さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていたが、午後からは気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がってきた。夜遅くには雨や雪の降る所があるらしい。気温は1度から8度、湿度は68%から53%。風は1mから3mの北北東の風が少しばかり。明日の5日は、低気圧や寒気の影響で雲が広がりやすく、朝晩を中心に雨や雪が降る見込みなんだとか。
今日は暦の上では「立春」らしいが、今日はまさしく春のような天気になったので、久々に「しわく広島」に帰ることにした。
午前9時にわが家を出て、丸亀港に着いたのは10時半。近くのスーパーでトイレ休憩したり時間つぶしをして、11時10分発の高速艇「ニュービサン」に乗ることにした。
船から下りたのも、船に乗り込むのも10人ほど。お昼前だから、案外と少ない。今日は、こんな重装備でなくとも暖かい一日になった。
前回に島に帰ったのは、目の手術が終わってまもなくの年末のことだと思って居る。
今日は外のベンチに座っていても寒くなかった。海上15分で、しわく広島の江ノ浦港に着く。11時25分。11時半にはわが家に到着。つまり、ちょうど、2時間半。
今日のしわく広島も穏やかなもの。今回の旅は「日帰り」。しかも、帰りは12時50分のフェリー便だから、島に滞在するのは1時間25分だけ。
ここがわが家の「暁光庵」。ま、そういう名前の「セカンドハウス」、通称、「海の家」である。奥方が泣いて帰る場所なんだそうだが、いつも忙しいばかりで、泣くヒマもゆとりもないのだそうだ。
今回も目的はこれ。請求書のたぐいや重要なお知らせがないのかを定期的に調べに来る。今回は特に・・・。
この年金の「源泉徴収票」。これが確定申告の時には必要なのだとか。この一枚だけを持って帰ればいいのだが、ま、ついでに年賀状や水道料金の値上げのお知らせとか、浄化槽の点検通知書なども持って帰ることに・・・。
この時期には草がないから、さっぱりとしたわが家である。もう少ししたら、草まみれになるんだろう。またまた、草との戦いが始まる。
予定通りに、12時50分のフェリーボート「しわく丸」に乗り込んで島を出る。ガスの元栓、トイレやお風呂の戸締まりなどを確認するのもお役目の一つ。今度は4月上旬の「こんぴらさん」のおまつりの準備の時。
実に慌ただしいのだが、今週末の8日には、母の三回忌法要を予定しているので、仏壇の掃除や家の周りの片付けなどもやっておかないといけないし、私のオツムの掃除もやっておかないといけないし・・・。
わが家のお仕事もバタバタ。最近、介護士さんが風邪を引いたとか、やめたとかで、奥方はずんやりとお仕事に引っ張り出されている。だから、家事のあらかたをやらないといけないので、島でゆっくりとできる状況にはないのだ。わが家に戻ったのは15時05分。やっぱり、2時間半だった。
今日の掲示板はこれ。「つらかった 悲しかった みんな今の私となって 私を支えている」という宋由美子さんの言葉から。宋さんは真宗大谷派阿弥陀寺の坊守さんで書道や美術も手がけ、1987年・1988年に高知で行われた安芸全国書展入選、2006年・2007年には福井サムホール美術展に入賞しているほか、グループ展や個展も多数開催されているのだとか。
じゃぁ、また、明日、会えるといいね。