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葉桜に 今日の怠惰を 見透かされ

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 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は5度から22度、湿度は92%から39%。風は2mから3mの北東の風が少し。今日は昼間、車に乗っていると汗が流れた。すっかりと初夏の暑さになった。明日の16日は、引き続き高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。

 

 今日も、目の前にレースのカーテンがかかったようで、ものごとがはっきりしないので、勇気を出して県立病院に行くことにした。それも車の少ない山道や裏道経由。左目がかすんでいるので、車の左の感覚があぶないからだ。

  

 今日は火曜日だから患者が少ないはず・・・とやってきたが、案の定、数分で診察室に呼ばれた。たまたまだったんだろうけれども、速いことはいいことだ。

 

 検査の結果は前(二月四日)と同じで、左目が白内障前期で、手術すれば良くなるが、まだ、そういう段階ではない・・・とのこと。とにかく、治ることはないので、慣れてくださいと云う。さすがに「お年ですから・・」とは云わなかったが、たぶん、そういうことなんだろう。

 

 でも、あと、数年はこのままで生活するというのは大きなストレス。本が読めない、車の運転が危ない。でも、そういう生活に少しずつ切り替えていかなければならんのだろう。テレビからラジオへの切り替えとか・・・。パソコン作業も減らしてゆくとか・・・。

 

 これが処方された点眼薬。向かって右の二本が左目用、左の二本が右目用。これを使っても治ることはない・・というのだから、気休めでしかないのが少しかなしい。

 

 こいのぼりとフラフ。「フラフ」というのは「フラッグ」がなまったものだと云うのを聞いたことがある。今日の気温と風は五月の薫風のよう。我が家のものはこんな感じ。二センチから三センチほどの「ひめだか」。

 

 こちらは越冬していたメダカ。

 

 水も替えず、餌もやらずにいたのに、平然として泳いでいる。たくましいものだ。

 

 こちらも餌もやらず世話もしていないが元気なものだ。

 

 病院からの帰り、ホームセンターに寄って、この終末に持って行く品物の選定と購入。草刈り用の資材とか、トイレのロータンク修理用機材の準備やら工具やら。

 

 讃岐の方言に「へとちまとち」という言葉がある。先輩社員が使っていたのだから香川の方言とは思うのだが、「思うようにならないというか、やろうとするんだけどタイミング悪く意図しない結果になるみたいなことをいう。最近はそういうことが多くなって・・・。島の家の洗濯機から水が漏れる。漏れては大変だからと、下に敷いて水を受けるプレートを買った。ただ、受けるだけでは水があふれるから、穴を開けてホースを接続しようとしたが・・・。

 

 穴が開かない。開いたけれど小さい。大きなドリルがない・・・。ホースを探すが見つからない。見つかったら、ホースが太い・・・。まさに「へとちまとち」で、あっちに走り、こちに走りのおおわらわ・・・。何をやってるんだか・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「親切が過ぎると怨まれます 親しすぎると疎まれます」という荒了寛さんの言葉から。親切が過ぎるとおせっかいにもなるし、親しすぎるとなれなれしいと思うようにもなってくる。そのかねあいが難しいところ。遠く成らず、近くならず・・・という距離感も必要なのかも知れない。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


もの言わず 今日も暮れたり 山つつじ 

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 さぬき市地方は気圧の谷の影響で、雲が広がっていた一日になった。気温は10度から19度、湿度は80%から56%。風は1mから2mの北東の風が少し。明日の17日は、高気圧に覆われて概ね晴れるが、気圧の谷の影響で夜には雲が広がり、雨の降る所がある見込みとか。

 

 今日も朝から「へとちまとち」な一日。あたまがうまく回転していないのかも知れない。

  

 これは「洗濯機用防水パン」というもの。島の家の洗濯機から水が漏れる。どこからか、どうしてからか、いつごろからか・・・水が漏れる。で、あれこれ考えてみたのだが、とりあえず、これで水を受けてみる。が・・・・水がたまってもあふれたら、それは困る・・・。

 

 そこで、ドリルで穴を開けて・・・・。

 

 こういう金具を差し込んで固定する。ここにホースを取り付けるのだが・・・。実は、この金具の外形は12mm。普通のホースの内径は15mm。それじゃ、ダメじゃん、春風亭昇太。

 

 またしてもホームセンターへ走って行って、ホースを探すが・・・普通のホースは15mm。12mmはあるにはあるが特殊なものばかりで高い・・・。必要なのは1mほど。あっちのお店、こちらのお店と走るが、帯に短したすきに長し・・・。これが「へとちまとち」。

 

 結局の薬局で、我が家にあった汚いホースをつないでみた。ま、自分ちで使うものだから構わないことにして・・・。

 

 で、水を張ってみての通水検査。少しばかり穴の位置が高いけれど、毎日使うものでもないし・・・。これで、しばらく様子をみることにしよう。

 

 午後から草刈りをしようとしたら切り歯が傷んでいる。しまった、しまった、島倉千代子。またしてもホームセンターへ走る。これまた「へとちまとち」。

 

 これが山の旧宅の元屋敷。ここに我が家があった場所。今日はここの草刈りをやっておく。まだ、草丈は低いが、萩の枯れたものとかが残っているので刈り払っておくことに・・・。

 

 で、一応・・・刈りはらってみた。ぽつんと立っているのは奥方の植えた「ケヤキの木」。これを切ったら叱られる。向こうの建物は農機具倉庫。まだ、コンバインなどが砂に埋まったまま。

 

 逆から見た元屋敷。今日も一時間ほどの作業でおしまい。

 

 そのあたりを見回したけれど、たけのこの姿はどこにもない。根っ子が枯れてしまったんだろうか。いつもならば、10本や20本はすぐに掘れたのに、今年はその気配すらない。

 

 シャガが咲いたらタケノコも生える・・・と、ばあちゃんが云うとったけれど、近年はタケノコの姿は見えなくなった。もう少ししたら、イノシシもサルもが飽きたころになれば、ようやくに私らの口に入るのかも・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「そこから先は聞かない そこから先は言わない それが大人のつきあいです」と云う荒了寛さんの言葉から。お互いに聞かれたくない、言いたくない、など立場や状況によってはあるということだし、相手から話し出したことでも、あまり根掘り葉掘り聞くより、話したいことだけを聞いてあげるだけで十分かもしれない。時に重大な相談ごとでも、それ以上は理由を聞かないのも、相手への気遣いであり、良好な関係を続けるポイントかもしれない。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

芝桜 この時期だけの 褒め言葉

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 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れているが、気圧の谷の影響で夕方からは次第に雲が広がり、夜には雨の降る所があるらしい。気温は10度から23度、湿度は80%から51%。風は1mから3mの南南西の風がさらり・・・と。明日の18日は、気圧の谷の影響で雲が広がり、朝から昼にかけて雨が降る見込みで、午後は、次第に晴れてくるらしい。

 

 さて、先日(4/9)に島の家の浄化槽の排水管詰まりを見てもらった件の写真集が届いた。

 

 これが浄化槽のふたを開けたところ。こんなにも草の根が入り込んでいる。

 

 根っ子を取り除いて清掃処理後の写真。問題はこの浄化槽と排水溝の中間にある「会所枡:かいしょます」。実はこの会所(坊さんは「えしょ」と云うが、この場合は「かいしょ」)は土が流れて埋まってしまっていたらしい。これがわかれば、私でも掃除ができたのだが・・・。

 

 こんな風に根っ子で埋まってしまっている・・・。

 

 ほら、こんなにたくさんの根っ子が・・・。

 

 これですっきりときれいになった。

 

 これが撤去された木の根や草の根っこ・・・。20年もたてばこうなってしまうんだ・・・。

 

 これが今回お世話になった高圧洗浄車。修理費用は54,000円。これでまた、20年は大丈夫かな・・・。

 

 気分直しとお目汚しのお詫びに、芝桜をどうぞ・・・。これは歌手の「鳥羽一郎」さんが植えた「兄弟船」。ここは高松市西植田町にある「カフェジャルダン」というお店のお庭。

 

 ここのお庭は4500坪で、芝桜はおよそ20万株もあって、今の時期にはここを通る飛行機から機内アナウンスで紹介されるとか。

 

 最初はお花を見に来る人に、ご夫婦でお茶でも・・ということでお茶をサービスしたのがきっかけだったとか。今では家族でカフェをやっていて、芝桜の時期には大勢の人がやってくる。特に四月の週末には付近の道路が渋滞するほど。

 

