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紫木蓮 別れの時期を 編み上げる

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 さぬき市地方は気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がり、雨が降っている。気温は11度から15度、湿度は98%から86%。風は1mから2mの南風が少し。今日、?松の栗林公園でヨメイヨシノが開花したらしい。平年より2日早く、昨年より4日遅いとのこと。明日の27日は、気圧の谷や寒気の影響で朝にかけて雲が広がり、明け方まで雨の降る所があるが、昼前からは高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。

 

 雨では仕方がないと、今日は香川県立図書館に行ってきた。この前に借りた写真集の返却のためだった。

 

 開館直後と雨天ということもあって、駐車場は空いていたし、館内も静けさそのものだった。

 

 最近、目がかすむようで、じっくりと本を読もうという気力も萎えてきたように思うし、当面、やらねばならないような勉強もないので、どの本を開いても読もうという気力が湧いてこない。

 

 結局の薬局で、思いつくまま手にした本を借りてきたが、何度も借りている本ばかりだった。中を開いてパラパラとページを繰っていたら、読んだことのある話ばかりだった。

 

 お昼前には雨も上がって太陽が輝きだした。そのまま、晴れるのかなぁと思ったが、そうは問屋がおろさない。で、今日のお昼はここになった。お昼と云うてもまだ、10時半なんだけれど。

 

 ここは、「手織りうどん滝音」というプチセルフのお店で、お昼前になると道路にまで車があふれ出すようになる。だから少し早めが落ち着いて食べられる。

 

 で、今日はこれ。「肉ぶっかけうどん温いので小」。これで370円。安くて早くてうまい。

 

 我が家に戻ったら、やっぱり雨・・・。ハクモクレンが一気に開花しはじめてきた。

 

 雨に濡れたサンシュユはすっかりと春めいて見える。そうそう、島の浄化槽だが、管理業者さんに連絡したら、4月上旬に「高圧洗浄車」を持ち込んで強制高圧洗浄をしてくれることになった。ただ、市道の下で配水管が裂けていたりすると、市道を破壊する恐れがあるとか・・。ぜひとも立ち会いたいのだけれど・・・。

 

 雨は降ったりやんだりしているものだから、その合間に集落内一周の1時間コースの散歩をしてきた。パソコンをやっていると目が乾いて痛いし、左手の指先がしびれてくるし・・。だからと云って、歩いてばかりもいられないのだけれど。

 

 ?松の栗林公園ではサクラが開花したそうだが、我が家近くの大川ダムではまだまだ。この週末にはちらほらと開花するかもしれない。我が家での「花見の会」は再来週の4月6日だそうだ。

 

 孫たちが春休みになったからということで、けいこばぁは屋島のおうちに泊まり込み。おかげで、昨日・今日・明日と、私は山の家でお留守番。聞こえはいいが、「独居老人」である。犬がいるのと、今日は自治会の総会。役員改選の時期になっている。明日は空き瓶の回収日。ということで、私は家を明けられない。

 

 今日の掲示板はこれ。「地獄も極楽も その舌がつくる」という、荒了寛さんの言葉。口に関する「ことわざ」が頭の中に二つ浮かんできた。「口は禍の門(口は災いの元)」は、「不用意に発した言葉がよくない結果をまねく事態に・・・」。「口八丁手八丁」は、「すべてが達者」とか「要領が良い人(世渡り上手)」とかの意味。そうそう、「口の右側に+(プラス)と−(マイナス)」を書くと、【吐く】と云う漢字になる。人間の口からは、悪口や弱音だったり−(マイナス)になる言葉が出てくる。反対に、人を褒めたり相手を思いやることで+(プラス)の言葉が自然に出る。 何気ない言葉のやり取りで、そんなつもりが無くても相手の機嫌を損ねたり、言わなくてもいい嫌味を言ったことで気になってしまい気分が落ち込んだり心配したり・・・。相手あっての会話。相手の事も考えて自己満足なしゃべりにならないよう心掛けたいものである。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


ゆきやなぎ 今日もあたふた 日が暮れる

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 さぬき市地方は瀬戸内側では寒気の影響で雲の広がっていたが、夕方からは高気圧に覆われて概ね晴れている。気温は15度から17度。湿度は93%から57%。風は2mから5mの北西の風が吹いていた。明日の28日は、高気圧に覆われて晴れる見込みだし、気温も上がって五月並みのあたたかさになるらしい。ところが週末は雨になるのだとか。

 

 三月も残り少なくなってきたので、提出用のレポートの清書をやってみた。原稿は早くにネットで調べたことなどをファイルにしてあったのだが、なぜだか「市販の原稿用紙」とか、指定された用紙でも提出になる。そこで、市販の原稿用紙に鉛筆で清書をするもの。

 

 で、五本のレポートの内の三本を片づけた。あとは、法話用の原稿で10分ものが二本。これも、原稿はできているのだが、どういうお話にまとめるのはこれから・・・。四月末の提出だからじっくりと構成のしなおしも・・・。

 

 で、近くのダムの桜の花を見てきた。気象台では、標本木に5輪以上咲いていれば「開花」を宣言するらしいので、数えてみたら、どの木にも7輪から10輪ほど咲いている。ここでも開花だなぁと思ったが、こんなところで「開花宣言」してみても全く意味はない。それに数輪では咲いたとは全く思えない。

 

 昨夜、自治会の総会が行われて会計報告だの役員改選が行われた。世の中は「年度替わり」なんだなぁと思った。会社とか学校とかでは、3月31日でお仕事や会計が終わって、4月1日で新しいお仕事が始まって、お財布が新しくなる。我が家では全く、関係がないことだけれど。

 

 気分転換で東かがわ市松原に行ってきた。ここでなければいけないと云うことでは全くない。ただ単にここに寄った・・・というだけ。「手打ち陣内うどん」と書いてあるのだろうか。ここは一般店。

 

 店に入って、空いている席に座って待っていればおねえさんが注文を聞きに来る。そこで好きなメニューを言えばいい。しばらく待たされるが、席までおうどんを運んで来てくれる。その分、人件費がかかるからか、少しばかりお値段が高い。

 

 今日は「野菜うどん」というものを注文した。決して「八宝菜」ではない。これで490円だったか・・。ま、野菜も煮込んであるので食べやすかった。

 

 話はコロコロと変わって申し訳ないのだが、火曜日から金曜日まで、奥方のけいこばぁがいない。孫のお守りのために屋島に行っているのだが、昨夜のことだ。夜中の2時過ぎに、「バタン・バタン」と云う音がする。この家には私一人しかいないのに・・・。

 

 しかしのかかし、我が家はほとんどが引き戸。なんで、バタン〜バターンと云うんだろ・・。眠気も吹っ飛んで、木刀を構えて・・・そろり・そろりと廊下を行けば・・・。

 

 なんだ、なんだ・・・。トイレのドアが風で揺れていただけだった。トイレの窓は換気のために半開き。昨夜は風が強かったみたい・・・。おかげで今日は少しばかりまぶたが重い。

 

 我が家の梅の花はほとんどが散ってしまった。昨夜の風と雨の影響みたい。でも、花びらは用事が終われば散るのであって、子孫を残すまでは決して散らない。桜の花だって同じようなものだ。「花に嵐の例えもあるさ さよならだけが人生だ」などというけれど、役目の終わった花びらは散って行くしかないものだ。

 

 木瓜(ぼけ)の花も今が盛り。あの異常な赤さも、虫たちを呼び集める精一杯のお化粧なんだなぁと思いながらシャッターを押したことだった。

 

今日の掲示板はこれ。「衆生の一切の苦しみのもとは欲と怒りにある」という「蓬茨 祖運(ほうし そうん)」さんの言葉。私たちの苦しみの根源は、「どうにかしたい」と言う欲望と、「どうにもならなかった」という怒りであった。私たちはそれを止めることができない。だから、私たちは苦しみ続けねばならないのである。私たちは生きている以上、欲と怒りをこの胸に抱きながら、苦しみ続けて行く生き物なのである。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

咲いてきた サクラの土手を 何度でも

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 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は6度から20度、湿度は88%から52%。風は1mから3mの東の風。まるで初夏のような気候になったが、明日の29日は、気圧の谷の接近で雲が広がり、夜は雨となる見込なのであるらしい・・・。

 

 こういう日には散歩だな・・・と言うことで、我が家の上流にある県営大川ダム周回2時間コースを歩いてみた。と言うのも、先日(3/24)の予約診察で、体重が70Kgにもなっていたのでびっくり仰天。私の体重最高値。我が家で計ったら・・・66Kgしかなかったのだけれど。たぶん、携帯電話とか冬物の重い服とか硬貨ばかりのお財布がはいっていたせいかもしれない。

 

 青い?の横から下(南)に下がって、大川ダムを一周して、さらに北上して、鮎帰り橋から引き返して我が家に戻るという2時間コース。9時半に我が家を出て、戻って来たのは11時半だった。

 

 こういう階段を昇ってダムの堰堤上に登る。つまり、ダムの下部から上端部への階段というわけだ。この階段に限って、「立ち入り禁止」とか鎖とかがなくて、自由に登ることができる。

 

 そこから先は「保守用道路」ということで、こういう舗装された道路があって、一部、土砂崩れとか竹が倒れていたりするが、歩く分には問題ない。軽トラ以上はおそらく無理かも。

 

 時期的に、こういう「ヘラブナ釣り」のおじさんたちがいる。釣れるのかどうかは知らない。見ている間に魚は釣れなかったが、じっと我慢の釣り人だった。私なら、イライラして30分でやめてしまうことだろう・・・。

 

 そうそう、散歩の間にこんなものを見つけた。「山つつじ」というものだろう。「あ、つつじだ・・・」と思った。この・・・紫色がたまらない・・・。それに、萌え出たばかりのあざやかな黄緑いろの若芽。

