さぬき市地方は低気圧や前線の影響で雨が降っている。気温は6度から8度、湿度は92%から80%、降水量は1mmから5mm。風は3mから5mの北西の風が少し。明日の21日は、冬型の気圧配置となるため、雲が広がりやすい見込みらしい。
目の調子はすこぶるいい。パソコン作業は裸眼でできる。テレビの画面も、こんなにきれいだったのか・・と思うほどだし、風景や落ち葉や雑草さえもくっきりと見える。痛みもかゆみも違和感も全くない。しかしのかかし、首筋や肩凝りは依然と続く。
朝から雨だしなぁ・・ということでさんざん迷ったのだけれど、今日はここに行ってみることにした。
香川県東部、東かがわ市引田(ひけた)にある「翼山温泉」である。ここは山の中にあるわけでも高い山があるわけでもないのに、「なんで翼山と言うのか」と思ったのだが、誰もそれには答えてくれなかった。
ま、こういう雰囲気の「公衆浴場」で、「温泉」ではない筈。聞いていれば徳島弁が多いし、駐車場の車を見れば、徳島ナンバーが多い。ま、こういう時間帯だから、中高年のおじいさんやおばあさんがほとんど。そういう私も、さぬき市の温泉に入らずに、こんなところまで来るのだから似たもの同士なのかも。
こちらは椅子席の休憩室。コミックコーナーやゲームコーナーもある。ここは若者用みたい。
こちらは畳敷きの休憩室。寝転んで世間話に夢中になっているおばあさんたちがいた。自販機で缶ビールを買ってきて飲みながらの世間話だった。私は奥のマッサージ器で肩をもんでもらったが、あんまり効き目はよくなかった。
入浴料は大人で400円。昔は町営だったのだけれど、東かがわ市になってからは「創裕」という会社が運営を委託されているみたい。
FaceBookの大道さんが、来年の予定表を記入したとブログに書いていたので、その真似をして、来年の予定を記入してみた。単なる「目標」みたいなもので、集落の出事や島のおまつりなんぞの行事予定がほとんど。私個人の予定なんぞ一つもない。
こちらは、私のホームページにある「2015年イベント情報」も似たようなもの。集落内の行事は外すことができないし、例年、決まった行事だから無視することもできない。なにせ、11戸だから参加しなかったらすぐに目立ってしまう。「どしたんなら・・。入院でもしたんやろか」ということで大騒ぎにもなってしまう。
そそ。最近は「年の瀬」という言葉をあまり聞かなくなったが、たまにラジオなんぞで「年の瀬」という言葉を聞くと、「あれ・・・」と思ってしまう。「年の瀬も押し迫って・・・」などと言うのだけれど。
この「年の瀬」の「瀬」とは、川の浅いところ、流れが速い、急流、激流個所の事で、船で通るのが困難な場所を指しているとの事らしい。由来としては、年末のたまった支払いを行う困難さを、川の瀬に例えて表した語句とのこと。昔は支払いは盆と暮れの二回で、ふだんはつけで買い物をしていたらしい。たまった支払いをしなければ年を越せない、支払いをすると食事代が無くなる、暖をとる薪代が無くなる、死んでしまう、という危機迫った状況を表現しているとの事。支払いはしなければならんが、支払えば食べられないし寒さで死んでしまうかも知れない・・・というような、切羽詰まった状態のことだったらしい。今では考えられないような話なんだけれど・・・。
でも、そう言われれば、私が子供の頃に、年末に支払いができないからと牛小屋から牛を連れて行った・・・とか、耕耘機の支払いができないからと耕耘機を引き上げられた・・・という話を聞いたように思う。でも、農家から牛や耕耘機を持って行かれたら、来春には田んぼを耕すことができなくなるので、農家にすればいのちを断たれたのと同じ事だなぁと思った。
今日の掲示板はこれ。この時期になれば出て来る言葉で、いつもの赤松先生のところにあったもの。「人生一生 酒一升 あるかと思えば もう空か」。のんべえの自分には、とても分かりやすい法語だ。まだたくさんあると思っていたお酒のビンが、いつの間にか空っぽになっていく。身をもって実感できる事実である。時の流れはひとときもとどまることはない。私たちの生は確実に終わりに向かってすすんでいる。時間には限りがあるのだ。だから本当に急がなければならないことを、きちっと見定めて急ぐのだ。
じゃぁ、また、明日、会えるといいね。