さぬき市地方は冬型の気圧配置となっているが、次第に弱まっているため、概ね晴れていた。気温は4度から7度、湿度は68%から62%、風は3mから6mの西北西の風が吹いていた。明日の27日は、高気圧に覆われて、概ね晴れる見込みらしい。
今日も良い天気だからとお出かけをすることになった。デジタル一眼を抱えて出かけたものの、時期的にはカメラを取り出すような風景にも出会わない。全体的に枯れた山、枯れた樹木、枯れた風景・・・。
で、着いたのは今日もここ。東かがわ市入野山という地区にある「白鳥(しろとり)温泉」。平成の合併前の白鳥(しろとり)町が町営温泉としてオープンしたもの。同じように引田(ひけた)町は「翼山温泉」を営業した。大内(おおち)町はお風呂を作らなかったらしい。それが、平成の大合併で東かがわ市になってからは、「株式会社創裕」が両温泉を運営している。
ここは、一回の入場料金400円を支払えば、一日、何度お風呂に入ってもかまわない。無料休憩所があって、そこで寝たり休憩しながら、一日中、ごろごろしてもかまわない。食堂もあるし、無料でお茶を飲むこともできる。自動販売機で缶ビールを飲んだり持って来たお菓子を食べるグループもある。
で、1時間ごとにお風呂に浸かってのんびりするお年寄りが多い。70歳を過ぎたら、200円で一日いてもかまわない。
短気な私はそんなことはしていられない。頭を洗って身体を洗って・・・30分もいられない。お風呂から上がれば電気マッサージ器で肩をもんでもらっておしまい。食堂がオープンするのは11時。その15分か10分が待っていられない。
で、温泉から20分ほど走って、東かがわ市引田にある「手打ちうどん宮川」に寄ってみた。温泉のうどんは冷凍うどんだと思うので、やはり手打ちうどんがよろしかろうと、ここまでやってきた訳だ。
というのも、ここにはちょっと変わったメニューがあるのだ。それがこれ。
これは「巣ごもりうどん」というもので、とろろと掛け出汁がうまくマッチしてのどごしのおいしいもの。巣ごもり卵料理のうどん版。刻み海苔が刻み野菜の代用をするらしい。まるで、小鳥の巣の上の卵みたいではないか。
さぬきではこれがあたりまえ。「一日一麺」、「うどんは別腹」。最近はそうは思わないが、現役当時はjこれがあたりまえだった。
家に戻ると、クリスマスカードが届いていた。ブログ友人のにころこさんからのもの。いつもおおきにです。にころこさんには年賀状を送って置いた。
迎春準備と言ってもこんなもの。100円ショップで買ったものを毎年毎年取り出しては並べるだけ。母がいなくなったら、なおさら、迎春準備も手抜きになってしまう。それでも、明日あたりには松の木とかウラジロとかナンテンとかを山で探して来なければならんのか・・・。
子供の頃のような、お正月に対するわくわく感もないし、会社員時代みたいな年末年始の休みという開放感もない。毎日がゴロゴロ人生だから、正月休みはゴロゴロだ・・・という浮かれた気分にもなれそうもない。
今日の掲示板はこれ。「何千ものろうそくは、一本のろうそくで灯すことができる。それでろうそくの命が短くなることはない。幸福も分かち合って減ることはない」という仏陀の言葉かららしい。何千ものろうそくも、一本のろうそくより火を得ることができる。それでいて、最初のろうそくの命が短くなることはない。(厳密にはそのろうそくが働いている間、ろうそくは短くなっているのだが)。幸福は共有して分け合っても、その幸福が損なわれることはない。
じゃぁ、また、明日、会えるといいね。