 

 なんだかんだのと言いながら、植物たちはけなげだ。ちゃんと、時期を見極めて、自分の仕事をきちんとこなしている。サボっているのは私たち人間だけだ・・・。

 

 我が家のチューリップがようやくに咲いた。咲いたがとても小さい。10センチ、あるかないかのミニサイズ。聞けば、チューリップは花を咲かせるたんびに小さくなるのだとか。オランダあたりでは花を咲かせずに球根だけを太らせて出荷するのだとか・・・。へぇ〜、そういうものなのか。

 

 自然界にあって、自然の中で育つものはしっかりと大きく育ってゆくものなのに・・・。人工的に育てられたものは、それ以上には大きくなれないというか、体力がないのかも知れないな。

 

 この子たちはたくましい。つい先日まで子猫みたいにおかあさんの背中に乗っていたのに、今ではすっかりと大きくなって我が物顔でふんぞり返っている。コンビニも食堂もないのに、よくそれだけ大きく育つものだ。人間の若者に講演会でもやってもらいたいものだ。

 

 先日の自治会総会で、「資源ゴミ回収置き場のネットが破れている」と指摘されたので、このネットを張り替えることにした。プラスチックゴミの日は、カラスとかネコとかサルとかがゴミを荒らすので、私がこのカバーを作ったのだが、8年もすれば、網戸を張り替えたゴミ用のネットを活用しているのだけれど、いかんせん、年月が過ぎれば壊れてしまう。

 

 私が作ったものだからと、右半分の網戸を張り替えておいた。当分、これで役立つことだろうと思う。お金を出せばいくらでもいいものはある。安い防護用の網もある。でも、限界集落に近い小さな集落なのだから、できることからこつこつと・・・。

 

 今日も我が家は「独居老人」。自由で気楽な「華金」。「飲み放題」の「食べ放題」の夜が来る。

 

 今日の掲示板はこれ。「冬があり夏があり 昼と夜があり 晴れた日と雨があって 一つの花が咲くように 悲しみも苦しみもあって 私が私になってゆく」という、星野富弘さんの言葉。桜の木は花が咲いてこそ桜らしくなるものだが、それには桜にふさわしいだけの雨や厳しい冬が必要だという。私たちの人生にも、私が私らしくなるために春を待ちながら耐える冬があるのだと思う。一輪の小さな花が咲くために、昼と夜が必要なように、寒さも暖かさも必要なように、自然は時を定め、良き計らいを立てて、私たちの人生に必要なすべてを備えてくださっているのである。

  

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

生まれても 散っても無常 藪つばき

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 さぬき市地方は気圧の谷の影響で雲が広がっていた。夜には雨が降るらしい。気温は9度から20度、湿度は78%から56%。風は1mから2mの北北東の風が少しばかり。明日の30日は、前線を伴った低気圧が四国付近を通過するため、昼前にかけて雨が降り、雷を伴う所がある見込みとか。

 

 昨夜、体重計に乗ったらば、65Kgになっていたので、今日も調子に乗って、またも歩くことにした。

 

 我が家から北に進んで、道の駅みろくやみろく自然公園を歩いてから、今度は南に下って我が家に戻るという8Kmコース。これはすこしばかり足の裏が痛くなった。

 

 みろく自然公園の桜は五分咲き程度、日当たりがいいのかも知れない。さっそくにお弁当持参でお花見をやっている家族連れが何組か。気が早いことだ。

 

 あいにくとお天気は悪いが寒くもないし、暑くもないし。女性陣は日焼けの心配もない。

 

 ここには、こんな椿もあった。我が町の花は「サザンカ」だと思ったが、ここにはさまざまな椿が植えられている。

 

 公園の花は少しばかり気が早いのかもしれない。肥やしがよく効いているのだろうか。

 

 昨日のダム周回コースの後だから、今日はすこしばかり足が重い。途中で休みながらの散歩になった。しかしのかかし、最近の気温の上昇で一気にあちらこちらでいろんな花が咲き始めてきた。

 

 春一番と呼ばれる「レンギョウ」もこれこの通り。昨日、重いデジタル一眼を左肩にかついで歩いたからか、お勉強のしすぎなのか、今朝は左肩が痛くて、虫歯なのか下の歯が一本痛くて痛くて・・・。だから、今日はデジイチはお休み。肩を大きく回しながらの散歩になった。

 

 赤芽吹き・・・。木々の若芽も伸び出してきた。すっかりと春になった。

 

 今日も明日も奥方は帰らないという。奥方は「介護サービス」のお仕事なんだが、「介護」にもいろんなお仕事があって、奥方は「食事」の担当のようで、家政婦のようだけれど家政婦ではないという。そのお仕事が一日に三軒ほど、その前後に娘の家で三食の食事・・・。「飯炊きばあさんだわ・・・」と、言いつつ、今日は「お芝居見物」も入っているとのこと。

 

 今日は、こういう本を読んでいた。「六連島のお軽さん」、「讃岐の庄松さん」、「浅原才市さん」、「有福の善太郎さん」まで読んだ。みんな苦労の中から阿弥陀さんにすがっていたんだなぁと、改めて観じた。今の人は、そんな苦労が少ないから信仰心も薄くなるのかなぁと思った。この世の地獄みたいな生活の中から掴んだ信仰なんだなぁとしみじみ・・・。

 

 この人、浅原才市さん。この銅像を見て、「この人は、何歳からツノが生えたんですか?」と質問する観光気分のおまいりの人が来るらしい。邪険の角、妄念、怒りのツノである。

 

 我が家の周りでも、そろりそろりとタラの芽が伸び出してきた。来週あたりには食べられるようになっているだろうか。

 

 今日の掲示板はこれ。「弱いから強くなれる 持っていないから何でも持てる」と言う「城(じょう)たいが」さんの言葉。パワーが弱いから力がたまる。何もないから何でも入る。バッグいっぱいの荷物には、それ以上は入らないが、空っぽの袋ならいくらでも入る。乾いた砂が水を吸い込むように、乾いたこころには何でも入る。いつもこころをからっぽにしていたいものだ。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

春雨に 小林一茶を 読んでいる

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 さぬき市地方は前線を伴った低気圧の影響で雲が広がり、雨が降ったり止んだり強い風が吹いたりと落ち着かない天候になった。気温は14度から20度、湿度は95%から44%。風は1mから7mの西北西の風が吹いたりやんだり・・・。明日の31日は、高気圧に覆われて概ね晴れるらしい。

 

 昨日はしっかりと歩いたものだから、今日は犬の散歩に行っただけで、デスクワーク三昧になった。昼前には空も明るくなったので少しだけ散歩に行ったが、またしても小雨が降ってきて、大急ぎで戻って来てしまった。

 

 我が家のチューリップも小振りながらどうにか花が咲くようになった。いよいよ来週からは四月になる。四月になるからと云ってうきうきするような出来事は待っていそうにはない。

 

 昨日の続きで「妙好人の旅」という本を読んでいた。三河のお園さんは御殿医の奥方になった人というから苦労も人一倍あって、これまた地獄をかいま見た人生を過ごした人。その後に、これまで「妙好人伝」には出て来なかった人が並んでいる。

 

 それが小林一茶に良寛さん、そして林芙美子。妙好人と云うのは真宗の篤信者で、信心の喜びと絶妙さに触れた人をたたえた言葉である。その意味では学問の有無、知識、教養人の区別はなく、仏の慈悲に会うことを喜んだり、お念仏を喜んだりする信心の人びとである。そして、江戸時代末期から明治の初めごろに選ばれた人たちだった。

 

 子供らとマリで遊んだ良寛さんは十八歳の時、曹洞宗の光照寺で出家した。その後、転々として、良寛さんの墓は浄土真宗本願寺派隆泉寺(新潟県長岡市=旧三島郡和島村)にあって、銅像もある。この隆泉寺の総代・木村家と良寛さんは縁が深かった。木村家の一室を借り、貞心尼らと歌会をしていた。六十九歳ごろから周囲の人のすすめで木村家に移り住んだという。老いてゆく良寛さんはおそらく一人暮らしが厳しくなったのであろう。ここが良寛さんの終のすみかとなった。しかしのかかし、お坊さんが「妙好人」というのはこれまで聞いたことがない。

 

 長野県上水内郡信濃町相原という地には、幾多の苦難に遭遇しながら阿弥陀仏にすべてを任せたような境涯を送った俳人がいた。それが小林一茶だった。一茶晩年の旬に「弥陀仏のみやげに年を拾うかな」や「ともかくもあなた任せの年の暮れ」がある。この旬には、一茶の弥陀の本願に任せつつ生きた念仏者の法楽的生き方を感じられる。「涼しさや弥陀成仏のこのかたに」などは親鸞聖人の和讃の一部だという。一茶の菩提寺は相原の明専寺にあって、浄土真宗本願寺派のお寺だそうだ。

 

 でも、小林一茶が「妙好人」」だった・・・というのは初耳だった。

 

 さて、昨日の歯の痛みは肩こりと同様に嘘のように消えていた。やはり、睡眠こそが妙薬なのかも知れない。昨夜も食べ放題、飲み放題でBS放送なんぞを楽しんで、ぐっすりと寝てしまって、夜中に一回も起きることなく朝を迎えた。眼が覚めたのも七時を大きく回っていた。まさに「春眠あかつきを覚えず」という気分だった。

 

 さて、数年来の「英国士官レキの墓研究」も一段落して、今年の梅雨時に資料を整理して論文にまとめて仕上げたら、これで一件落着にしたい。これ以上の資料が出てくるとも思えない。その後が問題だ。何の勉強をするのか、何の調査をやるのか、何の研究を始めるのか・・・。

 

 「四国遍路の影の部分」については継続してゆきたいのだが、「四国遍路と真宗門徒」というのもおもしろいかな・・・とも思ったり。でも、塩飽諸島での何かを忘れてもいけないし・・・。