 で、メインがこちら。ここは毎年テーマが変わって絵柄も違っている。今年は「ペガサス」だろうか・・・。

 

 奥の建物がカフェになっていて、この時期だけ入園料が200円になっている。

 

 我が家にはタケノコがないと聞いて、町の方がタケノコを届けてくれた。ありがたいやら、哀しいやら・・・。「イノシシに 山を盗られて もらいたけ」

 

  今日の掲示板はこれ。「知らないことがあっても落ち込まない。知らないから調べてみる できないからやってみる 行ったことがないから行ってみる そういう選択もある」というもの。秋山裕美さんの「そっと心にささやく元気が出る50の言葉」から。そして、「名言コツコツ」さんからの言葉。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

ただ無心 風に任せる こいのぼり

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  丸亀市地方は寒気の影響で瀬戸内側を中心に雲が広がっていた。気温は13度から16度、湿度は95%から66%。風は3mから2mの西北西の風が少し。明日の19日は、高気圧に覆われて概ね晴れる見込みらしい。

 

 今日は島の家のメンテナンスのために移動日。我が家を10時に出て、13時半のフェリーに乗る予定だったのだけれど、4月1日からの料金改定と同時に運行時間も変更になって。13時半のフェリーが減便になった。燃料費高騰と人口減少のためらしい。

 

 ということで、あちらこちらで時間をつぶして、15時ちょうどのフェリーに乗ることになった。1時間30分の大きなロスタイム。

 

 今日は三男のたっくんと一緒に島に帰る予定。今回は壊れたテレビの交換、洗濯機の漏水対策、トイレのロータンクの修理、周囲の草刈り、植木の剪定をやることになっている。

 

 これが、公設民営の「しわく丸」。今回は15時ちょうどに丸亀港を出て、15時40分に江ノ浦港に到着した。

 

 相変わらず、曇ったまんまの天候だった。午後からは晴れるという予報だったのだけれど。

 

 早速に、「広島コミュニティーセンター」のセンター長を表敬訪問。4月1日で異動があったので、とりあえずのご挨拶。これから1年間、いろいろなことがありそうで、なさそうで・・・。

 

 我が家に着くと、荷物の整理、食材の片付け、テレビの交換と設定、洗濯機用防水パンの設置・・・。あたふた、あたふた・・・。そして、お風呂に入って、夕食・・、そして休憩。

 

 ということで、なんとなく移動完了。今夜からはしわく広島での生活になる。

 

 今日の掲示板はこれ。「水は低い処にたまるように 背を低くすれば人は自ら集まる」という荒了寛さんの言葉から。私たちは、そうとわかっていても、ついつい身構えてしまって背筋を伸ばしてしまう。なかなかに背を低くすることもできなくなってきているように思う。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

山つつじ こころのひだを 見透かされ

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 丸亀地方は高気圧に覆われて概ね晴れていたが、夕方からは曇ってきてしまった。気温は12度から18度、湿度は76%から45%。風は2mから4mの木の風が少し。明日の20日は、気圧の谷の接近で雲が広がり、南から湿った空気が流れ込むため、夕方からは雨の降る所がある見込みとか。明日はしわく広島の「おだいしまいり」の日なんだけれど。

 

 さて、今日の予定は、?家の周辺の草刈り、これは弟の「たっくん」がやってくれることになった。

 

 草ぼうぼう・・というほどでもないが長い草は30センチを超えているものもある。明日は「お大師まいり」の人が通るので、さっぱりとしておくほうがいい。

 

 このたっくん、ボランティアで草刈りも予定してるそうで、今日はその練習も兼ねて。

 

 私はトイレのロータンクの「ボールタップ」ユニットの交換作業。

 

 「万能タイプ」と書いてあるので、簡単に交換できると考えていたが、微妙にねじの大きさが違うし、長さが違う。しかし、島の性格上、あるもので処理しないといけない。だから、「応用」と「工夫」でなんとか交換を済ませて、漏水を防止した。

 

 上が今までのユニト、下側が新しい物。理屈はおなじだけれど、微妙に長さや形が違う。でも、水がタンクにたまったら、水を止めればいいのだから、そのように動けばいいだけのこと。

 

 通水試験をしてOK,水漏れは止まったし、動作も正常だ。でも、なんでか、左の棚に部品が残った。なくても良い訳ではなかろうに、でも、なくても正常に動くのだから「良し」としよう。」

 

 弟はがんばって二時間も草刈りを続けている。中央の山が「しわく富士」の「王頭山:312m」。

 

 今度はこのケヤキの木の剪定作業。あまりにも背が伸びすぎて、日除けにならなくなったので、高い枝を切って、下に枝を伸ばす作戦。

 

 これも20分ほどで作業完了。切った枝も片付けておいた。

 

 今日は暑くもなく、寒くもなくて作業しやすい一日になった。

 

 これで5月の連休までは大丈夫だと思う。さっぱりとした我が家になった。

 

 昼食前に、島をぐるりと回ってみた。これは「奥池」と呼ばれる「江の浦池」。ここのつつじは、もう、終わりに近くて花びらが散り始めていた。今年は速いなぁと思ったことだった。

 

 そそ、島の家のテレビが映らなくなったので、我が家の古い物を持ってきて交換したのだが、和室に運んでアンテナに接続したら、な・な・なぁんと、普通に映るではないか。ということで、また、リビングに運んで交換しなおして、元通りにテレビがみられるようになった。我が家から持って行ったものは、和室に置くことにした。なんじゃらほい。

 

 今日の掲示板はこれ。「云うべき時に云わず やるべき時にやらなければ いかほどの知識があろうと何の役にも立たない」という、荒了寛さんの言葉。なるほど!そうだなって!って思って、なるべくその言葉を意識して行動しようと思ってはいるのだけれど、わかっていてもなかなか行動できないもの。言葉ひとつで、今の自分の意識を変えてみたり、すごく刺激になったり、落ち込んでる時に励みになったり....言葉の力ってすごいものだなぁと思いつつ、今日は今日の風に吹かれてばかりの私。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

生き方を 眺めているのか 山つつじ

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 丸亀地方は気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がって雨が断続的に降っていたが、午後からは雨はあがった。気温は10度から14度、湿度は89%から80%。風は2mから3mの北北東の風が少し。明日の21日は、低気圧が四国沖を東に進むため雨が降りやすい見込みらしい。

 

 今日は「しわく広島」での「お大師まいり」の日ということで、早朝から慌ただしい車の動きが・・・。朝一番のフェリーが着くのが6時50分。その時刻から「お接待」が始まるのだからご婦人方も忙しい。

 

 多くは8時の高速艇で島にやってきたが、今年も天候がよくないせいか、意外と少ないおまいりだなぁと感じた。この中の一人のおばちゃんが仲間の人たちとはぐれて困っていたので、一緒に「お大師まいり」に行くことにした。

 

 お大師まいりと云うのは「島四国:ミニ八十八カ所札所めぐり」をしながら「お接待」をいただくもの。石仏のある札所は八十八カ所あったが、今、お接待のある札所は二十カ所弱。

 

 こういう札所にお参りして、任意の金額のお賽銭をお供えしておまいりする。私はどこにお参りしても「なんまんだぶつ・・・」をお唱えする。札所では菓子パンとかスナック菓子とかジュースとかバナナ一本とかをお接待してくれる。これを集めて回るラリーみたいなもの。

 

 一昨年が、島四国開創百周年ということで記念法要を行ったので今年は102周年になるが、年々、高齢化と過疎化によってお接待の札所も減少してきたし、趣味の多様化やイベントの多発化などによって、おまいりの人も減ってきたように思う。ここは立石集落にある「神光寺」さん。

 

 それだし、手間の掛かるお寿司や赤飯、お餅などはぐんと減った。軽くて手頃なスナック菓子とかジュースとかが目立つようにもなってきた。

 

 ここでは毎年、「あまざけ」のお接待もある。

 

 この島には7つの集落があって、真言宗寺院が4ヶ寺、天台宗寺院が1ヶ寺ある。そうしたお寺にも石仏が安置されていて、島四国の札所になっている。ここは青木集落にある「長福寺」さん。

 

 ここは市井集落にある天台宗寺院の「玉瀧寺」さん。ちょうど、おつとめの最中だった。

 

 ここは茂浦集落にある「正福寺」さん。この腰の曲がったおばあさんを連れての「お大師まいり」になった。このおばあさんを港まで送り届けると、今度は10時10分の船で、叔父さんがやってきて、今度は叔父さんとお大師まいりだが、今度は運転手だけでお接待はいただかない。島の人間が二度も三度もおまいりするのもどうかと思って・・・。

