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Channel: まほろば自然博物館
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藤の花 この時期だけの 褒めことば

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 さぬき市地方は、日本海西部にある低気圧や前線に吹き込む湿った空気の影響により雨が降ったりやんだりの不安定な一日になった。気温は19度から28度と夏のような気温で、湿度は96%から86%と梅雨時みたいな蒸し暑さ。風は5mから2mの南東の風が吹いていた。明日の21日は、前線や寒気の影響で雲が広がり、未明は雨が降る見込みだが、その後は、高気圧に覆われて次第に晴れるらしい。

 

 宿題の本の製本もできたことだし・・・ということで、またしても山の旧宅に行ってみた。山の旧宅のことを「木村株式会社」とか「木村宅や」とか呼んでいる。

 

 すると・・・あたりは悲惨な状況になっている。

 

 お山のサルが先っぽを折って食べ散らかしている。そういうのが十数カ所・・・。

 

 それでも探せばいくらでもタケノコは生えている。

 

 去年は1本も掘れなかったのに、今年はどうだ。毎日、まいにち、こんなにも掘れる。

 

 わが家だって、タケノコご飯にタケノコの煮物・天ぷら・竹の子入りの春巻き・・・・毎日毎日タケノコずくめ。奥方があちらこちらに電話するが、「うちにもあるの・・」と云われてしまう・・。

 

 「皮をむくのが面倒だから・・」と云うお方までいる。だから、湯がいた物を宅配するけいこばぁ・・・。そこまでせんでもいいと思うのだが・・・。

 

 また、今夜もタケノコのフルコースかいな・・・。

 

 タケノコの処理が終わったら、またしても雨・・・。雨が小降りになった頃合いを見計らって・・・。

 

 雨樋の掃除と修理をやっておく。 

 

 今の時期、若葉が出て来ると古い葉っぱを落とすようになる。これが雨樋に詰まってしまうのだ。

 

 お昼から、大窪寺の「御衣黄櫻(ぎょいこう)」を見に行って来た。ギョイコウはオオシマザクラ系のサクラで、4月下旬頃に緑色の花を咲かせる。花が開いたときには緑色であるが、次第に緑色は薄れて黄緑色から黄色になり、やがて中心部が筋状に赤くなる。花の色が高貴な貴族の衣裳のイメージがあり、御衣黄の名前が付いた。遠目に見ると花が咲いているようには思えないが、近寄ってみると気品のある花である。

 

 大師堂前のフジも花が咲き出している。

 

 今日は穀雨。春雨が百穀を潤すことから名づけられたもので、雨で潤った田畑は種まきの好期を迎える。この時季に、特に雨が多いというわけではないが、穀雨以降、降雨量が多くなり始める。「清明になると雪が降らなくなり、穀雨になると霜が降りることもなくなる」という言葉があるように、南の地方ではトンボが飛び始め、冬服やストーブとも完全に別れる季節となる。変わりやすい春の天気もこの頃から安定し、日差しも強まってくる。昔から、この日に合わせて田畑の準備をする。

 

 さぬき市や東かがわ市では田植えが着々と行われている。

 

 今日の掲示板はこれ。「険しい道ではつまずかないが 平らな道でつまずく」という、いつもの荒了寛さんの言葉から。危険な場所や困難な出来事には慎重に行動して、結局何もなく終わることがあったりするもの。逆に、『なんでこんなことで?』とか『そんなことも出来んのか』といわれたり、失敗したりすることがある。慢心や油断がそういうことを起こしがち。初心を忘れず、丁寧な仕事や行動を心掛けたいものである。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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