 

 ま、とりあえずは、本山へ提出する課題レポートの仕上げと送付が先決問題。四月中旬には片付けてしまいところ。それが終われば五月いっぱいまでは自由研究のし放題。何をやるかが問題だけれど。

 

 今日の掲示板はこれ。「どんな小さい花でもいい 誰のものでもない独自の花を咲かせることだ」というもの。これは、坂村真民さんの「悟り」という詩の中にあることば。「悟りとは 自分の花を咲かせることだ どんな小さい花でもいい 誰のものでもない 独自の花を咲かせることだ」ということばから。

 

 坂村真民さんは熊本県荒尾生まれ。8歳で父を失った。神宮皇學館を卒業後、25歳で朝鮮に赴いて教職についた。36歳で終戦。帰国後、愛媛県で高校教師をつとめ、65歳で新田高校を退職。以後、詩作に専念した。四国に移住後、一遍上人の信仰に随順し、仏教精神を基調とした詩の創作に転じる。41歳で個人詩誌「ペルソナ」創刊。1937年、53歳月刊個人詩誌「詩国」を創刊、森信三と出会った。71歳のとき、正力松太郎賞。80歳のとき、NHK「念ずれば花ひらく」が放映された。95歳のとき、「詩国」500号にて終刊。2006年、96歳にて往生した。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

山桜 こころのひだを 知らされる

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さぬき市地方は高気圧に概ね覆われて晴れていたが、午後からは曇ってきた。気温は11度から18度、湿度は76%から44%。風は5mから2mの西北西の風だった。本日、?松気象台が?松のサクラ(ソメイヨシノ)が満開になったと発表した。平年よりか5日早く、昨年より1日遅いということだ。明日の4月1日は、引き続き高気圧に覆われて概ね晴れる見込み。

 

 ということで、ここにやってきた。東かがわ市丹生(にぶ)という所にある「小砂(こざれ)説教所跡」。この二十七段余の石段を登り切ると広場に出る。ここが「小砂(こざれ)説教所跡」で、この地区の真宗の道場であり、昔の集会所であった。ここが、今では「正真講本部」となっていて、庄松同行の情報発信源ともなっている。ここのサクラは六分咲きほどだろうか。

 

 庄松(しょうま、寛政11年(1799) - 明治4年(1871)3月4日)は、浄土真宗の信仰に生きた市井の人で、その言行から妙好人として有名である。讃岐の庄松と呼ばれることが多い。妙好人庄松同行は、鈴木大拙によって世に紹介された。大拙は「浄土系信者の中で特に信仰に厚く徳行に富んでいる」(『日本的霊性』)と、庄松の言行を評価し、以後、現代に至るまで浄土真宗の門徒を中心に広く知られている。

 

 庄松は、讃岐国大内郡土居村(現 香川県東かがわ市土居)の、谷口清七の子として生まれた。小作農の家であったので貧しく、縄ないや草履づくりなどをし、その間にも子守や寺男としても働いていたと伝えられる。生涯独身を通し、僅かな田畑を耕して生涯を終えた。庄松の性格は直情径行であったので、さまざまな苦悩があったようであるが、檀那寺である三本松の勝覚寺住職の融海がわが子のように可愛がったり、役僧の周天によって導かれて、次第にその信仰を深めていったといわれる。

 

 檀那寺である勝覚寺の住職融海和上は学徳優れた僧で、寺男としての庄松を時にはわが子のように可愛がっていた。檀家の仏事には寺から檀家に着くまでの道中、三部経典を口ずさんでいく住職の後にお経や衣を包んだ荷物をかついで歩く庄松にとってはこよなくありがたい仏縁の場であったに違いない。庄松の正しい信心へのめざめは、直接的には寺の役僧周天によって導かれたものであったが、こうした自然に織りなされた強縁によって、み仏にまかせきった任運自適の人生の大道を歩む庄松が生まれたのであった。

 

 迷犬ごんのドッグ・フードが残り少なくなったので・・とホームセンターに寄ったが、消費税アップ前の駆け込み需要というのか、まとめ買いというのか、カートに山盛りのトイレットペーパーやら飲料水やらの行列・・・。こりゃぁ、だめだ・・と諦めた。私は気が短いから行列するのは願い下げ。全く、運の悪い日に来たものだ。

 

 では、ここのサクラはどのくらい咲いているかなぁとやって来たのはさぬき市長尾東にある「亀鶴(きかく)公園」。亀鶴公園は東讃地域(香川県東部地域)の名勝としても知られており、「宇佐神社」と「宮池」を中心にして面積18.98ヘクタールに及ぶ公園だ。 公園の西方には鶴が飛ぶ姿に見える「鶴ガ山」があり、池に浮かぶ「亀島」が亀に見えることから、「亀鶴公園」と名付けられた。 また公園周辺の丘陵地を含めると面積約33ヘクタールにも及ぶ。

 

 敷地には「さくら並木」や「ハナショウブ園」をはじめ、300本を超える樹木が確認された自然林が豊かな「亀島」などがある。東讃地方きっての桜の名所で、とくに亀島側と宇佐神社側を結ぶ堤参道は幅20m、長さ300mに渡り、両側にサクラ(ソメイヨシノ)約300本が植樹されており、大勢の花見客で賑わうところとなっている。 とりわけ花の季節には亀島側と長尾総合公園を結ぶ「さくら橋」がライトアップされたり、噴水が稼働する。

 

 少し前までは、ここでゴサや食器なども貸し出して花見の宴が盛大に行われていたが、最近はそういう話を聞かなくなった。最近はみんな、マイカーなどに積み込んでやって来る人が多くなったせいかも知れない。それだし、少し前のように盛大に「花見の宴」をするスタイルが減ったように思う。

 

 午後からは、またも集落内一周の一時間コースの散歩をしてきた。今日はさすがに汗が流れたほどに気温が上がったように思った。すっかりと初夏のような雰囲気だった。

 

 最近、おうどんが出て来ないとご不審の方もいるかも知れないが、確かにおうどんを食べたくないというか、食欲がないというか・・・。朝ご飯は食べるようになって、ついつい、おうどんはどうでもよくなって。また、来週あたりには気分が変わるのかも知れないのだが・・・。

 

 ということで、昨日に引き続いて、「妙好人めぐりの旅」を読み終えてファイル化が終わった。パワーポイントでの法話の話題に、「小林一茶」「良寛さん」「林芙美子」が加わるのはおもしろいかも知れない。

 

 今日の掲示板はこれ。「人間の一生って短いもんですよ。だからこそ自分で選んだ道は一途に進め」という、落語家・桂歌丸さんの言葉。私も65年間生きてきて、あたりを見回すと・・・年長者が少なくなった。親戚筋あたりではわたしよか上の人は片手で足りるようになった。本当に、人間の一生って短いもので、私だって、明日にはどうにかなるのかも知れない。「だからこそ、自分で選んだ道は一途に進め」と、言われる言葉だし、そうであらねばと思いつつ・・思いつつ・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

阿弥陀堂 前に後ろに 春の風

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 四国地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は6度から15度、湿度は90%から36%。風は1mから3mの北北東の風が少し。明日の2日も引き続き高気圧に覆われて概ね晴れる見込みらしい。すっかりと春になったような天候になった。

 

 消費税が上がったんだから・・・車に乗るのも控えたいし、外食ももったいないし・・・と、朝の間は法然さん関係の資料を整理していたのだが、こんないい日に家の中で引き籠もるのもどうかなぁ・・ということで、お昼前になってお出かけをすることにした。

 

 で、先週に借りた本を返却するのと、小林一茶のことがわかる本を借りようと考えたからだ。ここは高松市林町にある「香川県立図書館」。少し前にはここに「高松空港」があった。仕事でこの空港の近くを車で走りながら、「飛行機はどうやってコーナーを回るんだろうか・・」などと同僚と話し込んだことがまるで昨日のことのようだ。

 

 参考までに。これがYS-11の操縦席。操縦席機長の左手にあるのが前輪回転用ハンドル。このハンドルで機首を右・左へと操作する。

 

 当時の滑走路は短くてジェット機が離発着できない・・・と云うので新しい空港を作ることになったらしい。1989年に香川郡香南町大字岡に、新高松空港が滑走路長2,500mで供用を開始。これに伴い旧空港は廃止された。その空港跡地に、この香川県立図書館や文書館が作られたと云うわけ。

 

 子供たちが春休みだから多くて、なかなかに賑やかだった。で、「小林一茶」とか「良寛」とかで検索したら、「書庫」というのが多い。書庫にあっても、貸し出し可能の本もあるのだが、係の担当者にお願いしないといけないので面倒だ。本当に読みたい本ならば仕方がないのだけれど。

 

 結局の薬局、お二人の本はむつかしくて読む気がしない。そこで、こども用の本を借りてきたが、「それじゃぁダメじゃん、春風亭昇太。」子供用の本では概略のことはわかるが、仏教的なことはまるでわからない・・・。全く、何をやってんだか・・・。

 

 で、その帰りに、昨日の「亀鶴公園」に寄ってみた。今日あたりが満開かなぁ・・・と云うことで。すると、駐車場はほぼ満杯状態・・・・。大勢の人が桜の花を見に来ている・・・。

 

 やっている、やっている、お花見だ。こどもを含めた家族連れとか、介護施設の人たちとかが多い。何カ所もの介護施設のマイクロバスが出たり入ったり。で、お弁当を食べながらの写真撮影とか・・・。

 

 こういう車いすのお年寄りがあちらこちらに。ヘルパーさんも大変だ。今週いっぱいが見所かな。

 

 これは小学生か中学生らしい女性陣。手作りのお弁当持参でのお花見。やるねぇ・・・。私らの子供のころには花見なんてものはなかったように思うのだけれど・・・。

 

