聞紙を敷き、ベニヤ板を置く。ここに置かれている木材の塊が「わらべ地蔵」の原型である。これを明日、自分で彫刻刀を使って刻むわけだ。
こういうイベントらしい。私は初参加というか、初のお手伝い。明日もお手伝いになって、朝の会場準備と後片付けまで。空きスペースがあれば、自分でもお地蔵さんを掘ってもいいらしい。
今日の掲示板はこれ。「「思えば叶う」そうなりたい。そうなりたいと信じる。そのように努力する。そうすればそうなる」という高橋福八さんのことばである。車が欲しい、マイホームが欲しいと思ったら、そうなりたい、そうありたいと願い、信じて行動する。努力をする。そうすればやがてにはそうなる。願いだけではダメ。行動だけでもダメ。「願い」と「行動」が一緒になれば、やがてそうなってくれる。これが「願行具足」ということである。
じゃぁ、また、明日、会えるといいね。