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Channel: まほろば自然博物館
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思い出は 枯れ葉のように 吹き抜ける

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 さぬき市地方は冬型の気圧配置が強まるため、雲が広がりやすく、夜は雨や雪の降る所があるらしい。気温は5度から8度、湿度は74%から55%、風は2mから7mの西北西の風が強く冷たい一日になった。明日の19日は、冬型の気圧配置が続くため、雲が広がりやすく、朝にかけて雨や雪の降る所がある見込みらしい。

  

 こんな冷たい日にはデスクワークに徹しようと、山頭火の句碑集の製本をすることにした。3人の方から注文があったので、予備の2冊を考えて5部の印刷になった。

 

 ところが、こうした時になると、「トナーが少なくなりました」というエラーメッセージが。寒いから・・・ということで、それでも印刷を続けていたら、とうとう、印刷不能になって「トナーがなくなりました」という冷たいメッセージが。

 

 奥方の友人が、この「池戸(いけのべ)公民館で、「さぬき里山会 写真展」に出展しているので見に行かないか・・・と言うので、木田郡三木町池戸にある、この会場にやってきた。ここは、大正8年に建てられた、「木田郡役所跡」である。

 

 他人さまの写真を見ることも大切だなぁということで、写真展を見て、その友達の手芸作品なんぞも見せていただいた。

 

 この「七人のこびと」とか木彫の作品とかを鑑賞した。

 

 明治32年4月郡制の改正により三木・山田両郡が合併し、新たに木田郡が誕生した。同月池戸(いけのべ)の西徳寺を仮庁舎として木田郡役所開庁式が行われた。現在、池戸公民館として使用されているこの建物は、大正8年、旧木田郡役所として建設されたもの。屋根にドーマをもつなど洋風建築で県下でも貴重な建物といえるもので、大正12年の郡制廃止後も建物は残され、県蚕業試験場、県農業試験場三木分場などを経て、昭和58年に池戸公民館として開館した。近年、郷土資料展示室として四つのコーナーで土器や壺、古銭、農機具などが展示されている。

 

 これが、ドーマーと呼ばれるもので、室内の採光と外観のアクセントとして設けられる洋風住宅の屋根に突き出した三角屋根の窓のこと。

 

 私はこの「便所」が、なんだかなつかしい感じでいいなぁと思った。

 

 さてさて、今日の話題はそちらではない。隣町にある大型量販店によって、プリンター用のトナーの購入である。

 

 これが、そのトナー・カートリッジである。それと・・・。

 

 東かがわ市にある文具店の「文遊館」に行って、製本用のステップルと製本テープを補充した。

 

 こうして資材が揃ったら、印刷をどんどんとやって、製本して、本ができあがる。

 

 さらに三冊も増刷した。この日曜日に「おへんろつかさの会」のバス・ツアーがあるので、注文を受けた人に納品する予定。

 

 今日は母、さっちゃんの命日である。一昨年の葬儀の時には大雪が降ったし、昨年の法要の時にも雪が降ったが、今年はまだ、積もるような雪が降っていないなぁと思うばかり。あの雪はなんだったんだろうかと。

 

 今日の掲示板はこれ。「なんでもないこと どうでもいいこと 得にならないこと それを大切にする時 人は美しくなる」というもの。私の研究や調査は、それこそ「なんでもないこと」、「どうでもいいこと」「得にならないこと」ばかり・・・。レキの墓研究でも、咸臨丸乗組員のお墓探しでも、二十四輩さん研究でも、それで誰かが幸せになることもないし、生活が豊かになるわけでもない。そんな「どうでもいいこと」「得にならないこと」を大切にしてはいるのだけれど、それで「こころが美しくなる」訳でもなく、「生活や身なりが美しくなる」訳でもないのだけれど。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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