 今日も確認したけれど、少し前までにはあった、「ゴザ貸します」とか云う商売は見えなかった。一組だけ、お年寄りの男性十名ほどが日本酒やビールを飲んで大声を出して騒いでいたが、平日の昼間ともあって、女性やこどもが多いなぁと思ったことだった。

 

 午後からは、いつものように資料の整理。Web上から「小林一茶」や「良寛」さんの情報を探していた。やはり、永く語り継がれるだけあって、すさまじい生き方だなぁと思わされるばかり。

 

 春雨や食はれ残りの鴨(かも)が鳴く(春雨がしとしとと降る中、鴨の鳴き声が聞こえてくる。あの鴨は、冬の間にうまく猟師から逃れた、食われ残りの鴨なのだ。)菜の煮える湯の湧き口や春の雨(温泉の湧き口に青い菜を突っ込んで煮ている。春雨が静かに降りそそぎ、辺り一面が煙っているようだ。)大根(だいこ)引き大根で道を教へけり(畑で大根を引き抜いている人に道を尋ねたら、今抜いたばかりの大根で道を指して示してくれた。)

 

 小林一茶らしい句ではないか。こんなものなら、俺にもできるぞ・・・と思うのだが、私がこういうものを読んでも有名にはならないし、歴史上にも残らない。佳作にもなったりもしない。

 

 今日の掲示板はこれ。「人生における幸せは成功ではなく成長にある」というもの。みやざき中央新聞スタッフの刀根淑子さんが描く書から。「とね」刀根さんは、「墨友」 漢字、師範を取得しているが、「とね書」については、枠から大きく外れた絵画のように表現している。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

山桜 散りゆく時を 見逃して

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 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていたが、お昼過ぎからは気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がってきた。まだ、雨にはなっていない。気温は8度から18度、湿度は78%から62%。明日の3日は、高気圧に覆われて概ね晴るらしいが、午後からは大気の状態が不安定となるため、雲が広がりやすくなる見込とか。

 

 天気はいいし、春の陽気にもなったことだしと、朝の散歩に出掛けた。散歩を休むと方が凝ったり、体が重くなったような気がするので、これは歩かなければ・・・ということで出掛けたもの。これは山桜。

 

 田舎でも、こうしたレンゲ草は滅多に見なくなった。ここだって植えた訳ではないのだろうが、このあたりだけに生えていたもの。これで首飾りを作った頃が思い出された。

 

 今日も我が家から北に向かって歩いて行った。で、来年春には廃校になるという「松尾小学校」を歩いてみた。今は「春休み」だからかまわないだろう・・・ということで。授業があると、「不審者侵入」とかで大騒ぎになるのだろうけれど。

 

 これが、私の母校の「さぬき市立松尾小学校」平成27年3月に廃校になるらしい。

 

 私らの頃には「大川村立松尾小学校」と言って木造二階建ての校舎だった。右手が講堂。卒業式や入学式などはここで行われたし、ここだけにピアノがあったので音楽の授業も講堂だった。真ん中の白い部屋は図書室で後から増設されたもの。左側に1年・2年・3年生のクラスがあった。それ以上はこの奥手にあって、職員室や保健室に給食調理室などがあった。

 

 これが現在の校門。たまたま遊びに来ていた小学生5人が駆け寄ってきて「何の取材ですか」とか「名刺、いただけますか」とか、「お友達になってください」とか・・・。うかつに話込むと声かけ不審者に見られても困るので無視することにした。

 

 私らの頃の校門はこんな入口だった。そのころは、60人弱が1クラスだったので、全校生徒が650人ほど居たのだけれど、現在では7学級で58名というのだから、私の頃の1学級・・・。まさに少子化だなぁと思った。時代の流れで、隣の地区とで統合されるのだとか。

  

 学校から旧の商店街を歩いてみたが、すっかりとさみしくなってお店の数も減ってしまった。住宅の姿も変わってしまって、若い頃に遊びに行ったおうちも様変わりしてわからなくなっている。住人も入れ替わっているし、全くの「浦島太郎」状態。

 

 1年前にはずんずんと歩けたのに、今日は体が重たくて足が痛くなって、そのまま戻って来てしまった。それでも1時間半の散歩になった。

 

 春らしくなってくるといろんな花が咲き始める。まだまだ、百花繚乱とまではいかないのだろうが、暖かくなってきたのは事実。

 

 我が家に着く頃には足が痛くなってきた。全く、体力がなくなってきたことだ。この前には8Kも歩けたのに・・・。

 

 我が家の東面。左側の窓が私の書斎。真ん中が寝室、右側は物置になっている。屋根裏部屋だ。

 

 今日の掲示板はこれ。「正しい意見でも、思いやりがなければ 言われた人は傷つく」というもの。まさにこの言葉通り・・・。正しいことだからと大上段に振りかぶってはいけないってことだ。思いやりのない言葉は、凶器にもなるということをこころに留めておかねばならないってこでもある。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


山つつじ 義父の俳句を ほめていた

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 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていたが、午後からは気圧の谷や湿った空気の影響で次第に雲が広がり、15時あたりから弱雨になった。気温は9度から17度、湿度は92%から63%。風は1mから2mの北東の風が少し。明日の4日は、気圧の谷や寒気の影響で雲が広がり、雨や雷雨となる所がある見込み。

 

 朝の間、少し仏教のお勉強をして10時から11時半までは定例の1時間半の散歩。今日は県立大川ダム周回コース。ここのサクラも満開だけれど、ここには誰も花見にやってこない。このダムができた当時は、ここを一大観光地にしようとサクラを植樹して花見大会や宝探しなんぞもやったのだけれど・・。

 

 駐車場が整備されていなくて、ダム周辺の県道にマイカーを停めたために大渋滞が発生して、数年でやまってしまった・・・。その後も家族連れなどで何組かは花見もやっていたのだが、近年は道路交通法が厳しくなったためか、全く、人影がなくなった。一時は発電機にカラオケセット持参で盛大にやっていたものだったけれど、栄枯盛衰は世の流れ。

 

 だから、ここのさくらを独り占め・・・。もう、風が吹くと花びらが舞い散って桜吹雪になっている。桜の花びらはほぼ円形。そしてコンタクトレンズのように曲がっているので、それで風に乗ってよく飛ぶのだそうだ。

 

 「桜学」というものがあるのかどうか知らないが、桜は、一つの蕾から3本から4本の花が飛び出して咲く。で、ソメイヨシノは同じ木からは受粉しないのだという。つまり、こんなにアンテナをいっぱいに開いても、受粉して実がなることはめったいにないのだそうだ。近くに別の種類の桜の木があると受粉して実を付けるが、その実からは「ソメイヨシノ」は生えて来ないのだとか。だから好き勝手な名前を付けて育ててもかまわいのだとか。

 

 だから、実をつけるためには、目いっぱいに花を咲かせるのだが、わずか一週間ほどで花は散る。

 

 その後、次の町長はここをあきらめて、今の「みろく自然公園」を作ったということだ。今、ここは手入れもされず、放置されたまんまだ。でも、人が手入れせずとも、自然の植物が彩りを添えてくれる。

 

 たとえば山つつじとか・・・。

 

 山桜とか・・・。それが終わったら、山は新緑の黄緑から、輝く緑の「深緑」の山に変わる。

 

 今年はわらびが出るのが遅い・・・と思っていたら、我が家の土手にはいつの間にかわらびがにょきにょきと・・・。我が家にはふきのとうも出るが、わらびも生えてくる。

 

 ま、夫婦二人きりだから、これだけあれば充分だ。けいこばぁは、「これだったら、タケノコが欲しい・・」と言うのだが、竹の子は無理だろうな・・・。山はイノシシの掘った穴ばかりだったから・・・。5月になれば、イノシシが飽きてきて見逃してしまうと、今度はサルが頭をかじってしまう・・。さすがに、イノシシもサルも、このわらびは食べない様子。

 

 お昼からは家庭菜園のお片付け。このとうのたってしまった野菜を引き抜いて、畑を耕して・・・というお願いが・・。で、白菜だかの株を引き抜いて片づけて・・・。

 

 あらかた、片付いたときに奥方が戻ってきて、ここも、こちらもと・・ほうれんそうの生えたまんまを根こそぎ耕してしまう・・・。

 

 あらかた片付いた頃になって雨がぽつりぽつりと・・・。ということで、今日の作業はおしまい。

 

 今日の掲示板はこれ。「散る桜 残る桜も 散る桜」という、江戸時代の曹洞宗の僧侶で、歌人でもあった良寛和尚の辞世の句と言われている俳句である。意味は、「今どんなに美しく綺麗に咲いている桜でもいつかは必ず散る。そのことを心得ておくようにと。」というように読み取れる。要するに限られた「いのち」を大切に・・ということである。
 今の世の中は色々悩み事が多くあって、仕事、家庭、対人関係、子育て、自分の将来、健康やお金のこと等、幸せな事より悩み事の方が多く重たくのし掛かっている毎日ではないだろうか。 しかし、物事にはすべて結果があることは言うまでもないし、無常にも時間は止めることができない。ならばどう時間を過ごすのかを考えること。 即ち、限られた「いのち」の中で、その結果に到るまでを如何に充実したものにし、悔いの残らないようにすることが大事だと思うことである。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

花寒の 山にのたうつ 山桜

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 さぬき市地方は晴れている時もあったが、気圧の谷や寒気の影響で雲が広がり、一時、弱雨も降ってきた。気温は11度から14度、湿度は91%から60%。風は1mから9mの北北西の風が吹き荒れて春の嵐のようになって、「花冷え」の一日になった。明日の5日は、気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がり、昼前から雨が降りやすい見込みとか。

 

 さて、昨夜は木曜日だからと「木曜八時のコンサート」を見ようとしたら、「次の世代に伝えたい昭和の名曲100」という番組をやっていた。これが実に四時間、ぶっ通しだというので、ついつい、最後まで見てしまった。