 

 その途中で、車をよけようとしてハンドルを切った瞬間に側溝の中に左前輪を落としてしまって、おまけに側溝でタイヤを切り裂いてしまった・・・。で、叔父さんがタイヤ交換をやってくれた。叔父さんは自動車学校の教官をやっていた人。でも。退職して永くなると、なかなかにうまくいかない・・・。

 

 買い物カゴにいっぱいになるほどおせったいをいただいた。それに重さも重い。街から来た人たちは徒歩でリュックザックやら手提げブクロでは、この荷物は重たかっただろうと思う。ま、お弁当や休憩やらで少しずつ消費していたら、ずいぶんと軽くはなると思うが・・。

 

 でも、種類ごとに整理したら、こんなもの。お寿司が2パック、即席ラーメンが3個、あんパンが4個、赤飯が2パック、お餅が2パック・・・・。手作りせっけんとか、手作りたわし、手作りふくろうが珍しい・・・。そこで、今日のお昼はお寿司とゆで卵になった。

 

 今日の掲示板はこれ。「険しい」道ではつまずかないが 平らな道でつまずく」という、荒了寛さんの言葉から。危険な場所や困難な仕事には慎重に慎重に行動して、結局何もなく終わることがあったりするもの。逆に、『なんでこんなことで?』とか『そんなことも出来んのか』といわれる仕事なんかで、思わぬ失敗をしたりするもの。慢心や油断がそういうことを起こしてしまうのだろう。初心を忘れず、丁寧な仕事や行動を心掛けたいものである。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

キリキリと にじみ出てくる 山つつじ

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 さぬき市地方は前線を伴った低気圧の影響で雲が広がり、雨が断続的に降っていた。気温は12度から14度、湿度は97%から92%。風は1mから2mの北北東の風が少し。明日の22日は、気圧の谷の影響で雲が広がりやすいらしい。

 

 小雨が降る中で、生ゴミの処理、燃えるゴミの処理、空き缶・空き瓶を集積場へ運んで・・・。予定では12時45分のフェリーでの帰宅を考えていたが、「雨の降る日は天気が悪い」。散歩にも草刈りにもならず、8時35分のフェリーで帰ることにした。

 

 これは「暁光庵」という庵号額。私の法名の「釋暁光」を刻んだもの。無智という人の心の暗闇を切り裂く「暁の光」つまり、「仏の光」を意味している。

 

 お接待でいただいたあんパンやお寿司、赤飯・お餅などの生ものやお菓子類は山の家に持って帰っておく。今度、誰が、いつ、島の家に来るか分からないのだから、食べものを置いても仕方がない。

 

 この大きなフェリーボートに車の客はわたしだけ。私の軽の乗用車一台だけがぽつんと・・・。一般の乗客は二十人ほど。赤字航路だわな・・・。前のトラックはフェリー会社の荷物運搬用。だからナンバープレートがついていない。

 

 今回の広島帰宅の目的は、?家の周囲の草刈り ?トイレのロータンクの修理 ?洗濯機防水パンの設置 ?ケヤキの木の枝切り ?お大師まいりの案内 ?浄化槽点検の確認 ?広島コミュニセンター長への挨拶 ?イギリス士官レキ研究会について会長との意見交換・・・というようなこと。

 

 それらの全てが終わったので帰ることにした。

 

 依然として雨は断続的に降ったり止んだりを繰り返している。

 

 で、いつまでも「テンパー(テンポラリー)・タイヤ」を履いているわけにもいかないので、帰りに車屋さんに寄ってタイヤ交換をしてもらった。ついでにオイル交換も・・・。

 

 これで、一安心。でも、できるだけ車に乗るのを控えないと、お歳のせいか感覚が鈍くなったし、反応時間も遅くなった。つくづく、どんくさくなったなぁと思ったことだった。

 

 で、久々に、本当に久々におうどんを食べて帰ることにした。町内にある「まるたけ」さんというプチセルフのお店だ。

 

 で、久々に「わかめうどん」を食べてみた。このうどん、少し前には280円だったと思うが、今日は340円だった。ずいぶんとお高くなったもんだ。これも時代の流れかなぁと、考えるしかないのか。

 

 我が家に着いたのは12時少し前だった。奥方はいつもの介護サービスでお出かけ・・・。島の家に届いていたお手紙の宿題を片づけておかねば。香川県の浄化槽点検について、改善状況を報告せよとの通知である。早速に写真入りの報告書を作成した。もう一通は、船舶検査について・・・。「船が壊れたから検査は受けられない」と書くのもシャクだし・・・。廃船処理をしたほうがいいのか・・。どうしたもんだか・・。

 

 さしあたって、今週の予定は入っていない。

 

 今日の掲示板はこれ。「後悔とは、事を行った結果の失敗をいうのではない。事を行わなかったことをいうのだ。」という櫻井秀勲さんのことばから。櫻井秀勲(さくらい ひでのり)は、東京都墨田区出身の編集者・作家・評論家で、 東京外国語大学ロシア語学科を卒業後、文芸誌の編集者となり、色川武大や松本清張、三島由紀夫、川端康成など数々の文豪達と交流を深める。31歳の時に女性週刊誌『女性自身』(光文社)の編集長に抜擢され、最高部数147万部の新記録を達成するなど名編集長として手腕を発揮。1970年の労働争議を機に光文社を退社し、祥伝社の設立に参加。独立後は運命学や女性学、性科学、結婚論などをテーマに執筆するようになり、170冊を超える著書を発表している。また、「運命の「扉」は、叩かなければ開かない。」や「「思い入れの強さ」と「成功の確率」は比例する。」などの名言も残している。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

お念仏 出て来ずすくむ 芝桜

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 さぬき市地方は気圧の谷の影響で雲が広がるのだが、夜は高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。気温は12度から16度、湿度は90%から55%。風は0mから1mの北北東の風が少しだけ。明日の23日は、高気圧に覆われて晴れるらしい。

 

 さて、芝桜と言えば「カフェ・ジャルダン」だが、香川県東部の「東かがわ市」にも芝桜の名所ができたと、昨年のブログにはあった。☆こちら。「ここのご主人のことは全く知らないが、木を切り倒し、山を削り、こうして芝桜を植え、ログハウス風な建物まで自作している様子・・・。あきれるというか、感心するというか・・・。そこまでの情熱がすごいなぁと思った。」と、書いてあるのだが・・・。

 

 東かがわ市帰来+電柱で造った自作のログハウス風建物・・・・と聞くと、昔、同じ電話局にいた「森本君」を連想した。そこで、いろいろと調べてみると、やはり「森本さん」という人が、現役の頃から電柱(電話用の木の柱)で家を建てて、19年がかりでやっている・・・ということを聞いた。

 

 で、行ってみた。確かに、昔の同僚たちが集まっていたし、当の森本君が足をひねったとかと騒いでいた。で、部屋の中に入ってしまったので、私はそのまま、「芝桜富士」に向かうことにした。そこで、応援やらお見舞いやらに駆けつけたら、また、新しいドラマが始まるのだろうが・・・。

 

 マスコット・キャラクターの「クヌギちゃん」の竹筒に100円硬貨を「チャリーン」と入れて登山開始。

 

 これが、若い頃からコツコツと手作りで電柱を使って建てたという古民家風の立派なもの。窓のサッシや瓦も自分でやったんだろうか・・・。ステンドグラスまであったぞ。おまけにピザまで焼いて販売しているのだとか。

 

 ここはまだ入口部分・・。数年もしたら立派になると思う。

 

 ここが「五合目」でベンチまで造ってあって休憩できる。アイスクリームとかソフトクリームも販売しているのか、おばさんが食べていた。

 

 今日は、ここが一番きれいだなぁと思った。肝心の富士山は・・・と云うと・・・。

 

 今年は少し遅いのかなぁ。昨年の今頃は満開であったように思うのだが。で、山頂付近には白い芝桜が植えられたのだとか・・・。ここは元、栗林だったのだとか。それを切り倒して、耕して、芝桜を植えて、昨年から公開しているのだが、まだまだ、夢の途中なんだとか・・・。

 

 ここからは瀬戸内海も眺めることができるが、今日は少し曇っていて視界が悪い・・・。

 

 大手通信会社を定年退職して、こういう壮大な夢を追い求めているのか・・・。現役の頃から、そんな夢を抱いていたのだろうか・・・。担当職場が違ったから、あんまり話もしなかったけれど、立派な夢だなぁと思った。

