さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は今期、初めての10度から18度、湿度は72%から52%、風は2mから4mの北西の風が少し。明日の29日は、引き続き高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。
奥方のけいこばぁが、まるきりのお休みになったから、(香川県木田郡)三木町の「朝倉」という所に行きたいというので出かけることにした。もちろん、運転手は奥方。大きな池の奥だというので向かった先は「城池」。正面に見える山は「高松市東植田町の「二子山」。この奥に「木田郡三木町田中朝倉集落」がある。
「あら、菊花展をやってるわ。見て行きましょうよ」というので、ついて行った。「昨日、見て来た・・」というと、「なんで、誘って呉れなかったの?」と言われるので黙っていた。それがおとなの夫婦のつきあい方。
これは「千輪菊」という仕立て形らしい。一本の菊から、このように色違いの華を咲かせるのは魔術師みたいだ・・・。
これは「寄せ植え」だが、どれも丹精を込めて育てた菊らしい。花びらにツヤがあり、水分がたっぷりに育っている。葉っぱの色もツヤもいい。
これは高松の「栗林公園」をイメージしたものだろうか。大きな鯉がたくさん泳いでいる。正面には茶室でお茶をたしなんでいるご婦人がいる。
「たまにはファミレスでのお昼もいいでしょ・・」ということで、ここでのお昼になった。こんな所は十数年ぶりだ。
奥方にお任せで、牡蠣フライとねぎとろ丼定食。おごりかと思えば、全額支払わされた。ま、奥方のおごりだと言うても、私の年金からの支払いだから、おごられているつもりでも実際は、私のおごりなんだと改めて気づかされた。
次に向かったのは、同じ三木町の奥座敷の「小蓑」地区。こんな狭い道を南へ南へと進んでいく。ひやひやモードのぶるぶる体感。
ここの集落に、お友達の実家があるというだけで、ここまでやってきた訳だ。この地図ではほとんどまっすぐな道なんだが、実際はヘアピンカーブの連続で一車線。対向車が来たらお手上げ状態。ヘタしたら谷底に落ち込むようなルート・・・。
この(折野)峠を越えたら、道路は広くなり、小蓑地区に入る。思わずに、やれやれとしてほっとした。
ここに「三木町希少糖研究研修センター」がある。香川大学農学部の「希少糖研究センター」及び「希少糖生産ステーション」と並ぶ希少糖の研究・開発機関が、三木町の小蓑地区にある「三木町希少糖研究研修センター」。 平成17(2005)年度末をもって廃校となった旧小蓑幼・小・中学校跡である。「希少糖」については興味のある方が勉強して欲しい。
さらにその先には、この「虹(こう)の滝」がある。ここには「雄滝」と「雌滝」があるが、左目が皆目見えなくなったので、道路からの遠望で済ませた。ここを過ぎると、国道193号線に出て、そこから東進する。しばらく走って、徳島県との県境にある清水から県道を北上してさぬき市に戻って来た。
今日の掲示板はこれ。「どんな難局にあっても、「どうにかなる」という楽観性と、「自分でどうにかする」という強い決意があれば、そこを切り抜けていくことができる」という塩月弥栄子さんの言葉から。生きていると様々な難局に出会うもの。その難局との出会いでどのような行動をするかで人間性が表れたりするものだ。多くの難局との出会いが人間性を高め、難局に対して的確に処する術が身についていくのではないだろうか。難局に対しては楽観性と強い決意を持って臨むことが肝要であると、塩月先生は語っている。
じゃぁ、また、明日、会えるといいね。