 

 こういう人から始まって、

 

 こういうものから・・・

 

 まぁ、昭和の歌100曲だから出てくるわ、出てくるわ・・・。最初の内は缶ビール片手に歌っていたのだけれど、やがてには声が枯れて来る始末・・・。

 

 私らの頃にはラジオはあったけれど、こういう「有線放送電話」というものがあって、普段には町内同士の電話が使えていて、朝とかお昼になると、ラジオの放送の中継とか、自主制作番組とかがあって、合間に歌謡曲が流される。そのとき折りの流行歌の「お富さん」とか「別れの一本杉」とか「柿の木坂の家」とか・・・「黄色いさくらんぼ」とか・・・。だから、学校に行くと、みんながそういう歌謡曲を歌っては先生に叱られた。

 

 まぁ、いろんな人のいろんな歌が流れたけれど・・・

 5位 青い山脈/藤山一郎
 4位 いとしのエリー/サザン・オールスターズ
 3位 なごり雪/イルカ
 2位 いい日旅立ち/山口百恵
 1位 右を向いて歩こう/坂本九・・・・ということになった。

 

 朝の迷犬ごんの散歩の時、少しばかり、わらびを採った。やはり時期が来ればわらびも萌えだしてくる。ま、あんまり、おいしいものではないが、春の風味ということで。

 

 私はどうでもいいのだが、奥方のけいこばぁが、こういうものが大好きだというもので。これも時期のものだから、あっというまに硬くなっておいしくなくなってしまう。

 

 午前中は論文の整理をやっていたのだが、原稿用紙10枚を手書きで書くというのは実に重労働だなぁと思った。シャープペンシルは硬くて重いし、鉛筆にすれば、すぐに鉛筆を削らないといけないし、ボールペンだと修正がややこしいし・・。

 

 3時(15時)過ぎになると風も弱まってきたので山の旧宅に行ってきた。タラの芽探しである。

 

 いつの間にか、もう、こんなに大きくなっている。やはり?枝切りハサミが必要だった。明日の朝に再挑戦だ。

 

 さて、お墓の回りを眺めていると、この敷石が微妙にずれている。で、おそるおそる一枚の板をめくってみると・・・。

 

 あった! タケノコだ・・・。小さいけれどたけのこだ・・・。丁寧に土を掘って・・・。

 

 15センチくらいの小さなたけのこだが、今年初めてのたけのこになる。でも、お墓の周囲もあぶないなぁ・・・。まさか、お墓の中にまでは入らないと思うが、先々はわからない・・・。

 

 あれだけの春の嵐だったので。さくらの花も散っただろうと行って見ると・・・。なんともなく満開状態のまま・・・。あれだけの強風が吹き荒れたのに・・・。どこの桜も平気の平左でそしらぬ顔・・・。強いなぁ・・・。時期が来るまでは頑として散ろうとしない・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「十人十色百人百色 まんままんま 自分のまんま 想いのまんま」というもの。御木幽石さんのポストカードから。十人いたら十人の考えや意見があって、百人がいれば百人の意見や考えがあってあたりまえ。みんな違って、みんないい。まんま・まんま、そのまんま・・・。

  

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

死に支度 致せ致せと 云う桜

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 さぬき市地方は気圧の谷の影響で雲が広がっていて、断続的に雨が降ったり晴れてきたりと春の天候は慌ただしい。気温は4度から7度止まり。湿度は76%から92%。風は3mから2mの東北東の風が少し。肌寒い花冷えの一日になった。明日の6日は、気圧の谷や寒気の影響で雲が広がりやすく、昼過ぎにかけて雨や雷雨の所があるらしい。

 

 桜は葉桜になりつつあるが、まだ、散ったりはしていなかった。花冷えのせいか、花びらはしっかりとついている。でも、花見客が一人も居ないっていうのは寂しいものがある。

 

 雨があがった時間帯を狙って山の旧宅に行ってきた。まだまだ気温は低いがタラの芽がそろそろと伸び出して来ているので、タラの芽摘みをしようと考えて。

 

 タラの芽もこれだけあれば夫婦二人には十分過ぎる。タラの芽もそんなにたくさんは食べられない。

 

 これはイノシシがたけのこを掘って食べた跡・・・。こういうのがそこいら中・・・に。もう少しすると、イノシシが飽きてくるのか、たけのこがたくさん出てくるからか、地上にたけのこが出てくるようになる。そうなると、今度はそれを猿が頭をかじってしまう。やわらかい所だけを食べるからだ。そうなると、人間さまが根っ子を掘って頭を捨てて、ようやくに食べられるようになる。ぜいたくなイノシシは地上に出たたけのこは見向きもしない。

 

 だから、まだまだ、私たちの口には入らない。かつて、取り放題だったまつたけが姿を消して、たけのこは大阪から送ってもらうようになったが、やがてにはたけのこも都会から送ってもらうようになるのかも知れない。

 

 こちらも今朝方にイノシシが食べ散らかした跡・・・。やはり、ハングリーな動物たちにはかなわない。

 

 わらびもじわじわと伸び出してきているが、最近はワラビ採りのおばさんたちを見かけないが、お花見にでも夢中なんだろうか。うちのたんぼがあった頃には、入れ替わり立ち替わり、数十人もがたんぼの畦にまでのぼってきて採っていたものだが。

 

 草いちごの花も咲き出したし、

 

 芝桜も咲き出してきた。いよいよ、来週からは春本番になりそうだが、その前の今日と明日は花冷えの冷たい一日になって、あわてて、灯油を買ってきたのだが、残りの灯油は余分だったかも。

 

 明日は我が家で「お花見会」をやるそうなんだが、我が家には桜の花はないし、裏庭のバーベキューコンロでは肌寒いと思うのだけれど。まぁ、明日は明日の風任せなんだけれど。

 

 最近は「つくし摘み」の家族連れも見なくなった。大川ダムの周辺では多くの中年夫婦たちがつくしやわらびを摘んでいたんじょだが、この寒さの影響でおこたに逆戻りしたのかも知れない。

 

 つぼみだ、つぼみだと思っていた我が家のチューリップも時期を知っていて、今年もしっかりと花を咲かせてくれている。今年の花は、やや、小降りなんだけれども。

 

 今日の掲示板はこれ。「死に支度 致せ致せと 桜かな」という小林一茶の俳句である。小林一茶の桜の句を探していると、こんな句も作っていた。 散る花やすでにおのれも下り坂/花さくや欲のうき世の片隅に/夕ざくらけふも昔になりにけり/死に支度致せ致せと桜かな。一茶の人生観の一端を垣間見るような句ばかりだ。この中で、特に最後の桜が、一茶に対し、「死に支度」をお前もした方が良いと迫っているという句が気に入っている。滑稽味の中に怖さがあって面白い。

 

じゃぁ、また明日、会えるといいね。

うぐいすが よく啼く朝だ 伸びたひげ

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  さぬき市地方は気圧の谷や寒気の影響で、瀬戸内側を中心に雲が広がり、雨が降ったりやんだりの一日だった。気温は5度から10度、湿度は72%から48%。風は1mから7mの北西の風が吹き荒れたことだった。明日の7日は高気圧に覆われて晴れるらしい。

 

 朝から雨だというので、さて、今日の予定はどうしようかと考えていたが・・・。

 

 弟のよっくんがやってきて、桜の花を飾ってくれて、室内での「花見の会」になった。外は晴れたり、雨が降ったり、やんだり・・・。晴れたから外でやろうか、いや、雨になったから室内だな・・・みたいな半日。

 

 ということで、室内用のミニ囲炉裏でのお花見会の準備中。みんな、手慣れた者だからてきぱきと・・・。

 

 こんな小さないろりだけれど、今日はおとな9人にこども2人の11人の宴会になった。焼き肉からたけのこからカキからサザエからと・・・山のもの、野のもの、海のものから・・・。

 

 ビールから、焼酎から、日本酒から・・・酎ハイからと・・・。飲み物も多種多様。ノンアルコールビールもあれば子供用の飲み物まで。

 

 10時過ぎから始まった花見の宴は、結局、15時過ぎまで続いて・・・。娘家族が、子供らが明日から学校だというので帰ったし、いとこ夫婦が帰ったが、弟二人と、いとこの三人がおとまりになった。

 

 あとは、花見の会を片付けて、お風呂に入って、夕食兼の二次会になるらしい。弟たちが洗い物をしている間に、私はブログの更新。

 

 しかしのかかし、皆さん、よく飲んで、よく食べることだ・・・。私は目を白黒させているばかり・・・。私のおなかはよほど小さいのだなぁと思うばかり。

 

 夕方になって、ようやくに天候は落ち着いてきたかなぁ・・というところ。

 

 お花見が終わったら、いよいよ初夏の準備。本山からのレポートも書き上げて、明日には発送できそう。しばらくは自由時間が満喫できそう。パワーポイントを使った法話の準備もどんどんとできそうだし、例の「英国士官レキの墓」の研究論文にも手がつけられそう・・・。

 

 ということで、今日もあたふたと暮れてゆくばかりだった。

 

 今日の掲示板はこれ。「きれいな花をほめる人があっても 花を生かしている 土の中の根を 思う人は少ない」というもの。「見える世界は見えない世界に支えられている。」という言葉が続くらしい・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

こいのぼり 風のまんまに 泳ぐ空

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 さぬき市地方は、高気圧に覆われて、概ね晴れていたが、夕方には雲が出てきた。気温は2度から14度と少し低め、湿度は80%から44%。風は2mの北東の風が少し。明日の8日は、引き続き、高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。

 