 

 かと云って、「我が人生に悔いなし」なのだけれど。人はそれぞれの夢を生きるもの。でも、ちょっとばかり、うらやましいなぁとは思ったことだった。

 

 私には私の夢がある。それよか、少しばかり、お経の練習でもしておかねば・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「人を失った悲しみの深さは生前にその人から我が身に受けていた贈り物の重さであった」というもの。お友達のお寺の掲示板にあったことば。宮城?(みやぎしずか)先生の言葉である。先生は1931年(昭和6年)、京都市生まれ。 大谷大学文学部卒業。 大谷専修学院講師、教学研究所所長を歴任。真宗大谷派本福寺前住職。 九州大谷短期大学名誉教授。 2008年11月21日逝去。 法名 聞信院釋智雄 著書には 『地獄と極楽』、 『真の仏弟子』、 『真宗の本尊』、 『親鸞ー生涯とその教え』など多数。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


紫木蓮 出逢いと別れを 編み上げる

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 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れている。気温は8度から19度、湿度は82%から38%。風は3mから1mの北北東の風が柔らかく・・・。明日の24日は、引き続き高気圧に覆われて晴れる見込みだとか。

 

 天気がいい日はお布団干しの日。奥方の分もついでに干しておく。

 

 さて、私の師匠の「筑後先生」のお庭に藤の花が咲いたと聞いたので、早速に出掛けてみた。浄土真宗本願寺派の「徳勝寺」さん。パソコン通信の時代からのお師匠さん。私が僧侶になったのも筑後先生のおかげ。今の私があるのも先生のおかげ。だから、足を向けては寝ていない。

 

 これが、その藤の花。裏庭に藤棚があって、ようやく咲き出したところ。5月の連休ごろが見頃かも。

 

 それよか、保育園の裏にあった、この桜の花がみごとだと思った。なんというサクラなんだろうか、ふわふわとして「綿アメ」のようなほんわかとしている花びら。「醍醐桜」とは云わないのか・・・。

 

 山門前においでになる「松若丸」さまににご挨拶して「ごきげんよう・・・」。

 

 お次に向かったのが、高松市飯田町にある「岩田神社」。別にお参りに来た訳ではない。私は意外と不信心なのだ。自慢する訳ではないが・・・。

 

 ここは県下でも有名な藤の花の名所。さすがにここの花は見事だろうと・・・意気込んでやってきたのだが、

 

 今年はまだまだ・・・。この週末の26日から5月の連休までが「ふじまつり」らしいが、やっと花が咲いた・・・という程度。連休を過ぎないと見頃にはなりそうにない。

 

 このあたりが、ようやく咲いた・・・というところで、そのほかはまだ白くて蕾状態。

 

 間もなく大型連休だと云うているが、今年の連休には何の予定も入っていないし、何のご案内もない・・・。

 

 午後からは恒例の集落内周回の1時間コースの散歩。そうそう・・、ご近所のおじさんが「くどれるのが早い」んだそうだ。讃岐人65年なんだが、初めて聞いたことば。早速にググッてみたらば、「(体が)衰弱する・弱わる。「崩(くず)れる」のなまり。悪くなることを指している。」のだそうだ。「くどれる」ねぇ・・・・。

 

 3月中旬には車を運転していたんだが、今月にはもう、車の運転もできなくなったとか・・・。お年と云えばお年なんだけれど・・・。私も早かれ、遅かれそうなるのだろうけれど・・。「くどれる」か・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「野辺の花がひたむきに咲いているように、あなたもひたむきに生きなさい」と言う松原泰道さんのことばから。松原 泰道師は、日本の臨済宗の僧侶。東京都港区の龍源寺住職。 東京府生まれ。早稲田大学文学部卒。岐阜県の瑞龍寺で修行したのち、臨済宗妙心寺派教学部長を務める。1972年出版の「般若心経入門」は記録的ベストセラーとなり、第一次仏教書ブームのきっかけを作った。1989年仏教伝道文化賞受賞。若い頃には、泰道師の本をあれこれと読みふけったことがあった。あの頃は何にでもひたむきになれたなぁと思い出したことだった。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

一日が あっと云う間だ シャガの花

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 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れている。気温は8度から20度、湿度は82%から30%。風は3mから1mの北東の風が少しだけ。すっかりと初夏の日差しになってきた。明日の25日は、引き続き、高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。

 

 今日も天気がいいので、散歩に行こうか、ドライブに行こうかと思案したが、我が家の周辺の草刈りをすることにした。草丈は長くはないが、早めに刈り払っておくほうが後が楽かなぁと思ったことだった。

 

 この水路を挟んで左手が我が家、右はお隣さんちの田んぼ。この水路ははるばると「みろく自然公園内」にある「みろく奥池」まで通じている。旧の大川町の中央部を潤す農業用の水路。江戸時代後期に「軒原庄蔵」という人が開いたという歴史的な水路である。

 

 こんな感じに年に数度は草刈りをする。むろん、私がやる必要はないのだが、我が家の表が草ボウボウというのもだらしがない。ただ、我が家の側だけ刈ってもいいのだが、それではなんともむさ苦しいので、サービスでお隣さんちの草も「手とどき部分」のみ刈っておく。

 

 反対側はこういう感じ。このブロック塀の下は水路のもの。いわゆる「泥上げ場」溜まった泥や砂などを引き上げて盛り上げる部分。だから、我が家で草刈りをする義務も権利もないのだが、ここが草で盛り上がっていたら恥ずかしいやろ。当然、水路の左側部分は市道の法面(のりめん)。ここも我が家のモノではない。だからボランティアみたいなもんだ。

 

 それからが本番で、我が家の裏庭の芝生広場。ここもそんなに長くはないが、刈り払い機できれいに刈り揃えておく。草が乾燥したら、きれいに掃き掃除しておく。田舎はこれから草との戦いになる。

 

 昼からはおこたを片づけた。さすがにもう、コタツはいらないだろう。久々に掃除機をかけてカーペットもベランダで干しておいた。コタツ布団も干して片づけた。

 

 山はいつの間にか新緑の世界になっている。先月あたりまでは褐色の山だったのに、一気に若葉が吹き出してきたようだ。

 

 それとこれ、躑躅(つつじ)だ。何つつじ・・・と云うのかは知らないが「ツツジ」だ。久留米ツツジにも似ているが、詳しいことはわからない。とにかく、何にでも詳しくないのだ。それだし、「加齢」によるものか記憶力が衰えてきている。それこそ、オツムが「くどれる」のが早い・・・。

 

 これは・・「皐月(さつき)」と言われるもの。どこが、どう、違うんだろ。ま、色が違うのは仕方がないが、チューリップやパンジーだって、色が違っていて当たり前みたいなもの。で、お隣の「農林大臣」に聞いてみた。

 

 サツキもツツジの仲間で、「サツキツツジ」と云うのだそうだ。で、花の時期が春の4月から5月上旬に開花するのがツツジで、初夏の5月中旬から6月中旬に開花するのがサツキだそうだ。しかし、それだけでは納得できない。これを考えると眠られなくなりそうだ・・・。

 

 とにかく植物、とくにお花は交配やら品種改良やらで複雑怪奇。覚えても覚えても新種が出てくるからわからない。

 

 今日の掲示板はこれ。「この世にはいろんな山がある それぞれにそれぞれの頂きがある」というもの。人によって、それぞれの山のイメージがあり、山というと乗り越えなければならない試練にも感じるけれど、もう少し身近なものでイメージすると目標であったり、目的であったりするかも知れない。頂きはそれを乗り越えたとき、達成したときに感じるもので、そこから見えるものは、それまでの景色とは違うはず。これも「荒了寛」さんのことばから。

  

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

ふわふわと 夢見心地の 花水木

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 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れている。気温は10度から21度、湿度は86%から53%。風は3mから2mの北北東の風が少し。明日の26日は、引き続き、高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。

 

 初夏らしいハナミズキが満開状態。朝の間は、昨日の続きの草刈りをやっておく。うちの奥方のけいこばぁはバラの花が好きだもので、あちらこちらにバラの木を植えてある。バラには強烈なトゲがあって、これが服や帽子に引っかかる。一ヶ所にまとめて植えればいいのに、あちらこちらに裏から表から、東から西から・・・。

 

 昨日の芝生広場。草刈り機で芝を刈ったところを「ガンジキ:熊手」でかき集めて片づけた。バーベキューコンロ周りの芝生も刈った。

 