 お泊まりだった、次男のよっくんといとこのみっちゃんは朝方に帰って、次男のたっくんが「山登りに行こう」ということで朝食後に出掛けてみた。なんでもローカル新聞に日本一浅い湖・・・ということで、我が町の「鬢盥(びんだらえ)」という水たまりが紹介されたらしい。で、そこを観てみたい・・・と言うもので。

 

 さぬき市大川町北地(きたじ)集落にある真言宗の「西教寺」さんに車を置かせてもらって、そこからてくてくと歩くことにした。

 

 右下隅の「西教寺」からこの看板のある現在地を経由して「麿崖仏(まがいぶつ)」や奥の院を見学して、休憩所を経由して最終の「展望台・鬢盥」を回って戻って来るコース。つい、先日にも歩いたコースだ。時間的には20分、15分コースというが、今日は奥の院までが30分、展望台までが20分の1時間コースになった。帰りは半分の30分だった。

 

 最初はこうした遊歩道を進んで行く。足下は凝灰岩の壊れた石ころがごろごろしていて歩きにくい。

 

 30分ほど坂道・遊歩道・・・(石ころの坂道)を登って行くと、こういう場所に出る。これが「西教寺の奥の院」。左上の巨石が「麿崖仏」。西教寺から800m位登った火山(ひやま)の中腹に「穴薬師」(梅が谷)がある。堂内には高さ約90cm薄肉彫りの磨崖仏厄除薬師如来像が岩崖内の壁面に刻まれている。薬師如来像の右側には、高さ約1mの十二神将一体が厚肉彫りで刻まれ、その他に浮き彫り線刻等の手法による小像や丸彫りの像が安置されている。

 

 堂外の岩壁には、頭部の長さ約70cm、胸部までを肉厚彫りにした半身の巨大な薬師如来像磨崖仏がある。『西教寺の磨崖仏 「彫刻」大川町指定文化財(現さぬき市)(昭和43年5月1日指定)』伝空海作

 

 この奥の院からさらに遊歩道を進むこと20分。これが、その、「鬢盥(びんたらえ)」。瓶盥は約16m×10m 水深約30cmといわれ、平成七年の調査では面積125平方メートル、水量16トンであったそうだが訪問時は、かなり水が減った状態のようだった。昔の火山(ひやま)は火山(かざん)で、噴火口に水が溜まり瓶盥になったという話も伝わっているが、確かな話には思えない。(水深が30cmってどうなんよ)

 

 瓶盥の名前については、長宗我部元親が、隣の雨滝山にある雨滝城を攻めた時、合戦が終わって疲れた兵士がここへ来て頭の鬢を洗ったという。そこからこの穴を”びんだらえ”と呼んだらしい。(”びんだらえ”は方言で、標準語では”びんだらい”)だが、今は、イノシシの水洗い場になっているらしい・・・。

 

 午後からは、大川ダム周回の散歩に行ってきた。昨日は朝から昼から夕から夜まで飲んでしまったので、今日は少し気分を入れ替えて・・・・。

 

 ダムの桜はまだまだ健在。はなびらもあんまりこぼれてもいなかった。あれだけの雨と風であったのに・・・。それだけ気温が低かったのかも知れない・・・。

 

 今日も我が家の周辺では、こういう若者が走り回っていた。ま、実害がなくて走り回る分には好き勝手にやってもらいたいものだ。

 

 本山へ四月末に提出するレポートも早々に郵送しておいた。いつまでも課題が重荷になるのも耐えられないし、自分の行動が束縛されてしまうから。これで二〜三ヶ月は精神的にはフリーになった。だから、パワーポイントを使っての法話集を作って遊んでいた。

 

 とにかく、できることからこつこつと。目の前にある課題をひとつひとつ片付けてゆくしかない。今日の山登りでも散歩でも、とにかく一歩を踏み出さないと進歩はない。とにかく、面倒でも重くても、一歩を踏み出さなくては進歩はない。

 

 今日の掲示板はこれ。「あのときの あのときの苦しみも あのときのあの悲しみも みんな 肥料になたんだなあ じぶんが自分になるための」という相田みつをさんの「肥料」という詩のことばから。存在する意味や価値のない人間はひとりもいない。という事は誰にとっても意味のない時間はないという事だ。あらゆる時間のあらゆる営みに意味があり、それぞれの人間の歴史を刻んでいく。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

花あせび あくび一つを 見逃さず

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 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は5度から19度、湿度は84%から34%。風は1mから3mの南西の風が少し。今日は初夏のような暖かさだった。明日の9日は、引き続き高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。そうそう、?松で今日、いちょうの発芽が観測されたとか。平年と同じで昨年よりは1日遅いのだとか・・・。

 

 今日は天気がいいものだから・・・と、お出かけをしたのだが、どこに行こうか、どこに寄ろうか・・と考えても行きたい場所がない。今の時期、どこに行っても同じだなぁ・・と思ってしまって。結局の薬局で・・・香川県立図書館。先週に借りた小林一茶や良寛さんの本を返却しておこうと思って。

 

 正面に見えるのは「文書館」。香川県立図書館はこの左手にあるが、共通の玄関がこれ。

 

 この香川県立図書館・文書館は、1993年、旧?松空港跡地の香川インテリジェントパーク内に完成した。地下1階、地上4階で、開架22万冊、書庫100万冊が収蔵され、整備されている。香川大学工学部の隣りにある。以前は中央公園横にあったが、その建物は現在は香川国際交流会館(アイパル香川)として使われている。

 

 郷土資料には空海に関する資料だけでなく、津島洋書文庫、二山文庫、栂尾文庫などがある。今日はこの仏教書コーナーに行ってきた。これは「国訳一切経」。とてもじゃないが読み切れない。

 

 今日、借りて来たのは巡礼に関するもの二冊、お袈裟の話という本が2冊、それに法然上人さんの本が一冊の計五冊。これもたぶん、何回も借りている本だと思う・・・。

 

 そうそう、今日は四月の八日。灌仏会(かんぶつえ)とカレンダーには描いてある。お釈迦様のお生まれになった日である。降誕会(ごうたんえ)とか仏生会(ぶっしょうえ)、浴仏会・龍華会・花会式などとも云うところがあり、「はなまつり」と云ったりもする。

 

 どことも桜の花はそのまんま残っている。今日は各地の小学校の入学式らしい。なんとか入学式までもってくれたんだなぁと思ったりした。入学式に桜の花はよく似合う。小学生の頃は、写生で桜の花を描いた記憶がある。

 

 帰りにちらと見た県立亀鶴(きかく)公園の桜もそのまんまだったが、花見客はぐんと減ってしまっていた。へぇ・・時期が来たらそんなにも日本人は薄情なのかな。

 

 午後からは、恒例になった集落内の一時間コースの散歩。これは「枝垂れ梅」だと思うが、確かな事はわからない・・・。それだし、歩いても歩いても、体重はそんなには変化しない。それだし、およそ、5Kgがどうして増えているのかもわからない。

 

 今日もパワーポイントを使ってのご法話の準備。今日は法然上人の部。

 

 そそ、ついでに立ち寄った法然寺さん、灌仏会の関係かどうかわからんけれど、大型バスが何台も停まっていて、大勢の人たちでごったがえしていた。

 

 説明しているのは観光ボランティアだろうか・・・。火災で焼けた「二天門」はすっかりと片付けられていた。再建されるといいのだけれど。

 

 今日の掲示板はこれ。「不幸には不幸の原因があり 幸福には幸福の原因がある どちらの原因も自分がつくる」という「城たいが」さんの言葉から。「このお客さんは苦手だなあ」と思うケース、これも約束した連絡をしなかったり、言われた指示に対して間違った回答をしてクレームになったりと言う事が発端になることが多い。それの原因は自分にあったりする。そうではなく、単に「苦手だなあ」と言うのは自分の主観であり、原因は自分にある。ただ、自分が原因で起こっている事柄であれば変えることは可能。ましてや自分の主観が原因であるならば、捉えかたや考え方を少し変えるだけで意外と簡単にできるかも知れない。最も、少し考え方を変えるには大きなエネルギーが要ることも事実ではあるのだが・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

こいのぼり 今日のいのちの あたたかさ

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 さぬき市地方は、高気圧に覆われて晴れていた。気温は8度から18度、湿度は84%から60%。風は2mから3mの北東の風が少し。明日の10日は、引き続き高気圧に覆われて概ね晴れる見込みらしい。

 

 今日は迷犬ごんの「狂犬病予防接種の日」。ごんはどこかに連れて行ってくれるものと大喜びで車に乗ったけれど、行った先はワンちゃんのいっぱいいる場所だった。注射代は2850円だった。

 

 今日もいい天気だし、春らしい風景探しでも・・・ということで走り始めたが、やはり、目がかすんで運転が危ない。そこで車の少ない山道を走ってみることにした。次男のよっくん宅へ忘れ物を届けてから、一気に南に進んでみた。

 

 木田郡三木町鹿庭から奥山地区へと進む。いや、特にアテがあって走っている訳ではない。奥山地区への山道は途中、狭い一車線でしかもくねくねした危ない山道。幸いにして対向車には出会わなかった。

 

 この奥山地区にある、津柳の熊野神社は、二本杉神社ともよばれている。境内前の階段両側に二本の大杉がそびえ立つ。一対として県指定の天然記念物である。

 

 樹齢800年の二本杉の巨木で、樹高は高い方が45メートル、低い方で40メートル、胸高幹周は大きい方が7.8メートル、小さい方は6.4メートル、県内でもまれな大杉で平成7年に「香川の巨木30選」に選ばれている。二本杉は、熊野神社創建間もない頃に、この地の名家筒井氏が献木したものといわれていて、地元の人達によって手厚い保存管理が続けられていると言う。

  

 そこから林道を東に向かって進むとさぬき市多和という集落に出るのだが、そのほぼ中間にあるのが「高仙山(コウゼンサン)」。高仙山(627m) は香川県三木町の最高峰で、頂上の高仙神社は雨乞いと安産の神として、近郊の信仰を集めていた。頂上一帯は広々とした高原状の独立峰であり、最近は頂上周辺は整備されて車で容易に登れるようになった。

 

 ここの山頂には公園があって、キャンプ場とか遊具なんぞがあったのだが、老朽化と利用頻度が少なくなったのでこの3月末日で利用休止になった。

 

 今日は、朝方に「プラスチックゴミ回収日」ということで、発泡スチロールやビニール製品などのゴミの回収日。それが終わったら、明日の朝の「空き缶ゴミ」の回収用意・・・。我が家もご多分に漏れず、亭主の「ゴミ出し日」。

 

 単純に計算して、一晩に6個として30日で180個。月に一度は宴会があるから200個は空き缶が出る。ここの空き缶はほとんど我が家のもの・・・。

 

 夕方に電話があって、島の家の浄化槽。無事に配水管は貫通したとのこと。さすが。高圧洗浄車だ。丸亀市道を破壊することなく開通したとは良かった良かった。作業費用は5万円+消費税+フェリー代。少しばかりお高く付いたけれど、想定の範囲内。

 

 ここの山の家も配水管に木の根が侵入していて、配水管ほかをやりかえて8万円ほど掛かってしまった。

 

 ということで、今日の予定はほぼ完了。そうそう、島の市役所の支所長さんが転勤で交代したという挨拶の電話を頂いた。来週末に「おだいしまいり」に帰るので、そのときにご挨拶に伺う予定。

 

 それに、イギリスのグラハムさんからもメールが届いた。

 Dear Kimura-san,

Thank you for your e-mail.

Yes we will be coming to Hiroshima for Odaishi Mairi and look forward to
seeing you there.

Best wishes.

 

 今日はバタバタとしたけれど、いい一日になった。明日は木曜日で予定のない日。さて、どんな一日になりましょうか。

 

 今日の掲示板はこれ。「夢と食欲があれば大丈夫」というもの。相田みつを風書き初め展でグランプリを取った「遊作」さんの作品らしい。食欲だけでは動物と一緒だが、夢だけでは食べていけない。夢と食欲が一緒だとまずもって大丈夫らしい。私はここのところ、食欲がないのが大丈夫ではないらしい・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


花いかだ 巻いて流れる 夢のあと

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 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は7度から23度、湿度は71%から41%。風は2mから5mの北西の風が強かったがさわやかな風になってきた。明日の11日も引き続き高気圧に覆われて概ね晴れる見込みらしい。

 

 天気がいい日はお布団干し。もう、毛布は干してお片付けしたいもの。すると奥方のけいこばぁが、「ワラビとタラの芽とタケノコを探して来てよ〜」と云う。昨日、タラの芽を探しながら山道を走ったが、みんな、ノコかカマで先っぽを切ってしまっている。そうなると、新しいタラの芽は生えて来ない。

 

 そこで、我が家の旧宅に行ってみると、入口あたりはみんな切断されているが、屋敷跡に行くと幾らかは新芽が出ていた。二人ならば、これで充分。それからワラビだが、昨日のこと、数人のおばちゃまたちが我が家周辺をハイキング気分で、ワラビとつくしといたどりを採りながら歩いていた。

 

 それでは・・と、我が家の東面の土手を探してみると、これほどあった。自宅にワラビの生える家・・・というのも珍しいと思う。タケノコはさすがになかった。イノシシの穴ばかりで、まだ、サルの口には入っていないみたい。

 

 で、今日の散歩は「県営大川ダム」周回コースの1時間半のウォーキング。デジイチ片手にタラの芽探しも兼ねて・・・。

 

 こういう保守用の道があるが、ほとんど人は通らない。自動車は通行禁止。イノシシの掘った穴とか崖崩れがあったりするので安心・安全ではないが、そんなに心配はいらない。タラの芽があれば取り放題だが、高いものには手が届かない。

 

 桜もすっかりと葉桜になっている。これは種類が違うサクラのよう・・・。

 

 ソメイヨシノも葉ざくらになってきた。今日は風がきついので桜吹雪がきれいだった。

 

 花びらが散って川の中で「はないかだ」になっている。

 

 ダムの周辺では「山つつじ」も咲き出している。いよいよ初夏らしくなってきた。

 

 今日のお昼はこれ。別にダイエットをしている訳ではないが、食欲もないし、おうどんも食べたくないので、こんなもので納得している。確かに「身体がおかしい・・」という気はしているのだけれど。

 

 昼からは野菜畑用の水中ポンプの設置。少し前に河川の改修工事があって、土砂に埋まってしまっていたものを引き上げて修理していたもの。春の野菜用に、この川の水をポンプアップして使おうとしている。

 

 工事は一応終わって通水試験OK。明日には、睡蓮用の池の清掃もしておきたいし。

 

 今日の掲示板はこれ。「人生に夢があるのではない。夢が人生をつくるのだ」というもの。誰の言葉かはわからない。わからないが多くの人がこの言葉を使っている。人生を生きているだけならば、そこには夢はないかもしれない。でも、夢があったならば、人生は大きく変わる。夢に向かって人生が進むからだ。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

生まれても 散っても一如 山つつじ

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 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は6度から17度、湿度は82%から34%。風は1mから3mの北東の風が少し・・・。明日の12日は、高気圧に覆われてはじめは晴れるけれど、気圧の谷の接近で昼過ぎから雲が広がる見込みらしい。

 

 今日は県立病院で心臓エコーの検査。私の心臓は「先天性拡張型心筋症」ということで、不整脈がおこり、心不全の可能性が高い。母方の遺伝らしいのだが、母方に心臓病で亡くなった人はいない。だから、心臓の腔内に血の塊(血栓)ができて、それがはがれて血流に乗って流れると脳の血管などにつまって脳梗塞を生じたりする恐れがあるので、定期的に「経食道心臓超音波検査」をするようになっている。

 

 小型の胃カメラのようなもの「プローブ」を食道に差し込んで検査するのだが、胃カメラと同様にまずは嘔吐反射(「オエッ」と吐き出そうとする反射)を無くして管をすんなり飲み込めるように喉の麻酔をする。喉の麻酔はスプレー式の薬を使う。また、それでも苦しいこともあるので、左腕に点滴を刺入し、催眠鎮静剤を用いて眠った状態で検査を行い、検査が終了したら覚醒させてくれる。だから、「検査中の記憶はない」。

  

 こんな感じでの検査だった。(参考画像)

 

 検査は9時半から始まって10時前には終わった。今回の検査で「血栓はできていない」ということで一安心。細部についての説明は今月の28日。奥方同伴でお越し下さい・・・とのことだった。

 

 今日も検査が心配だからと奥方がついてきたが、帰りは催眠鎮静剤が効いているからということで、奥方の運転で山道をゆっくりと走って戻った。頭がぼんやりとしていることよりも喉がいつまでも痛かった。そんなんで、今日は朝食抜きの昼食抜き。少しは体重が減るかなぁと期待したが全く効果はない。

 

 東かがわ市でははやくも「極早生:ごくわせ」の田植えが行われている。お盆前に収穫すると単価がが高いのだそうだ。気温は高くはなってきたが、水温はまだまだ冷たいと思う・・・。

 

 昼からは「ロータス・ポンド」のお掃除。ま、メダカの池に睡蓮を植えてあるのだが、冬の間に落ち葉やゴミなんぞが貯まってしまっているので大掃除。まずは大型ポリタンクに川の水をポンプアップする。

 

 それをお風呂用の小型ポンプで睡蓮池へ入れる・・・という作業。その前に、メダカの生存を確認して場所を確保しておく。その後、ポリバケツなどを洗って、そこへ川の水を移すという作業だ。

 

 これはまだ、清掃前で、小型ポンプで排水中。左下のものは掃除が終わったもの。

 

 これがお風呂から洗濯機へ送る小型ポンプ。これでポリタンクから水槽へ水を送っている。

 

 気温が高くなってきたので、マメの花も大きくなってきた。汗が流れるような気温になってきて、水遊びにはいい時期になった。

 

 今日の掲示板はこれ。「誰にでも決意はある 大事なのは決意の次の実行やで」というもの。この言葉もよく見掛ける言葉だが、どこの誰の言葉かわからない。ま、云いたいことはそのままずばりの「実行やで」なのだけれど、その「実行」ができないのが、われわれ人間なのである。

 

じゃぁ、また、明日、会えると、いいね。

遠回り わざとらしくの 花むしろ

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 さぬき市地方は気圧の谷の影響で雲が広がっていて、夜には雨の降る所がある見込みらしい。気温は6度から15度、湿度は70%から37%。風は3mから2mの北東の風が少し。少しばかり肌寒く感じた一日だった。明日の13日は、気圧の谷の影響で、昼過ぎから夕方にかけて雨となるらしい。

 

 今日は山の旧宅の草刈りにでも行こうかと考えていたのだが、天候がすぐれそうにないのでやめにした。少しばかり肌寒くて・・・。だから、今日も大川ダム周回の1時間半コースの散歩になった。

 

 サクラの「はなむしろ」現象。風に舞う 「花吹雪」。地面に散り敷かれた花びらが 「花むしろ」 なら、川面に浮かび連なるのは、「花いかだ」 。先人はなんと美しくてみやびな言葉を残してくれたものだろうか。

 

 ダムの周囲には「山つつじ」が満開になっている。もう少し太陽の光が強くなれば鮮やかさが増すのだけれど。

 

 その後、しわく広島の「イギリス士官レキ研究会」から、レキのお墓横に立てる「案内看板」の文面を書いて欲しい・・・と依頼があって。その文章を考えてみた。まだ「案」の状態。

 