 田植えの準備用に県営ダムの放流が行われ始めた。朝は静かだったのに、9時からはゴウゴウと水音を立てて流れるようになった。これ幸いと、水中ポンプで野菜畑用の水をタンク一杯くみ上げておいた。

 

 このあたりでは、この連休中に田植えをするところが多い。で、8月中に収穫すると台風に遭わないということで、この週末あたりから水田に水を引き入れて準備をして、5月の連休に一気に田植えをしてしまう。サラリーマン主体の兼業農家がほとんどだから、連休は大忙しになる。

 

 時期になったら、律儀にこういうものも顔を見せる。みんな季節の移ろいを知っているのだ。

 

 そして早くもアヤメも顔を見せてくれている。毎年毎年、いずれがアヤメかカキツバタ。花菖蒲にアイリス・・・の区別がつかずに混乱する。で、ようやく調べて納得するが、一年も経てば、元の木阿弥。

 

 近年、あちらこちらで、おひなさんをまとめて展示する風潮にあるが、鯉のぼりも各家庭や村中、町中から集められた鯉のぼりをこのようにして展示するようになった。ということは、昔はこんなにたくさんの鯉のぼりを揚げていたってことだ。近年は団地サイズとかベランダサイズとか小さくなって、こんなに大きいものは滅多に見ない。

 

 香川県西部とか徳島あたりでは、こんな鯉のぼりもある。これだと「のぼり竿」が高くなくてもたくさんの鯉のぼりを揚げられる。

 

 今日は車に乗っているとエアコンが欲しいほどになった。すっかりと夏の気温になってきた。

 

 藤の花もそろそろと花を開き始めてきている。いよいよ来週からは5月。世の中は大型連休だとにぎやかなのだけれど・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「かけがえのない自分の人生を そのまま受け取れない自分がいる」と云うもの。二階堂行邦(にかいどう ゆきくに)さんのことばから。人はこの世に生まれた限りは、必ず死を迎える時が来る。誰一人として死を避けることはできないし、人生に代理人はあり得ない。しかし、私自身そうした人生の無常性を感じながらも、どこかで自分だけは特別であり、例外であると思っている。いつも死を日常から遠ざけて、生に執着し続けている。代わってもらうことができない人生であるにもかかわらず、欲求ばかりが先行し、自分自身をそのままを引き受けることができずにいる。まさに「わかったつもり」でいることの無明性から抜け出せない私がいるのである。私が「いつ死んでもよい」と覚悟をきめるものでもなく、思案をつけるのでもなく、かけがえのない人生にたいするまことの目覚めを持たない、あくまでそのような私のためにこそ思案をつけてくださった仏さまのお手回しにうなずき、ただおまかせしていくほかないと気づかされるのである。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

緋牡丹の 赤さに勇気を もらう朝

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 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は11度から21度、湿度は87%から57%。風は1mから3mの北北東の風が少し。明日の27日は、引き続き高気圧に覆われて晴れるのだけれど、気圧の谷の影響で夕方から次第に雲が広がる見込みとか。

 

 まるで絵のような山の新緑。実際にはもっと鮮やかで明るい感じだったのだけれど。

 

 今日も我が家周辺の草刈り真っ青。芝刈りの翁。さすがに今日は汗が流れた。だから早めにエンジンを止めた。気温的はそんなに暑くはないのだが、湿度が高いせいか、太陽の日差しが強くなったせいか、汗が流れて目に滲みて困ったほど。

 

 少しばかり休憩をしてから、草刈り用のオーバーオールのまんまで集落内周回の散歩に出た。愛用のデジイチを片手に提げて・・・。歩いても歩いても体重が落ちない。歩き方が悪いのか、そのくらいの散歩では足りないのか・・・。

 

 ま、痩せるのも太るのもありのまま、なすがままなのだけれど、少々、最近の体重の増加は気になるところ。石原裕次郎の「我が人生に悔いはない」なのだけれど・・・。

 

 テレビでは「大型連休開幕」とかと賑やかだけれど、どこかには行きたいものの、「混雑」とか「渋滞」とか「行列」は苦手。それだし、出掛けたら出掛けたで出費が気がかり。でも、そうは云うても、自宅に引き籠もりでは悲しいし・・・。思案・思案の今日このごろ。

 

 最近、うどんの話題がなくなったことに気づいているかも知れない。取り立てての理由もないのだけれど、「うどんを食べたいと思わなくなった」ということ、「うどん店へ行くのが面倒になった」という単純なこと。うどんが嫌いになった訳では決してない。「消費税も上がったことだしなぁ」という気分的なことがあるのかも知れない。今まで、たくさん食べてきたしなぁ・・・。

 

 別に聖人君子のように「小欲知足」を悟った訳でもないが、単に「横着道楽」になったのかも知れない。どこかで、オツムのヒューズが切れたのかもしれない。なにかの「やる気スイッチ」が切れたのかも知れない。そんなことを考えていた今日だった。

 

 山は春季爛漫。初夏到来。天気晴朗。藤棚満開。季節的には良い季節になったのだけれど。

 

 我が家の「さっちゃん花壇」のチューリップもいよいよ最後に近づいてきた。はなびらがはらり、はらりと落ちるようになった。季節は春から夏に向かって行くようだ。

 

  これは「牡丹:ぼたん」。これまた、毎年の話題になる「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」ということば。「芍薬」と「牡丹」の違いもまた、例年の話題になっている。「牡丹」は「木」で、「芍薬」は「草」で、根本的に違うものだが、はてさて、花を見たときには・・「???」と思うことしばしば。

 

 今日の掲示板はこれ。「人はみんな 明日のことはわからないから生きていられるのです」というもの。いつもの「荒了寛」さんの言葉から。明日のことはだれもわからない。明日、交通事故に遭うとわかったら生きてなんぞいられない。明日、振り込め詐欺に遭うとわかるとどうしようかと考えて眠れない。明日、病気になるとわかったら、おちおちテレビなんぞ見ていられない。明日がわからないからこそ、今日に感謝して「ありがたいなぁ」と生きてゆけるというもの。明日のことは明日で云い。今日は感謝のこころで終わりたいものである。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

藤の花 新学年の 夢を聞く

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 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れて夏の日差しになったが、気圧の谷の接近や湿った空気の影響で夜には雲が広がるらしい。気温は12度から23度、湿度は82%から49%。風は2mから6mの南東の風が強かったが、心地よい風になっている。明日の28日は、気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がり、昼前からは雨が降りやすい見込みとか。

 

 朝食を食べると屋島に向かった。孫たちを迎えに行き、途中で昼食の食材を買って帰り、山の旧宅に行ってみた。タケノコ探しとタラの芽探し。

 

 すると・・・。お墓の敷石が浮いている。実はタケノコの仕業。こんなものとかサルがかじったものなんぞを掘ってきた。ようやくに我が家でもタケノコが食べられるようになってきた・・・。

 

 で、はやて君やなぎちゃんはバーベキューの準備。今年初めての屋外バーベキュー。これまでは寒かったり雨が降ったりで室内ばかりでやってきた。

 

 すると、どこからかアマガエルが・・・。まだ、鳴き声は聞こえない。あまりの暖かさにやってきたものらしい。

 

 所用で出掛けていた娘も合流しての昼食会。

 

 昼食会と云うても、娘家族三人と我が家の二人の五人だから簡単なもの。

 

 お肉も食べるだけ焼いて食べて、また乗せて・・・。この頃になると気温も上昇してきて、ジリジリとするような太陽が・・・。汗を拭きながらの食事になった。

 

 お昼前にはおなかもいっぱいになってきて撤収・・・。娘家族は朝昼兼用だから、10時過ぎからのバーベキューになった。

 

 孫のなぎちゃんの活けたお花。みんなはNHKの「のど自慢」を見ながらお昼寝に突入。

 

 私となぎちゃんは、メダカの水槽の掃除や水の交換。その後の水中ポンプ周辺の掃除もやっておく。

 

 ダムの放流に伴って落ち葉なんぞがポンプの周辺に集まっている。これを片づけておかないとゴミがポンプに詰まってしまう。

 

 このように落ち葉を取り除いたり、小石や砂を掃除しておいた。

 

 今日は気温も高くなって、川の水もぬるんできて水遊びも気持ち良くなってきた。

 

 すっかりと夏の水遊びになってきた。

 

 今日の掲示板はこれ。「明日の人生はきっと何かあるものです。きょうの苦しみはきょうで終わり。明日の苦しさは明日の話」と云うもの。吉田潤喜 (全米にてヨシダソースで有名な日本人/ヨシダグループ会長兼CEO)の言葉である。苦しみを翌日に持ち越さない習慣をつけられると良いものだが。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

田植えする 機械の音だけ 響く頃

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 さぬき市地方は気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がっている。雨も幾らかは降ったようだった。これから夜にかけては雨が降る見込みらしい。気温は17度から20度とやや高めだけれどなんだか肌寒い1日になった。湿度は78%から90%。風は2mから6mの南南東の風が少し強かった。明日の29日は、四国の南岸を通過する前線の影響で雲が広がり、昼過ぎまで雨が降り、雷を伴う所があると云う。

 

 さて、今日は県立病院での予約診察日。それも「奥様同伴でおいで下さい」と云うのだからびくびくもの。奥様の了解が要る・・・ということは「リスクのある判断」が必要ということ。こころ穏やかではない。

 

 毎度おなじみの県立病院。香川県では県立病院事業として、中央病院、丸亀病院、白鳥病院を運営しているそうで、今は香川県内に三病院しかないのだと云う。

 

 予約時間は11時からなので、血液検査を考えて10時ごろにここに入ればいいのだが、奥方が落ち着かないようで、9時前に着いた。事情を話して早めに検査を進めてもらうようにお願いした。けいこばぁは、午後からお仕事が待っているもので・・・。

 

 前回の心臓エコー検査で、心臓内部に大きな血栓がないことが確認されたので、不整脈を治すために、「電機ショック療法を行いたい」というドクターの言葉。この電気ショックで電気信号を正しく発生させられたら不整脈は治るかも知れないと云う。だが、治らない場合もあるので、その時には薬で対処するしかないのだという。

 

 ただ・・、心臓内部に小さな血栓があった場合、それはエコー検査では見つかっていないので、それが万一、頭に飛んだら「脳梗塞」になる場合もあるとのこと・・・。今は全く自覚症状はないのだが、心電図では確かに「不整脈」があるのは若い30歳台のことから告げられている。さて、どうしたものだか・・・。電機ショック療法を受けるべきか、受けざるべきか・・・。

 

 あたりはさわやかな初夏の風情だが、今日の天候のようにどんよりとして、肌寒くて重い気分になったことだった。

 

 で、午後から郵便局へ用事があって出掛けようとしたら、車のエンジンがかからない。「カラカラカラカラ・・・」と云う軽い音がするばかり。仕方がないから自動車屋さんに電話したら、バッテリーの寿命だとか。バッテリー交換しておしまい。

 

 若い頃には「運転日誌」とか「仕業点検墓」とかと点検記録していたのだけれど、リタイア後は乗ったら乗ったきり。オイルも空気圧もバッテリーの状況なんぞ全く気にしていない。車が汚れようがへこもうがお構いなし。「車は動けばいい」みたいな横着なことだ。

 

 いよいよ5月が迫ってきた。大型連休には全く予定も興味もないが、5月の予定表を組んでみた。

 

 そろそろと、秋の島の文化祭「ふれ愛まつり」に展示する作品造りの構想でも考えなければいけない時期。いつもは「夏休みの自由研究」と題して島の歴史や民俗を調べて展示をしているのだけれど、今年は何も思いつかない。それだけ、おつむが老化してきたことかも知れないし、怠惰な暮らしに馴れきったせいかも知れない。

 

 それだし、明日は雨の「昭和の日」になりそう。じっくりと秋に向けての作戦を練ってみようか。明日は休日だけれど、けいこばぁはお泊まり勤務。永い1日になりそうな気がする。

 

今日の掲示板はこれ。「普通の人は普通に生きているのがいちばん幸せです しかし 何事もなく普通に生きていくのがいちばん難しい」という、荒了寛さんの言葉から。ありのまま」に受け入れることができれば「幸せ」で、人はそれがなかなかできないから「幸せ」に気づかない。つまり、いつでも「いま」を「ありのままに受け入れる「自分」がいれば「幸せ」だと、解釈できるのかも知れない。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

このままで 暮れて自然の ねぎ坊主 

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 さぬき市地方は低気圧や前線の影響で雨となり、激しく降っている所があったらしい。気温は12度から19度、湿度は92%から94%。降水量は1mmから3mm程度の弱雨。風は8mから12mの南東の風が吹き荒れていた。明日の30日は、気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がりやすいらしい。

  

 「雨が降る日は天気が悪い」ということで、出かけても行きたいところもないし、見たいものもないし、カメラを向けても写りが悪いし・・・ということで手持ちぶさたな一日。

 

 ということで、本日はブログ開設から3300日目。社宅に入ってすることもなくて、娘に勧められてブログを開設したのが、平成17年(2005)4月18日。それから実に9年と11日間、一日の休みもなく書き綴られてきたこのブログ。

 

 今日、4月29日で3300日を迎えたってことになる。実に飽きっぽい性格のこの私が、よくもまぁ、続けられてきたことだ。ホームページが少し早い4月15日に開設している。ともに、私の生存証明。

 

 今日は休日だというのに、奥方のけいこばぁはお泊まり勤務。今朝の8時前に出かけて行って、明日の朝に勤務は終わるが、それからはピアノのレッスンがあるので、戻って来るのは午後になる。そういうこともあって、明日のお昼までの食材や缶ビールの補充のための買い物に出かけた。

 

 ついでに「ヒメダカ」というめだかを20匹買った。一匹が21円。おまけに水草の「ホテイアオイ」も・・・。何匹かの越冬メダカが居るのだけれど、さみしそうにしているので、メダカの学校にも新入生を・・・ということで。

 

 島の家ができてからというもの、毎年、この「昭和の日」前後に田植えを片付けて、五月の連休は島の家でみんなで楽しく過ごすのが恒例となっていたが、平成16年の台風で田畑も作れなくなって農家をやめてしまった。今、思えばたいへんなことをしていたんだなぁと思い出して、なつかしくなったり、さみしくなったり・・・。

 

 今日も、あちらこちらと走ってみたが、やはり、田植えの準備が進んでいる。でも、今となっては、もう、田植えも稲刈りもできないなぁと思ってみたり・・・。最近の体力不足は着実に進んでいるもの。

 

 この今の集落でも、12軒の家があるのだが、農家でなかったのは2軒だけだったが、今年、田植えができるのは4軒だけ。高齢化によって農家も少なくなってしまった。そんぼ内の1軒が田植えの準備を始めていた。五月の連休には田植えらしい・・・。いよいよカエルの合唱が聞こえて来るのかも知れない。

 

 今日の掲示板はこれ。「他人とくらべるのやめると人生はぐっとらくになるよ」というもの。いつもの「荒了寛」さんの言葉から。私ら団塊の世代は「比べられっこ」で子供の頃から育ってきたが、それはいつの世でもそうなんだなぁと思うようになった。今はお仕事もやめて、自由気ままに暮らしているから、自分では誰かと「比べっこ」はしていないつもりだけれど、誰かからは「比べられっこ」しているのかもしれない。でも、その分、楽にはなったけれど、さみしくもなった。背比べの相手がいない・・・というのは、鬼のいない鬼ごっこみたいだなと思った。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


山吹は 歴史のひだを 開かせる

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 さぬき市地方は気圧の谷や湿った空気の影響で、晴れている時間帯もあったが、雲が広がりやすく、夕方からは雨の降る所があるらしい。気温は14度から18度、湿度は94%から68%とやや蒸し暑いことだった。風はおだやかで1mから2mの北東の風が少し。明日の5月1日は、高気圧に覆われて概ね晴れるらしいが、気圧の谷や湿った空気の影響で明け方にかけては雨の降る所がある見込みとか。

 

 朝方は湿度が高くて息苦しくて6時前に起きてしまった。仕方がないので、早めに「迷犬ごん」の散歩に行った。で、それに引き続いて、集落内周回の1時間コースの散歩に出掛けたが、どうにも息苦しくなって引き返してきた。こういう時には「利尿剤」と汗出しで肺の中の水分を出すことだなぁと草刈りをすることにした。

 

 オーバーオールに着替えて、刈り払い機で裏庭の草刈り。これらの植物は奥方の「けいこばぁ」が植えたもの。植えるのはいいが草刈りもやって欲しいもんだ。で、下手に切り飛ばしたら雷が落ちる。

 

 肺に溜まった水分が抜けたら、心臓を圧迫しなくなるので息苦しさが消える。消えるのはいいが、なぜ、肺に水が貯まるのか・・・。そもそも肺に水が貯まれば死んでしまいそうなもの。間違って水分が肺に入ったら思い切りむせて咽せて、咳やくしゃみやで吐き出してしまうもの。しかしのかかし、レントゲン写真で見れば、肺の下の方に水が貯まったように見える・・・。それが本当に水なのかどうかは知らないが。