 明治元年十二月二十日、この広島沖に二隻のイギリス軍艦が停泊していた。一隻は燈台技師ブラントンの乗った燈台敷地調査船のマニラ号、もう一隻は護衛艦のアーガス号で、日曜日の礼拝のために錨泊中、フランク・ツーベイ・レイクという十九歳の航海士官候補生が急死した。
 燈明寮の会計官であった長谷川三郎兵衛が島の役人に「英国海軍人を埋葬したい旨」申し出て、レイクの棺を医光寺所有地の砂地に埋葬した。葬儀では東京の役人上野敬助が短いスピーチをした。最後に儀仗兵による弔銃の一斉射撃が行われ、船からは弔砲が発射された。式の後、村人が榊の小枝を捧げるのを見て、ブラントン一行は日本人の優れた性質に感激して帰っていった。

 

  明治二年、英国測量船シルビア号が瀬戸内海測量のために来航した。艦長はヘンリー・クレイブン・セント・ジョンだった。彼は広島にあった英国士官レイクの木の十字架を目にして墓参した。
 その後、十字架は風雨や霜や雪などで朽ちて倒れた。明治四年(1872)になって、江の浦の庄屋で医師の岡良伯は、村長であった寺脇儀右衛門らと相談して花崗岩で「英国士官レキの墓」という墓標を同所に建てた。

  

 その後、明治九年(1876)になって、再び近海をシルビア号が航行したとき、艦長のセント・ジョンは、乗組員一同を連れて広島に上陸し、同国人の墓参りをした。一行は立派な石碑が建ち、墓前にたくさんのお供えや美しく供えられた花を見て、島民の温情や厚意に心を打たれた。セント・ジョン艦長は帰国するにあたり、ジョン艦長から島の人たちに感謝状が送られた。さらにまた、明治三十二年(1899)、神戸の領事館のジョン・C・ホールが瀬戸内海の小島に英国海軍人の墓があることを耳にし、香川県の吉原県知事に調査を依頼し、その報告書が東京の英国公使であったアーネスト。サトウに届けられ、青木周蔵外務大臣にも感謝状が届けられた。これがイギリスの新聞「タイムズ紙」にも掲載されて話題になった。このことは明治初期における博愛と人道の精神と行為が、国境を越えて人の心に広がり、国際親善の端緒となって心温まる美談となった。            「イギリス士官レキ研究会」

 

まだ、長いかなぁとは思うのだけれど、あんまり削りすぎても私たちの研究成果が残らない。

 

 それと、「レキ墓研究」のまとめの文章を一本書き上げた。今日はそんなことで終わってしまった。

 夕方、Facebook友人の蓬生さんからパワーストーンの腕輪が届いた。けいこばぁともども「腕念珠」として使わせていただくことにした。おおきにです>りつさま。

 

 それと、島の家の浄化槽の高圧洗浄の請求書も・・・。ちゃんと、消費税が8%になっていた。そんなに律儀にせんでもいいのだけれど。

 

 今日の掲示板はこれ。「苦しみや悲しみのおかげで 心は深くなり美しくなるのです」という、荒了寛さんの言葉から。

 幸福というものがあるのではありません。幸福と思うこころがあるのです。幸福と思う心が幸福なのです。楽な道を苦しみながら歩いている人は、近くても到達できません。苦しみの道を楽しみながら歩いている人は遠くても必ず到達できるのです。思い切ってあ「ありがとう」と一言云ってごらんなさい。その一言で相手もも変わるし、自分も変わるのです。苦しみや悲しみのおかげで、こころは深くなり、こころは美しくなるのです。これまでできなかったことも、これからはできるかも知れません。過去にとらわれることなく、やってみることです。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

雨降って 葉桜となる 薬師庵

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 さぬき市地方は気圧の谷や湿った空気の影響で雨が降っている。気温は10度から12度とあんまり変化がなかった。湿度は84%から58%。風は1mから2mの南南西の風だった。明日の14日は、前線を伴った低気圧が四国の南海上を進むため雲が広がり、未明まで雨の降る所があるが、その後は次第に晴れてくる見込みらしい。

 

 ということで、終日、雨になった。恒例の散歩も今日はお休み。まったく、ごろごろ、うろうろの日曜日。当面、やるべきものも見当たらないし、新しいものごとを始めるには気分が乗らないし・・・。

 

 ということで、7月末提出の原稿を一気に書き上げて、明日、郵送することにした。A4版4ページの狛犬のお話。レキの墓の案内看板用原稿も明日、メールで送っておくことにした。

 

 今日の雨はサクラのはなびらを散らす雨ではないが、時期的にそろりそろりと散っている。花むしろ、花ござ、花だたみ。そして花いかだ・・・。咲いた花なら散るのは覚悟・・・と歌ったのは「同期の桜」だったか。

 

 ダム周辺のサクラも若葉が目立ち始めてきた。いよいよ初夏だなぁと思ったのに、今日はまた肌寒い一日になって、ファンヒーターに灯油を給油した。

 

 明日は晴れていい天気になりそうなので、山の旧宅の草刈りでもやっておかねば。今度の週末の18日からは島の家で草刈りの予定。少しばかりの準備運動。昨年の草の枯れたものなんぞを刈り払っておくと、今年の草刈りが楽になる。

 

  19日にはトイレのロータンクの修理と、洗濯機の漏水対策もやっておかねば。そして20日は「おだいしまいり」の「おせったい」。いわゆる「しわく広島・島四国」。島を半周するコースで20ヶ所ほどの札所を回って、お菓子やパン・ジュースなんぞをいただいて回る。今年は日曜日にあたっているので大勢の人が訪れることだろう。

 

 ということで、今週は島に帰る準備を幾つかやっておかねば・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「してもらったことは忘れない  してやったことは忘れよう」という城たいがさんの言葉から。そうは云いつつ、そうは云いつつ、ついつい、「して貰ったことは忘れてしまい してやったことだけはしっかりと忘れない」のが私たち。こころして、こころして、この言葉を忘れないようにしておきたいものである。

 

じゃぁ、また。明日、会えるといいね。

山ツツジ 相談できない こともある

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 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れている。気温は7度から18度、湿度は90%から32%。風は1mから2mの北北東の風が少し・・・。明日の15日は、引き続き高気圧に覆われて晴れる見込みとか。昨日とは打って変わってさわやかな晴天になった。

 

 冬の間、パソコンばかりいじっていたので身体が重くなって動きが悪い。だから、こんないい天気の日には身体を動かしてみよう・・・ということで、山の旧宅に行ってみた。

 

 まだ、草丈は低くて草刈りをするような状況ではないが、昨年の草や新しい竹や笹などが見える。このまま放っておくと、今年の草刈りが大変になる。そこで、この枯れたような草や竹、雑木などをなぎ払っておくと、梅雨前の草刈りが楽になる。

 

 ピンピンと立っている草や竹などを刈り払うだけでも気分はすごく変わる。この竹は侵入防止用に置いてある。山菜採りや中年夫婦などがどんどんと入り込んでは農具や道具類を持ち帰ってしまう。ま、金目の物はないが、他人さんにずかずかとは入り込んで欲しくはない。

 

 午前中に、この入口部分の草刈りは終わったが、午後からは気温が上昇してきて暑くなったので作業は終わりにして、明日の朝に、この続きを刈り払うことにした。

 

 今年は竹の子が生えない・・・と思っていたが、親竹の元気がない。枯れた竹も多くなった。たぶん、毎年、イノシシが竹の根っこを掘り返すので、竹の根が乾燥してきて枯れ出してきたのだと思う。

 

 こんな風にして、イノシシが穴を掘ってタケノコを食べてしまう。すると竹の根がそのままになって乾燥して枯れてゆくようだ。祖母には「タケノコを掘ったら、必ず、根元は埋め戻すこと」と、厳しく言われていたのだが、イノシシはそんな教育は受けていないみたいだ。

 

 山では新緑が萌えだして春の山から初夏の山へと変身中。間もなく「山笑う」季節になる。

 

 そうそう、文集「さなぎ」の原稿は郵送しておいたし、レキ墓用案内看板の原稿もメール添付して送信した。さしあたっての宿題は完了。あとは自分の研究やお勉強だけになった。そうなると、自分のお勉強は、どうしても後回し、先送りになってしまいそう・・・。

 

 一過性のものだと思っていた目のカスミが一向によくならない。明日にでも眼科に行ってこようか・・・。パソコン作業やデスクワークではなんら支障はないのだけれど、屋外に出たり、車に乗ると、まるきり寝ぼけ眼のようにかすんでしまって左右の間隔がわからない。単純な「ドライアイ」とかというものではなさそう・・・。

  

  県立病院の眼科の先生は「白内障の前期で、まだ、手術するほどでもない」と言うたのだけれど、このカスミ状態は普通ではない。目が異常でないのならば、頭の中がおかしくなっているのだろうか。昔から、「目はこころの窓」とか言うたけれど、こころまでが曇ってしまって、霞んでしまって・・・。

 

 思考回路までもがおかしくなってきている。今朝も、草刈り機の燃料の混合ガソリンの容器がわからない。分からないからどうすればいいのかがわからない・・・。しばらく考えて、迷ったあげくに、ホームセンターで混合ガソリンを買って来たが、それは正解だったのか、不正解だったのか。根本的には、我が家の「混合ガソリン容器」を探さねばならないのだが、その解決策までには到達していない。

 

 今日の掲示板はこれ。「こどもには親が望むような才能はなくても 親がわからないような才能があるものです」という荒了寛さんのことば。

 What makes a child? To have no talents the parents hope for, but gifts the parents can never understand.

  「こうなって欲しい」「これはしてはいけない」などと、親は子供に勝手な決めつけをしているだけかも知れない。親子であっても計り知れない未知の才能を、子供には持たせているのかも知れない。「好きなこと」「やりたいこと」を尊重して、まずは認めてあげる気持ちと、可能性を伸ばせる環境を整えてあげるのが親としての使命かもしれない。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

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