 

 午後からは気分が良くなったから、徳島県美馬市脇町にある「脇町安楽寺」に寄ってみた。浄土真宗本願寺派・千葉山安楽寺の本堂。平成7年4月に落慶法要を行った・・・とある。

 

 ここの墓地奥に、第12世将棋名人・小野五平翁の碑がある。五平翁は天保2年(1831)木屋五平(宿屋)で生まれ成長した。泊まり客の指す将棋を見たのが病みつきとなり、三度の飯より将棋が好きになった。持って生まれた素質とその熱心さのため、7、8歳の頃すでに五平を負かす者はなかった。19歳(1850年 嘉永3年)の時江戸に出て将棋名人天野宗歩に弟子入りした。(安楽寺HPより)

 

 ついで向かったのがこちら。美馬市美馬町にある「千葉山安楽寺」こちらは先の「脇町安楽寺」に対して「美馬安楽寺」と云うらしい。どちらも住職さんは「千葉恒乗」さん。安楽寺を一般に「アカモン寺」と呼ぶほど、この山門は近郷近在の人々に親しまれ、寺のシンボルとなっている。朱塗りの重層門(二層・三層・・・の重層構造の門)で、県下五大門の一つに数えられている。2009(平成21)年より山門の改修工事が行われ、翌年3月、色鮮やかな「赤門」が完成している。

 

 別に御用とかはないのだけれど、「昨年の今頃は藤の花がきれいだったのになぁ・・」と云う、単純なことからだった。千葉山・妙音院「安楽寺」は「浄土真宗・本願寺派」に属していて、もとは真如寺(しんにょじ)と称した天台宗の四国総録〈統轄〉であった。鎌倉中期の1259(正元元)年、関東から関東の豪族であった千葉彦太郎常重が入寺し、浄土真宗 安楽寺と改め現在に至っていると云う。

 

 阿波の守護職 小笠原・細川・三好の各国主と姻戚関係を結び、庇護をうけて寺勢を拡張し、阿波・讃岐・淡路の各地に寺院を創立し、四国における最古、最有力の真宗寺院として栄えた。藩政時代にも、藩主の優遇のもとに繁栄を続け、江戸時代の末寺帳によれば、その中期には、阿波に21、讃岐に50、伊予に5、土佐に8、計84か寺の末寺があったという。(同寺HPより) 私の所属寺院の「海暁山勝覚寺」も、かつてはここの末寺であったらしい。

 

 これが、今日の「阿波安楽寺」の本堂。手前は「大玄関」で、正面に「能舞台」がある。この日は大玄関が開いていた。

 

 で、おそるおそる中を覗くと、中は・・・こうなっている。

 

 とてもじゃないが、こんな玄関では「たのもう・・」とか「ごめんください」とかと云う雰囲気にはなれない。「失礼しました・・・」と、本堂へ・・・。

 

 本堂脇にある「親鸞聖人像」。きりりとしていてたくましい聖人像である。

 

 そうそう、今日の目的の藤の花。今年はどことも藤の花が遅い・・・。昨年は20日前だったのだが、大きくきれいに開花していていたのだけれど。今年はようやくに開花した程度・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「過去が咲いている今 未来のつぼみで一杯な今」というややこしい言葉の並んだもの。安楽寺さんのおとなりの「林照寺」さんの門前にあった言葉から。日本の陶芸家である河井寛次郎の残した「過去が咲いている今、未来のつぼみで一杯な今」という言葉からである。今、目の前に咲いている花というのは、これまでに自分が努力してきた結果であり、現在努力していることがつぼみで、未来に咲くであろう花だと云うのである。過去の努力と現在の努力、そしてこれから先の努力の積み重ねが素晴らしい人生を作っていくということなのであろう。今あるつぼみが素晴らしい花を咲かせてくれるように、精一杯頑張ること、そして日々努力することを忘れてはならない。自分の未来にどんな花が咲いてくれるのかを楽しみにして、河井寛次郎の言葉をかみしめて毎日お念仏させていただきたいものである。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

藤棚に 声なき風が 二礼する

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 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れている。気温は14.6度から23.4度、湿度は80%から57%。風は1mから3mの東南東の風が心地よい。空も山も野原もすっかりと初夏だ。明日の2日も、高気圧に覆われて晴れる見込み。

 

 例年ならば、メーデーなんぞそっちのけで島の家へ急行したもの。とにかく、「5月のゴールデン・ウィークは島の家で過ごすもの!」と言うことになっていた。ところが今年は異変が起きて、誰も島の家に「行く」とか「行こう」とかと云う声がない。孫たちが大きくなって忙しくなると、島で遊ぶ余裕はなくなってしまった。そうなると・・・私一人が島の家に行ってもおもしろくもおかしくもない。

 

 ということで、町内にある「南川の大フジ」というのを見に行った。西手の山を越えたところにあった、「富田小学校南川分校」跡、今は「さぬき市南川自然の家」という野外活動施設の裏手の川の上に藤棚があって、いつもはうすむらさきの藤の花が見られたもの。ところが今年はまだまだ・・・・。

 

何年か前には、こうなっていたのだが。

 

 そこで、またしてもここにやってきた。高松市飯田町にある「岩田神社」である。かつては郷社であって、祭神は応神天皇・仲哀天皇・神功皇后。由緒は治承二年(1178)八月の創祀だと云う。

  

 この岩田神社では、4月26日から5月5日まで「ふじまつり」が行われている。

 

 これが、そのフジで、この藤棚は一本の幹から広がっていて、棚の高さ2m、幅10.8m、長さ24mにわたる。花房は、1mから2mにも垂れ下がってみごとなもの。今はまだ80Cmほど。古くから、これを慕って訪ねる人が絶えず、数多くの賛美の歌なども残されている。

 

 岩田神社のフジは樹齢800年超といわれ、1971年に県の自然記念物に指定されている。1本の幹から広がる枝は縦約24m、幅約11mに及び、雄大な姿から地元では「孔雀(くじゃく)藤」と呼ばれて親しまれている。

 https://www.youtube.com/watch?v=EcoM-w88TDs

 

 これが、その幹である。甘い花の香りに誘われて クマバチがの羽音が・・・。おばちゃんたちが怖がって大騒ぎをしていて、その羽音に一瞬身構えたが クマバチは人間に興味を示さず、フジの花の蜜集めに専念していた。ちなみにクマバチは  ミツバチ科の大型の蜂で、体長が大きく飛ぶ音も大きいが 性格はいたって温厚で攻撃性はないらしい。

 

 さて、今日から五月。カレンダーには「皐月:さつき」と書いてある。野山には「さつき」や「つつじ」が繚乱となる。新緑の季節とか薫風の季節とか云って快適な月だと云ってもいい。この月の内、からりと晴れた日を「さつき晴れ」と云って爽快な気分の代名詞になっている。

 

 五月になった・・・と言うことは、早くも一年の三分の一が終わった・・・ということになる。早速に家中のカレンダーを破って回った。

 

 今日の掲示板はこれ。「苦しくて当然 悪くてあたりまえと思っていれば どんな人生もなかなかいいものです」という荒了寛さんの言葉。楽しくて当然、日々の暮らしが良くてあたりまと思っているから,人生が苦しくなってくる。私たちが当たり前と思っている「目線:視線」が変われば、幸せの価値も変わるし、生き方も変わる。私たちの目線をどこに置くかで人生が変わる。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

藤棚に 永い老後を 満たされる

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 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。気温は13度から26.7度。湿度は84%から46%。風は東北東の風が1mほどで。昨日は栗林公園でハルゼミが初鳴きしたし、今日は高松市西ハゼ町でシオカラトンボが観測されたという。平年より12日早く、昨年よりも11日早いのだという。今日のさぬき路は雲一つない「五月晴れ」。明日の3日は、引き続き高気圧に覆われて、概ね晴れる見込みらしい。

 

 朝の1時間コースの散歩が終わったら、ふと、思いついてホームセンターへ出掛けてみた。水道工事用のシーリング・テープが少なくなったので補充をしておこうと思ったし、メダカ用の水草も補充したかったし・・・。

 

 そのついでに、ボールペンも補充しておこうと思ったので、ここに寄った。

 

 歯医者さんに寄った訳ではなくて、「ミツワ」という文具屋さん。最近はパソコンで字を書いたり、論文やレポートを書くモノだから、あんまり文房具は使わないのだが、書きやすいボールペンがあれば・・・ということで寄ってみた。

 

 で、今日、買ったボールペンがこれ。PILOTの「アクロボール」と云う「なめらかボールペン」だ。上の丸いモノは水道工事用のシール・テープ。

 

 で、次に行ったのが高松市西植田町にある藤尾八幡神社。藤尾八幡神社は,古くは山田郡(高松市の東部および庵治町)の親神として崇敬されていた神社で,今も西植田地域の鎮守として厚い信仰を受けている。

 

 社伝によれば,僧行基(668〜749)によって養老年中(717〜724)に創建された。保元2年(1157)には神内城主・神内右近政成が再建し,神鏡を奉納した。 神社には,鎌倉時代と室町時代の和鏡2面(ともに市指定有形文化財/現在高松市歴史資料館に寄託のうえ展示)が伝えられており,社伝と少しばかり相違があるものの,神社の歴史の古さを物語っている。

 

 この藤棚は10年ほど前に造られたように思うが、すっかりと枝を伸ばして、幹も太くなってきた。花の色は薄紫と白色があるが、ここの藤は色が濃いようで桃色に見えている。このあたりはよく咲いている部分。

 

 今年はどことも藤の花の咲きようが遅いように思う。ここも多くがまだ咲き始めたばかり。山にある自然の藤はどことも大きく成長しているのだけれど。

 

 これは神社の脇にあった山藤(野藤)。

 

 そそ、今日は暦の上では「八十八夜」。立春から数えて88日目の、5月1日〜3日頃を八十八夜と云う。「夏も近づく八十八夜〜♪」の歌にもあるように、春から夏に移る節目の日とされている。霜もなく安定した気候で、農作物の種まきに最良の時期である。

 

 八十八夜は、立春から数えて88日目を云う。"八十八"という字を組み合わせると「米」という字になることから、この日は農業に従事する人にとっては特別重要な日とされてきた。また、昔から「夏も近づく八十八夜」や「八十八夜の別れ霜」などと言われ、八十八夜は霜のなくなる安定した気候の訪れる時期とされ、春から夏へ移る境目の日として重要視されてきた。八十八夜からは新茶の摘み取りが行われるらしい。

 

 一方、お遍路さんが回る「四国八十八ヶ所霊場」の八十八にも定説はないが、「三十五仏名札懺文」などの35仏と「観薬王薬上二菩薩」などの53仏とを合わせたものといわれ、また、88の煩悩を表したものともいう。それに、大師が唐から持ち帰った釈迦の八大霊塔の土で、その11倍の寺を建てたとか、色々な諸説があるが、これという定説はないらしい。

 

 今日の掲示板はこれ。「よく解っている人は 難しいことを易しく話す」という「荒了寛」さんの言葉から。会社の会議でも、お坊さんのご法話でも感じることだけれど、簡単なことをことらさ難しい言い回しや難解なカタカナ語やたとえ話で説明する人がいるが、どうにもこうにもならない場合が多い。反面、管理職や勉強している先輩は、難しいことを短時間にさらりと云ってのけて、それで私らのこころを揺り動かせてくる。新しいことや難しいことを相手に理解して欲しい時は、とくに簡単に説明して、何度も確認して時間をかけて…大切なことほどやさしく話したいものである。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

これはこれ それはそれで済む 山つつじ

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 さぬき市地方は午前中は薄曇りだったが、やがて高気圧に覆われて晴れていた。気温は14度から26度、湿度は72%から36%。風は2mから6mで西北西の風が強かった。明日の4日は、高気圧に覆われて晴れるが、午後は気圧の谷の接近で次第に雲が広がってくる見込みなんだとか。

 

 朝からけいこばぁが、「植木の根っこをイノシシが掘っているのを埋め戻してよ〜」とか「お客様が来るんだから、玄関や芝生広場を掃除しておいてよ〜」と賑やかだった。風の日には「掃いても掃いても落ち葉は落ちる」のだ。それに朝から「山の衆」こと野ザルが大勢やってきている。

 

 我が家の迷犬「ごん」はおびえて車の下でじっとしている。散歩にも行こうとしない。「犬猿の仲」という意味をはき違えていないか?サルにおびえる犬なんていうのがそもそもおかしいだろ・・・。

 

 玄関周りから裏の芝生広場の落ち葉を片づけたら昼になった。あたりはすっかりと夏の装い。春だ、花見だと浮かれていたのは一瞬のできごと。あれだけ桜だ、五分咲きだ、満開だと賑やかだったのがまるで夢の出来事のよう。人生はそうやって過ぎ去ってしまうのか。

 

 お隣さんが、つつじのきれいなうちに写真に撮っておいて・・・と云うので写真に撮ったのは昨日のこと。それを今日になって印刷してみたら、どうにも写真が甘い。甘いと云うてもなめた訳ではない。なんかピントが合っておらず、写真がぼんやりしているように思って、午後から撮り直しに出掛けたら、今日には早くも半分ほどが散っていた。「華の命は短くて・・・」という言葉を思い出して思わず吹いた。

 

 最近のカメラは自動でピントを合わせてくれる筈。だからきれいに撮れている筈なんだけれど、どうにも写真が甘いように思う。近頃のカメラは持ち主の感性にもオート・ロックするんだろうか。

 

 夕方になって、娘家族四人がやってきたし、弟のたっくんもやってきた。今夜はまたまた宴会モードになる予感。これでは体重が減るようには思えない。

 

 ということで、今日のブログは短めにまとめておいて、夕食の準備のお手伝い。

 

 今日の掲示板はこれ。「見る気がなければ何も見えない 聞く気がなければ何も聞こえない」という、いつもの「荒了寛」さんの言葉から。小学校だか中学校だかで先生によく云われたことばである。ま、あの頃は遊ぶ算段ばかり、遊ぶ計画ばかりやったから、ねむたくなるような授業は全く「うわのそら」だったが、仏法もまた、見る気がなければ何も見えず、聞く気がなければ何も聞こえないものなぁと納得したことだった。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

シャリシャリと 新タマネギの 重誓偈

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 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は14度から26度、湿度は74%から48%。風は2mから4mの西北西の風が少し。明日の5日は気圧の谷の接近で雲が広がり、雨の降るところがあるらしい。

 

 神戸からのお客さんもやってきて、にぎやかな朝になった。朝食後、みんなは山の旧宅に出掛けた。

 

 草刈りをする者もあれば、タラの芽を摘む者もありぃの、母のさっちゃんのバイクを修理する者もあって、それぞれ、好きな時間を楽しんでいる。

 

 このバイク、母のさっちゃんの愛用のバイクだが、平成16年の台風の後から動かしていない。つまり、10年もそのまんまだから、どんなにしたって動かない。ガソリンもオイルも腐っているはず。さすがに男たちはあきらめて帰って行った。

 

 山はすっかりと夏の装い。暑くもなく寒くもない。

 

 タケノコを娘が掘ってきたりと自然を満喫。タラの芽もレジ袋にいっぱい・・・。

 

 これは「虹」なんだけれど、変にまっすぐ・・・。「この世の終わりではないのか・・」と大騒ぎ。「天地が逆転する予兆では・・」とわぁわぁ云うていたが、なんともなく1日は過ぎる。

 

 男たちは釣りに行ったり、残りは昼寝をしたりで休日を過ごす。

 

 私も朝から昼からビールをいただいてお昼寝をして時間を過ごす。

 

 今日の掲示板はこれ。「冬があり夏があり 昼と夜があり 晴れた日と雨の日があって 一つの花が咲くように 悲しみも苦しみもあって 私が私になってゆく」という星野富弘さんのことばから。星野富弘さんは、群馬県出身の詩人であり画家である。1970年に高崎市立倉賀野中学校に体育教師として着任したものの、2ヵ月後に体操部の指導中、宙返りの模範演技で失敗により頸髄損傷の重傷を負い、肩から下の機能が麻痺してしまった。9年間におよぶ入院生活の間に、口にくわえた筆で水彩画、ペン画を描き始め、後に詩を添えるようになり、退院後、故郷に帰って創作活動を続け、水彩画、ペン画に詩を添えた作品と随筆を織り交ぜた『花の詩画集』をはじめとした数々の著作を出版。全国各地やハワイ、ニューヨークなどで「花の詩画展」も開催している。1991年には東村に村立富弘美術館が開館し、中学校の国語、道徳の教科書に随筆が掲載されているという。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

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